行政との協働を考えるきっかけ事業 [2011年08月06日(Sat)]
先日、明石市市民提案型パイロット協働事業を受託した「うおずみん・ふるさと創生プロジェクト」の月1回の会議にオブザーバー参加させていただきました。
6月から3回目の参加です。 明石市市民提案型パイロット協働事業についてはこちらをご参照ください↓ http://www.city.akashi.hyogo.jp/community/community_shitsu/kyoudou.html この事業は平成22年度からスタートして、今年が2年目。 今のところ3年の事業として、進められています。 明石市がこの事業に対して、1,000万円という大きな予算をつけてこの事業を進めたことは素晴らしいことです。 市民と協働するまちづくりに向けて、画期的な事業だと思います。 この「パイロット協働事業」について、前回公開プレゼンを見た感想をブログで書きました。 その反響は思っているよりもすごく、様々なご意見をいただきました。 (こんなに反響のあったブログは初めて!?) 前回のブログはこちら↓ https://blog.canpan.info/toki/archive/188 どんな反響だったかというと、、、 「行政と協働する」事業だと思っていたけれど、役所に行って話をしても協力すらしてくれない。 「協働事業」であるはずなのに、「行政にお願い」している。 「協働とは何なのか?」をもう一度考えたい。 などなどのご意見をいただきました。 ありがとうございます。 この場を借りて、改めてお礼申し上げます。 この事業が22年度スタートする時点では、誰もが(おそらく行政もが)そんなに市民と行政と協働することを難しいことだとは思っていなかったのだと思います。 私もその一人です。 委託事業の受託者としての市民と、発注先としての行政がどう「協働」していくのか、何をもって「協働」というのかについては大変難しい問題です。 市民から提案した企画内容について、単に「協力する」ことだけを「協働」というのか。 どのような進め方をすれば行政と「協働」することができるのか。 私自身も改めて「協働」とは何なのかを考えています。 今回、「うおずみん・ふるさと創生プロジェクト」の会議の場でも、参加している30名弱の住民の方々みんなが、「行政と協働すること」を考えていらっしゃいました。 非常に難しい問題ですが、この事業によって、このように「市民と行政がどう協働していくのか」について、多くの市民が考える機会となったことは大変良かったと思います。 この事業の一番の大きな成果かもしれません。 今後も「市民と行政がどう協働していくのか」について、深く考えていきたいと思います。 |