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NPOの財務診断 [2011年01月31日(Mon)]
先日、NPOの財務診断講座に参加してきました。
NPOは利潤を追求することを目的とする法人ではないので、そもそも損益計算という概念がありません。
なので、損益計算書は作成せず、収支決算書を作成します。
収支決算書は、お金の入りと出、つまり収入と支出の差額を出すだけの計算書です。

そんなNPO法人ですが、以前からお伝えしている通り、会計基準が昨年の7月20日に完成しました。
その会計基準では、名称は活動計算書と呼びますが、損益計算書の考え方が導入されています。
少しずつ企業会計の概念を取り入れる必要が増えてきているのです。

そのような中、先日、NPO法人の財務診断について勉強しました。
前述したとおり、損益計算の概念そのものがあまりありませんでしたから、企業では当たり前の売上高利益率とか、資本金利益率などの概念も全くありません。
そもそも、NPOは資本金という概念そのものがありませんので。

しかし、やはり安定した運営をしていくためには、財務のマネジメントは必要です。
そのような観点から、今回の講座では、財務の基本となる事業別の収入構成比率や、事業費率等を算出し、利益率等の計算を行い、経営分析を行う指標について学びました。

NPOで活動する方々は、会計や財務を苦手とする方が多いです。(私もその一人・・・(苦笑))
けれども、今後のNPO業界の発展のためには、財務分析をしっかり行い、安定した経営を行っていくことが大切です。
そのためにも、市場原理の中での財務指標をNPOの場合として単純に置き換えるだけではなく、NPOの活動形態にあった新しい財務指標が今後必要なのではないかと感じます。
それくらいNPO業界も少しずつ発展してきたということでしょうか?
今後ますます求められる財務の知識を少しずつ増やしていかなければ・・・と感じる今日この頃です。
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