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これからの生き方をデザインする旅〜生きがいあるシニアライフを送るためのバスツアー〜 [2011年01月30日(Sun)]
シーズ加古川で今年度、大きく取り組んだことの一つに「キャリアデザイン」ということがあります。

自律したエンパワーメントを持った「ひとづくり」のためには、自分の生き方(=これからのキャリア)を自分でデザインできる力が必要ではないか?と思っているからです。
特に運営している若者しごと倶楽部サテライト播磨では、「キャリアデザイン」ということに力をおいて、その支援を行ってきました。

というのも、自分自身がどのような生き方をしたいのか、そのためにはどんなスキルが必要で、どんな風に自己研鑽していけばよいのか?ということを考えずに、「稼ぐ」ということだけのために仕事に就く方が多いです。
そうすると、自分自身を磨いているということの成果を感じられず、受け身で働かされているだけに感じてしまうので、仕事が面白くない、だから長続きせず、すぐに辞めてしまうのです。
今のモノが溢れた豊かな社会の中では、若者にとっては「稼ぐ」ということもそれほど重要ではないのかもしれません。

そこで、シーズ加古川では、自分自身をしっかりと振り返り、これからどんな生き方をしたいのか、そのためには、自分自身をどのように磨いていく必要があるのか?ということを考える「キャリアデザイン」がこれからますます重要になってくると考えています。

そのような中、つい先日(28日)、生きがいしごとサポートセンター播磨東の運営事業として、団塊・シニア世代向けのキャリアデザインを考えるバスツアーを開催しました。

人生80歳の時代です。
60歳で定年になっても、まだ人生のうちの4分の3を過ぎただけ。
残りの4分の1の人生をどのように過ごしていくのかを考える必要があります。
団塊・シニア世代が活き活きと生きがいややりがいを感じながら、元気に過ごし、しいては地域活動等の担い手となってくださることがこれからの社会にとっては大事ではないでしょうか?

そのような想いから、団塊・シニア世代がこれからのキャリアをどうデザインしていくのか?を考えるワークショップを交えたバスツアーを企画しました。

まず午前中は、「旅のしおり」を活用しながら、自分が大事にしている価値観、こだわり、好きなものを振り返ります。
そして、自分自身について振り返った上で、これからどんな人生を送りたいのかということを考えました。



その後、NPO法人エンカーレッジハウスのこのこ溝之口さんでお昼ご飯&お茶休憩をしながら、豊かで活き活きした人生を送っていらっしゃる先輩、高木施設長のお話をお聞きしました。
「色んなところにアンテナを張って、自分から動いていくと、色んなところからつながりが生まれ、自分が活き活きと活動していける場に出会うことができる。自分の枠にはまったままでは見つけることはできない。」そんな心構えについて熱く語っていただきました。



続いて、高齢者大学「いなみ野学園」を訪問。
以前のブログにも書いたことがありますが、私は高齢者大学の存在は大変重要だと思っています。
元気なシニア世代が地域活動の担い手として活動してくださるきっかけとして、高齢者大学へ入学したい考える人が増えれば…との想いから、今回のバスツアーの訪問先の一つに「いなみ野学園」を入れました。
学生さんが園内を案内して下さり、入学してから感じることなどを語ってくださいました。


3か所目は、ファミリーファーム。
定年後に農業をすることを生きがいややりがいに感じていらっしゃる方のお話を聞くことができました。
農業をすると体を動かすので、体力がつき、元気な方が多いとのこと。
80歳、90歳まで元気に農園作業をされている方もいらっしゃるようです。


今回の事業を通して、参加者の皆さんは、自分自身のこれからについてゆっくりと考える時間となったようでした。
シニア世代のキャリアデザインについて考えるワークショップ&バスツアーを初めての試みとして今回実施しましたが、これからの社会にとってますますシニア世代に向けてはこのようなキャリアデザインが重要になってくるのではないか?と改めて感じた1日でした。

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