「Kako-Style」の想い [2010年12月27日(Mon)]
12月25日に無事に発刊しました「Kako-Style」。
多くの市民の方々が関心を持ってくださって、たくさん買っていただくことができています。 今日も、とある書店さんから在庫が少ないので持ってきて、、、ということで、お持ちしたら、「飛ぶように売れるとはこの事ですわ〜」とのお言葉。 淡路島や作用、芦屋、小野、なんと名古屋からも送ってほしいとのご連絡をいただきました。 多くの方々に手にとっていただけていることを大変うれしく思っています。 皆様、ありがとうございますm( _ _ )m さて、そんな販売も好調の「Kako-Style」ですが、今日のブログはその発刊の想いを書こうと思います。 シーズ加古川の理念である「市民セクター」を確立させるということは、主体的に自分のまちは自分で創ろうと行動する「自律したエンパワーメントを持った市民」が一人でも多い社会を創るということです。 自分の手でまちを創っていく主体的な市民を増やしたい、そのためには「自分のまちが好き」と感じられる市民を増やさなければならないと考えています。 この「Kako-Style」は「ふるさと加古川を愛してもらいたい」そんな想いから生まれています。 「Kako-Style」の4年前に発刊した「新かこがわ事典」も、もともとはそのような想いからスタートしています。 ただ、「事典」スタイルだと、若い世代の方々からは敬遠されることが多く、どちらかというと高年齢の方々に読んでいただくことが多かったようです。 なので、この「新かこがわ事典」を公式テキストにした「かこがわ検定」の受講者の平均年齢も50歳後半とのこと。 もっと若い世代の方々にも「ふるさと加古川を愛してもらいたい」「加古川のまちを知ってもらいたい」との想いから、写真をたくさん使った雑誌スタイルで楽しく、読みやすいものにしようということにこだわりました。 一方で「かこがわ検定」の公式テキストとするために、内容は濃く、情報量の多さもこだわったので、完成したものは162ページとなりました。 結果としては、新かこがわ事典に掲載されていた内容も網羅していますので、情報量とすると新かこがわ事典以上です。 これが大きな一つのコンセプトです。 「Kako-Style」を読んでくださった方が、「加古川ってこんなまちやったんか〜」、「加古川ってええところやなぁ〜」と感じてくだされば幸いです。 そして、制作にかかるプロセスにおいても、多くの方々に参加してもらうこと。 これが大きなもう一つのコンセプトです。 「Kako-Style」にはたくさんの素敵な写真が使われています。 雑誌スタイルなので、写真が大事なのですが、この写真もほとんどすべて、実は素人の市民が撮った写真なのです。 デジカメで写真を撮ることを趣味として活動されている「写遊会」や「加古川風景写真クラブ」の皆様にご協力いただきました。 最初は、趣味で撮っている写真とは違うので、「難しいなぁ〜、そんなん撮れるかなぁ〜」とおっしゃられていましたが、いざ動き出すと皆さんのパワーはすごい!! いろいろと工夫されて撮ってこられたり、「こんな写真もあるけどどうや?」と持ってきてくださったり、、、 かこがわ検定上級合格者で作った「かこがわ人の会」のみなさんや、兵庫大学の学生さん、シーズ加古川のスタッフなど、総勢80名近くの市民の方が取材や写真撮影に関わってくださいました。 取材にご協力いただいた方々もたくさんの情報や写真、資料を出し惜しみせず、提供してくださいました。 「こんなんもあってなぁ〜」とか、「昔はこんなんやったんや」とか、、、 昔話に花を咲かせて、時には取材時間が何時間もかかることも。 事務局をさせていただいた私は、改めて市民のパワーのすごさを感じました。 本当にたくさんの市民の力と熱い想いで完成した1冊です☆ 「Kako-Style」を手にされた皆様、ぜひこんな想いを感じながら読んでいただけると幸いです。 それに、「こんなネタがあるよ〜」という情報をぜひぜひお寄せください。(Kako-Style最後のページにFAX用紙が付いてます) 「手にしたあなたも制作者☆」です! |