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公共施設の市民運営とはーNPO法人いなみ文化文化振興協会の活動を通してー [2010年12月14日(Tue)]
加古郡稲美町には、コスモホールというとても素敵なホールがあります。
そのホールやそこに隣接する施設全体のことを「いなみ文化の森」と呼ばれており、その「いなみ文化の森」が来年4月1日から指定管理者制度を導入した運営をされます。

<指定管理者制度とは>
それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体に包括的に代行させることができる制度。条例の定めによって議会の議決を経て決定されます。

今日は、その指定管理者に決定したNPO法人いなみ文化振興協会さんにお声がけいただき、関係者の方々100名くらいに向けて、「NPO法人とは何か、指定管理者制度とは何か」についての説明をさせていただきました。



いなみ文化振興協会さんは、この「いなみ文化の森」を拠点に活動を行う5団体
・稲美町文化連盟
・稲美町サークル連絡会(公民館サークル)
・コスモホール文化振興協会
・コスモホールオペレータークラブ
・コスモレディサークル
が集まって作られたNPO法人です。

様々な公共施設が現在指定管理制度を導入した運営に切り替えられています。
民間の営利企業が受託していることも多いのですが、このように普段施設を利用している団体が集まってNPO法人を作って運営しようとしておられる事例がこのいなみ文化振興協会さんです。
公共施設とは公の施設、つまり「公」とはみんなのモノという意味から考えると、住民みんなで運営するというのが本来の姿ではないかと思います。
今日、そんないなみ文化振興協会の皆さん100名くらいが「NPO法人とは一体何なのか、指定管理者制度とはどういうことなのか」を真剣に聴いておられる姿を見て、とても素晴らしいことだと感じました。
これから、みんなで使うこの公共施設はどんな風に変わるのか、どんな運営をしていこうとするのかについて、みんなが関心を持って、自分のこととして考えていこうとされています。

これだけ多くの方が関わって運営しようとされている指定管理者制度であれば、きっとうまくいくのではないかと思います。
4月1日からの「いなみ文化の森」が楽しみです!
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