2411自然観察おもしろ講座 紅葉の千駄堀を深く!!楽しもう [2024年11月30日(Sat)]
自然観察おもしろ講座
紅葉の千駄堀を深く!!楽しもう 永井 永久(つくば市) 日 時:2024年11月30日(土)10時〜12時、天気;ほぼ快晴・気温16℃ 場 所:21世紀の森と広場(松戸市) パークセンター〜みどりの里〜縄文の森〜つどいの広場 参加者:17名(大人14名・子ども3名) 講 師:渋谷子・鈴木護・永井永久 スタッフ:三嶋 参加指導員:鈴木と きれいに晴れた小春日和に恵まれた講習会となりました。親子連れのグループと大人のグループ2班に分かれ、パーク内を2時間たっぷり歩きながら実施しました。 パークセンター前で千駄堀の地形とその成り立ちと谷津について、千駄堀池と公園ができた経緯について、周辺の景色を観ながら詳しく紹介しました。 また、台地にある縄文の森の竪穴住居(松戸市・貝の花遺跡などを再現したもの)を巡り、竪穴住居の中で囲炉裏火を囲みながら、博物館の方から縄文時代のお話を伺いました。 みどりの里では、ガマズミの実やヒイラギの花、ムクロジの実などを観察し、季節の移ろいを感じました。そして、紅葉の隠れた名所つどいの広場では、美しく色づいたイロハモミジなどの紅葉を堪能し、紅葉の仕組みについて紹介したあとモミジの実験(葉にシールを貼りアントシアンの生成を抑制)を観察し、さらにモミジの種子を配布し、種子が一つずつ離れて風に舞い 遠くへ散布される様子を体感してもらいました。 帰り道は、小川の東側・生命の森の中の小道を歩き、広場から差し込む日差しに映える裏モミジを楽しみました。 子どもたちからはモミジの種の実験が楽しかった、大人からは、台地と谷津の話がとても興味深かった、紅葉が予想以上にきれいだった等の感想をいただきました。 一週間前の寒気と強風の影響で、落葉が進んだ樹木(カツラ、ユリノキ、トチノキなど)もありましたが、モミジやドウダンツツジなどの赤い紅葉、コブシやクヌギ、ツル植物の黄葉、ケヤキやコナラの褐色、紅葉しない樹木や常緑樹の緑など、それぞれの美しさとハーモニーを味わうことができ良い講習会となりました。 |