2410 水がつなぐ森と湧き水と池の生きもの [2024年10月12日(Sat)]
自然観察おもしろ講座「水がつなぐ森と湧き水と池の生きもの」
寺園直美(白井市) 日 時:2024年10月12日(土)9時半〜12時 天気:晴れ場 所:21世紀の森と広場、参加者:17名(内 子ども6名) 講 師:羽根(林担当)・寺園(水辺担当)、スタッフ:三嶋・渋谷 台地の林と低地の湧水、川、池と多様な自然環境がぎゅっと濃縮された松戸21世紀の森と広場で実施する10月のパーク講座は今年も「水がつなぐ環境と生きもの探し」を行いました。 水辺担当の寺園からはパークセンター近くの水路に仕掛けたモンドリワナで獲れた生きものについてご報告します。林の生きもの探しと全体のまとめについては担当の羽根さんの報告(「しおかぜ」掲載)を合わせて読んでいただければ幸いです。 当日は日差しの強さが酷暑の名残を思わせる快晴でスタート。朝の挨拶、諸注意を伝達して親子5組と大人11人は5班に分かれてもらい、まずはモンドリの仕組みについての説明をし、仕掛けるエサの悩ましい?臭いを参加者に実際にかいでもらいました。(ヌカやさなぎ粉が主成分の釣り餌)各班モンドリ、バケツ、金魚網セットを持って魚の隠れていそうな場所はどこかな?水路の真ん中、それとも端っこ?と考えながら水路左岸に班ごとに順番にかけてワナ掛けは完了。 台地の上の林で生きもの探しの後、1時間程で水路に戻り、モンドリワナの引き上げ。かかった生きものはスジエビ・モツゴ(クチボソ)、カダヤシ・アメリカザリガニの4種類でした。それぞれについて説明後、特に外来種の2種類についてはどうして日本にやってきたのか、何で困っているのかを参加者といっしょに話合い、家で飼っている野外で捕まえてきた生きものは死ぬまでお世話する、飼いきれなくなった時は近くの池や川に放さずに市役所関係部署やパークセンター等に相談する、を伝えて水辺編を終了しました。 |