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2407 夕涼み観察会 ホタル・コウモリ・星・・・ [2024年07月20日(Sat)]
第195回東葛研修観察会
河野 智恵美(流山市)

  日 時:2024年7月20日(土)17:00〜20:00、天気:晴れ
  場 所:大畔の森(流山市)
  参加者:大人14名、子ども6名、指導員13名、
  担当指導員:渋谷子、木村将、林真、河野、
  指導員:大川、大木、川瀬、草野、白井幸、鈴木護、三角、三嶋、長谷川

 今回の観察会は初めての試みで、「里山ボランティア流山」と共催で流山市大畔の森にて「ホタル・コウモリ・星」の観察会を行いました。 当日は夕方から雲行きが怪しく、天気予報サイトを何度も確認し、参加者の皆様には途中雷雨で中止の可能性がある旨をお伝えした上での開催となりました。16時に初石公民館に集合し、16:30より受付開始、来場した方から順にライトに赤いセロファンを貼っていただいてから着席を促しました。
17時から座学を開始。ホタル(河野)、コウモリ(渋谷)、星(林)の話をし、諸注意(木村)をよく聞いていただいた上で4班に分かれて大畔の森へ出発しました。「地形を感じながら歩いてみよう」と、高低差を感じながら大畔の森までの道のりを楽しみました。
大畔の森入り口ではニイニイゼミの声が聞こえ、サシバの鳴き声と上空を旋回する様子を見ることができました。セミの鳴き声はこれからヒグラシに変わっていくことを伝え、鳴き声にも注目してもらいました。
階段を下っていよいよ大畔の森の中へ。ここでは江戸川へ合流する湧水の説明と、埋め立てられた谷津や竹の説明、ガマの観察を行いました。羽化しようとしているセミが見られないか注意を払いながら(この日は見られず)奥へと進み、地元の小学生が植えた田んぼの説明と、サギソウの観察(綺麗な鳥の形に驚いていました)、カメムシ、ジャコウアゲハの幼虫を観察しました。夕食場所の広場では、たくさんのバッタを子どもたちが喜んで捕まえている様子もあり、お弁当を広げながら上空を飛来しているシオカラトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマを眺めました。ツバメは数羽飛んでいましたが、残念ながらコウモリは見られず、バット・ディテクターも出番なしとなってしまいました。
夕食後、丘の上でカラスウリの開花の様子を観察しているときに大きな月(満月1日前)が見られましたが、遠くに雷鳴が聞こえ、いよいよ雲行きが怪しくなってきてしまい、一番星探しもこの日は叶いませんでした。自宅から天気を確認してくださっていた長谷川さんからの情報で、20時頃に雨が降り出す予報とのことで、予定より少し早めにホタルの観察へ移動することに。まだ少し明るい時間帯ではありましたが、暗い場所に数匹光るホタルを確認。その後どんどん光の数が増え、下見の時よりは少なかったものの、参加者の方は喜んで観察している様子でした。
雨が降る前に早めに切り上げ、各班の感想を聞き取り 解散として、幸い参加者の方がおおたかの森駅に到着するまでは、雨に降られることなく終わることができました。参加者の皆さんの感想では、ホタルが見られて感動した様子や、流山にこんな自然があったことを初めて知った、また大畔の森を何度も訪れたいといったお声をいただきました。
       2407夕涼み観察会ホタル 写真報告.pdf

Posted by 三嶋秀san at 10:13 | この記事のURL | コメント(0)
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