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2023 1月 新年のご挨拶 [2023年01月01日(Sun)]
東葛しぜん観察会 代表 山口正明
 皆さま、新年明けましておめでとうございます。

 NHKの今年4月からの朝ドラは牧野富太郎がモデルです。昨年が牧野生誕160年。94歳で亡くなる直前まで膨大な植物標本を作成し、その数は40万枚とも50万枚とも言われ、命名植物は新種を含め2,500種以上とされます。まさに「日本植物学の父」。身近な命名植物としては、ワルナスビ、ノボロギク、ハキダメギク、イヌノフグリなど。「雑草という草は無い」とは牧野の言葉とされています。昭和天皇も言っておられましたね。
牧野は市川市国府台や清澄山をはじめ千葉県各地を頻繁に調査したようです。その影響で千葉県博物採集会が発足し、その後の千葉県生物学会や千葉県立中央博物館の設立にもつながったとみられます。千葉県とはとても縁が深かった方のようです。
昨年、当会は、牧野がよく訪れたという国府台をはじめ運河、西白井、船橋大神宮が雨天やコロナで中止になりました。しかし、それ以外の各地で、一般向け観察会8回、研修会2回、パーク関連のラリー1回・小学校支援3回・講座4回・他1回、その他講座1回などの充実した活動ができました。会員の皆様の精力的な参画の賜物で、コロナ禍以前の活動に戻ることができたと言えます。
一方、すでに前回の東葛通信でお知らせした通り、昨年12月の総会での話合いをベースに、今年の計画が概ね固まりました。NACS-Jの指導員講習会も東葛地区で秋に予定されており皆さまのご協力をお願いします。新型コロナウィルスについては、ここにきて感染者数がまた増え予断を許さない情勢ですが、慎重に柔軟に対応する前提で、会として活動を続けたいと思います。
 今年は、癸卯(みずのとう)で、「寒気が緩み萌芽をうながす(厳冬が去り春の兆しが訪れる)」年だそうです。その通りに今年が素晴らしい年になることを大いに期待します。
   最後にもう一度、牧野富太郎、(の歌)です。
   「わが姿たとえ翁と見ゆるとも心はいつも花の真盛」

       皆様、今年もよろしくお願いいたします!

       2301卯D71 (1)-s.jpg
       写真:根戸森でばったり出会ったニホンノウサギ 鈴木俊二さん撮影
Posted by 三嶋秀san at 07:40 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
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