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東葛しぜん観察会さんの画像
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東葛しぜん観察会は
(財)日本自然保護協会に登録された自然観察指導員及びそれを目指す人々の集まりで、東葛地区のメンバーが中心となって構成されている団体です。


トップページ左側の「プロフィールの写真」をクリックすると会の紹介が見られます。

事務局(連絡先):三嶋秀恒 松戸市小金きよしヶ丘 Tel/Fax 047-343-8041
2504 東葛通信4月号 [2025年04月24日(Thu)]
事務局より
今年のお花見は 2月に慶林寺のカワヅザクラを愛で、東漸寺のシダレザクラは 樹齢300年以上のエドヒガンですが 老木になってきました。毎朝 車でコートまで通る小金原のサクラ通り800mは3月の開花から 満開-散り際まで楽しみました。3月30日は小島さんの「桜を楽しもう!」講座でオオシマザクラの 旗弁も観察、4月の松虫寺に咲くヤエベニシダレザクラの満開 見頃を楽しみました。
〇検見川浜の生き物観察 勉強会:会員向け
 住宅地の隣にある身近な海で、触れる機会が少ない干潟の生き物を観察してみませんか。
 コアジサシの繁殖地でもありますので、そろそろコアジサシもやってくるかも?
  日 時:4月29日(火)10時〜12時
  集 合:稲毛ヨットハーバー10時集合、観察場所:検見川の浜
  持ち物:長靴・飲み物・昼食、観察道具:虫メガネ・双眼鏡・
      小さなバケツ・アミ・シャベル
  交通案内 地図など:東葛しぜん観察会HP:https://blog.canpan.info/tok-sizen/
  <連絡先>講師:田島 kamome2mako@jcom.zaq.ne.jp、080-6727-4887
〇5月観察会:5月10日(土)「手賀沼でお散歩しぜん観察会」
 5月初旬の手賀沼ふれあい緑道はタニウツギ・センダン、いろいろな草花が見頃です。
 新緑溢れる水辺のお散歩を楽しみましょう!
  集 合:北柏駅南口ロータリー 9時30分集合、解散場所:、柏ふるさと公園解散、
  場 所:手賀沼自然ふれあい緑道(柏ふるさと公園周辺)、雨天中止
  申込先:廣川 mhirokawa@shinmatsudo-zouen.com 070-4489-7003
  下見会:5月3日(土)9時30分 北柏駅南口ロータリーに集合
〇ワクワク自然「幼児・親子で楽しい自然あそび」
 草花あそびやわらべうたを中心に、未就学児の親子が遊ぶ講座です。
  日 時:5月24日(土)10〜12時、雨天順延 5月25日(日)
  場 所:21世紀の森と広場 みどりの里(松戸市)
  講 師:櫛田・長谷川、スタッフ:渋谷・三嶋
  対 象:未就学児の親子、定員:20名
  申込先:パークセンター 047-345-8900 受付開始4/16日 9時〜
〇東葛しぜん研修会(バス一泊):会員向け研修会
 「赤城山と谷川岳=2つの山の自然の違い」を観察日本海要素植物と太平洋側の対応種
 日 程:6月8日(日)〜9日(月)
   @赤城山覚満渕と小沼周辺、A谷川岳天神平と湯桧曽川周辺
 宿泊:猿ケ京温泉長生館 https://yumoto-chouseikan.jp/reservation.php
 集 合:松戸市民劇場前・出発予定:7:00、今年も楽しい研修観察会を計画しています。
 参加者:26名

  2505親子で楽しむ自然遊び チラシ 2405親子で楽しむ 写真報告
Posted by 三嶋秀san at 09:32 | 投稿 自然観察 | この記事のURL | コメント(0)
2504 検見川浜の生き物観察 勉強会 [2025年04月09日(Wed)]
検見川浜の生き物観察 勉強会

5〜6月の検見川の浜、いなげの浜での観察会に向けて、下見にこだわらない勉強会的な機会を設けたいと思います。住宅地の隣にある身近な海で、触れる機会が少ない干潟の生き物を観察してみませんか。コアジサシの繁殖地でもありますので、そろそろコアジサシもやってくるかも? ぜひご参加ください。
  日  時:4月29日(火)10時〜12時
  集  合:稲毛ヨットハーバー10時集合
  観察場所:検見川の浜
  持 ち 物:長靴、飲み物、(昼食)
  観察道具:あれば 虫メガネ・双眼鏡・小さなバケツ・網・シャベル)、
  <交通案内>
   バス利用の場合
    総武線 新検見川駅南口4番乗場「稲毛ヨットハーバー行き」9:45発→
    京葉線 検見川浜駅9:52発→稲毛ヨットハーバー10:03着
   車利用の場合
    徒歩数分に企業庁駐車場(無料)
    駐車場の場所は、伊藤さんに問合せ:michio.ito26@gmail.com
       <連絡先>田島:kamome2mako@jcom.zaq.ne.jp
       
       0429検見川浜の生き物観察.pdf
Posted by 三嶋秀san at 08:44 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
2503 桜を楽しもう! [2025年03月30日(Sun)]

自然観察おもしろ講座「桜を楽しもう!」
小島紀彦(我孫子市)
  日 時:2025年3月30日(日)9時30分〜12時
  場 所:21世紀の森と広場(松戸市)
  参加者:15名(松戸市の広報で募集)
  講 師:小島(主)、米澤(副)、スタッフ:渋谷・三嶋

 桜について座学と園内に咲いている桜を見て歩こうという内容の講座で、下見会を25日に行ったが、染井吉野がチラホラと咲く状態で、他の桜は花などが見えなくて、本番では花が見られないかと心配したが、その後に気温の上昇もあり、花が開き出し、色々な種類の花が見られた
座学ではサクラの基本的な話を主体に60枚ほどをスライドで見て貰う形式で行った。
途中で〇×の指示棒でクイズに答えるやり方をした。桜の説明も色々あるが、今回は基礎知識を深めれば花見が楽しくなる とのコンセプトにて話を進めた。特に11種の自生種は、その特長と自生地に咲いている写真を見て貰う。染井吉野については、誕生、命名、経歴、特徴などを説明した。スライドの最後には、日本三大桜として天然記念物になっている岐阜の根尾谷にある「淡墨桜」、山梨の「山高神代桜」、「三春の滝桜」の写真を見てもらった。
10分間の休憩の後にパークセンター入口前に集合、最初は建物のそばにある染井吉野の樹に行き、花を見た。染井の特徴の薄いピンクの花が纏まっている状態や萼片や小花柄に毛が一杯あるのを確認する。移動してみどりの里に入る、最初にスモモ、葉桜の河津桜を見る。その先に白い花のプルーンやベニバスモモ、赤い花のモモなどを目の前で見た。
小川を渡った所の3本はベニシダレと名札がついていたが、花は八重になっており、ヤエベニシダレの間違いと話をして、その先に二本ある樹に八重咲きのヤエベニシダレと一重咲きのベニシダレと正しい名札があり、目の前で違いを確認できた。
ここから大きな樹になっているヤマザクラ、カスミザクラを見た。残念ながらまだ花は咲いてなかった。その先にはオオシマザクラの若木があり、花と葉がでているのを確認する。最後の大きな樹のオオシマザクラは花が3〜4分咲きだったが、詳しく見れば、花びらが6〜7枚あったり、旗弁があったりと多弁化していて、オオシマザクラは花弁が増える性質があるのを見て貰った、また匂いがある事を説明した。
その後 場所を野草園に移動する。ここは風が吹き込まないのか早く花が咲いており、珍しいオオヤマザクラの赤い花が高い幹の上の方に数多く咲いていた。すぐ横にウワミズザクラがあったが、花は未だでブラシ状の花序の写真を見て貰っての説明、近くにイヌザクラもあり、ここにあるのを伝えた。最後は 薄紅色の花と赤い葉が揃って出ているヤマザクラを見て、風情のあるサクラですと説明して、今日の催しの終了とした。
参加者には桜のことが分かったとか、スライドの説明もよかったとか 嬉しい言葉を頂き、公園の方にもお褒めの言葉を貰い、嬉しく感じました。担当が4人にて 細かな打合せなどご協力を頂き、時間通りに講座を終われました。有意義な催しになったと有難く感謝いたします。
     染井吉野が ほぼ満開
     5158ソメイヨシノ.JPG

     2503桜を.楽しもう 写真報告.pdf  おもしろ講座 案内資料.pdf
Posted by 三嶋秀san at 10:38 | 観察会・研修会の記録 | この記事のURL | コメント(0)
2503 東葛通信 [2025年03月23日(Sun)]
事務局より
 東京のサクラ開花予報は3月22日で28日頃に満開のようです。3月30日に21世紀の森と広場で小島・米澤さんの「桜を楽しもう」講座開催で、オオシマザクラ・ヤマザクラ・カスミザクラ……などを知るとお花見は一段と楽しくなります。

〇3月 自然観察おもしろ講座:3月30日(日)「桜を楽しもう!」
  時 間:9時30分〜12s時、講師:小島・米澤
  最初の一時間は座学(スライドで桜の話)、11時から園内の桜を見て歩く
  場 所:21世紀の森と広場、募集人数:20人
  申込先:パークセンター 047-345-8900
〇4月観察会:4月6日(日)「松虫姫伝説の里で春を楽しむ」
  春のひと時 語り継がれた遠い昔の姫君に思いをはせ、野の花を愛でてみませんか?
松虫寺ではシダレザクラの花見も期待できます!
  集 合:北総線印旛日本医大駅 9時30分集合、解散場所:松虫姫公園、雨天中止
  場 所:松虫寺とその周辺の里山
  参加費(一般):大人300円、小中学生200円 定員:20人 事前申し込みが必要
  申込先:小川 047-482-3812、otayori4@pa3.so-net.ne.jp 3月15日から受付
  下見会:3月30日(日)9時30分集合
  持ち物:飲み物・帽子、歩き易い服装で 指導員は昼食持参
〇5月観察会:5月10日(土)「手賀沼でお散歩しぜん観察会」
  5月初旬の手賀沼ふれあい緑道はタニウツギやセンダン、いろいろな草花が見頃
です。新緑溢れる水辺のお散歩を楽しみましょう!
  集 合:北柏駅南口ロータリー 9時30分集合、解散場所:、柏ふるさと公園解散、
  場 所:手賀沼自然ふれあい緑道(柏ふるさと公園周辺)、雨天中止
  申込先:廣川 mhirokawa@shinmatsudo-zouen.com、
      070-4489-7003、4月20日から受付
  下見会:5月3日(土)9時30分 北柏駅南口ロータリーに集合
Posted by 三嶋秀san at 15:10 | 東葛通信 | この記事のURL | コメント(0)
2503 早春の“水と緑の回廊を愉しむ” [2025年03月09日(Sun)]
第200回 東葛しぜん観察会 早春の“水と緑の回廊を愉しむ”
長谷川依子(松戸市)

 日 時:3月9日(日) 9時30分〜12時  晴 12℃
 場 所:北国分駅〜堀之内緑地・堀之内貝塚公園〜小塚山緑地〜じゅん菜池公園 (市川市)
 一般参加者:28名(内、子ども1名)、 指導員:15名、担当指導員:勝股・相吉・長谷川

 夜中は雪だったが、明ければ快晴の観察会日和。 “楽しむ”は与えられたことに対して受動的に楽しく過ごすこと。今回は自分から積極的に楽しさを作り出す能動的な深い満足感や豊かな喜びの“愉しむ”を意識することとした。下総台地最西端に位置するこのコースは、早春の今、斜面林の雑木林を樹形・冬芽・小鳥&冬鳥を愉しみながら北国分駅から台地に深く入り込んだ谷津のじゅん菜池まで約3キロを歩くには最適だ。
 斜面林に入ると足元に落ちているゴマ粒大のコレは何?の問いかけから、イヌシデのタネ、親はどれ? ハリギリのトゲトゲ幼木をちゃんと見つけてくれた参加者に、それの親はどれでしょう? 樹皮の感触や温かさの違い、シラカシやコナラのドングリ種まき作戦を考えて頂く。コナラのドングリは木の?「実、タネ!」。では根や芽はどちらから出るでしょう? お尻と頭、其々の推理は半々に手が上がった。芽出しのコナラをみつけて答え合わせで納得。イヌザクラの冬芽〜真っ赤なモンローの爪をルーペで観察し、地元の参加者にその花の様子を説明して頂くと「とにかく地味な花」とのこと。皆さんに花を思い描いてもらう。その後 花の写真を見せると「桜という名だけれど桜ではないの?」「こんな桜見たことなかった」と・・・。いえいえ これもサクラです。樹皮の皮目を観察する。縄文後期〜晩期の堀之内貝塚はイボキサゴ等の貝殻が通路に露出している。「こんなにたくさんあると説明聞かないと家庭ゴミが捨てられているのかと思う」という方も。縄文時代へ想像は一気に時を超える。
 カワセミを観てシジュウカラの囀りをBGMにハンノキの雄花・雌花をルーペで観察しながらじゅん菜池を進むと、ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモがペアになったりピューピューと鳴き交わしたり争ったり。カワウは身体を沈めながら首だけを出して着衣水泳のように泳いだり水から上がって濡れた羽を乾かしたり・・・。Q「コガモは大人になってもコガモなの?」A「コガモは子鴨ではありません。コガモはカルガモにはなりません」とTさんが笑いを誘いながら適格な説明!カモは一種類かと思っていたとか、カモに色々な種類があって驚いたとか。カワウやカルガモが見られて よかったとの声もあった。
 樹上を観たり、樹皮を観たり、足元を観たり。樹形が色々あって楽しかったと小学3年の少年が静かに話してくれた。いつも散歩している道だが、この観察会をきっかけに見方が変わると思う、参加して良かった、との感想は嬉しいことだった。
参加者は全く初めてのものを見たり聞いたり考えたりすることより、自分が何となく気になっていたものに改めて自ら気付くことが愉しいのだろう。道中でのボソ・ブトカラスの会話では合点がいったようで手を叩いて喜ばれた。今回は第200回とのこと。気づいていなかったが、観察会は参加者が“愉しい”ことが一番・・・と改めて思った。
       5091堀之内貝塚の話し.JPG
       2503水と緑の回廊 写真報告.pdf
Posted by 三嶋秀san at 15:19 | 観察会・研修会の記録 | この記事のURL | コメント(0)
2506 赤城山と谷川岳 研修会 会員向け [2025年03月02日(Sun)]
6月 自然観察研修会(バス一泊):6月8日(日)〜9日(月)

赤城山と谷川岳=2つの山の自然の違い」を観察。赤城山では標高1,400m付近の覚満渕と小沼を巡り レンゲツツジやシロヤシオなどが見られる季節です。谷川岳では天神平と山麓を流れる湯桧曽川畔の道を歩きます。ナエバキスミレやブナ林の新緑が美しい頃です。
 宿 泊:猿ケ京温泉 長生館
 集 合:松戸駅7時30分、帰着:18時ごろ
 参加費:29,000円以内で計画を進めています。
 申込先:高橋 090-5126-9434、申込み期限3/1日-15日

       東葛しぜんバス一泊研修会.pdf
Posted by 三嶋秀san at 08:44 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
2503 桜を楽しもう! [2025年03月02日(Sun)]
3月 自然観察おもしろ講座:「桜を楽しもう!」
 松戸のサクラ開花予報:3/21日、30日は満開、いろいろなサクラを観て学ぶ講座
 最初の一時間は座学(スライドで桜の話)、11時から園内の桜を見て歩く
 開催日:3月30日(日)9時30分〜12時、講師:東葛しぜん観察会 小島・米澤
 場 所:21世紀の森と広場、募集人数:20人=空席があります
 申込先:パークセンター 047-345-8900

       桜を楽しもう!チラシ.pdf
Posted by 三嶋秀san at 08:29 | お知らせ | この記事のURL | コメント(0)
2502 長田谷津の不思議 [2025年02月09日(Sun)]
第199回 東葛しぜん観察会「長田谷津の不思議」
米澤理雄(船橋市)
  日 時:2025年2月9日(日)9:30〜12:00
  場 所:大町自然観察園(市川市)
  担当指導員:米澤(理)、藤田、渋谷、大川
  参加者:一般23名、指導員12名
今季最強の大寒波襲来とのことだったが、観察会の当日は、冷えてはいたが風も少なく天気は良かったので、観察会には支障がないようだ。今回のサイトは「長田谷津」。市川市大町で1960年頃、休耕田になっていた谷津です。生物の多様性に富む谷津は 市内の多くの谷津が都市化の波で潰されていく中、市民から「この自然を残したい」という声が上がり、1974年に「大町自然公園」として長田谷津が残されました。谷津は標高25mの下総台地とは標高差は13mあり、東西2km、幅70〜80mあります。斜面林を形成する下総台地には、広大な市川市名産のナシ園が広がり、雨からの豊富な湧水を作り、湿地の中に多様な環境を作り出し、それぞれの環境が生物を生み育てています。水温は年を通じて12〜15℃でオニヤンマやヘイケホタルなどが生育しています。3班に分かれて谷津に入り、観察会がスタートしました。大町門の所にある湧水は12℃の水が流れ、以前は一面を占めていたトクサは50年前の水田みたいな環境に戻そうという考えから、ほとんど刈られ、一部が少し残されています。
オオハナワラビ、ミズバショウを観て、参の四阿に到着。ここで、脇にあるコブシについてワンポイントレッスンを実施します。担当は新入会員の大川さん、指導員としてデビューです。コブシの花芽、葉芽(物は近くの森からもらったもので 公園のものではありません)を切り、中の花や葉の様子を観察、ニオイ嗅いで鼻の生薬としての説明、日本名の辛夷に辛があるのは齧ってみて辛かったので、なるほどと思ったこと などを説明。3班ともに同じ説明をしました。後の振り返りでは、コブシについてよく理解できたと「すごく好評」でした。ワンポイントレッスンは初めての試みでしたが、新人の指導員の活躍場所ができて良かったと思います。
アカガシ、ハンノキ、クマノミズキ、アオハダ、などを観察して、壱の四阿付近で、谷津の中にある水溜まり、水田にニホンアカガエルの卵塊が3個あることを発見しました。
卵塊は絶滅危惧種ニホンアカガエルの保護のために水を張ったままの水田や湧水を引き入れ池みたいな水溜まりにありました。ニホンアカガエルがなぜこんな寒い冬眠最中に、一時起き出して産卵し、産卵後また冬眠に入るのか考えてもらいました。天敵の少ない時期に産卵し、早く成長させ、種を保存する事を皆さんはよく知っていました。最終地点の観賞植物園に来て、良い香りの蝋梅(ソシンロウバイ)を観察しました。皆さん熱心に観察され、香りを嗅いでいました。観賞植物園の温室に入り、熱帯、亜熱帯の植物を観察して終了しました。
@散策路で一列にて歩かないといけないので、声が聞き取りにくかった。Aコブシのツボミがたくさんあり、花が咲く時に、また来たい。他の植物も四季を通して観てみたい。B色々な説明を聞いて、自然は偉大だと思った。などの感想がありました。

          4893北の湧水s-.jpg
          寒い冬でも湧水の温度は12℃くらいで温かい!
  4900コブシの解説s-.jpg
  四阿の脇にあるコブシの花芽・葉芽のコートを剥いで中の構造・展開を観察


Posted by 三嶋秀san at 07:48 | 観察会・研修会の記録 | この記事のURL | コメント(0)
2025年1月2号 東葛通信 [2025年01月27日(Mon)]
事務局より
事務局:三嶋 秀恒

新年3ヶ日には お雑煮をいただき、七草粥も食べて、里やま活動の初日に門松を片付け、好天が続く日々で、大寒になっても春3月の陽気、1ヵ月が アッ という間に過ぎます。19日には「冬バージョンの手賀沼の鳥」研修会は風は微風の観察日和で36種の鳥のお話を聞きながらの楽しい一日でした。年間の活動計画や6月のバス一泊の研修会計画を検討しながら、今年の活動開始です。
朝のテニスをやっていたら 右足の捻挫で歩行困難、2週間は静かにと医者に言われて、やはり加齢による傷害ですね。
2025は「乙巳」の年、あなたはどんな年にしますか?

〇2月観察会:2月9日(日)「大町自然観察園・長田谷津の不思議」
長田谷津は市川の原風景です。約50 年も景観と生物が保全できたのはナゼ、そしてこれからは? 昔の水田風景に戻すには?そんな事も考えながら冬の自然を楽しみましょう。
 集 合:北総線大町駅に9 時30 分、指導員は9 時
 参加費(一般):一人300 円(200 円/小学生)、定員:30 名、事前申込必要
 申込先:米澤理雄 080-6402-0555、rio.yone@gmail.com
 下見会:2月2日(日)9時30分〜12 時30分(雨天時は2月3日(月)
 持ち物:弁当、双眼鏡、虫メガネ、観察用具等、防寒対策でお出かけください

〇3月観察会:3月9日(日)「早春の“水と緑の回廊“を愉しむ」
北国分駅からじゅん菜池まで、縄文貝塚や雑木自然林が広がる市川の“水と緑の回廊”を歩く観察会です。樹形と芽吹き、鳥のさえずりや梅の香に心わくわくの一日を楽しみましょう。
 集 合:北総線北国分駅 9時15分 指導員は9時
 参加費(一般):大人300円、小中学生200円 定員:30人 事前申し込み必要
  申込先:勝股政雄 090-1615-1371(申込み開始2月16日から)
 下見会:3月1日(土)9時30分〜12時(雨天時は3月2日(日))
 持ち物:弁当、双眼鏡、虫メガネ、観察用具等

〇2024年度 千葉県自然観察指導員協議会 総会(詳細はしおかぜ1 月号に掲載)
 日 時:2025年2月11日(火・祝)13時〜16時30分頃
 場 所:千葉市生涯学習センター 大研修室
 ☆特別講演会「身近な自然から生物多様性を考える」講師:尾崎煙雄氏 13時から
  オプション観察会:中央博物館前に9時45分集合
  懇親会:千葉公園内 カフェハーモニーで16時30分から、是非参加ください。
Posted by 三嶋秀san at 14:04 | 東葛通信 | この記事のURL | コメント(0)
2501 手賀沼の鳥(冬バージョン) [2025年01月19日(Sun)]
手賀沼の鳥(冬バージョン)
川瀬美幸(柏市)

  日 時:2025年1月19日 9:00〜12:00  天気:晴れ
  場 所:手賀沼親水広場、水の館集合〜手賀沼遊歩道〜水生植物園周辺
  講 師:柴田佳秀氏
  参加者:指導員計14名、一般1名
観察会当日は朝の気温がマイナス2℃まで冷え込み、天気は午後から下り坂との予報。しかし午前中は太陽の出る時間もあり風も穏やかで鳥見日和となった。
スタートは水の館の出入り口付近。さっそく外壁の高いところから聞こえてくるチュンチュンという鳴き声に参加者の皆さんが気付き、スズメの観察からスタート。
 「都市鳥研究会」の幹事でもあり、身近な環境で人と暮らす鳥を長く観察している柴田講師からは、スズメが鳴き方の使い分けをしていること、人家の軒先などに巣を作るイメージがあるスズメが、最近では電柱のトランス下の隙間に巣を作る、などの解説を聞いた。都市化に伴って鳥たちも環境に適応し、暮らし方を変化させて生きていることを聞き、鳥の凄さや逞しさを感じた。
日頃、自然観察会などで鳥のことをお伝えする機会も多い参加者からは、ここぞとばかりの質問が飛び交い柴田講師は解説や質問に答えながらなかなか歩き出せず、という場面もしばしばだった。
手賀沼の水面に張り出すデッキから双眼鏡やフィールドスコープを使い鳥を観察した。さすがに皆さん日頃から鳥観察には慣れているので、次々に発見し柴田講師に伝えてその都度解説を聞いていた。
しかし、以前に比べ手賀沼では水鳥の種類や数が減少していると感じる。この日も集団のトモエガモを遠くに確認したり、水辺で草を食む数羽のオオバンを確認したが、私が若いころはもっとたくさんの鳥が水面に浮かんでいたイメージがある。流域下水道の整備や、利根川の河川水を手賀沼に浄化水として引き入れた北千葉導水事業に伴いCOD値(水の汚れを示す指標)がかなり下がった手賀沼だが、水質が改善したことにより藻類やプランクトンなどが減少しハシビロガモなどが激減したことも話題にあがった。
そのあと、水生植物園周辺まで歩きモズがはやにえを食べる様子や待望のツグミ(今シーズン初!)、手賀沼水面に突き出た木杭にとまるミサゴなどを皆さんと観察することができた。
柴田講師は種類や名前だけの解説だけではなく、何を食べているか、どんな行動をしているか、など鳥たちの生態の面からのお話しが盛りだくさんだった。「へー!」と皆さん驚く場面も多く、次回からの自然観察会のネタにも使えそうな話題がたっぷりの研修会でした。
確認した鳥(36種)
カルガモ、コガモ、マガモ、トモエガモ、キジ、キジバト、ドバト、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、セグロカモメ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、トビ、ミサゴ、カワセミ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、
アオジ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、コブハクチョウ


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   鳥の話し02s-.jpg
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Posted by 三嶋秀san at 14:20 | 投稿 自然観察 | この記事のURL | コメント(0)
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