前回のブログから10日経ってしまいましたが、
1月22日(金)京都国際会館に於いて、
全国100km徒歩の旅推進協議会
2010年度定時総会及び2010キックオフ宣言
が開催されました。
ここからは、高松副委員長の報告書を引用し、報告させていただきます。
総会では、2009年度事業報告および決算報告、
2010年度事業計画および予算について審議され、
全会一致で承認されました。
続くキックオフ宣言では、堀内実行委員長による開会宣言後、
つくし路の救護アドバイザーの吉塚様による
「スポーツインストラクターから見た100kmの危機管理」
についてご講演いただきました。
内容は4つのテーマで考えられています。
1つ目は、スポーツマネジメントで使われている
「守、破、離」の原則。
開催1年目では、指示されたことを確実に実行する。
2〜3年目では、部下に任せる。
4年目以降では、流儀の継承・地域の特徴を盛り込む。
その中で大切なことは、コンセプトすなわち
「綱領」・「心得」であることを忘れてはいけません。
2つ目は、適切な数量です。
ボランティアが少ないのに主催者の「やる気」だけで、
多くの子どもを受け入れるような事はしない。
3つ目は、入口管理を確実に行うということです。
子ども達の受入時の健康・集団生活の適応と、
事前準備。(心構え・体力増進・治療・環境対応など)
4つ目は、全員で情報共有を行うことです。
聞いていませんではすまされないということです。
更に、梶原会長の講演ではでは、学生ボランティアについて
・・・というよりも、現在の学生の就職活動に照らし合わせながら
「100kmという事業でどのように社会に必要とされる人材に成長してもらうか」
を講演いただきました。
その中で、社会に求められる「社会人の基礎力」として、
「主体性」・「実効性」・「柔軟性」・「ストレスコントロール」などがあり、
100kmこそ このストレスコントロールを最大限磨ける格好の場です。
そして企業(人事担当者)が求める新入社員の必要用件は、
「話し方」・「習慣」・「たちふるまい」・「身なり」・「内面」などがあり、
もし学生が「綱領」を胸にきざみ毎日を充実させていたなら、
その学生はどこにいっても必要とされる人間でいられるということです。
幸い100kmの実行委員会には、多くの経営者も参加しています。
学生の就職活動に置き換えた「はが路」をレクチャーしていくことも、
第8回では積極的に行っていきたいと考えます。
その後もパネルディスカッションでさまざまな意見がかわされました。
最後に梶原会長から、開催承諾書が各地開催代表者に手渡され、
2010年の100km徒歩の旅が始動しました。
わがはが路は 今年8回目を迎えますが、
他の25箇所の開催地と共に、無事のゴール、
子ども達・学生・われわれ社会人が成長できますことを願い
京都会議の報告とさせていただきます。
以上、年当初…2月ですが、気を引き締めて
ことしも頑張りましょうねっ