慌ただしい給食時間。大人数の3年生の子どもたちは,時間内に準備を終わらせようと,協力してとてもがんばってくれています。時にはばたばたしてしまうことも。教師のほうもついつい,そういうときはゆとりある心をなくしがちです。
ある日,給食の準備をしていたら,3年生の女の子がじいっと教師をみていました。そして,やってきて,いきなり教師を指さしました。
子ども「先生・・・・。」
教師「どうしたの。」
子ども「これ,先生に似ていますね。」(エプロンのマークを指さして)
教師「どれ?あっ。これ?」
子ども・教師「あははは。」「ふふふふ。そうかなあ。」
よく見ているなあ。エプロンのマークと教師の顔を比べるなんて。ついつい時間に追われていた心がほぐれ,ほっこりした瞬間でした。