2011年10月30日
署名提出・会合の報告
山根副大臣とCL-Net代表団
2011年5月5日から7月31日の間にCL-NET主催で児童労働反対の署名運動が行われみなさまからご協力を頂いた、「世界から児童労働をなくそう!署名」は、最終的に21万2346筆集まりました。 先日、そのひとつひとつを厚生労働省、文部科学省、外務省の3省へ提出いたしました。
厚生労働省での報告は、先日おこないましたが、外務省・文部科学省の報告は
CL-NETのホームページでの公開をしてからということで、先日公開されたので
外務省に提出した際の報告をします。
FTCJのこども代表委員として2011年10月5日(水)山根副大臣に「世界から児童労働をなくそう!署名」を提出しました。
山根副大臣は、「震災後アフリカ諸国から支援やメッセージが届き、世界の連帯を実感できた」と賛同して下さり、「ODAの予算は減少しているが、日本としてできることをやっていきたい」とおっしゃいました。
今年の署名提出の中では、一番長く意見交換をすることができ
筆者以外のFTCJメンバーも自分の思いを十分に伝えることができました。
筆者は、今年3回目の署名提出ということで話す話題のネタがだんだんとなくなってききたもので考えるのが大変だったのですが、ちょうど署名提出を行った週がノーベルウィークであったことからノーベル平和賞から関連ずけてお話をさせていただきました。
「ノーベル平和賞を受賞した方々の活動は、女性であったり奴隷解放であったりするが、それもこどもを中心・対象として活動したことで受賞した人はいない。
それは、世界でもこどもに対しての支援活動が今だ広まっていないということを
表しているのではないか」「国内でも今だ児童買春などの問題が残っているので先進国の一つとしても早期に解決してほしい」
「世界のこどもの意見を聴きながら政策を練ってほしい」というような話をさせていただきました。こどもは大人になり、大人は年をとり年寄りになってきますが、大人も年寄りもこどもに戻ることはありません。なのでこどものことを考えるということは非常に難しいことです。
こどもの福祉の充実・児童労働の撤廃にはこどもが立ち上がっていくことこそが大事だと筆者は考えています。
意見交換の様子