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【ソーシャル系学生サークル紹介】vol.3 FnnnPJr.(宇都宮大学) [2012年09月10日(Mon)]
"避難者のニーズの解消" / FnnnPJr.
FnnnP(福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト)は福島第一原子力発電所の事故後の放射能汚染等で避難をされている乳幼児および妊産婦の生活への不安を解消すべく、乳幼児や妊産婦のニーズに対応することを目的に事故後、宇都宮大学の女性教授を中心に結成されました。放射能の影響をうけやすい乳幼児や妊産婦の不安を取り除くことと、見知らぬ栃木県での生活の不安を取り除くため、ニーズの聞き取りを行い、避難者への情報提供や避難者同士の交流会の開催などを栃木拠点として行っています。
そして、FnnnPの学生ボランティア団体として宇都宮大学の学生によって「FnnnP Jr.」が結成されました。今回はそのFnnnPJr.の代表を務める田中えりさん(宇都宮大学3年)にお話を伺いました。

FnnnPJr_01.jpg


"ママ茶会"
運営母体であるFnnnPが避難者のニーズを把握するためのブログやアンケートを実施すると、そこから慣れない土地での暮らしによる不安から、地元の人と会いたいという声も多く上がりました。
アンケートより明らかになった避難者のニーズに対して、FnnnP jr.は、知り合いのいない栃木での生活のストレスの軽減のため、昨年6月から今までに、4回ほど「ママ茶会」を実施しました。
避難者にとって慣れない栃木県での暮らしは、病院や美容室・子供の遊び場などの生活環境の情報に乏しい。ママ茶会では避難者同士の交流や情報交換はもちろん避難者への情報の提供などを行い、避難者の不安の解消に努めています。
学生ボランティアだからこそ、参加者がかしこまることなく、自然に胸の内を語ることができています。しかし、プライベートのことだから、話を聞くときは相槌の一つ一つにまで気を使います。避難者とのふれあいを通して不安を解消していこうとするのがFnnnPJr.です。

"原発事故の当事者として"
FnnnPJr.の代表を務める田中さんがFnnnPJr.と関わるきっかけとなったのが、FnnnPの活動報告会でした。
自身も浪江町の出身で、実家が警戒区域にあり、家族が宇都宮市に避難していることもあり、日頃から”何かしたい”と感じていました。自分自身が原発事故避難の当事者でもあり、原発避難者の問題への意識はほかの人よりも高く、FnnnPの報告会に誰よりも刺激を受けたのかもしれない。
原発事故の発生当時は政府や東電の対応に憤りも感じました。そんな当事者の彼女だからこそ、原発避難の問題は決して他人事ではない。”時間によって人々の記憶から忘れられ、みんなが他人ごとになってしまうのがつらい”と話してくれました。
しかし、その反面で地元の福島では原発事故に触れることがタブーのようにされることもあります。“地元の人が原発事故についてどう思っているのか考えるとこうやって活動をすることが疑問に思えることもある”。
当事者だからわかる避難者の気持ちと、当事者だからこそ見える問題もあります。
避難者の中には中通り地区からの自主避難の方もいます。
そのような自主避難の人たちにとっては、警戒区域出身の彼女たちを、”警戒区域外の避難者である自分たちよりも、つらい状況にいる被災者”としてとらえがちです。そうなると、自主避難の方が吐き出しにくくなることもあるかもしれないと感じています。
なかなか自分が浪江町の出身だということを言えないという。
 しかし、”自主避難の人たちも補償の問題や、避難選択の問題など、警戒区域からの避難者とは違った質のたくさんの問題を抱えています。その不安を取り除くことも必要。当事者しかわからない、つらさや大変さを比べることは意味がないはず。”と話してくれました。


"これから…"
今後の活動については、”もともと来年の3月までの期限付きの活動であり、そこで終わらせるかどうかの判断に迫られています。ただ、支援を続けることに意味があり、人とのふれあいの中で避難者の生活や意識が変わっていくことを実感しています。ニーズがあれば続けていく”と考えています。
”いま、福島に少しでも関心があるのであれば、思っていることや感じていることを、自分の中の気持ちで終わらせないで、友達や家族など身近な人に思いを伝えてみてほしい。”そう、力強く語ってくれました。

http://sicpmf.blog55.fc2.com/blog-category-16.html 
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