CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«【ソーシャル系学生サークル紹介】vol.1 自然教室ネイチャーフレンド(宇都宮大学) | Main | 【ソーシャル系学生サークル紹介】vol.3 FnnnPJr.(宇都宮大学)»
プロフィール

特定非営利活動法人とちぎユースサポーターズネットワークさんの画像
カテゴリアーカイブ
最新記事
<< 2018年07月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
タグクラウド


TEAMユース 最新記事

【ソーシャル系学生サークル紹介】vol.2 UP(宇都宮大学) [2012年09月05日(Wed)]
”震災復興支援”×”大学生”  Udaisei Project(宇都宮大学)

 「宇大生プロジェクト」通称UP。昨年の東日本大震災をきっかけに結成された宇都宮大学の学生によって構成された学生ボランティア団体である。
 そのはじまりは2011年5月に行われた大学での震災ボランティア活動だ。
 7月には大学の支援もありながらも、学生が中心となり県内最大級の規模である3日間で120人のボランティアを宮城県山元町に送った。

 現在までに計7回の現地ボランティア活動を行った。多くの団体が瓦礫撤去などの労働ボランティアから被災者の心のケアを中心とした心的サポートボランティアへと移行しているいまでも、UPでは、一貫して瓦礫の撤去や農地の片づけなどを中心に活動している。
今回は、昨年9月にUPの代表に就任し、現在UPの中心として活動している松田大樹さん(宇都宮大学国際学部3年)にお話を伺った。

Up_hiroki_pics_01.jpg


”思い出の一片”UPが被災地の瓦礫撤去を中心に活動を行っているのには”被災地では今でも瓦礫や土砂の片づけが完了しておらず、放置され続けている現状がある。”からだ。そんな現状がある以上UPは今後も瓦礫撤去ボランティアを行う。松田さんはいう“UPの行う瓦礫や農地の片づけの作業というのは被災者の思い出に触れる活動である”。
片づけを行う中で見つかる思い出の品。どんなに小さなものでも、その一つひとつがそこに生きてきた証なのである。写真や日記、子供のおもちゃに、いつも使っていた茶碗に箸。そんな思い出が見つかるたびに変わる被災者の表情は地震や津波が奪い去っていった当たり前にそこにあった「生活」を映し出している。
津波が奪い去った“時間”がそこにはあるのだ。
失われてしまった時間に悲痛の表情を浮かべる被災者を前に”どうすればいいかわからなくなることもある、でも少しでも気持ちをやわらげるためにニーズがある限りボランティアを続けなきゃいけない”と話してくれた。


”意識の変化”
 今では、UPの代表として”震災や原発のニュースが気になり常に震災のことを考えている”と話す松田さんではあるが、UPに入るきっかけは友人に誘われて参加した震災ボランティアだったという。関わり始めた当時はそこまでの自覚はなく、軽い気持ちでボランティアに参加していたという。
 しかし、活動の中でかつて自分が住んでいた白河市を訪れた時だった。地震によって崩れおちた、幼少期の思い出がつまった家を見た時、震災が他人事ではなくなった。
 当たり前に存在しているはずだった家、そして町が失われていた焦燥感は、彼に震災の悲惨さを再認識させ、被災地と関わっていかなければならないのだという自覚を芽生えさせた。
 その後はUPの代表として、そして被災地の支援に携わる一人として、震災と向き合ってきた。だからこそボランティアに対しては強い想いを抱えている。

Up2_01.jpg


”ボランティアとは”
 そんな松田さんにとって、ボランティアとは震災支援活動をしていて不謹慎だととらわれてしまうことを危惧しながらも”楽しいこと“だと語る。代表として団体をまとめ上げ、メンバーが円滑に活動できるように、常に全体に目を配る。ボランティアの活動は楽ではない。しかし、やった後の達成感は言い表せないくらいの充実感だという。“自発的な気持ちからの活動がそう思わせるのだと思う”という。
 “ボランティアは、本当はとても充実感があり、楽しいことだということを多くの人に知ってもらいたい”と笑顔で語ってくれた。
 “ボランティアは敷居が高いかと思われるかもしれないが、被災地にはまだまだボランティアのニーズがあることを知ってもらい、たくさんの人にボランティアに参加してもらいたい。”という。
コメントする
コメント