受講生とコミュニティに関心のある方、総勢47名の参加がありました。
最終回のである今回は、「他団体との意見交換の場がほしい」というご意見が多かったことから、事例発表と意見交換の二部構成で行いました。
特に、意見交換会では、ポスターセッションを行うために、受講生の団体発表のポスター作成を行っていただきました。
お忙しい中、作成していただきありがとうございました。
一部では、地域での活動事例発表会を行いました。
第1回コミュニティカレッジ・ホストコミュニティ「那珂川町小砂地区コミュニティ推進協議会」、第2回コミュニティカレッジ・ホストコミュニティ「宇都宮市清原地域振興協議会」、「栃木市第六地区コミュニティ推進協議会」、「壬生町睦地区コミュニティ推進協議会」の4団体に発表いただきました。
小砂地区コミュニティ推進協議会は、地区の現状と第1回のカレッジを通じて気づき、これからの展望についてお話いただきました。
「日本で美しい村」に加盟されましたが、地域内での意思疎通ができていないという課題もお話いただきました。
加盟とカレッジを通じて、改めて地域内の意思疎通を協議会が担う重要性を再認識し、その上で来訪者を住民が誰でも受け入れられるよう「開かれたコミュニティへ」向けて団結しようとお話くださいました。
どこの地区でも少子高齢化が進む中で、最後は住民が砦になるということを実感しました。
清原地域振興協議会は、地域内交通についてお話くださいました。
清原地区は一つの町ぐらいの規模であり、住民が主体となってたくさんの取り組みをされており、地域内交通についても住民が協議会をつくって運営に取り組まれているのが特徴です。
新旧入り交じる地域であり、高齢化が進む集落の人々の交通を考えることは必至だと思いました。
その上で誰が主体になって協力して取り組むかを問いかけれられている気がしました。
栃木市第六地区コミュニティ推進協議会は、「みんな気づく地域資源」ということで、青少年部会の取り組みを中心に、その他コミュニティセンターが行われている住民主催の講座(42講座)についてお話いただきました。
タイトルにあるように「みんなで気づく」ということがとても重要だと思いました。
一見、部会の活動や講座の取り組みというとややもすれば他人ごとに感じることも多々あるかと。
しかしながら、多様な人材を資源として、大人は地域のいい意味でのお節介さんになることで、子どもたちに良い影響を与えていると感じました。逆に、こどもたちの方が意外としっかりしていることもあり、それは大人にとっても大きな気付きがあると思います。
このように他世代との交流を通じて、「人と人を結ぶ多様な環境」が継続されていく事例だと思います。
壬生町睦地区コミュニティ推進協議会は、30年以上経つ老舗のコミュニティです。
おもちゃ団地と新興住宅地が共に歩み、現在は少子高齢化が進む新興住宅地となっています。
コミュニティ活動の継続性が問題になることがよくあると思いますが、こちらでは役員会改選に工夫し、経験とノウハウを継承していける仕組みに取り組んでいます。
また、花いっぱいコンクールやスポーツレクリエーション、文化祭では老若男女問わず活動の場を提供しています。ふれあいと支えあい、みんなで地区の絆を育てているという印象でした。
第二部は、ポスターセッションを行いました。
出展団体、:小砂地区コミュニティ推進協議会、清原地域振興協議会、睦地区コミュニティ推進協議会、栃木第六地区コミュニティ推進協議会、NPO法人仕事と子育て両立支援センター、矢板市片岡地区コミュニティ推進協議会、那須塩原市三島地区コミュニティ推進協議会、塩谷町船生地区コミュニティ推進協議会、真岡市生涯学習課、那須塩原市関谷下田野地区コンクールづくり推進協議会、小山市住みよい間々田推進協議会、NPO法人栃木こども劇場
ポスターをつくることで改めて地域を見直せたという意見や他地区活動やプレゼンなどを見ることで参考になったという意見もいただけました。
この際、リーグ流おもてなしカフェコーナーを設けました。
フェアトレードのグアテマラ産コーヒー、八溝地域でつくられている紅茶、尚仁沢湧水、茂木町でつくられているべっこう飴、福祉施設でつくられたクッキー、栃木市の美味しいお煎餅など社会に還元できるものを提供させていただきました。
ポップやおもてなしは当団体の優秀なスタッフが対応してくれました。
学園祭のような雰囲気の中、和やかに過ごせました、ありがとうございます。
最後に、まとめとして当団体副理事長三橋伸夫よりコメントをいただきました。
まずは、このように意見交換の機会を設けて、栃木県内のコミュニティ団体の結束を高めていくことの重要さを評価していただきました。
また、発表団体とポスターセッションからは地域の少子高齢化において、住民とコミュニティが最後の砦になり、コミュニティ内の緩やかなつながりと地区外の人々の交流や協力などのつながりの重要さをお話くださったように思います。
そして、地域の過去を引き継いできているコミュニティを次世代へ!
受講生の皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか?
地域に持ち帰り、この学びをぜひ地域に還元していただけると幸いです。
また、コミュニティに興味がある方、ぜひ自分の住んでいる地域はどうなっているかもう一度みてみましょう。
すでにがんばっているサポーターや仲間が地域には必ずいると思います。
「自分事」として、少し地域に目を向けてみませんか?
新しい発見があるはずです。
今年度はあっという間にコミュニティカレッジが終了です。
ご協力くださいました多くの方々に感謝申し上げます。
今後もとちぎ協働デザインリーグは地域活動のサポートをしていきます!
