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タイムダラー

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さまざまな事例

[2007年10月04日(Thu)]
1.アメリカでのタイムダラーの歩み

 アメリカでのタイムダラーの動きを考える時、大きく分けて3つの波があります。まず第1期は1987年ロバート・ウッド・ジョンソン財団から120万ドルの助成金を受け、米国内6ヶ所で3年間のパイロットプログラムを開始した時です。その当時はタイムダラーではなく「サービス・クレジット・バンキング・プロジェクト(SCBP)」と呼ばれていました。余談ですが、タイムダラーという名称は市民運動家のラルフ・ネイダー氏がテレビのトークショーでカーン氏とその活動を紹介する際、「SCBPではインパクトにかけるなぁ」と考え出したのが「タイムダラー」だと言われています。こうして、3年間のパイロットプログラムの活動は、さまざまな新聞やテレビで報道され、40,000以上の問い合わせが全米からあり2、3年後には58のプログラムが27の州で展開されました。

2.英国での展開

 さて、米国でのさまざまな活動は遠く英国にも報道されていたようで1997年の第1回のコングレスには、英国からも参加者がいました。英国グロスター州の福祉課の職員マーティン・サイモン氏は年々削減される福祉予算では何も変わらないとコングレス後、いさぎよく退職。タイムダラーで地域を変えようと地元で「FAIR SHARES=フェア・シェアーズ」を始めました。
 グロスター州で7つのフェア・シェアーズが立ち上がっています。名称も「タイム・バンク」「タイム・マネー」「タイム・エクスチェンジ」「タイム・スワップ」などとまちまちですが、フェア・シェアーズのコンピューターにリンクして活動しています。
 英国全域ではフェア・シェアーズも含め14の団体がネットワークを組み「TIME BANK UK」として合同で、タイム・ブローカー(タイムダラーのコーディネーター)の養成塾を実施しました。こうしてネットワークを組みながら全国での普及を目指しています。
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Posted by 大年 由美子 at 15:12 | 外国での事例 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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