
2015年5月[2015年05月29日(Fri)]
こんにちは^^
あたたかい日が続き、とても過ごしやすくなりましたね。
雨の多い時期でもありますので、体調管理にはお気をつけください

今回は社会療法の活動を2つご紹介します!
まずは、4月23日に行われた「春の演舞会」です☆

札幌市内4大学の学生合同チームの方々にお越しいただき、体育館で「和太鼓演奏」や「よさこい演舞」を披露していただきました。
豊(ゆたか)太鼓による和太鼓演奏では、迫力ある演奏に観客の皆さんも引き込まれ、大興奮!!普段聞けない音色に、とても良い表情をされていました。
その後は、よさこいソーランの演舞。北海道では馴染みの演舞ですよね。観客からは大きなかけ声が聞かれたり、手を大きく動かす方もいて、会場全体で一緒に盛り上がりました。見ていてこちらも息があがるような力強い演舞でした。
最後は豊太鼓とよさこい演舞のコラボレーション。太鼓と演舞が見事に息があっていて、会場内を走り回っての演出に、私たちも一緒に踊っているような感覚でした!
観客は、病棟問わず入院中の患者様が対象で、多くの患者様がご覧になりました。普段見聞きできないような体験ができてとても良い刺激になったと思います。このような形で、地域の方との交流ができたことも、とても嬉しく思います♪
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次に、5月21日に行われた「すずらんの会」です☆

こちらは認知症治療病棟で行っている「すずらんの会」という、手軽なお料理を皆さんで作って食べるプログラムなのですが、今回は昔懐かし「いもだんご」を作りました。
いもだんごの作り方は皆さんご存知ですか?
患者様の写真とともに作り方も一緒にご紹介します!
まずはじゃがいもをゆでます(ゆでる作業はスタッフが行いました)。じゃがいもだけでなく、南瓜やさつまいもでだんごを作ってもおいしいよ、と教えてくださる患者様もいらっしゃいました。
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温かいうちにじゃがいもをつぶします。
皆さんで順々につぶしていきます。患者様同士でボールをおさえて協力したり、車イスから立ち上がって力いっぱいつぶす方もいらっしゃいました!
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片栗粉をいれて、手でこねていきます。
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一口大に丸めていきます。大小さまざまな形のおだんごができました。
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ホットプレートで両面焼いていきます。
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砂糖醤油でいただきます

皆さんで作った「いもだんご」。「おいしい」「戦時中に作って食べたな〜」「じゃがいもをつぶす時、すり鉢をつかうといいんだよ」「懐かしい味がする」などなど、いろんな感想がありました。
お料理経験がある方、昔食べていた方、皆さん思い思いにプログラムを楽しんでいらっしゃいました。
このように社会療法では病院全体の行事から、日頃の病棟プログラムまで、いろいろなプログラムを通じて、意欲的になれるように心理的なアプローチや、社会復帰するために必要な技術や知識を身につける取り組みを行っています。
興味のある方は、一般の方でも参加ができるような夏祭りや芸術祭もございますので、お気軽にお問い合わせください^^