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献血によるHIV感染事故について[2013年12月02日(Mon)]
報道されているとおり、
献血からの輸血により、HIV感染があり、60代の方が感染されていることが確認されたとのことです。

感染事故の当事者となられたこの方の健康状態が良い方向に向かいますよう、願います。
また一方で、献血された方に関する行き過ぎた報道が後を絶たないこと、心が痛みます。
産経新聞の【主張】で、以下の記事が掲載されています。
HIVと献血 包括的なリスク低減策を
http://www.iza.ne.jp/kiji/column/news/131201/clm13120103150001-n1.html

ここで述べられていて、わたしたちとしても大いに同意する点は、
輸血の感染リスクは完全にゼロにできるものではなく、
その中でも実際の事故を防ぐ手だてを様々講じてゆく必要があるが、それは、検査技術や献血者当人の自覚をといったことだけでなく、検査環境を整えたり、HIV/エイズに関する多角的な情報提供を行なって、スティグマに抗して自発的に検査に行けるようにすること。そうでなければ、自身がHIVに感染しているかどうか、わからない人が多いこの日本の状況を変えることはできず、結果として献血による提供血液の安全性を、高めることはできないということです。

JaNP+では今回の一連の発表と報道について、以下の公開質問を実施しています。
献血参加者への対応に関する日本赤十字社への公開質問
http://www.janpplus.jp

献血参加者のプライバシーが、このように公表されてしまったことに、私たちも疑問を感じています。
今後の回答に注目していこうと思います。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/thc/archive/77
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