遊就館でタイから譲渡され帰国し展示される日本のC56型蒸気機関車、タイメン鉄道用に徴発的に日本から送られた超ローカル線用機関車を観た期に書いておく。
タイに元JR北海道の特急用ディーゼル車が17両供与され大規模整備の上で運転を開始した。既に引退し静態保存だったモノをタイ人技術者が復元修理。無償供与でタイまでの運搬費や修理費はタイが負担と。これなら中韓製の不良品の新品よりハルカに得で、日本企業の集中進出により経済発展した親日のタイでもあり。なのに、タイの中韓スパイに情報操作ソノモノのコメントを日本のTV業界人が堂々と述べる有様は今も変わらず呆れた。マタゾロ指摘が不正確でウンザリ。ナゼ最古参の古いディーゼルカーでもタイはソコまで欲しがったのか、書いておく。
問題があるとすれば、必死に車両を整備したタイ人技術者に日本語の出来る者がゼロだった点か。対外情報発信や文化伝播に全く怠慢で「戦争の反省」を口実に何もやらない日本人の有り様の結末だ。これには中韓のスパイは大喜びだろうから、日本の売国TVのスパイどもは、コノ点はスタジオでは指摘しないのだ。
ブログ休憩中に入った「JR北海道キハ183系特急用ディーゼル車の供与とタイでの復元修理・運転開始」の報道だが、またぞろマスコミ屋のコメントがイヤだった。「タイは経済発展したのに中古車なんてと批判が出る」とか何とか。これこそ中韓系スパイの言だろう。タイでの議論は大人気の日本製中古車への批判というより実車の内容に関する少々専門的な話だろうに「中古車なんて」とククり、日本の最大最強の輸出品で中韓の新品なんぞ足下にも及ばぬ競争力を持つ貴重品をケナス報じ方では大問題と感じた、またぞろ。朝鮮マフィアの牙城の日本の売国TVだからな。ソレを放置する日本人も全く論外の大バカで主権者完全失格だが。
タイと同じ東南アジアの黄金半島(インドシナ半島)の東の海岸部のベトナムでは、鉄道関係で不可解な騒動だ。貧しい韓国が最後の聖地化?を目指しての経済植民地化が進むベトナムだから政府有力者へのワイロなどスパイ活動による妨害かと。ベトナムは明確な反中国なのに中国の最悪の属国でニセ日本の韓国にマンマと抱き込まれ経済属国化が進むのだ。
ベトナム国鉄は日本の旧国鉄型キハ40系一般型ディーゼルカーの中古品を数十両一挙に導入し、「機関車牽引の客車列車中心の旧態依然の旅客輸送体制の近代化」を図ろうとする。が、規則上は鉄道車両は車齢15年未満だからと政府当局が拒否だと。不可解極まりない。アノ貧しいインフラ後進国はゼイタク言える状況ではなく、第一に鉄道車両は自動車等と比較出来ないほど長寿命だから、自国製車両輸出のタメの韓国等のワイロによるねじ曲げだろうよ。それとも「一般車の冷房車はまだ後進国のベトナムには早いから中進国のタイに譲ります」かね?
繰り返すが、前後から大重量がかかる事もあり、鉄道車両は最低でも20年は使うのが前提の堅牢な造りにせざるを得ず、車両より公共建築物に近い感覚だ。日本では走行距離や日数を定めて完全分解修理が義務づけられ、その際に交換部品を多くするとシロウト目には新品同様に再生できて更に20年は使えるという具外だ。ベトナム戦争で空爆を受けたままの時速20キロ制限の鉄橋が最近まで残っていたベトナムの鉄道で全ての車両が15年未満ナンゾ有り得ないが、新規導入だと手続き上で規定が厳しく適応されるとか何とか。こんな場合は例外と言えば済むのに。
恐らくウクライナのように新車の不良品の売りつけを目論む韓国の陰謀に腐敗した一党独裁のベトナム共産党の幹部等の関係者が共謀だろう。表向き反中・親日とは言え、トニカク韓国の経済植民地化的傾向が激しいベトナムだから。ベトナムは日本語の授業を必須化するほど親日で眉韓ではなかったはずなのに、「日本でベトナム人技能実習生が虐待される」の大キャンペーンは如何にも韓国的。韓国系マフィア等が関わると疑われる「悪徳ブローカー」による「日本への労働者の悪条件の闇ルートでの送り込み」が「ベトナム人の日本での犯罪が最多」という韓国の代理在日犯罪的な凶行の激増の背景と思われる。そんな時期だから余計に日本でのコノ種の報道に神経をとがらせる必要があるのだ。
今回タイに供与のキハ183系車両はJR北海道の特急用と言っても古い旧国鉄型。全体(全国)の効率が最優先の役所仕事で車両も全国共通が原則だった旧国鉄としては珍しく、耐寒耐雪の北海道専用として造られた少数派で貴重な存在だった。北海道民にも親しまれ、引退後は地元で展示されていた「記念碑的な有名車両」だが、静態保存(動態保存と区別する用語)といっても機械としては放置同然、公園のSLと同じだった。それをタイ人技術者が日本語の説明書を元に再生した、日本語の読めない連中が大汗かいて。
熱帯のタイの高温多湿に強い日本得意の「オールステンレスカー」でないペンキ塗りの鋼鉄製の車両である点も惜しまれる。「ステンレスの中古品なら車体は腐食せず百年持つのに」と私も少々残念。「なぜステンレス車を探せないのか」「タイ側の情報収集や政治面での努力・能力不足では」ともな。ココは批判が出てもおかしくはないな。
だが、コレらの話は「タイは経済発展したのに中古品とは侮辱だ」とはニュアンスが大きく異なる。ソコまで苦労してでも日本の中古鉄道車両が欲しかった点をスタジオで強調しないコメンテーターがイヤだった。さすがスパイ天国の言論無能の日本だと。日タイ両国の経済政策上の議論の足もすくうし。
では、報じられないキハ183系の魅力とは何か。
まず敵陣営の中国製の車両でない点は反共の王国のタイでは重要だ。中国陣営の実質的な属国で製品の精度・信頼性が大きく劣る韓国製でない点も。ウクライナ国鉄の韓国製鉄道車両のテイタラクはタイの関係者にも伝わっていよう、スパイは隠したがろうが。
日本製品は鉄道車両に限らず製造段階から完成度が高く、使用中も管理が行き届いて劣化が抑えられるのはタイでも有名だと。日本の車両という点がマズ第一に重要なのだ。これは放置されてペンキがあせたモノを見ただけではシロウトには分からない話、スパイには絶好の攻撃材料だろうが。
送られた車両はキハ183系の中でも最古のグループを含み、エンジンの馬力も小さく、先頭車はボンネット型で貫通路が無く運用上の制約ともなり得る。それでも、観光立国のタイでは大きなボンネットがあって運転席が高い位置にあるデザインが立派と評価されよう、それを最初に見た北海道民のように。ソレまでは北海道のディーゼル特急用車両は他地域と共通の型で、貫通路がある先頭車は運転台の位置も低い実用的だが良くある顔だったから、道民の受けた183系最古型の印象は強かった。似たことがタイでも起きるかね。鉄道依存度が低い自動車王国のタイでは列車を長くして先頭車を中間に挟み込む必要が薄いと思われるので、コノ点も問題ないと思う、タイ正月など人流集中期を除けば。
エンジン出力も、大陸型地形の平野中心のタイでは勾配区間が少ないから良いだろう、北海道のような冬期の「排雪抵抗」も無いし。極寒地獄の北海道とは逆にエンジンの過熱の心配はあるかもしれないが、速度が低く数時間の遅れは当然のタイでは運転に余裕があるしな、困った話だが。
ステンレスでない普通の鋼鉄製のペンキ塗り車体も「塗り分けを容易に変えられる」点で観光用の多いタイの車両としては自由度が増す。コノ車両の現在の塗装はJR北海道の最新のものでタイでも同様に復元されたが、白を基調とした清潔で落ち着いた、悪く言えば華やかさに欠ける塗り分け。これでは汚れも目立つ。「ケバい塗装は嫌われる」との考えは「マコトちゃんハウス騒動」でも分かる近年の日本の傾向で、固定された建築物の感覚で鉄道車両まで地味にするのが流行したのは既述と思うが、動き回る鉄道車両は一瞬にして目の前から消えるから逆で、印象深い方がPR上でも有利なのだ。そんな私らの反批判もあってか小田急の最新のロマンスカー等では赤を使った印象的な塗装に戻し始めたが、全てが色鮮やかな熱帯のタイでは尚さら目立つ塗装でないと合わない、日本以上に。「コレこそ日本製」と逆に評価する向きはあろうが、物珍しさで。
長く現役だった古いキハ183系車両は何度も塗り分けを変更した。同じJR北海道の塗装でも赤色系は以前のもので、更に前の登場時にはオールドファンに人気の旧国鉄塗装の全国共通の特急色だった、国鉄時代からの古参だから。それらに復元するのも容易なのだ、ペンキ塗り車体なら。写真や鉄道模型で見ても私は以前の赤系統色のJR北海道の古い塗り分けがタイに向くと思うし、同じく赤系統の窓周りの国鉄色と並んで私自身が好きだから、個人的には一部(一編成とか)の次の修繕時の塗り替えを望む。そうなれば立派なボンネット部も更に生きるし、それがマタ話題となって日本でも報じられ観光客も増えよう、日本人もタイ人も、敵陣営の中韓人ではなく。話題になれば連中も来て「親タイでタイの大恩人の日本人」のようなツラをするだろうが、トボケて。
最大の問題点はヤハリ「修理のベテランのタイ人技術者の集団に日本語の説明書の読める者が一人も居なかった」点。タイは日本企業の集中進出でキセキの経済発展を遂げた大の親日国なのに、この有様。タイ人側に幕末の日本人のような向学心や好奇心が無く、留学した武士らのような「藩主の命令なら命がけで外国の技術を習得」といった奇特な武士階級も元から居ない。一部に絶対君主だった王の補佐役になれる優秀な王族はいても、全ての王族が優秀だった訳でもない。そして日本人側も怠慢で、どいつもこいつも、イツになっても、「日本は戦争で東南アジアに迷惑かけたから何も出来ない」とか完全に場違いの責任放棄のクソ言い訳でゴマカシ続けた結果がこの始末だ。幾ら相手が万事いい加減な南洋の怠慢な現地人とはいえ、日本に感謝し日本に憧れるタイ人相手でもそうだったのは日本人の罪としか言い様がない。
戦争の反省とかの言い訳も全てが「何もしたくない」の怠慢の正当化だから、日本政府・経産省などが「インフラ輸出は成長戦略の柱」とヌカしても親日のタイでも重要な事はホボ何も出来ないのだ、私の存在が無ければ。「2011タイ大洪水復興事業」を見ても分かるように。私の声の通りにタイの副首相級が直ぐ何人も日本に飛んできて話をまとめたのを忘れたのか。その一方で、私の目が届かないタイの鉄道技術の世界では、キハ183系整備に選び抜かれた優秀なタイ人技術者の中にも日本語の説明書が解読できる者が皆無、日本人の女房?の居る者がその翻訳などに頼って作業を進める有様だったと。何たること。
これで「南の発展途上国はグローバルサウスで重要」とかわめくのか、日本人は! 日本の外務省は無能だから無為無策は当然でも、国際組織の実働部隊はどうした? タイ政府はどうした? どうせ政治屋は選挙と中韓のワイロばかりだったのだろうよ。運輸系官庁も日タイ問わず何もしなかったのか、数十年も!
ついでに日本財団にも疑問を呈しておく。タイ洞窟閉じ込め事件で救出された子どもの一人が英国留学中に急病で死んだ。病気持ちではサッカーも日本の海上保安庁救助隊員も無理だが、本当に私の進めた「人を救う道」への勧誘は出来たのか。後方支援の事務系志望なら死なずにスンダかもな。同様に、東南アジアにツテがあるなら、鉄道等の重要インフラの技術者の日本留学でなくとも、タイ国内での文化語学研修程度の道は用意しても良かったのでは。タイ国内なら差ほどカネも要らないはずだが。
本当は日本政府が金をばらまくだけのODAでなく、真に日タイのためになる文化研修事業を手がけるべきだったのに、世界最低の政治愚鈍の日本人には無理だった。まず最初にヒドイ「井の中の蛙(いのなかのかわず)」の日本人自身への国際研修が必要なのにサボり、挙げ句、ついに人類の神をイケニエにして保身して天罰で亡ぼされようとしている。最近の私が「書いてもムダ」とするのは、日本人が無能だからだけでなく、遠からず一旦は神に亡ぼされるからムダだという意味だ!