令和の米騒動 ー農水省の無為無策は無能か売国かー[2024年09月08日(Sun)]
「農林省のバカが!」 日園連専務理事だった自称祖父が書斎で良くわめいたのを思い出す。コロナ渦のマスク不足でも令和の米騒動でも、官邸中心主義?で事なかれ主義が悪化した日本の政府小役人はパー券を反日外人に売る「背に腹は変えられない」売国政治屋の指図かソンタクかで「中国人転売屋」等の利益を優先し国民や国益は二の次だったようだ。農産物輸出奨励を手柄にしても日本人が開発した品種の知的財産権を守らず中韓にパクらせてばかりなのと同じで。売国観光政策でモウケルのは中国人白タクや中国人違法民泊や中国人ニセ日本食店や中国人ニセ土産店ばかりなのと似て。
TV屋の大好物のネタの米不足騒ぎでも、農水省が備蓄米の微量放出のソブリを見せれば米騒動の状況は変わったのでは。相場とか中国人転売屋とはそんなものだろう。農水省は「政府備蓄米は大災害など緊急用」「市場に介入しない」「入札等に時間がかかり放出する頃には新米が」とか言い訳ばかり。ホンの2〜3%、口では5%とかの放出を匂わせるだけでも転売屋のモクロミ・意図をある程度くじく効果はあろうに。市場とは、相場とはソンナものだ。収穫量や流通量の小さな増減やソノ予想だけで値や流通が大きく動く「悪しき生き物」でもある、市場は社会主義経済より優れた資本主義経済の根幹ではあるが。戦前はソレが貧しい小作農に降りかかり、終戦直後の厳しい食糧難で更にそんな「市場の失敗」のみならず「統制の失敗」も露呈、「コメの原則全量政府管理」という社会主義的でもある食糧管理体制が成立した。食管(食糧管理体制の略)の話はコロナ渦のマスク騒動の折に書いたはずだ。中国人転売屋どもが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、中国が日本企業発注分のマスクまで輸出禁止にしたのに日本政府は中国人転売屋の利益ばかり守って無為無策を決め込んだ頃だ。「緊急時の重要品目の安定には政府の介入が必要」「シッカリやるなら相当に大きな道具立てが必要」とかの文脈で、「戦後日本農政の柱」といわれた大がかりな「コメの食糧管理体制」を引き合いに出したのだ。
コメ管理体制の政府の総事務局だった農林省の食糧庁は私のいた農業経済学科の出身者が実務を仕切っていたが、私の在学中に同システムが廃止され食糧庁も消えた。豊かになった日本という先進資本主義国の市場経済に相応しくない公的規制(政府統制)の廃止という自由化、規制緩和の強い時勢で。だが、国際情勢が緊張し、イツ日本が有事に巻き込まれ海路が封鎖されるか分からぬ現在、経済安全保障の根本たる食糧安全保障のために再び政府の適切な介入や統制が重要になってきた。有事の予行演習にもなるはずだったのだ、今回の「令和の米騒動」は。なのに農水省は無為無策。食管制度の廃止に反対したはずの農水省が逆の時代錯誤の自由化論のママとは、情けないと言うより、無能か売国を強制されたかだな。如何にも平和ボケで愚鈍な日本人らしいテイタラクだよ、滅びるに相応しい!
コメの値上がりは致し方ない。鉄道運賃ほどではないが、ある程度は値上がりしないとコメ専業集団も成り立たない、就職先としての魅力などの話の前に。
コメの量の一時的不足の対策だが、タイ米でも食え。「日本人ならコメを食え」と書いているが、タイ米は破門していないしな、眉中眉韓でタイは破門しても。タイ人が先進国向け高級品として売ろうとす「香米・ジャスミンライス」は独特の二オイがあって逆に日本人にウケない。日本人は長年かけて植物っぽいニオイが少なく純粋にデンプンの甘みが出るコメ、炊いて時間がたって冷えてもイヤなニオイがしないコメに品種改良してきたから、農業試験場組織で。だからジャスミンライスでない品種で比較的柔らかいタイ米を輸入し、チャーハンやピラフ、スープカレーなどにして食え。それらなら水気の少ないタイ米の方が合うし、メニューにも幅か出るぞ。だが、白米で食うなら精米法に工夫しろ。吟醸(ぎんじょう)酒の酒米を削るのと似てニオイの多いコメの表面や長い部分を削れば、日本の短粒種と異なるタイ米の長粒種でも幾分か日本米に近くなるそうだ。ジャスミン米より更に安く買った安いタイ米にソコでカネをかけて食え、国際的な知恵のない日本人でもな。
TV屋の大好物のネタの米不足騒ぎでも、農水省が備蓄米の微量放出のソブリを見せれば米騒動の状況は変わったのでは。相場とか中国人転売屋とはそんなものだろう。農水省は「政府備蓄米は大災害など緊急用」「市場に介入しない」「入札等に時間がかかり放出する頃には新米が」とか言い訳ばかり。ホンの2〜3%、口では5%とかの放出を匂わせるだけでも転売屋のモクロミ・意図をある程度くじく効果はあろうに。市場とは、相場とはソンナものだ。収穫量や流通量の小さな増減やソノ予想だけで値や流通が大きく動く「悪しき生き物」でもある、市場は社会主義経済より優れた資本主義経済の根幹ではあるが。戦前はソレが貧しい小作農に降りかかり、終戦直後の厳しい食糧難で更にそんな「市場の失敗」のみならず「統制の失敗」も露呈、「コメの原則全量政府管理」という社会主義的でもある食糧管理体制が成立した。食管(食糧管理体制の略)の話はコロナ渦のマスク騒動の折に書いたはずだ。中国人転売屋どもが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)し、中国が日本企業発注分のマスクまで輸出禁止にしたのに日本政府は中国人転売屋の利益ばかり守って無為無策を決め込んだ頃だ。「緊急時の重要品目の安定には政府の介入が必要」「シッカリやるなら相当に大きな道具立てが必要」とかの文脈で、「戦後日本農政の柱」といわれた大がかりな「コメの食糧管理体制」を引き合いに出したのだ。
コメ管理体制の政府の総事務局だった農林省の食糧庁は私のいた農業経済学科の出身者が実務を仕切っていたが、私の在学中に同システムが廃止され食糧庁も消えた。豊かになった日本という先進資本主義国の市場経済に相応しくない公的規制(政府統制)の廃止という自由化、規制緩和の強い時勢で。だが、国際情勢が緊張し、イツ日本が有事に巻き込まれ海路が封鎖されるか分からぬ現在、経済安全保障の根本たる食糧安全保障のために再び政府の適切な介入や統制が重要になってきた。有事の予行演習にもなるはずだったのだ、今回の「令和の米騒動」は。なのに農水省は無為無策。食管制度の廃止に反対したはずの農水省が逆の時代錯誤の自由化論のママとは、情けないと言うより、無能か売国を強制されたかだな。如何にも平和ボケで愚鈍な日本人らしいテイタラクだよ、滅びるに相応しい!
コメの値上がりは致し方ない。鉄道運賃ほどではないが、ある程度は値上がりしないとコメ専業集団も成り立たない、就職先としての魅力などの話の前に。
コメの量の一時的不足の対策だが、タイ米でも食え。「日本人ならコメを食え」と書いているが、タイ米は破門していないしな、眉中眉韓でタイは破門しても。タイ人が先進国向け高級品として売ろうとす「香米・ジャスミンライス」は独特の二オイがあって逆に日本人にウケない。日本人は長年かけて植物っぽいニオイが少なく純粋にデンプンの甘みが出るコメ、炊いて時間がたって冷えてもイヤなニオイがしないコメに品種改良してきたから、農業試験場組織で。だからジャスミンライスでない品種で比較的柔らかいタイ米を輸入し、チャーハンやピラフ、スープカレーなどにして食え。それらなら水気の少ないタイ米の方が合うし、メニューにも幅か出るぞ。だが、白米で食うなら精米法に工夫しろ。吟醸(ぎんじょう)酒の酒米を削るのと似てニオイの多いコメの表面や長い部分を削れば、日本の短粒種と異なるタイ米の長粒種でも幾分か日本米に近くなるそうだ。ジャスミン米より更に安く買った安いタイ米にソコでカネをかけて食え、国際的な知恵のない日本人でもな。