北朝鮮の暴走や中国の膨張・傲慢を産み出した米オバマ政権の「戦略的忍耐」なる最悪のスローガンをバイデン(仮)政権は再び持ち出した。バイデン(仮)政権は事あるごとに中国と対立のポーズは見せるが、根本方針を示す表題の言葉「戦略的忍耐」が出ては、全く信用できない。再び「赤魔朝魔を影で操る大悪魔の米帝国」と批判せねばならないのか。
このような危惧は前から出されていた、当然ながら。
「米国バイデン(仮)政権の外交部門の要職の多くは国務省(米国の外務省)で育ったプロの外交官でオバマ政権時に実務を仕切っていた者達に占められ、バイデン自身が議会の外交畑の重鎮なので、プロの外交の集団としては最高の仕事をするだろう」
と。コレは評価に見えるが危惧なのだ。トランプのような予測しにくい感情や取引(トレード)の外交はしないだろうが、この激変する国際情勢、特に中国が世界の巨大な敵としてのさばる状況に適切に(機敏に果敢に)対応するのは無理では、との危惧だ。
同じ民主党のオバマ政権の政策の引き継ぎ(先祖返り)の話や、そんな危惧を聞いていた私は、今回の「戦略的忍耐、再び」の報には驚かない。やはり、としか。
更なる危惧は、バイデン(仮)政権の東アジア担当者に2人も韓国系がいると報じられる点だ。これで、またまた「日本を犠牲にして話をナーナーで納める」の繰り返しになるのか。愚鈍な日本人でも多くが朝鮮人の悪魔の本性に気づいてしまった以上、何も信用されなくなるだろう。バイデンが「解決済みの蒸し返しの大ウソ慰安婦合意」を日本に強制した米国の代表として無意味な立会人をヤッても何も責任を果たさなかった最悪の愚行の繰り返しを目論むだろうと。
この点は極めて深刻だ、私にとっても。私を毎日殺そうとし、「児童虐待防止法」「犯罪被害者救済制度」「公益通報者保護制度」等々を設ける原因となった大悪党の我が家の朝鮮系スパイ夫婦を国を挙げて表彰するという暴挙の「2015日本国際賞」の表彰式には、皇室のみならず米民主党オバマ政権の駐日大使だったケネディも出席した。まるで、バイデンと同じく泣き寝入りの見届け人のようだ。この場合は泣き寝入りさせようとしたのが神だったわけだが・・・。
そうでなくとも、バイデン(仮)政権の国際政策関連の閣僚等には「親日派は多いが知日派は少ない」とも評される、言葉は抑えてあろうが。連中の関心は主に欧州や中東で東アジアの知識など不足気味とも。だからバイデンの言う国際協調とは欧米間等の協調が主で、日本や中国を含む東アジアは二の次ではと。しかし、コレも私には全く驚かない話だ。民主党とは実質的に先の大戦(日米戦)を太平洋に広げた張本人の眉中反日の反日ナチの実態だったと思うから。
民主党の悪の正体を除いても、やはりプロとして専門組織で育った政策等の専門家とは、以前の政策の経緯(いきさつ)や積み重ねを重視せざるを得ない。そんな話は技術屋の世界でも散々聞いた。自分らが守り育てて来た技術体系の長所を頭にタタキ込まれ、その完璧な管理に砕身してきた保守関係の現場の技師などは、新技術に拒絶反応が出やすい。「技術系は新しいモノ好き」とは開発研究関係の話だろうか。それと似た話だ。新しいバイデン(仮)政権の外交官達にとっては、自分らが作った従来の(古い)アジア秩序が重要なのだ、半ば無意識でも。オバマ政権時の昔に返ろうとするのは当然かもな。だが、それではダメなのだ。
東日本大震災の2011年の末に放送されたNHKドラマ「坂の上の雲」の旅順攻撃戦の203高地攻略に関する回には、こんなシーンがあった。「203高地」さえ占領して観測所を置き旅順港内のロシア艦隊を山越に砲撃し殲滅(せんめつ)すれば良いのに、それをやらない、出来ない無能な旅順攻撃軍・乃木軍(陸軍)の参謀達に、派遣軍総参謀長として実質的に日本陸軍の社長とも言うべき立場だった児玉源太郎が説教するシーンだ。激高して大声を出した後に、こう語った。
「君らは昨日の専門家だが明日の専門家ではない。戦争は今、作戦の変更を求めているのだ」
この児玉のセリフや全体の雰囲気には原作とは異なる部分が含まれるようだ。東日本大震災後の民主党政権の無能で大震災が大人災になってしまった実情・惨状を踏まえての変更が含まれた可能性もある。散々、復興策を提言したのに小沢一郎幹事長が引いた後には実務力が無かった民主党政権は何も出来なかったから、これには私の声も含まれる訳だ。
このドラマにも私の経験に基づく解釈や私に関係するシーンが多数出てきたのは、今にして思えば当然か。海軍系右翼だから、続く日本海海戦では更に。だが、とにかく、上記のセリフは日本の官僚化した社会・組織(この場合は旧日本陸軍の参謀)の悪しき側面にだけ該当するのではなく、米国の外交官僚達にも当てはまるのだ。
この「専門家が過去の経験に基づいて行動しても適切に対応できない激動の世の中」とは、実は何度も目撃しているはずだ。トランプが中東でミサイル攻撃に踏み切った折、多くの日本の政治分析者等が予想を外した。TVのインタビューを受けている最中の有名な高齢の政治学者が「やらないでしょう」と話しているチョウドその場にミサイル攻撃の報が届いた話は既述だ。これは全くギャグだが、政治学者は政治学の研究者であって世界政治の大変革期の予想は専門外だから、無理も無い話ではある。
だが、政治学者の言としてタチが悪かったのは、東日本大震災の政府の復興構想会議の政治学者によるものだった。私は、海岸部の津波災害危険地域(被災地)の街全体の大規模な盛り土かさ上げを提言した。これぞ復興構想だと。これは、首都圏で処理に困る膨大な建設残土を活用し、盛り土費用も残土搬入側に負担させ税金も節約するものだった。残土の大量輸送は被災した海岸部の三陸鉄道などを復興用施設として早期復興して活用し、環境や交通事情にも対応する案だった。これは私が博士論文で取材した地域での水田地帯の大面積盛り土事業で実績もアリ、第一それは政府の「ウルグアイラウンド対策事業」6兆百億円の影のモデルともなったから、政府の役人も採用しやすかったはずだった、公的な記録が残り、未知の事業ではないから。
しかし、問題の政治学者は復興構想を論じる立場で私の提言も耳に入っているはずなのに、「三陸鉄道を復旧しようなんてナンセンス」とか言い切ったから、本当に悪い意味で驚いた。何もやらずに済ませたい民主党の管政権の無能と怠慢へのソンタク、コビがミエミエの最低の愚論だった。「政府の復興構想会議とは復興構想をツブす会議か」と強く感じて憤ったものだが、それがフジデモ時にあぶり出されたスパイのヤマモトヒロシなんぞと同根だったから、別の意味でも悪質だったわけだ。管や取り巻きはヤハリ朝鮮のスパイだったのかと。
上記の二人の政治学者は、イズレも東大卒で防衛省にも関係したから、政治や有事に対応する見識があるかと思ったら、全くダメだと証明されてしまった訳だ。だが、これが日本一有名な大学で政治学とやらを研究して研究職になり防衛大学校なんぞにも関わった有名な学者の実態だった。同じ東大の政治学者でも佐々木とは大違いだなと。佐々木は東大法学部長や東大総長もやったが、座右の銘は「原点回帰」で、これは元ネタは私だったようだ。論文の作成や査読だけでなく、広く勉強していた証拠だろうよ。それでないとダメなのだ、学者とかいう「論文作成業者」が社会的見識を得るには。
同様の話が外交官僚や外交のプロにも当てはまる。目先のデスクワークの経験の蓄積が通用するのは、その過去の経験と同じ環境の下であって、その基盤の環境が激変する世界では、物事を良く知っていても従来型のプロとは違う考えや指導者が必要なのだと。トランプはバカな乱暴者でも、後ろにバノンがいて、更にその背後に私がいた、「東アジア対中国共同防衛圏構想」「新東亜協衛圏構想」「NASEAN(日本+アセアン)」の私が。そんな私から見ると、TVでモットモらしく話をする奴らは、相当いい加減かスパイだらけと感じるが、一般人はダマされるだろうな、「東大卒の政治学者なら世の中が分かるでしょう」とかな。
強調するが、連中は例え善意であっても「昨日の専門家」にすぎない。「明日の専門家」ではない。良く覚えておけ、気がついても遅いが。その次代遅れの代表例で派閥の支援も受けられない無派閥の無能なヤツが、現在の日本の首相だよ! まあ、様々な意味で日本人的だから、世界最悪の政治愚鈍の日本人には似合いかね。
それにしても、あれだけコロナや山火事で叩かれた民主党がコロナに助けられて再び大統領選に勝つとは、神の裁きは皮肉に見える。散々叩いた米・民主党政権を試しているのか、更に叩くためか。後者のようにも見える。そう考えると、ヤハリ天罰だな、米・民主党にも。バイデンは神に認められない元首だからな、先ず第一に。まるで三種の神器が揃わずに即位した帝のようだ。