「決めつけ刑事(デカ)」 フジTVのCM撤退の穴を埋めるAC(公共広告)のCMでもダントツで印象深い。新年一月なのに気が早いが、一般には今年の流行語大賞の有力候補か。広告関係の賞もだ。が、果たして業界の賞に実際に選ばれるカネ。不愉快な朝鮮系とおぼしき「ふわチャン」なる正体不明の無名タレントがイキナリ候補になったくらいだから、公平性や客観性が無い(売国という点では反社会的な)面がある選考だから。第一に私としては「のり弁会見」「長時間会見」等を推したいが、「のり弁会見」は私の造語だし。まずムリだろうけど。
防災が重要な昨今、若い女性タレントの「3日分の非常時持ち出し防災バッグ」も注目したいが、「決めつけ刑事」は存在感がまるで違う。「ネット情報だけで決めつけないで」「無実の人を責めないで」とは現在のTVやCMの業界人の自己弁護の本音でもあろう、自業自得な上に自分らがやっていたのにさ。特に朝鮮系か。「文春砲だけ鵜呑みにしないで」「決めつけでフジを責めないで」だろうよ。
この「決めつけ刑事」CMは現在の所、3バージョンを観た。最初は長短二種類しか観なかったが、今日の「BSフジ プライムニュースで 「最長バージョン」を初めて見た。放送中止とか聞く番組の一つだが、放送時間も長いし、通販CMでも置き換えたのかね。これで短・中・長が揃った訳だ。最長バージョンでは「真犯人が自首。決めつけで引っ張られた無実の者が決めつけ刑事に謝罪を迫る」というオチが最後に入る。折しも「フジ社員Aは犯行の場には居なかった(セッティングは全て整ったので)」のフジの言い分が裏付けられて文春が誤りを認めた直後だから、「フジの意向を受けた(ソンタクした)CM作成側が後から付け足しで反撃か」とすら疑いたくなる、元からあったモノとは思うが。確かに、フジには気持ちよいスジだな!
だが、繰り返すが、フジの社員Aは被害者と加害者のペアリング、設定を全て終えたから「後は御本人同士でゴユックリ」と同席しなかった可能性があるとか考えるのが常識だ。ソンナ大きな流れを無視して「何としてもAが現場に同席した事にしたかった」ならフジ追求側も軽率。流れとしては間違いないのに、全体の流れまで否定される恐れがあるし。あくまでAが中居に(本人の意に沿わない形で)女子アナを捧げるように近づけたり、暴行があったりしたのだろうから。
第一に局の中心の編成部門の編成部長の行為(罪)となれば、ソレは会社(フジ)の行為(罪)もホボ同義。極めて重大で重要な点なのだ。それを誤魔化すために「プライバシーだからAの肩書きに触れるな」と、マスコミが非難するはずの「のり弁回答」に終始するとは、報道機関として完全に失格。こりゃ、次のココでの流行語大賞の推薦候補は「プライバシー保護の観点から」だな。「過剰コンプライアンス」と言われる今の日本の世情を象徴するし、業界人保護のためにナンデモできる魔法の言葉、「のり弁用語」だから。
ところで、各種の賞の発表される今年の年末にはトウに日本は神に降伏していような。忘れたふりでとぼけるな!