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官庁人事と入省年次[2009年08月04日(Tue)]
官庁人事と入省年次について、次官人事報道に関し述べたが、日本財団とも縁の深い国土交通省「技術総括審議官」の話が出たので、加筆しておく。
 次の選挙では多数の新人議員が誕生する。民主党は「大臣」「副大臣」「大臣政務官」以外に、新たに「大臣補佐官」を多数官庁に送り込み、「政治主導の政策運営」を目指すそうだ。大きな国土交通省など「補佐官」のみで5〜6人必要か。「政務官」の下なら、新人も入るのだろうか。前回選挙で当選の自民新人には相当に軽率で幼稚な田舎の町医者のセガレなんぞもおり、あきれた記憶がある。官庁を政治家が支配したくても、役所の人事と年次の話も知らない新人では戦力にならん。新人教育ではないが、もう少し詳しく述べておこう。

 「関係する省庁の部局の主要な課長の名前と年次くらいは覚えておけ。」
 新人の議員や関係者などはそう教育される、との話を以前に聞いた。官庁人事では入省年次が「軍隊の階級」のように重要だ。階級はおおよそ年功序列。上下関係が絶対で「階級章の星一つ違えば(位が一つ違えば)天地の違い」という軍隊と、官庁人事の基本は同じと考えた方が良い。同じ国の官僚組織でもあり。年次が上の者に下の者は命令できない。通常「追い抜き」がなく、最後まで年功序列が保たれる。
 また、各グループの処遇を、その最年長者の年次の高さで表したりもする。様々な強力な技師の集団を抱える国土交通省などではもちろんだが、大臣官房等の事務系人事担当者などは、技師の人事の中身に関われない代わり、どの集団のトップを何年の年次にするかとか、それに仕える事務屋の年次は、といった原案の策定や、各領域の技師の先生方への根回し等に相当な労力を割いているのではなかろうか。どうすれば省内の秩序をうまく保てるか、それぞれの集団のメンツを保てるか・・・。民間企業の人事とは相当に様相が異なるだろう。

 良い悪いの問題の前に、そのような事実を踏まえなければ、官庁という組織を理解したり動かしたりする事は無理。年次の話を理解しない、解説もできない愚かで無知で無能なマスコミ屋が多く、国民にも真実が伝わらないのは、全く噴飯ものだ。
 本来世話するべき私を、幹部技師の上の方から言われたとかの口実で虐待したりする。それが役所や、そこから仕事を受注する業界、建設業界のみならず総合商社や銀行まで含めての「秩序」らしい。そんなひどい秩序もあるのだ。
 腐れ小役人は腐れ小役人だろうが、壊すにせよ、利用するにせよ、何をどう壊してどのような新秩序を作るのか、旧秩序の状況を分かっていなければ無理だ。例えば、言うことをきかない領域・グループの最年長者を地域部局等に飛ばし、代わりの者の年次を下げるだけで、相当な「制裁」になるだろう。
 役人から見て「コワい」存在になれるかどうかも、結局は基礎的な知識の有無にかかっているのだが、日本のマスコミの記事を見ているだけでは、日本の法学部や政治学科での講義を受けているだけでは、そのような重要かつ基本的な知識はまず、ほとんどつかないらしい。それが日本社会の見識のレベルでもあるのだが。
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