中国には自民総裁は「林が最高、小泉が次、高市は最悪」だと。ソレなら高市は良いが、肝心の国内の政策能力がダメでは行政府の長は務まらない。中国の�ｹ小平流に言えば「黒いネコでも白いネコでもネズミを取るネコが良いネコ」だそうだからな。政策最優先の私にはマトモな政策を考え実施する能力こそ最重要だが、最近の政治政府ではテイタラクばかり目に入るし、文系の教育しか受けない高市は個々の具体的な話にはシロウトなのが一般論。厳然たる事実だから致し方ない。官邸権限集中型政府政権の今は首相・総理総裁の見識力量に全てがかかるので、高市が持ち上げる安倍は政府を仕切れず、有事(非常事態)に強いとの下馬評はコロナ禍で見事に裏切られたし。高市はそんな環境の中にいるから政策面で安易な期待はできない。軍事従属国でないから防衛を他国に頼れない米国で学んで「左右問わず国の議員は国防に強い関心が当然」の雰囲気ができていての「タカ派」なら良いが、ソレも実行力実務力がないと実現できない。東日本大震災のフジデモ期から私は「ネット右翼ではなく海軍系右翼」と良く書いてきたが、更に言えば「実務的タカ派(国防派)」だろうな、政治的アピールの看板だけの政治屋ではなく政策優先だから。
　しかし高市にはとにかく国のために働かせねばならないので、昔の評価？すべき話も書いておこう、細事ではあるが。
　昔、ある有名な討論番組だったと思う。官庁合同(大合併)で公共事業の地域組織の国土交通省の「地方整備局」は実は理想からすれば「地域整備局」だった話を高市がしていた。官庁合同で同じ旧内務省系なのに河川と道路は旧建設省、港湾は旧運輸省と国の大規模直轄土木事業が分かれていたのを中央でも地方でも合体したが、私の理想は北海道開発局のような農業土木部門まで含めた合体で、中央はダメでも実施機関の地方では合体を唱えた。そしてダメだった。農水省系まで含めた地域部局の合体による縦割り行政の不都合の緩和のための組織が「地域整備局(構想)」で、実際には旧内務省継土木事業のみの「地方整備局」となった。その話をシていたのが高市だから、その情報に関しては私と共有だったわけだ。どこまで理解し取り組んだかは知らないが。
　当時から高市に私の考えが伝わっていたのはわかるが、問題はその後だ。中身まで理解しているのか。そして最重要なのは実施力。ソレがなければ無意味。石破は鉄道でも農政でも国防でも私の考えが頭に入っていたはずが実行力が足りず、しかも媚韓で信用を失った。高市はドウかね。同じにならないとよいが、とはもはや言わない。神に降伏すれば良い。ただソレだけ。ソレだけが生き残る道だ、日本も高市も。トランプが来る前に確認しておけ、高市だけでなく日本人全体が！