公明党の高市自民党との連立解消・離脱劇騒動は今回は本気度が高いとも言われる、単なる瀬戸際外交でなく。やはりハト派の公明党は(対外タカ派でないと持たない)今の国際情勢下で自民党保守派と組むのは無理。創価学会も先細りだけだろう、「平和主義の学会が何故タカ派政権を支えるのか」とな。自公の選挙の相互依存度や公明党国交相ポストの旨味は大きいのは確かで、その筋の分析は政治評論屋に任せるが、やはり公明党の国土交通大臣の時期と国内投資停滞期が重なる点が私には重い。かつて「公共事業やりすぎで困る」と非難された自民党はスッカリ政策能力が落ち、進めるべき公共事業も出来ない有り様だ。「業界団体が属し地域の情報源でもある地元自民党組織でなく公明党地方議員を通じて公明党の国交大臣に陳情」が多くなった点も指摘される。様々な連立政権で公明党の(旧)建設大臣を望んだのはヤリスギ自民党のブレーキ役として、そして旧社会党系があまりに非現実的(非常識)だっかからだ。だが、ヤリスギの自民党も非常識な社会党もなくなった。高市の積極投資政策？に相応しい体制ではないと思う、公明党の国交相体制は。公明党・学会は一度は政権離脱して外からタカ派政権を批判した方が長期的な生き残り策にはなるかもな。