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タイ人工員大挙来日 −タイ洪水後の生産移転−[2011年11月25日(Fri)]
多くのタイ人工員が日本に入国する。「懲りない女性週刊誌」の「追伸」でも述べたが、タイの大洪水で被災した日系企業が日本に生産を移動する為だ。当初予想は2000人規模だが、更に増えそうだ(12月初旬段階では4000人申請)。政府は特例ビザを出す。中国人犯罪者を観光客と称して入れるくらいなのだ、親日国の重要な産業要員の受入は当然だ。

「日本のマスコミ屋へ」
 タイ洪水やタイ人工員入国の報道でも「タイは親日国」との重要情報が日本人に伝わらない。「タイは微笑(ほほえ)みの国」と表現しても「東南アジア一の親日国」との言葉は出ない。記者が無知なだけでなく、意図的に隠すようだ。日本のマスコミは反日国の中国・韓国のスパイだらけ。反日的な左翼だらけ。アジアに親日国があると日本人に知られたくないのだ。「アジアはみな日本の侵略戦争の被害者」「アジア人民はみな日本嫌い」との中・韓のスパイ宣伝や偏向した左翼史観に基づくウソを日本人に吹き込み続けるのが反日スパイ活動の基本、反体制左翼革命の基本。ウソがばれると反日のユスリ・タカリもやりにくくなるから、世界中で。
 違うなら報道姿勢を直せ。事実の隠ぺいを重ねると反・反日勢力にたたかれ、タイ人にもウラミを買う。ネットは真実を日本人に伝えよ。タイは親日の王国。若い者が韓流汚染にさらされても、熟練工の世代は親日が普通だろうし。

「選ばれたタイ人工員の評判」
 今の所、タイ人工員の評判は上々と報じられる。タイの日系企業で日本人から何年も技術や仕事の指導を受けた者の中から、技術、積極性、勤務態度等も考慮し選ばれた「うわずみ」も相当いる。タイのみで製造される製品では逆にタイ人が日本人に製造法を教える。「日本人並み」「タイ人に負けそう」といった評も、決してお世辞だけではなかろう。
 問題はこれからだ。暑い国のタイ人は日本の寒さに弱い。後進国から中進国に上がったばかりの国の人間は生活マナーやカネに関する感覚では日本人に及ばない。親日の敬虔(けいけん)な仏教徒の優秀工員にも、日本の生活での弱点はあるのだ。そこはフォローしてやらないと。

「インドネシア介護職員との違い」
 当初、私は東南アジア人介護関係者の日本入国に消極的だった。漢字もよく読めぬ者に日本での試験は無理だし、後進国的側面が残るタイの若年者を急に受け入れても金銭トラブル等を起こしてタイ人の評判を落とすとも心配した。結局タイ人は来なかった。当時は私の意見は閉鎖的に見えたろうが、結果的には正解だった。
 私が止めなかった?インドネシア人の介護職員の来日後、問題が発生した。受け入れ態勢がダメな所に急に受け入れた為、資格試験もうからず、受け入れ側も金銭負担が大きいだけだった。心配が当たったのだ。今回来日のタイ人模範工員とは違うのだ。
 介護職員問題では、日本の介護企業がタイに進出してタイ人を長期教育し、そこで選抜された者を日本に送り込む体制が望まれる。今回来日のタイ人模範工員と似た体制の整備だ。日本側でも受け入れ態勢の整備がないと、問題が広がるばかりだろう。
 そんな工夫は外国人と接する上では最低限必要だが、日本ではそうでない。経済連携協定の形だけ整えて肝心の外国人受け入れ態勢がダメなのだから。今回のタイ人工員については、そんな受け入れ態勢の不備がないよう切に祈る。気候の違いや食べ物の違いは、タイにいる日本人に選ばれた模範工員であろうとなかろうと、仕方のない問題だからだ。

 
●タイ人の弱点と対策(1) 寒さに弱いタイ人 −極端な気候の違い− 
 ・日本の冬の寒さは地獄
 夏ばかりの国のタイの人間は寒さに弱い。タイでは一年に3回半コメがとれる。日本では考えられないが、冬がなく年越しでイネの栽培が可能だからだ。これから日本は冬に向かう。来日タイ人には「極寒地獄(ごっかんじごく)」か。果たして、カゼをひかずに冬を越せるのだろうか。
 ・保温対策  −暖房、衣服、マスク− 
 受け入れ側は部屋の保温に気をつけ、社員の家族の古着でよいから貸せ。「加湿機」も必需品だろう。カゼ予防用マスクも配布せよ、安物で良い。吸気に湿気を与えるので、私もゼンソク対策で使っている。ただ、使う分だけ支給せよ。商習慣が中国に近いタイ。大量に先渡しすると売ったりする者が出かねない。
 ・入浴のススメ
 シャワーでなく湯船での「入浴」を奨励し、体を温めさせよ。湯上り後の湯ざめに注意すればよい。タイでも有名な「日本の温泉」の気分でリラックスにもなろう。無理にカネをかけて温泉宿に行く必要もない。タイでは一般にはシャワーのみで、バスタブ(ふろおけ)での入浴は一部(大金持ち等)だから「歓待」にもなる。日本人には当然でもタイ人にはゴチソウなのだ。「首までつかれ」とな。

●タイ人の弱点と対策(2) 生活マナーの遅れ  −ゴミ出しやトイレ− 
 中国と違い、タイは「微笑みの国」で穏やかな国民性の親日国。仏教的「寛容さ」が特色だが、その「ユルさ」は「だらしなさ」でもある。タイは円高での日本企業の大量進出で奇跡の経済発展を遂げた中進国だが、以前は後進国だった。生活習慣やマナーはそこにひきづられる。大半の男は寺(出家)と軍隊(徴兵制)で厳しい規律・戒律や忍耐も学ぶが、多くの女(母親)は両方とも行かない国だ。

「トイレ事情」
 ・タイの遅れ
 7年程前、タイの観光地の公衆トイレ(トイレ屋)が汚くてあきれ、ブログでも改善を訴えた。先月のタイ訪問時には改善の跡が見えた。ガソリンスタンド等の施設整備だけでなく、タイ政府は地方出身者等に「トイレマナー啓もうパンフ」まで配ったとか。来日タイ人にも初期研修が必要か。
 ・世界一の日本人の清潔好き
 日系企業従業員とはいえ、全員がマナーで日本人並みとはいかない。欧米人との国際結婚で日本の女(母)のトイレのシツケが厳しすぎるとガサツで不潔な白人の男ともめる事が多いとか。白人をはるかに上回って(トイレマナー等で)潔癖症の日本人。一方、タイは年中夏でモノが腐るのは当然。以前のタイ人は汚物への嫌悪感すら強くなかった。
 ・電気式ウオッシュレットなど夢
 タイでは工員等の一般家庭へのウオッシュレット(自動洗浄便座)の普及など「夢のまた夢」。一部に普及し始めたトイレシャワーは吹き出し口を自分で持つ遅れたタイプの「手持ち式」で、汚物がトイレ後方に飛びかねない。水洗トイレが更に普及しても、シャワー等の水周りをトイレと一緒にするタイだ。「水圧式洗浄装置」は別だが、日本のような電気式洗浄装置など一部の金持ちでもないと無理だろう。研修でこのギャップを埋めろ。
 
「ゴミ出しマナー」
 日本人のように、労働者階級どころか貧困層に至るまで清潔好きで潔癖症で規則を守る国民なんぞ、世界中探しても滅多にいない。タイ人でなくともギャップは出る。
 タイではゴミ分別以前にゴミ出し日も守らぬ者が多い。道へのポイ捨ても当たり前。街路樹の落葉など言うに及ばず。「街に放置された大量のゴミがいたる所で排水路に詰まり、今回の洪水被害を大きくした」とタイ人自身が語っていた。ゴミが流れていない日本の都市の川はタイ人には驚きだ。日本の細かいゴミ分別に慣れさせるのも、一苦労か。
 
●タイ人の弱点と対策(3) 食物の違い −食材や好みの極端な違い−
「コメの大食い」
 タイ人は食生活に後進国的状況を残す。タイ米の大産地でもあり、昔の日本人にも似て、タイ米を大量に食べる。ご飯を皿に盛ってフォークで食べる。日本でいえば「どんぶり飯」でお代わりだ、若い女でも。なのに若い頃は太らない、中国系等を除けば。食事の脂肪分が少ないためもあろうが、冬に備えて体に脂肪を蓄える必要がなかった南国のタイ民族の体質なのか。
 タイ人にはタイ米を腹いっぱい食べさせろ、安いし。高い日本のコメを上品に茶碗に盛るだけでは足りない。タイ米には独特のニオイがある。コメ独特のニオイを消すべく品種改良し続けた日本人には悪いニオイでも、タイ人にはそれがないとモノ足りないだろう。


「味の好みの違い」
 ・スッぱく辛いもの好き
 暑くて水が豊富なタイは農業生産力が底なし。上記のようにコメ(タイ米)は一年で3回半とれる、それも収穫量の大きな品種(長粒種)で。作物の種類も昔から極めて豊富だった、日本では珍しかったトウガラシ、カンキツ(みかん)類等も。ここが、空想歴史小説でタイ王族の私の祖父が敗戦後の日本の静岡で「カンキツ試験場長」になったというストーリーの背景でもある。
 タイの食物の味は極めて「カラい」「スッぱい」。有名な「トムヤム・クン」は「カラいスッぱいスープ・エビ」の意だ。最近は日本でも知られる「トリそぼろバジル炒め」もタイの本物は口から火が出るほど辛かった。そんな食文化のタイ人には上品な薄味や「しょっぱい」日本食や洋食だけでは・・・。
 調味料のトウガラシやレモン、魚醤(ぎょしょう)等を豊富に食卓に置くだけでなく、タイ人にはタイ料理も食わせろ。故国の味なら最も安い物で充分。食べ慣れた物でないと元気が出ないのだ、特にカゼ等で体調を崩すと。この話は、タイ長期滞在で下痢など起こした時の私自身の経験に基づく。
 ・ニオイの強い食材
 タイではココナッツミルクも豊富で、隠し味どころか主要材料とするスープもある。コクがあって味は良いが調理中のニオイもすごい。ニンニクも豊富でよく使われる。タイ人は熱帯以外の生活を知らず、「日本の緑茶は砂糖入り」と思う者も多い有様で情報不足。日本でそんな強いニオイが嫌われると分からぬ者も多いだろう。自炊ではニオイ対策に留意させよ、充分に事情を説明して。
 日本での仲間の集まりの折、夜間の騒音より調理での強いニオイで近隣から警察に苦情が寄せられ、不法滞在(オーバーステイ)がばれて強制送還されたタイ人の一団がいたそうだ。笑えぬ話だが、これが実情だ。


 ●真の国際化の為の外国人(タイ人)研修を
「日・タイ両政府へ緊急提案」
 日・タイ両政府は来日タイ人の生活フォロー・アドバイス体制を整えよ。役所で手が足りないならアルバイトやボランティアも集めろ。日本人にとってはごく当然の事を教えるだけだ。日本政府・自治体は忘れるな、これは「日本の味方の支援」だ。敵なのに金の為に味方ズラして侵入してくる悪魔どもとは違うのだ。
 しっかりやれ、タイ人。工作技術だけでなく、タイ王国経済防衛にはこれこそ最も大切な勉強だ。日本人の「他者の為」の「潔癖」「完全主義」「省資源(ケチ)」が日本の高度な技術・繁栄・独立を築いた基本なのだ。これを体感し、体得し、母国に持ち帰って伝えよ。
 それに、お前達タイ人の恥は王室の恥という事も忘れるな。TV取材を見ると、それが伝わった者もいるようだが。そして、政治無能の日本人に政治・国防・王室(皇室)・宗教の重要性を教える機会があれば、逆に教えてやれ、手とり足とり。野蛮な植民地主義者の米人に国としての存立を否定された戦後型日本人より、そこの考えはタイ人の方が優れるから。

「この機会にタイ人に日本を知らしめよ」
 意味もわからず「国際化」「グローバル化」ととなえ敵国の思うツボにはまる日本人。フジTV的、山本的だ。それを反省し、親日タイ人が多く来るのを良い機会とし、日本を知らしめよ。国際社会での国益を踏まえた「真の国際化」だ。

「タイ人向け日本研修構想」
 私は前々からタイ人教員等を大量に継続的に日本に来させて研修させるよう提案してきた。無能無策の日本政府は表立っては何もせず、行政力が劣り対親中政権クーデターも重なったタイ政府も(私が知る限り)何もしなかった。それを実行したのは王室の敵・共産中国という「オチ」までついた(タイ人の中国研修制度)。それを今やれ。サボると許さない。大洪水という仏罰を見たろう? 繰り返したくないなら我が言に従え、両国政府とも。
 
「想定研修内容」
 ・日本の状況を把握する事の重要性
 研修といっても、最も洗練され秩序だった世界最大級の先進国日本の産業、文化、インフラ、都市の状況等の見学が主。細かい専門的知識より、タイ王国経済国防の基礎的見識を身につける。日本を良く知れば、中国や韓国の「ウソ宣伝」にダマされてタイの進路を誤る事も防げる。
 ・研修内容
 例えば、ニュースやドキュメントだけでなく、娯楽番組でも温泉グルメや旅行モノ番組でも5分間の料理番組でも、日本のテレビ番組を(日本をよく知る者の)通訳付きで朝から晩までずっと見て楽しんだり。CMも極めて重要なのだ。
 観光地としてでなく真に私がタイ王国を理解し始めたのは、目の手術を含む長期滞在で長時間タイのTVを見てからだ。各局のゴールデンアワーの王室ニュース等を見てからだ。外国マスコミや映画産業の流すウソや偏見に邪魔されずにその国の状況を知るには、何日も(通訳付きで)その国のTVを見る事だろう。私の実体験に基づく話だ。来日タイ人を「(日本)短期旅行者は自身の偏見を確認しに来る」との米国白人の言のような状況にするな。
 東京を観光し渋滞のバンコクとは大違いの鉄道(地上・地下)の整備状況を実感すれば、「上海の鉄道(地下鉄)は東京を追い抜かした」などというウソにダマされずに済む。逆に、そんな知識がないとすぐ共産中国のスパイ情報宣伝にダマされるのだ。
 東京をはじめ、日本の街にはゴミも違法看板もほとんどない。タイとは異なる街の清潔さや秩序を見、メイド喫茶でもない安い店でも異常に礼儀正しい店員を見・・・。
 ・知的観光・大人のホームスティ
 適切に計画・組織化された「知的な観光」「大人の長期ホームスティ」だ。最初の段階はそれでよい。日本語が不得意なタイの英語や数学の教師でも無理なく参加できる。日本語の習得の進んだ上級者は、小売店舗やサービス業での実地研修等も行い、合格後は「上級日本研修者」と認定したい。親日的なタイでの名誉とし、多くの日系企業との関係等で優遇される、といった。
 
「今こそ研修構想を復活せよ」
 一部でよい、それを来日タイ工員にやれ。金のかからぬ事からやればよい。「ようこそジャパン」と飛行船に大きな広告を出す経費を削れば? ボランティアのTV通訳や、ハイビジョンチューナーや大型パネルテレビ(液晶やプラズマ)の一社一寮一台の食堂等への貸付程度なら、小さな負担ですむ、大型テレビも値下がりしているから。
 日本人には政治無能や売国奴が目立つが、金はある。安い貸切バスさえいらないかもしれない。電車で新宿駅・東京駅・日暮里駅や品川の車庫に行って駅の混雑や電車や線路を見せる程度なら簡単だろう。「ワイワイタイランド」等の親タイ・マスコミも利用せよ。生活アドバイスだけでなく、そこまでやれ。それもできずに「国際化」とわめいてムダズカイするな。従わないと許さない、今度こそ。
 タイ政府は洪水対策での生産移転支援の延長で来日タイ人支援・研修を始めよ。後続事業の先行・試行でよい。王室プロジェクトに取り上げてもらえるよう要請もしたい。「王室プロジェクト選考員会」あてか。「日本財団」にもだ。日本の為の文化事業だぞ、既存国際事業の拡大でよいから助力してほしい。商業目的でTV番組にタイ語訳をつけて放送するには許可やカネが必要だろうが(著作権問題等)、文化事業なら条件が緩む。タイ人自身がタイ人に通訳して聞かせる程度なら国策宣伝活動(スパイ活動)でもない。この際、タイの軍・警察の士官学校、特に軍の大学のエリートの日本受入れ等も徹底拡大せよ。 
 経済産業上では、タイは日本の一部。政府はすぐ動け。経費の安い話からでよい。復興事業のように予算不足は言い訳にならん。タイの治水と同様、サボればばれる、私の問題と同様。

 それにしても、親日国の人間が多数来日するだけで脅威に感じかねない反日の者が多いとは。日本人を見たら売国奴と思え、か。ア、山本弘か。
 いかに親日のタイ人でも、五代王の再来と噂される者への凶悪犯罪を見殺しにして償わないままの日本を見れば・・・。日本の味方くらい大事にしろ、いくら政治無能の草とり百姓でも。敵国スパイばかりか? 私の問題の放置はやめろ、直ちに。大事な所で無能無策な者ばかり、日本は。
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