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広軌別線「通勤新幹線」構想再び ーウクライナ鉄道穀物輸送の困難に思うー[2022年06月11日(Sat)]
日本国内の鉄道のレール幅の問題を思い出した。ウクライナと西側隣国のレール幅の違いで穀物の鉄道輸送が難しい話で思い起こすのが、東京の広軌(こうき)別線(べつせん)の「通勤新幹線」構想だ。後述のように「超広軌」なら更に良いから「超広軌別線」か。高速道路や在来線の直上空間等を活用、本格的な完全二階建て車輌で輸送力は倍増、駅も最低限で所要時間も予算も節約、JR中央線や東急田園都市線の深刻な混雑を緩和し、出来れば渋谷・新宿間も結んで相互に直通する構想だ。一般には広軌とは日本の従来のレール幅1067_の狭軌との対比で、西欧型の標準軌でポーランドなども採用する1435_を指すが、列島の主要幹線ではなく他線との乗り入れが無いなら通勤新幹線は1600_や1700_の「超広軌」にでもして背の高い完全二階建て車両でも安定させ、車輪の間に挟まるモーターも大きくする。完全二階建て車輌とは一般的な車体中央部のみの二階建て化ではなく、二つの車輌をソノママ重ねて一つの車輌とするモノで、駅のホームも二階建て構造。これなら輸送力は完全に2倍、従来型二階建て車両のように駅での乗降でドアが不足し停車時間が延び運転本数を減らす愚も無くなるが、完全に新しく建設する必要があろう、駅でも線路でも。安定性の良い強固な路盤と非常に広いレール幅も必要だ、いわば「超広軌」の。
 小池都知事の選挙時の政策案「二階建て電車で通勤地獄緩和」とかの無責任な話への批判の中で出した理想案が「安定性が高い広いレール幅の新設鉄道の線路に完全2階建て車両を走らせる通勤新幹線構想」だった。在来鉄道線の二階建て化では車輌中央の部分的2階建て化のみで乗り降りが不便、ドアが不足し乗降時間が増し輸送力が逆に落ち、レール幅が狭いまま在来線で車体全体を二階建て化すると安定性が悪くホームも駅も線路上の道路橋も全て大改造だと。無理だよと。
 通勤新幹線構想では、老朽化する首都高速道路等の建替え工事への支援と合わせて、古い高架道路橋の更に上に仮設道路を建設し完成後は仮設橋(3階部分)を狭くするなどして鉄道用に転用する案をまとめた訳だ。田園都市線の増強用の鉄道が地上に比較的楽に出来るから。また、JR中央線の線路の直上空間を活用する複線化案も以前から漠然と持っていたが、小池都知事新任時にまとめて提案したのだ。結局、シロウトのTVタレントの小池にはソンな大構想は無理で、自分の「二階建て電車で通勤地獄緩和」の案も手つかずだが。
 だが、ひょんな所で浅田真央の真央リンクの候補地の選定には関係したようだ。JR中央線直上の通勤新幹線は立川止まりでなく、返還されるべき米軍立川基地転用の新空港まで延伸するのが望ましいから。「真央リンクは新幹線の駅の近辺に」との話に沿う立地で、トランプ政権以降の米軍関係者の後押しか何かもあったのか。しかし、それだけでは日本の安保の助けにはならないか・・・。
 ウクライナは嫌いだが「情けはヒトのためならず」で「ウクライナだけのためならず」だし、鉄道のレール幅が直接に国家安全保障上の大問題でもある点を思い出させたのは、ウクライナの戦争の貴重な教訓だ。その教訓を日本人は肝に銘じろ、難しいだろうが。
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