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ウクライナ穀物陸上輸出のネックは鉄道線路幅 ー各国のレール幅の違い ポーランド等は1435_ ウクライナは1520_ー[2022年06月11日(Sat)]
ウクライナの麦が来なくてもアジアの米食国は飢えないが、他の麦食国は困るそうだ、神の警告とは思うが。ロシア海軍の黒海封鎖でウクライナの穀物輸出に海上輸送路が使えず、鉄道輸送しようにもウクライナと西側の隣国ではレール幅が異なり今は同一車輌の直通運転が出来ず、自分で乗り換えられない貨物では大変に不便、特にカサのある穀物では。
 日本でも新幹線(レール幅1435_)と在来線(1067_)の直通乗り入れ「ミニ新幹線」では在来線の線路幅を工事で変えるか車輪幅可変型車輌「フリーゲージトレイン」が必要だが、同様に旧ソ連のウクライナの鉄道はソ連規格のレール幅1520_、西隣のポーランド等は旧ソ連の属国でも別の国で西欧標準軌間1435_(日本の新幹線と同じ)。トラック輸送では輸送量が小さく、ヤハリ地上の単純な大量輸送には鉄道が一番なのに。だからロシア軍の軍事輸送の主力は今も鉄道、旧式のT62戦車の緊急大量輸送にも鉄道を使うのだ。私はウクライナ支援も兼ね日本の車輪幅可変車輌・フリーゲージトレインのシステムを貨物用に簡便化して具体化・実現し供与・支援すべきと思うが、愚鈍な日本政府や鉄道会社ではね。日本国内の鉄道システムの強化、国内外の国家安全障上のダメージへの対応にも、フリーゲージトレインは必要な道具、MRJなどと同じで。鉄道のレール幅は安全保障上でも重要テーマだが、主要幹線でのフリーゲージトレインの実用化を阻むのも恐らく反日国の影だろう、中国が先にパクリのフリーゲージトレインを実用化だそうだし。「日本でなく中韓に投資しろ」のスパイは国内にあふれている、政界でもTVでも。「中韓と同じ鉄道にして輸入し日本の技術は全て中韓によこせ」だろうよ。ウクライナ戦争でヨリ良く分かるはずだぞ!

 ウクライナにはロシア軍に破壊された鉄道の復興も兼ねて国内の線路を旧ソ連規格1520_から西欧標準規格1435_への変更等を含む改良(復興)計画があると。それなら外見と宣伝だけで故障ばかりの不良品の韓国ヒュンダの車輌も抜本改良か破棄できる。しかし今は間に合わない。モーターの無い貨車の車輪だから、広い幅の1520_用の車輪幅を1435_用に狭めるのは可能とは思うが、大がかりな作業による一回限りの変更だ。元に戻すには再び工場に入れないと。
 車輌規格(車体の大きさ)が小さい西側標準軌間1435_用の車輌ならポーランド等からウクライナ内に直通できるそうだが、それには
@西側の車輌(貨車)の車輪を台車ごと国境付近でイチイチ交換する
A単純な車輪の車軸上移動型等の車輪幅改変台車を西側車輌に付ける
B日本のフリーゲージトレイン型の貨物用軌間変更台車を支援・供与
等の方法があろう。

@は車輪幅変更台車など作らずとも済む分は楽だが、国境を貨物列車が通過する度に車輌整備工場でのように全貨車の台車交換で大変な手間だ、イクラ非常時とはいえ。大規模高能率な台車交換施設が国境付近に出来ても手間や時間がかかるのは確かで、ズサンやミスによるトラブルも危惧される。
Aの単純な車輪幅変更方とは、単に車輪の位置を車軸上でズラすとかいうモノ。単純な構造で製造も楽だろうが運用・管理には神経を使うはず。工業技術も遅れ製品の品質が悪く旧共産党お役所仕事のズサンなウクライナ人や東欧人に出来るのか。車輪幅変更用の特殊レールの上を列車ごと通して変換出来るなら運行は楽だが、実現性があるのか知りたい。
 国ゴトにレール幅が違ったりする欧州での長距離国際直通列車の客車では、左右の車輪が独立懸架で同一の車軸に固定せずに車輪幅を変更する方式も採用された。この国際列車の方式はスペインのタルゴ社のモノで、その名は日本でも聞いた。動力のある機関車は車輪幅を変更せず国境付近で機関車だけ換えてしまうし、夜行寝台列車で昼間の高速列車ではないから出来た点はあったろう。幸にも、これに条件がヤヤ近いのが今回のウクライナの話だ。直ぐ必要なのは穀物大量輸送用の貨物列車の貨車のみの車輪幅変更で、貨車には動力は無いし高速も必要ないから車輪幅変更用台車の安全面で速度が制限されても問題は無かろう。輸送船は10ノット台で時速20〜40キロ程度、遊覧船も同様だから中国のハリボテ空母「遼寧」も最高速度10ノット台らしい。非常時の臨時の特殊車両の貨物列車が最高速度60キロに抑えられ平均速度が40キロに落ちても丸1日(24時間)走り続ければ千`進む。昔の蒸気機関車の時代の日本の貨物列車の最高速度は50キロ台だったそうだから、それよりは良い。
 しかし、大きな力がかかる鉄道用車輪をイチイチ車軸上でズラス点には不安を感じる向きがあろう、緊急のウクライナ穀物輸出の臨時の措置なら何とか通るとは思うが。
Bの日本のフリーゲージトレインは超高速で新幹線本線も走る高速列車用。モーター車が列車の端に集中する上記のような機関車方式「動力集中方式」でなく、日本の新幹線は超高速列車のアチコチの車軸にモーターが付く電車方式「動力分散方式」であり、「動力の伝わる車輪の幅を変更せざるをえない」という厳しい状況への対応で開発された。車輪にパイプを固定し、そのパイプを車軸の上で滑らせ車輪幅を変え、モーターからの動力もブレーキ力もパイプに伝える「二重車軸」とでもいうべきシステム。動力を伝える車軸(パイプ)と重量を支える車軸の分離だ。高速運転中や急減速中(回生ブレーキ時)にモーターからの大きな力がかかる車軸から車輪が外れたりするリスクが低い優れた巧妙なシステムだが、少々構造が複雑。完全主義や政治や経営の問題からかトウの日本では部品の摩耗など耐久性の問題も指摘され、第一にJR各社が導入に二の足を踏んで実現していない。私は導入促進派で、私の「これは予算節約のための技術」との声に反応したか悪名高い民主党政権も「事業仕分け(予算削減)」の対象から「フリーゲージトレイン開発事業」を外したのに。「複雑な構造で真冬の凍結に弱いのでは」「便利なシステムだと逆に赤字政治路線の押しつけを招かないか」とかの不安とかが推測されるが、どうせ中韓スパイの妨害活動が関係するだろうよ、政界やTV界の。

 あくまで日本に居る私の推論だが、ウクライナ戦争での緊急の穀物輸送用貨車なら低速だしモーターも付かず、だいぶ条件が楽だからAの単純型車輪幅変更台車の使用を検討すべきかと思う。だが、それならBの日本型の巧妙で精密なフリーゲージトレイン型でも部品摩耗などの不安が減るし元から信頼性が高いし、これも良いと思うが、シロウト考えか。

 しかし、AでもBでも特殊台車の発注と製造には時間がかかる。取り敢えずはウクライナの貨物列車から国境付近でポーランド等の貨物列車に迅速に穀物などを乗せ替える施設などを急造すべきだろうが、それができねばヤハリ、上記の工夫かソレへの支援だな。ウクライナは嫌いだしポーランドも天罰の対象国だが、極東有事に欧州の協力を得たいなら何かはせねばならない。日本のJR等に政府・政権が補助してやらせるべきか。出来た所で時間はどれ程かかるのか、知りたい所だ。愚鈍な日本の政府ではアマリ期待できないが、フリーゲージトレインの開発と実用化の必要性は何度も強調してきたはず。ウクライナ危機でのように国家安全保障上の問題ともなるのが今回ハッキリした。これは国防上の問題でもあることに気づけ、日本人の政治愚鈍では無理でもな。
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