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前原次期首相に宿題[2011年08月25日(Thu)]
前原が民主党党首選に出馬を表明した。党内融和を唱え小沢一郎とも会談したが、短時間で成功したのか分からない。が、おおよそは私が望んでいた方向に向かっているのは良かった。前原は民主党党首だけでなく国土交通大臣の経験者でもある。復興の公共事業が目白押しの現在、首相に前原党首、東北の現場の全権を握る仙台の長官に小沢一郎、という形がベストだと思っているから。
 小沢一郎は党員資格停止状態のまま「民間人枠・無所属枠?」の長官(国務大臣)でもよいではないか。実権さえ渡してやれば十分に使いこなせる人物だから、党員資格など関係ないだろう? 小沢嫌いの向きにも、「小沢一郎を仙台に出して東京の政局から距離を置かせる」とでも説明すればよい。どの道、復興の実務は大変だ。東京の政局にかかわっている場合ではなくなるから・・・。

 前原にも、この点が宿題となろう。しばらく小沢一郎と距離を置いてきたようだが、以後は仲直りし、小沢一郎の力を国の為、復興のために利用しなければならない。この実現が宿題の第一点だ。

 宿題の第二点は、東北大震災後の復興の様々な国家的プロジェクトの実現に尽力すること。例えば、耕作放棄農地への太陽光パネルの設置等には規制の緩和が必要になる。常磐リニアは首都圏空港リニアと接続すべきだが、そこは東北地方の仙台の復興局の管轄ではない。首都圏の国際空港の整備も同様。中央リニアを大阪まで伸ばそうとすれば、もちろんそうだ。これには首相の決断が必要になる。
 これら、仙台の管轄外となる事業は首相の担当となるので、前原がしっかり責任を持ってやらねばならないのだ。
 
 宿題の第三点。タイの高速鉄道網整備への支援体制を固めること、すぐに。これは後の途上国や新興国すべてに対する事業の基礎となろう。「鉄道好き」の元国土交通大臣の前原なら私の言う事は理解できるはず、いや、当然理解しているはずだ。実質的にタイ新政権の最高顧問であるタクシンが向こうから望んで日本に来ているのだ。選挙が忙しくても、内々に電話で5分話す余裕もないとは言わせない。小沢一郎との会談が短く済んだのだから、その余裕を回せ。なんなら小沢一郎に取り次いでもらったら? それとも公共事業に詳しい小沢一家に任せるか、選挙期間中は。
 タクシンにはこの場を借りて「法律で入国できない所を入れてくれた日本に感謝しろ」とか書いたが、前原には逆に「重要人物のタクシンが来てくれたのだから、この機会を生かせぬようでは首相失格」と言っておこう。
 この問題は、インフラ輸出を経済成長戦略の中で大きく取り上げる日本には極めて重要で、インフラ輸出全体の試金石ともなる話だ。前原も大の鉄道好きの元(鉄道管轄)大臣。絶対にしくじってはならない。

 宿題の第4点。テレビ局の韓国偏向問題の是正。デモに関して述べてきたような政策要求を部分的にでもよいから実現してもらおう。ネット化の進む日本社会では、ネット勢力を味方につける事が極めて重要。前原が若き新時代(ネット時代)のリーダーなのか、政経塾卒業の段階で進歩の止まった旧世代人なのか、そこで判断される事になろう。
 韓国人違法献金問題での失点を挽回したければ、この問題に真剣に立ち向かう姿を示せ。元来は米国通の保守系の常識論者だったのだ。その姿勢をネットに、天に示せ。もしも韓国政府が妨害しても、逆に殉教者?となってネットで前原支持のコーナー?が建つぞ。前原支持のデモが起こるぞ。私も見に行くぞ。それがまたネットで流れるぞ。そんな状況である事を忘れないでほしい。

 宿題の第5点。私自身の問題だ。私の出す宿題の中には必ず入れねばならない問題だ。何度も強調したように、何らかの賠償、犯人どもの隔離、そういった点が焦点になる。それが全くなしなら、新首相への支持もない。結果として私と考えを同じくする者達の支持も失いかねない。私は前原びいきだ。少なくとも今まではそうだった。これからもそうである事を祈る。私と日本政府の和解を成し遂げれば、有利になるのは分かっているはず、政治家として。
 鉄道好きの前原そっくりサンと長時間話した記憶が残っている。当人かどうかなど知らない。どちらでもよい、そんな事。後はやるべき事をやって私の支持を固めてほしいだけだ、日本の為、アジアの為、天の為・・・。
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