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中国恒大の経営危機は氷山の一角 ー急拡大も破綻も「ザ・中国」 不動産バブルと補助金バブルに踊った中国的ズサン経営の当然の末路ー[2021年09月22日(Wed)]
中国の不動産最大手(2位)の恒大グループの経営破綻危機で「世界バブル崩壊か」と世界の株価が下落。負債総額33兆円は超巨額と騒がれるが内実は十倍以上かも、中国共産党幹部一族等にたかられて。だが、異様な規模のバブルに踊った如何にも中国的なズサン経営の当然の結末だし、コロナ対策金融緩和の「バブル足抜け」の動きが中国、韓国、米国等、世界中で見られる中だから意外視する方が変とも思う。「何を今さら」「分かりきった事を」と。リーマンショックの再来とか騒ぐ者もいるが、私はリーマンショック対策事業の中国の巨額財政支出の直後から警告し続けてきた話だ。それに「住居は住むもので投資用ではない」と語る習近平は経済格差是正を訴えバブル的状況を嫌うし。国有地(実質)払い下げや国策バブルに依存した成金が国に見放されれば破綻は当然だったのだ。
 異常な中国とは縁を切らないと、ギリギリまで縁を薄めないと、経済でも経営でも健全化はないし、明日は我が身だ。恒大の経営危機は氷山の一角、中国はそこいら中が恒大。「中国経済は恒大そのもの」「恒大こそ中国」。先日も労働も消費もしない中国の「寝そべり族」の増加に関して書いたばかりだ、中国には存在して良い量の30倍の通貨があふれるヒドイ状況とか。GDP値の大幅水増しだけでなく、中国の富は通貨面だけでも最低30倍に水増しだから、本当の姿を思い出せば直ぐバブル崩壊だ、数十分の1に縮小して。「中国は市場として重要だからTVで中国批判をしないでくれ」とか出演者に言う(圧力をかける)者(スパイ)がいるそうだが、「明日は全て紙くず」の異常な市場にのめり込みワイロをたかられカネも技術も奪われ目先の数字や立場だけ保つのが「長期的利益重視」の日本の企業経営だったのか? 違うだろう!

 中国の恒大(エバーグランド)グループは創業者が一代で築いたと言われ、経営者の許家印は中国最大級の富豪とされたが、単なる根無し草のバブル成金だった。顔は日本のTVに増え続ける朝鮮系と似ている。富豪の辣腕(らつわん)経営者と言っても国策バブルの不動産投機熱や補助金バブルに乗っただけ。手堅さがまるで無く「思いつきで何にでも飛びつく」といわれ、積極経営を装っても内実は無謀経営。ミエ張りとゴマカシ、誇大宣伝とウヌボレ、中国人的なウソまみれのズサンな自転車経営が、そんな異常な中国の経済環境の中で一時的に甘やかされ生き残っただけのようだ。だから習近平の経済格差縮小策や腐敗撲滅運動、米中対立、コロナ渦等々の不況での恒大の破綻は当然と思う。後は破綻処理が如何なる形になるかだろう。限定的金融支援か、完全破綻処理か、国営化か、半国営化か、とか。

 中国の国策バブル、「官製バブル」とは、リーマンショック対策事業以後しばらくは「不動産(開発)バブル」が主だったようだが、それが行き着いた最近は「補助金バブル」が多くなったとは既述だ。恒大グループは両方にのめったようだ、当然ながら。
 まず「不動産バブル」。中国の土地とは人民のモノで、人民の代表たる共産党が人民の名で管理する形を取る。だが内実は共産党、特にその幹部一族の私有財産と化し、勝手に使われ、その土地を担保にしたり、ソコでの開発計画によって金融機関から無理矢理に返済不可能な融資を引き出す連続となった。全く売れない物件、投資用で居住者がいないマンションやニュータウン(鬼城)でも、実態があればマダ良い方。中には全く開発事業もないのにウソの投資計画書だけで巨額の融資だけ出させて高飛びしたり共産党幹部一族が横領するような話も多かったようだ、既述の架空の巨大高層ビル計画「天空城市」のように。恒大の本社に押しかけ「カネ返せ」「カネが返らないと飛び降り自殺するぞ」とワメく債権者の大半は経済の常識では考えられない高配当に疑問も持たずにダマサレた愚か者だが、中には本当は損などしない赤い貴族の特権階級の関係者が混じるのでは?
 そんな無謀融資を続ければ金融機関も破綻するはずだが、共産党幹部のワガママには逆らえないし、後々、株式バブル等で埋め合わせがある。バブルで株価がつり上げられると金融機関は一斉に申し合わせて売り抜けて得だけ取って赤い損害を補填し、株価下落の大損害は一般投資者につけ回してシステムを形だけ存続し抜いてきたのだ。

 中国の「官製バブル」とはココでも私が指摘してきた。恒大は不動産バブルと補助金バブルの両方にのめったから正に代表例だろう、悪い意味での。リーマンショック後の異様なバラマキ政策による大規模公共事業による景気対策の中国バブルの最初の頃は、まだ必要なインフラの整備という面も無くは無かった。悪名高い中国高速鉄道(新幹線)も最初の1、2路線だけは黒字らしいし。だが、強欲だけの中国人だ。直ぐに金を回すだけの不健全なバブルと化し、「経済麻薬」となって中国人、特に共産党幹部一族とか言う「腐敗した赤い貴族」の食い物と化した。私はその頃、「中国のバブルが崩壊するか、バブル政策という麻薬に死ぬまでのめり込むか」とか書いたと思うが、経済の自律性や健全性が全く無い中国では崩壊すら出来ずに後者の麻薬にのめった訳だ。そして、その「バブル麻薬につけ込まれた企業」の代表例が恒大グループと超成金経営者だった。
 恒大の破綻は当然だ。コロナ対策金融緩和を世界が見直し始める中、時間の問題だったのを、中国では習近平の腐敗撲滅や経済格差抑制の金融引き締め策がダメ押しで後を押しただけだろう。こんな連中に支えられていたサッカーチームの恒大など、まさに「サッカーバブル」、破綻が当然の。不動産業者らしく50面もある巨大コート群をサッカー選手養成用に用意したそうだが、宣伝とミエ張りだけでマジメなスポーツ振興など関係なかったのだ。中国は経済も社会も軍事力も全てが中身の無いバブルだ。

 恒大は「官製バブル」の中の「補助金バブル」への入れ込みも激しかった。中国政府の補助金に頼った門外の電気自動車製造事業への参入等の事業多角化が恒大経営破綻の直接の原因とか。企業名は「中国恒大新能源汽車集団」だが、最近は収益の大半が健康事業と高齢者福祉事業だったと、電気自動車製造業者なのに。
 補助金便りの無謀で異常な経営の例として、日本でも悪い意味で話題の「中国レンタル電気自動車事業」を挙げる。このレンタル事業による電気自動車の普及は中国政府の補助対象の代表例だが、雨後の竹の子のように参入した企業の大半は補助金目当ての軽薄幼稚なズサン経営、というより経営する意思もない連中のようだ。中国各地に使用しないレンタル用の電気自動車の大規模な「放置場」が続出したが、これは補助の規定を満たすべく捨てられない電気自動車を放置して書類上は運用している事にして補助金をダマシ取るためだと。中国人は「上に政策あれば下に対策あり」と言うが、腐敗政府とそれにタカル悪徳商人しかいないのだ、中国には。目に見える範囲でも、中国人は元からレンタル使用規則を守らないので車の回収や修理が大変なのに、貸す側のレンタル会社は補助金だけが狙いだし、アノ国民性では元からマジメに管理も対応もしなかった。
 これは中国政府の肝いりで多数の中国企業が参入した「中国レンタル自転車事業」が回収されない廃車の自転車の山を築いて終わったのと同じ繰り返しだ。第一に中国人は自分の物ではないレンタルの電気自動車から何でも盗んで売るだけで、最初から商売が成り立たないのは分かっていたはずなのを、ゴマカシと経営拡大宣伝で押し通したのだろう。「国有地の使用権の獲得のため政府に合わせて補助事業に参加する必要があった」と批判か弁護か分からぬ論評もあるが、政府頼りのずさん経営には変わりは無い。中国人は破綻の表面的な言い訳は幾らでもする、如何にも中国文化圏の中韓人らしく。レンタル自転車事業の折も「自転車のGPSから得られる人流のビックデータを売って巨大な収入を得るから、中国に多い貧民用に自転車レンタル料金を安くしても大丈夫だしマスマス普及する」とか言っていたそうだが、全てウソだった。恒大も「電気自動車が売れ残っても政府の後押しするレンタル事業で楽々吸収」とかタカを括ったのか。
 結局、恒大が手を出した電気自動車事業も補助金以外には結局は何も得られなかったようで、恒大破綻の引き金を引いたと。不動産会社が門外の大規模製造業に進出してはムリが生じるが、健全性無視の目先の見え張りの事業拡大の末の自転車操業が中国人だから、破綻も当然だった訳だ。中国系タイ人の企業集団が中国の自動車会社をタイで売るとか聞いたが、大丈夫カネ。どうせ中国ビジネスとの交換条件か何かで中国の手先になったのだろうが、待つのは破綻だぞ。

 以上のように、恒大の破綻くらいで慌てるな。全ては織り込み済み、神の意思の通りだ。
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