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舛添離党・新党結成[2010年04月21日(Wed)]
舛添元厚生労働大臣が自民党を離党し、新党を結成する。先日、日本創新党の旗揚げ時、政策責任者の斎藤元山形県知事に、知事就任時に当時の山形でも大問題になっていた虐待の対策がらみで提言らしき文を送った話を書いた。舛添氏は厚生労働大臣の折、提言どころか、自分への一時保護等を証明する物を出してほしい旨、何度も頼んだ経験がある。あくまでメールの形でだが。政治動乱で名が出てくる者に昔からの記憶のある者が多いので、触れておく(以後敬称略)。

 「日本創新党と舛添新党」
 斎藤(創新党)の場合は新幹線乗り入れ問題等で意見がほぼ同じだった事もあり、書簡を送り、以後もずっと好意的に見てきた。地方部では珍しい日銀出身の知事だった。国際金融機関にも勤務経験がある。経済学部出の私にも、良く知る同級生(国家公務員なら経済職)などの重要な就職先としては、技師が幅を利かせる建設省などより大蔵、通産、経済企画、日銀などだった。もっとも、公共土木事業と農政が圧倒的な比重を占める地方保守政界では、日銀出身の経歴は役に立たないどころか、素人の門外漢扱いとなってマイナス要因になる。日銀出身者等が知事になるのは、多くの場合、スキャンダルで実力派の前任者が辞めさせらた直後のごまかしの意味が強かったりした。斎藤の経歴に期待するというより、むしろ不足面の補いになれば、という意味で書簡を送ったと記憶する。
 舛添の場合も意見・発言の一部に私とそっくりなものがあり、大臣就任直後、期待して私に関する情報開示について頼んだがダメで、失望した記憶もある。私にとって根本的に重要な話だから。舛添本人のウソや怠慢だけではないと思いたいが、こちらの状況を把握しているとしか思えないような言動の後での無為無策には、さすがに強く失望した。
 舛添は法学部出の事務系で、役所の出身でさえない。安定した政治状況でなら、実務者の世界(外務省等を除く)での信用に疑問を持っただろう。誰も小沢一郎ほどの実力者と比較はできないが、田中派・竹下派・経世会系の有力代議士に比べれば、やはり保守政界で重視される基盤が弱かった。旧竹下系の参院の大物との縁を生かし、これを補い、そのおかげもあって厚生労働大臣になれたとも聞いたが。それが動乱期なら、あまり関係なくなるかもしれない点が、舛添には幸運だろうか。
 ところで、その組閣では、すでに、自民党と民主党・小沢一郎の接近、連携、「自・民大連立」等が考えられていたようで、小沢王国の岩手県の元知事(建設省出身・総務大臣)や、小沢一郎が自民幹事長の時に政界に出た(参院比例代表)と記憶する元運輸省港湾土木技師の代表が入閣した。それに、竹下派系参院有力者との縁が取りざたされた舛添。組閣は小沢シフトだったのだ。どうやら、そのために参院入閣枠からはじき出されたとされる参院議員が、舛添新党に参加するとか。偶然か、因縁か。
 上のような話もあり、舛添とはつながりを感じる一方で、やや精神的に距離があった面もある。これは有名な深夜の討論番組「朝まで生テレビ」(テレ朝)で、同じ当時の東大教養学部の教員でも、経済学系の西部の方を評価していた頃からではある。教養学部(東大の教養課程)の学生として西部の講義を聞いた世代でもある。舛添もその頃、同じく教養学部にいたと思うが・・・。

 「舛添新党への期待」
 しかし、多少距離感があったにしてもだ。この時期の独立には勇気がいる。小規模でも良い意味で民主党を政策面で操れる連立相手?がほしいとか願う私の考えにも合うだろう。舛添は保守系の論客。それも、かなり論が立つ。中国の手先の左翼系労組の代表やそれに支援される者よりは、確実に政策議論で期待できる。赤く汚れた愚かで醜い草取り百姓の日本人を説得するには、一部で指摘されるような「アク」がある方がよいか。舛添のような保守系の論客が、そんな日本人一般から人気が高いのは、以前に比べれば少しは日本がまともになった証拠か。
 個人の出世欲で動くとの舛添評もある。政界への関心は東大教員当時からとのウワサもあり、親の介護での苦労の体験から政治を目指したという舛添の話は事実と違うかもしれない。しかし、それならそれでよいのだ。国際政治が専門の実践的な学者だったのだから、それを国政に生かしたい気持ちは元からあったのだろう。そんな部分を正直に丁寧に話せば評価も信頼も高まるはずなのに、これではミエやゴマカシととられる。日本の政治構造の中心の公共事業分野の構造も報じず解説もできない法学部出の記者、それにウソを書かせているような法学部出の事務屋などにも似て。私が関係した工学部、農学部、経済学部の人間だけが立派とは決して思えないが、私が東大で見た一部の法学部生の「中身がない為に余計にミエをはり、イバル」「力もないのに出世欲はある」「人を傷つける事だけが楽しみ」といった感想を舛添に重ねているだけかもしれない。まるで我が家の悪魔だが・・・。確かにああいう外見だし、テレビの討論番組での議論の仕方が少々意地悪だった、外国流とはいえ。討論で自分が勝つ事だけを目的にしているように見えたそうだ。また、そんなイメージをマスコミが作り上げたのかもしれない。「政治の大義より出世欲」と。政治での目的が政治以外のところ、例えば個人のポスト獲得欲だけだと、あの腐敗しきった中国共産党の幹部どもと同じになってしまう。日本でなら、誰もそこまでひどくはないだろうが。
 普段の姿でも、もう少し「愚直」さが見たい。舛添はいかにも賢そうで「愚」ではない。これは大変に良い事だが、このような話から今までは「直」にも見えにくかった。「愚直」だけでは日本にはびこる左翼を論破・圧倒できず、中国の言いなりにもなってしまうが、一方では、天にお認めいただくには「愚直」な側面もあった方がよいようだ。愚直と正反対の大ウソとミエハリ・ハッタリしかない中国の赤い悪魔どもは、天にニラまれているらしいよ。これは私だけの感想か? 
 だが、腐ったタイでも、実権のない傀儡(かいらい)の人寄せパンダでも、自民党の首脳部入りの可能性があるのに離党したのは、「愚直」の一つの形ととらえ得る。背後に民主党関係者の勧誘がなかったとは断言できないが、そのような背景があるなら、逆に政策実行上では安心できる。この混乱期だ。前に出ようとする意思、言葉の上での説得力には期待する。多少のスタンドプレーや演技も、目的が正しいなら許される。どうせやるなら、是非、日本を救う政策推進上の台風の目になってほしい。当然、私が支持するには、私の事も含めて解決してもらう事が大前提だ。やってもらわねば困るし、空手形で納得するほどバカではない、あれだけ踏みつけにされて・・・。

 「複数の政党の発足  − 役者がそろってきた − 」
 以前からの「みんなの党」に加え、鳩山(兄)、「日本創新党」、「立ち上がれ日本」、「橋本新党」、「舛添新党(新党改革)」と、急速に役者はそろってきた。まさか、4月30日の期限の話が、こんな形で現れたか? 
 橋本はこのブログでもとりあげ、支持してきた、知事就任前から。偶然だが、自宅のすぐ近所のマンション建設に関する調整役?として紹介された弁護士が、橋本と良く似ていた、なぜか。
 「立ち上がれ」の平沼の「さきもり法案」等の対馬重視は私と同じ。
 同党の実質的最高責任者の一人の石原都知事も、就任時に知事室あてに要望・提言を送った。児童相談所を管轄する都知事に私の虐待時の一時保護等に関する情報開示を求め、「通勤地獄にNO!」のスローガンを掲げた石原に都市通勤鉄道の改善策を求めた。新宿の犯罪中国人を追い出したのは良かった。中国人に恐れられる知事、とか、中国系タイ人?からも聞かされた。が、私の要望の二本柱はダメ。考え方は近いはずだが。
 そして、宮崎県知事。選挙期間中から私のシンボルカラーのオレンジのはっぴ等を多用し、最初の登庁日以来愛用する事務服?は、私の最初の冷却ファンつきジャケットと良く似たデザイン。みな偶然か? どうも、皆、縁があるらしい。
 ただ、これら政党の政策に期待しても、それを民主党政権等に飲ませるには、数、まとまりも必要。石原は「救国統一戦線」とか言っているが。今夏の参院選は与党も自民も勝てないらしい。これら集団の政策推進上の最低限の数がそろう可能性があるのは、良い事だろう。

 「期限の意味」
 これらの動きは、あくまで夏の参院選に間に合わせるものだろう。が、偶然か、私が設定した4月30日の期限に合わせるように新党設立ラッシュが起きた、縁のある者たちの。偶然は多いのだ、誕生日に中国の首相が来たり、急に普天間問題が原案で動きだしたり・・・。
 だが、日本には時間がない。期待して裏切られるのにも、すっかり飽きた。ウンザリだ。そして、期限は元来、私の問題の解決・進展の為の期限。私が私に関して言う限りは、そうなる、当然だが。好意的に楽しみに、これら新党の推移を見守りたい所だ。本当に「救国統一戦線」ができればよい。それが真の保守勢力を大同団結させる契機になれば更に良いし、そこまでゆかねば「救国」は無理か。だが、日本の問題も私の問題も待ったなし。政治家だけの責任ではなく、日本人全体の責任だが。普天間のようなゴマカシはもうきかない。愚かな赤い百姓は分かっているのだろうか。分からなくてもやれ。どうせ、分からぬふりをしているだけだから。

 期限が迫ってきたが、まだ何の動きもない。普天間問題同様だ。どこまで人を愚弄すれば気が済むのか。何もやらないなら、せめて事情を説明せよ。それが、凶悪犯罪者やそのほう助者の取るべき最低限の道だ。沖縄人さえ泣き寝入りしてくれれば、高橋という人間さえ泣き寝入りしてくれれば、か? 選挙の時だけ実現性の低い理想論でダマせばよい、表面だけあの人と同じ言葉を使えば政策など実現せずともお人良しのバカだからごまかせる。後は知らない、か? 本当に、いい加減にせよ。最近はまた、借り(こちらから見れば貸し)が大きくなっている気がする。クロマグロ問題、トヨタリコール問題、はては調査捕鯨漁獲高の目標案の数字まで似ていた・・・。なぜか私が書く方向で話がまとまっていく。私だけの気のせいか? それにしては一致が多いが。元本が減らないどころか増えている有様か。これでは債権者側なら絶対に納得しない。天という最終的な審判者の断が下りるまでに何とかせよ。断が下りてからでは遅い、阪神大震災のような。しかし、4月30日の期限も踏み倒されそう。天に御判断をお任せしてしまうよ。それでよいのか? 少なくとも私の弁護はなしで、ということだが・・・。
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