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ラーメン屋で除幕式。[2011年10月17日(Mon)]



ビールや焼酎だけじゃなくて、
梅酒やウイスキーが置いてあったり、
オリジナルのアクセサリーを作ってしまったりと、
ラーメン屋らしからぬことがなにかと多い、
久我山の出逢い系ラーメン屋 『 笑和 』 ( → こちら ) にて、
これまたらしからぬ 「 除幕式 」 なるものがありました。




ミュージシャンの “ 白鳥マイカちゃん ” が、
笑和の8周年を記念してお店の壁に書いた絵の除幕式です。






































まさかまさか、
そんな本格的なものだとは思ってなかったので正直ビックリ ( ごめんねー ) 。




お店の壁に絵を書くってまたもやの 「 らしからぬ 」 ですが、
それもまたミュージシャンが書いたんだから 「 らしからぬ×2 」 ですね。




このお店はいったい、
いくつの 「 らしからぬ 」 を重ねていくんでしょうか。素敵です。楽しみです。




そう、オレより年齢が少し上の常連さんが、こんな話をしてくれました。








 「 オレね、ずっとやってきた飲食の仕事を、

   年内で辞めることにしたんですよ。自転車屋になろうって決めて。 」








いいね、いいね、「 らしからぬ 」 !












 『 家 ( ホーム ) とは心がある場所のこと。

   いれものには意味がない。

   自分の心に耳を傾けることができる場所なら、

   そこがあなたの家になるんだ。 』



                         映像作家・ヴェルナー














満月のような人。[2011年06月04日(Sat)]



20代の前半、
“ ロバート・ハリス ” の 『 人生の100のリスト 』 を読んで、
叶えてみたいことを自分でも書き出したことがあったんですが、
そのなかの実際に叶ったことのひとつに、こんなのがありました。








 「 個人経営のお店で働いてみたい 」








しかも、ただ働けただけじゃなくて、
7年8ヶ月というワールドカップ約2回分もの長い期間に渡って。




久我山にある、出逢い系ラーメン屋 『 笑和 』 。




1年のなかで、
おそらく久我山にもっとも人が集まるだろうホタル祭りの日がラストデイでした。
あまりの混み具合に、閉店後、大将もオレもヘロヘロ。
感傷に浸る余裕なんてちっともないほどに。「 じゃ、また 」 で終了。




でもね、きっと、続いていくんです。










辞めさせてもらった理由は、
自分自身をもっと 「 サッカー 」 に持っていきたかったから。
それは時間という物理的なものじゃなくて、自分の意識という感覚的なもの。




たくさんの人たちが出逢って、たくさんの感情が行き交って、
そして、そこから 「 縁 」 みたいなものが紡ぎだされていく、
その 『 笑和 』 というお店の在り方が、オレはずっと大好きで、
それは今もまったく変わらずで。居心地も最高。でも、「 だからこそ 」 。




オレは流されやすいし影響も受けやすい人間だから、
安住できる場所があると、気持ち的にも悪い意味で安住しちゃうことが多いんです。
ヒリヒリした感覚が麻痺してきて、自分の輪郭がわからなくなるような。




だから今、大好きな場所を離れることで、
「 安住してんじゃねーぞ 」 って自分に知らしめてやらなきゃいけないと。
サッカーでの叶えたいことを、どうしても実現したいから。




気持ち的に安住しちゃう自分や、
こんな形でしか解決策を見いだせない自分は本当に情けなくて、大嫌いです。
できればそんな自分、知りたくもない、見たくもない、触れたくもない。
でも、それが今のオレだから認めるしかないと思ってます。マジで悔しいけど。










4年ほど前に、
『 笑い和む 』 というタイトルで 『 笑和 』 のことを書いたことがありました。
辞める今も、ここで書いた大将への印象は変わってないので、
かなり長くはなってしまいますが、全文そのまま掲載させてもらいます。












  金曜日、21時30分。
  ちょっぴり冬らしい空気の中、
  久我山のラーメン屋 『 笑和 』 へ原付でGO。




  吉祥寺を通過中、周りを見渡せば、
  にぎやかな色した、たくさんのお店。
  楽しそうな顔した、たくさんの人々。




  街が最も“らしさ”を発揮する、金曜日の夜。




  駅前での信号待ち中、上を見上げれば、
  しっとりな色した、ひとつの夜空。
  自信満々な顔した、ひとつの満月。




  夜空が最も“らしさ”を発揮する、満月の夜。




  心があっちこっちに
  振り回されそうなくらい盛り上がる街。
  でもそれを余裕で包み込んでる静寂な夜空。




  もしも満月から
  この吉祥寺の街を見下せたなら、何を思うんだろう。








  前日の2007年2月1日は 『 笑和 』 の4周年記念日でした。




  お店を閉め、片付けをしてるとき、
  ちょっとアホ気味で有名な“大将”は、
  お客さんが書いてくれたお祝いのメッセージを見て、
  こんなことを言っていました。






   「 こうして4年経ってみると、お客さんも変わっていってるんだよな。 」




   「 お客さんたちは外国に行ったり引越しをしたりと
 
     どんどん目に見えた変化をしていく中、

     俺はこうして同じ場所で変化してないことが、

     何だか不思議というか、感謝なんだよな。 」






  この話を聴いたとき
  満月みたいじゃん、って思ってしまいました。








  ブラジルやコスタリカにいた時の俺は、
  苦しくてしょうがなくなった時、
  「 何か 」 を求めて 「 夜空 」 を見上げていました。
  そして 「 満月 」 があるとホッとしていました。




  若いお客さんの多くが、
  人生で行き詰まったときや新たな道に踏み出したとき、
  「 何か 」 を求めて 「 お店 」 にやってきます。
  そして 「 大将 」 の顔を見てはホッとしています。








  とかなんとかいっても、
  本当にしょうもない大人なんですよ。






   「 パチンコは営業活動だ。 」




   「 この店は僕のカリスマ性でもってるんですよ。 」




   「 完璧を目指したことはないけど、完璧だと思っちゃうことはよくある。 」






  なんてアホな発言を繰り返す
  限りなく危険な40代のおっさんなんですから。
  良い子は絶対に真似しちゃいけません。




  あれ、何を書こうとしてたんだっけ。
  まさか俺の頭がやられ始めてるのか・・・。




  ダメだ・・・出てこない・・・




  しょうがない、
  あとは、みなさんの想像力にお任せします(笑)。




  中途半端な終わり方で、ごめんなさい。
  これに懲りずに、よろしくよろしく。




  ではでは〜。








  あ、でも 「 満月 」 はやっぱ素敵です。












4年経っても軸がブレてないって素晴らしい!




これらもずっと、満月のような人であってください。




マジでありがとうございました!




これからも!












 『 本物はいつも全然深刻ではないし、いばったりしない。 』



                            作家・よしもとばなな


















笑い和まされ。[2011年05月29日(Sun)]



7年8ヶ月っていったら、
小学生まるまるを優に超える年月、
そんな長い期間お世話になった、
久我山にあるラーメン屋 『 笑和 』 を
このたび辞めることになりました。




あと2回は働くので、理由なんかは、まあ、また。




それでですね、大将が、
「 じゃあ、笑和の従業員メンバーの4人で呑もうぜ 」
と提案してくれ、約束の20時30分に笑和を訪れたんです。




そしたら、もう 「 このヤローーー! 」 ですよ。




だって、よく知ってる常連さんがいたるところに!
結局20人近くの人が集まってくれてのサプライズ送別会だったのです・・・。




ええ、もうそれからは、
あまりに嬉しすぎてわけわからない状態に陥り、呑みまくった次第であります。




本当にありがとうございました!!!




「 ありがとうございました! 」
の最上級は一体どんな表現をしたらいいんでしょうか。
この感謝の気持ちをもし猫が表すとしたら、
彼ら ( 彼女ら? ) は一体どんな表現をするんでしょうか。
ちっちゃな子どもが絵で表すとしたら、どんなものが描かれるんでしょうか。




オレはつたない人間なので、
つたない言葉でしか表現しかできませんが、心からどうもありがとうございました。




オレの勝手で辞めさせてもらうのに、この仕打ちって!
まったく何なんでしょうかね、このラーメン屋は、このお客さんたちは、
この従業員たちは、そして、この大将は。最高だぜー、このヤローーー!です。




ラスト2回は、
6月3日(金)、4日(土)の夜になります。よかったら、冷やかしにでもどうぞ。












 『 山は会わないが、人は会う。 』



             「 ジプシー 」 ( 著者 ヤン・ヨァーズ ) より



























                    写真 ・ hokuto君 ( → こちら )  ありがとう!





そこから。[2011年01月28日(Fri)]



オレが週に2回働きに行ってる、
井の頭線の久我山駅にあるラーメン屋 「 笑和 」 ( → こちら ) 。




金曜日の夜にしては珍しくお客さんの引きが早く、
片づけも予想以上に早く終わったので、
大将がごちそうしてくれたハイボールで乾杯。
で、呑みながら、いろんな話を。しみじみな雰囲気で。




そのなかで、大将がこんなことを言ったんです。








 「 人ってさ、

   “ ゆがみ ” とか “ ひずみ ” があるからこそ、

   オモシロイんだよな。

   それが何かは、人それぞれ、みんな違うんだし。

   だから、人との付き合いって、

   “ ゆがみ ” とか “ ひずみ ” が見えた

   そこからスタートすると思うんだ。 」








その考え、すっごく素敵だなぁと思って。




「 “ ゆがみ ” とか “ ひずみ ” が見えた 」
そこがフィニッシュじゃなくて、そこからがスタートなんだってことが。




日本を覆う空気がこんなんになっていったら、
オレはたぶん、外国への旅に出る時に、
日の丸ワッペンをバックパックに貼りつけて行くでしょう。
多くのカナダ人がやってるように。あれ、憧れだもん。
やっぱ 「 日本はサイコーな国だよ 」 って誇らしげに言いたいもん。




それは、マジなオレの夢でもあるんです。




そして、オレにとってのサイコーは、
「 違ったみんなで、みんな一緒に 」 なんです。




今はまだ 「 日本はサイコーな国だよ 」 とは言えないけど、
「 笑和はサイコーな店だよ 」 とは誇らしげに言いたいと思います。
まあ、携帯の待ち受けに自分の写真を使っちゃったりする、
自分大好きな、スーパーポジティブな大将のお店ですけどね。




サイコーな国めざして、今日も、明日も、あさーっても。












 『 弱みは、個性になる。 』



               社会起業家・渡邊智恵子







ラフ & ピース 。[2010年01月31日(Sun)]










                     「 笑う 」 & 「 平和 」  = 『 笑和 』



               オレが週2回働きに行ってる、久我山のラーメン屋さん。



           お店の7周年のお祝いに、大将が記念リングをプレゼントしてくれた。



                なんだかね、そういうの嬉しすぎで、悔しいんすけど。





                
オレの中心。[2009年04月10日(Fri)]



この日の 「 笑和 」 、
比較的静かに時間は進み、
このままゆったり閉店かと思いきや、
テレビ局のディレクターをされてる常連さんが、
テンション高めに 「 連れてきたよ〜 」 と登場。




連れてこられた人はというと、
沖縄国際映画祭のグランプリを受賞、
来週末から公開される映画、
『 鴨川ホルモー 』 の監督 “ 本木克英さん ” でした。




常連さんも、本木さんも、
オープンマインド全開なので、
隣で食べてた、声優をしてる女性、
ミシュランで星を取ってるレストランのオーナーシェフとも、
あっという間に仲良くなり、楽しき宵となっていきました。
ゆったり閉店なんて、予想外れもいいとこ。いいね。
外れることがなかったら、予想なんて楽しくはない。
失敗することがなかったら、挑戦なんて楽しくはない。




それにしても、
「 笑和 」 の常連さんって、ほんとに、こういう人が多いんです。
なんていうか、人との繋がりを大事にする人っていうのかな。
で、今回のように、そういう人が、また、
そういうのを大事にしてる人を連れてきてくれてとなっていくので、
働いておいて言うのもなんですが 「 ああ、素敵だな 」 と。
まあ、元はといえば、大将がそういう人間だからなんでしょう。




オレは、そういう繋がりが生まれる場所が好きなので、
こうして 「 笑和 」 で働いてるんだろうし、
井の頭の 「 スターバックス 」 にもよく行くんだと思います。




その場所で働いてる人、そこに集ってくる人、
やっぱオレの中心は 「 人への興味 」 なんだなぁと感じた夜でした。












 『 音楽を学ぶには、

   音楽のあるところへ行けばいい。

   それが音楽を学ぶことだ。 』



        ミュージシャン  ジェリー・ガルシア






深夜1時の感動。[2009年03月11日(Wed)]



この日の 「 笑和 」 の最後のお客さんは、
たぶん初来店のメガネをかけた女性の人でした。
できるキャリアウーマンな雰囲気ながら、
どことなく柔らかな印象を醸し出す大人な女性。




お会計、ラーメン、650円。




その女性は、
「 ギリギリの時間に来ちゃってすいませんでした・・・ 」
と言った後、お会計のための5000円札を手にして、
細かいのがなくて申し訳ないです風に、こんな言葉を。







 「 5000円札でってビックリですよね・・・ 」








わーお、素晴らしい!!!
スゲエなー、いいなー、その表現方法。




ラーメン屋の店員との一瞬の会話にさえ、
当たり前に安住しないでアドリブを利かせようとする
その人の姿勢みたいなものに、なんか、グッときました。




こんな豊かな人になりてーわ、そう思う、深夜1時なのでした。












 『 私の話を一番真剣に聞いてるのは私自身なんです。 』



                          武術家・甲野善紀






現在地。[2008年11月19日(Wed)]



たぶん誰にでも、
イントロが 「 ぽろろーん 」 と流れただけで、
自分の心が違う世界へと旅立っていってしまう曲、
というものがあると思うんですけど、
オレにとってのそれは 『 Honesty 』 なんです。
そうです、あの “ ビリー・ジョエル ” の 『 Honesty 』 です。




約20年前の中学1年生だった時、
野球部の顧問であった “ Mr.Suzuki ” の英語の授業は、
「 ハロー エブリワン 」 「ハロー ミスター スズーキ」
の挨拶の後、ラジカセを 「 カチャ 」 と押し (ええ、カセットテープです) 、
洋楽の曲を一曲流してからスタートしてました。毎回、違う選曲で。




そのカセットテープの中に 『 Honesty 』 はあって、
それを初めて聴いたピチピチ13歳だった当時のオレは、
毛穴が全開になるほど感動してしまい、
授業後 “ Mr.Suzuki ” におねだりを決行。
無事に強奪することに成功し、“ プリプリ ” と共に、
オレのヘビーローテーションとなったのでした。




いまだに、この曲を聴くと、いろんな感情が溢れてしまいます。











この日 「 笑和 」 に行くと、
大将は嬉しそーに 「 テツ、やばかったよ・・・ 」 としみじみひと言。
前日に行われた “ ビリー・ジョエル ” のコンサートのことです。








 「 いやさ、一曲目から涙でちゃってさ・・・ 」








なんでも、大将は17歳の時に一度
“ ビリー・ジョエル ” のコンサートに行ってるそうで、今回は25年ぶり。








 「 “ ああ、それから25年生きてきたんだ ”

   って思ったら、自然と涙がでてきちゃってさ。

   初めての感情だったからビックリしたよ。 」








 「 自分がトラックを何周走らなきゃいけないかも、

   どこら辺にいるかの現在地もわからないまま走ってたら、

   “ あ、じつは、一周は走れてたんだ ”って気づいた感じかな。 」








1年くらい前、
南が丘中サッカー部の大会で母校の光ヶ丘四中に行った時、
同じような感情を味わったことを思い出しました。




ここのグラウンドは、
“ ブンジ ” の情熱に囲まれて過ごした場所、
あの人についていくことに、ただただ必死だった場所 ( → こちら ) 。




それが今、
あの当時のオレと同じ年齢の中学生たちをつれて、
自分は “ ブンジ ” と同じ立場になって、ここに来てるんだ。
自分では変わってないと思ってても、変わってるんだ。




そのことに気づいたとき、大将と同じ感情が湧いてきたのです。










深夜2時の 「 笑和 」 で、
大将とふたり、そんな話をしみじみとしてると、
「 年齢を重ねるって、やっぱいいよな 」
と自分たちを正当化させる結果に行き着いたのでお開きに。




でもね、マジでそう思いますよ。




中学生・高校生たちよ、
J−POPついでに 『 Honesty 』 も聴いてみなされ。












 『 山を降りきってはじめて、登山は完結するのです。

   そして降りたら、また次の山を目指せばいい。 』



                          作家・五木寛之





タイミング。[2008年09月04日(Thu)]



「笑和」の常連さんのひとり、
オレよりも黒いので “ maccho さん ” は、
この日もいつもと同じように、食べ呑みまくり。
ビール・焼酎合わせて7〜8杯だからね。
ひとりで来て、まったり呑んだり、うちらと話したり。




そして、
何人かを挟んだ彼の5つ隣の席では、
これまた常連さんの “ pachi さん ” が、
つけ麺とスープ割りを食した後、
大将とオレとああだこうだ話しながら、
新しく入った焼酎を気持ち良さそうに呑んでいた。




そうこうして数時間、“ pachi さん ” はお会計。
で、帰ろうとしたその瞬間、“ maccho さん ” デカイ声で、








 「 あれ、○小学校だった○君じゃないですか? 」






 「 え、そうですけど・・・。 あ!!! もしかして○君!? 」






 「 そう! さっきからそうかなーと思ってたんですよ。 」








卒業以来となる20年以上振りの再会劇。
ふたりとも、この店にもう何年も通ってたんだけどね。
それを知ってる大将とオレは、ただ笑い、笑い。




帰ろうとした “ pachi さん ” は、
“ maccho さん ” の隣に座り呑みなおし。
次第に、よそよそしい敬語トークからタメ口トークへ。
このスイッチの切り替えは、心の切り替え。
思い出話は盛り上がりに盛り上がり。




数時間後、お店は閉店。




お会計を済ませてるとき、
これからの自分の人生について
最近ずっと思い悩んでいた “ pachi さん ” は、








 「 いやー、本当に会えてよかった! 

   なんかね、あのとき一緒に遊んでた友達が

   今もこうして人生歩んでるんだってわかって、

   それがすっごい嬉しくてさ・・・・・。

   オレも頑張ろう、ほんとに・・・・・。 」








久しぶりの “ pachi さん ” の心からの笑顔。
素晴らしいタイミングを配ってくれるもんです、神様は。




「久我山」という小さな街にある、
「笑和」という小さなラーメン屋での、
たったふたりの間で起こった、大きな奇跡でした。












 『 人生って、個人が思うより意外性があるもの。 』



                       俳優・田口トモロヲ






雪男の選択。[2008年01月22日(Tue)]



夜中に雪が降ると言われていたこの日、
久我山にあるラーメン屋「笑和」で働いていました。




寒さも度が過ぎると
ラーメンを食べるより家路に着くことを選ぶせいなのか、
店内には寒さを気にできない状態まで酔っ払ってる、
おじさん&おばさんが一組いるだけでした。




そこに、ひとりのおじいちゃんがご来店。




大将と俺の
「いらっしゃいませー」の声に対して
柔和な表情と心地いい声で「どーもー」との返事。
コミュニケーション成立。自然と頬の筋肉は緩むのでした。




茶系のツイードジャケットに
赤のセーターと白いシャツとベージュのパンツの装いに、
ベージュのハンチングを被った白髪頭のそのおじいちゃんは、
「仲間と呑んできた帰りなんだけど、小腹が減ってね。」
との理由でお店に寄ってくれたとのこと。




あの声の調子は
きっといい呑み会だったんだと思います。
仲間とは何を共有した仲間なんでしょう。
どんな話で笑顔を分かち合ったんでしょう。




お洒落をして仲間と呑みに行って、
小腹が減ったからひとりでラーメン屋に寄り道をする、
俺もそんな緩い心を持ったおじいちゃんになりたいもんです。




しばらくすると、
大将はそのおじいちゃんに雪の話をし始めました。








  「隣の黒い彼ね(俺のこと)、
   ここに週一回しか来てないのに、
   どういうわけか雪の降る日に来ることが多いんですよ。」






  「そうなんだ、じゃあ雪男だね。
   雪のような真っ白な心を持ってるってわけだ。」






  「いやいや、
   雪のように冷たい心なんじゃないですかね(笑)。」








これだから人生は面白い。
俺は当然「真っ白な心」を選びました。





選択できる自由って、素晴らしいです。












 『どんどん自己肯定して、妄想を膨らませないと。』


                     作家  リリー・フランキー







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