
透き通った人たち。[2016年01月25日(Mon)]
“ 早川義夫さん ” が著書のなかで、
ミュージシャン仲間 “ HONZIさん ” のことを
こんな風に語っていましたが、
「 うん、そういう人好きだわー 」と思ったのです。
「 演奏上手な人はいっぱいいるけれど、
美しいか美しくないかは、透き通っているかどうかだ。
音に限らず、言葉、感性、性格、思想においてもそうである。
透き通っている人が正しい。 」
なんかタイミングが重なったのか、この1週間ほどは、
透き通っているいろんな愉快な人たちと会うことができました。
「 楽天大学 」学長・仲山さん
「 スポマネ 」・松浦さん
「 Qoly 」編集長・奥崎さん
「 ピテカントロプス 」・福田くん
「 大人になってから学ぶサッカーの本質とは 」・今井くん
「 TOKYO CITY F.C. 」代表・山内さん
「 ドイツ育成コーチ 」・中野さん
「 元ホンジュラスU-20GKコーチ 」・山野さん
なんで愉快なのか。
それは決して「 」の肩書きがオモシロイからとかではなくて、
決してそれに寄りかかってなさそうな人たちだから。
その人を思い浮かべたときに、
肩書きよりも先に、その人自身が思い浮かぶみたいな。
肩書きに自分を合わせていったわけではなくて、
自分の感覚に素直に夢中にやっていった結果の肩書きみたいな。
まぁ、そういう人たちとの話しは、オモロイ、オモロイ。
それぞれの「 透き通った部分 」がオモロイのですよね、ほんと。
それがどんなものであっても、それに触れられるってことがね。
2016年のmfトークイベントの一発目が決まったのですが、
この人がまた透き通ったオモロイ人なのです…。

フリーライターの “ 熊崎敬さん ” !
2015年にチリで開催された「 コパ・アメリカ 」を
最初から最後まで取材をして、しかもその後に、
アルゼンチンとウルグアイにまで旅しちゃった人なのですが、
まぁ、告知が写真じゃなく、イラストの時点でもう(笑)
「 コパ・アメリカ 」について、こんなことを書かれていました。
「 コパ・アメリカは、
そんな南米人の生き様を凝縮したお祭りだ。
次々と敵が襲い掛かる中で、
知恵と身体を駆使して問題を解決する。
それが彼らのフットボール。
一つひとつのプレーに、
厳しい現実をどう生き抜くか
という人生観が滲み出る。 」
「 チリを旅していちばん嬉しかったのは、
試合よりも人情味にあふれた人々と
毎日のように出会えたことだ。
これは間違いなく試合以上の思い出になると思う。
コンセプシオンで仲良くなった
コロンビア人一家にはボゴタに招待され、
決勝前に知り合ったアルゼンチン人には
“ アンデスを越えて、
メンドーサのウチに遊びに来い ” と誘われた。
こんなことが当たり前のように起きるのも、
コパならでは。
大会後の休息をボゴタで過ごすか、
メンドーサで過ごすか。
コパが与えてくれた贅沢な悩みである。 」
イベントではきっと、
南米人の透き通った部分にいっぱい触れられると思います。
あ!!!!!
なんで中南米の国々に、
どうしようもなくココロ奪われてしまうのか、
今さらながらにわかった…。
「 人間の透き通った部分 」が、めっちゃ溢れてるからだ。
● 熊崎さんオススメ写真集とオモロイ話しは → こちら
● イベントの詳細は → こちら
『 子供のサッカーでも、プロもサッカーでも、
システマティックにきっちりやるところには
あまり面白みを感じられないんです。
それはやっぱり、人が見えないからだと思うんです。 』
フリーライター 熊崎敬