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★ 個性派ブランド 『 Dieguito 』 ( ディエギート ) の

 ワールドフットボールサイトのなかで、週に一回、

  サッカーコラムを書いています ( 執筆陣が豪華! ) → こちら






★ 早稲田大学のスポーツ企画団体である

『 Waseda Sports Bridge 』 からインタビューを受けました → こちら






コスタリカの写真も多く載っている、

2005年5月21日〜2007年5月21日の日記は → こちら





ブログ引っ越し。[2016年10月10日(Mon)]


ブログですが、
新たにこちらに引っ越しました。


 ● 「 Football×Journey=Pura Vida! 」



新しい場所でも、
よろしくお願いしますー!!


花のような人。[2016年08月24日(Wed)]



小さい頃から
家族ぐるみの付き合いをしてきた
幼なじみのお母さん “ mama ” の旅立ち。




思い出すのはいつも、優しく笑っている姿。
ほんとに「 花 」のような人でした。






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体調が悪くなってる中、うちら夫婦の
サプライズ結婚パーティー 』にも来てくれてて、






 「 てっちゃん、おめでとう〜!

   元気もらえた!ありがとうね〜。

   よかった、ほんと来れてよかった!! 」






そんな嬉しいコトバをくれただけでなく、
後日、母 “ トシコ ” に
こんなメールをくれていました。






 「 良かったー

   サプライズおめでとう

   ほんとに、最高で、感動でした

   てつのビックリポンな顔と、

   みつはさんの夢見心地の顔が、素敵でした

   お互いの心を大事にあたためて歩みそう!

   お似合いの2人ね

   俊子ちゃんと塁哲創の周りには、

   いつも仲間と家族でいっぱ〜い

   誠ちゃんの挨拶も

   俊子ちゃんのときも、ウルウルでした

   良かった〜 」






“ mama ” があそこにいたこと、
笑顔でいてくれたこと、本当に嬉しかったんだよなぁ。




笑顔というのはきっと「 あたたかさ 」で、
子供をはじめ周りにいる人たちはみんな、
そのあたたかさに安心することで、
自分の花も咲かせることができるんだと思います。
花という「 心 」を咲かせることができるんだと思います。




“ mama ” は一体、
どれだけの人たちの花を咲かせてきたんだろう。




母トシコが
“ mama ” から最後にもらったメールは
こんな内容だったそうです。






 「 おはよう

   三浦メロンを送ってくれて、

   ありがとう!

   先週の金曜日から3泊4日で、

   御墓参りを兼ねて、

   宮崎旅行へ顕至家族、

   亜耶乃家族と一緒に、

   大人6人子供3人で行き、

   昨日の夜に帰ってきました

   パワースポットの高千穂で一泊、

   実家の近い海辺のログハウスで一泊、

   最後の日は、

   青島のANAホテルで一泊して来ました!

   青島では、顕至と貴範さんは、

   サーフィンをして、満喫してました

   お天気も良く、最高でした

   明日から、抗ガン剤治療の為、入院します

   今日、美味しいメロンが食べれる

   嬉しい ありがとう! 」






生きること、命を輝かすこと。




“ mama ” とのことをいろいろと思い出してたら、
大好きな写真家 “ 星野道夫さん ” が
著書の中で紹介していた「 旅をする木 」、
その一部分が蘇ってきました。






 『 早春のある日。

   一羽のイスカがトウヒの木に止まり、

   浪費家のこの鳥が

   ついばみながら落としてしまう

   ある幸運なトウヒの種子の物語である。

   さまざまな偶然をへて

   川沿いの森に根づいたトウヒの種子は、

   いつしか一本の大木に成長する。

   長い歳月の中で、

   川の浸食は少しずつ森を削ってゆき、

   やがてその木が川岸に立つ時代がやって来る。

   ある春の雪解けの洪水に

   さらわれたトウヒの大木は、

   ユーコン川を旅し、

   ついにはベーリング海へと運ばれてゆく。

   そして北極海流は、

   アラスカ内陸部の森で生まれた

   トウヒの木を

   遠い北のツンドラ地帯の海岸へと

   たどり着かせるのである。

   打ち上げられた流木は

   木のないツンドラの世界で

   ひとつのランドマークとなり、

   一匹のキツネが

   テリトリーの匂いをつける場所となった。

   冬のある日、キツネの足跡を追っていた

   一人のエスキモーはそこに罠を仕掛けるのだ…

   一本のトウヒの木の果てしない旅は、

   原野の家の薪ストーブの中で終わるのだが、

   燃え尽きた大気の中から、

   生まれ変わったトウヒの

   新たな旅も始まってゆく。 』






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“ mama ” 本当に今までありがとうー!!




花を咲かせよう、命を輝かせよう。





野性の窓。[2016年08月17日(Wed)]



この前、お店に向かう電車のなか、
YouTubeで『 情熱大陸 』を観たんです。
( 家にはテレビを置いてないので )
女優 “ 大竹しのぶさん ” の回でした。




演技について、
こんなことを言ってました。のほほんと。






 「 何にもしてないです。

   意識してないです。

   今日はこうしようとかは

   考えてないです。

   その場で出てきた肉体の動き。

   ある意味では憑依ですけど、

   100%憑依では…

   そしたらイタコとか

   巫女さんになっちゃう。

   8%くらいは自分がいます。

   自分はいつもどこかにいないと。

   “ 今日はこんな動きなんだ ”

   っていうのを見ている自分。 」






なんで「 8% 」やねん(笑)




でもこの話しって、
サッカーのなかでも同じだなぁと思ったのです。




いいときって、
「 考えた 」って実感がないんですよね。
なんかこう目の前に現れる状況に対して、
めっちゃスピーディーに「 反応 」していってる感じ。




意識よりも無意識が主役になってるというか。




試合のなかだと
味方や相手の動きも、状況も変化しまくるから、
意識してると、考えてると、間に合わないんですよね。




そう、まだプレーヤーとしてやってるとき、
いつも冷静であろうと思ってました、特に学生の頃は。




キャプテンをやってたり、
ボランチやセンターバックなど中央のポジションを
やってたことも影響してたんだと思います。




なのでどっちかっていうと、
熱くなり過ぎるやつらをなだめる側でした。
佇まいのイメージはベッケンバウアーやピルロ、
そして大好きだったグアルディオラ。




でもですね、
かなり思い切った接触でのファールを食らったり、
不甲斐なく負けてたりすると、
急にスイッチが入っちゃうのです。




冷静沈着なキャプテンという像は一瞬で吹っ飛び、
ケンカ上等だぜなヤンキーに早変わり。
佇まいのイメージはガットゥーゾやシメオネ、メデル。




「 野性の窓 」オープン。




ボールの奪い合いの場面には喜んで飛び込んでいくし、
身体を思いっきり投げ出して相手を止めにいくし、
相手が文句を言ってきたらめっちくちゃ言い返すし。




でもですね、でもですね、
頭のなかはとんでもなくクリアなんですよ。
すごく落ち着いてるんです、
だから一線は越えることはないんです。
ケガさせたりとか、殴り合いになるとか、退場になるとか。




しかもそのうえで攻撃面でも、
遠く広く見えていて、
近くもギリギリまで見極められていて、
状況に合わせて技術が使えていて。
邪念なく、身体が勝手に反応していく感じでもあって。




自分のその状態を体感して、思ったんです。




オレの場合、
どんなに熱くなったとしても、
どっかから客観的に見てる自分がいるから、
自分をコントロールしないほうがいいんだって、
意識して考えようとしちゃダメなんだって、
そうすると「 考えすぎる 」ことになって
無意識が閉じ込められちゃうんだって。




といっても、
そう簡単に変えられるものでもないんですけどね…
小さい頃から身についてきちゃったことだから。




少しずつわかってきて、
少しずつできるようになってきて、
でもいまだに、試行錯誤してるって感じです。




で、オレの場合、
これは、サッカーだけじゃなくて、
他のあらゆる部分でもそうなんだってことに、
最近やっと気づきました。




どうやって、無意識を主役にするのか。




それは
「 どうやって、自分のなかの野性の窓を開けるのか 」
と近いんだろうなと今は思っています。




さ、太陽に当たりに行こっと。








 『 考えてないで生きてますから。

   私は私でちゃんといますから。 』


             女優  大竹しのぶ






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手作りフェス。[2016年08月03日(Wed)]



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めっちゃいいイベントだった〜!!!




静岡県の川根町で行われた
KAWANE 夏祭り@BIG NATURE 2016
というフェスでチョリパン販売をさせてもらったのです。




とにかく気持ちのいい環境で、
すぐ近くには山と川、そしてSLが走ってたりもして。

( きかんしゃトーマス号も!! → こちら




で、このフェス自体がもうサイコーで!




川根町の若者たちが音楽で町を盛り上げたいと始め、
それから毎年開催をしてきて、今回でなんと16回目!!
町の青年団の人たちが中心となって、
それぞれの得意なことを結集させて作られる、
まさに「 手作りフェス 」なのです。




アーティストやフードの出店者も
川根町に縁のある人たちが多く、
うちは、10年ほど前からこのフェスに参加している
フリースタイルパフォーマンス集団「 球舞 」と、
mfに遊びに来てくれた主催の人に声をかけてもらい参加。






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野外のイベントって基本やっぱ楽しいのです!
いつもと違う環境だし、外だからこその解放感もあるし。
でも今回のはちょっとその濃度が明らかに高かったなぁと。




何でなのかなってずっと考えていたんですが、
最後になって、やっとわかりました。




最後の登場となった「 FUNKIST 」というバンド、
途中でいっぱい来ていた子供たちを
ステージに上げちゃったんです、で、そこに座って聴きなよと。




目の前で激しく演奏してるバンドを、
ちょっと緊張した面持ちで、
じーっと見つめている子供たち。身体全体に音を浴びながら。




そして、ラストの曲。




盛り上がりが増していくにつれて
子供たちの表情も徐々にリラックスしていき、
みんな楽しそうな雰囲気に!




いよいよ曲のクライマックスというところで、
ボーカリストが子供たちに向けて、
こんなことを叫んだのです。魂こもった本気のコトバで。






 「 いいか、子供たちー!

   川根の未来の子供たちー!

   よく見ておけよー!! 」






 「 大人になるって、

   いいんだぞー!!

   大人になるって、

   すっげえ楽しいんだぞー!! 」






その後に子供たちが見せた、
微塵の不安も感じさせない突き抜けた笑顔!




もう、すっげえ美しかった!!!
あまりに美しすぎてマジ泣きそうになっちゃった・・・




子供たち、本当に嬉しかっただろうなぁ。
不安の枠みたいなものが、ぶっ飛んだだろうなぁ。
川根のことが、大人のことが、人間のことが、自分のことが、
これまでよりもずっとずっと好きになっただろうなぁ。




そう、他よりも楽しさの濃度が高く感じたのは、
このフェスを作ってる大人たちがみんな、
何の躊躇いもなくココロから楽しんでたからなんだと思います。
その純粋な想いが自然と伝わってきたからなんだと思います。




球舞はこのフェスに参加するようになってから、
ここの人たちの心意気に惹かれて、
この地で自分たちの合宿もするようになったんだそうです。
やっぱり、人なんですよね、人の想いなんですよね。




ちょっと忘れかけてた大事なことを思い出せた!嬉しい!




みんなみんな、どうもありがとうでした。楽しく!!





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< 写真協力 アサドールタイチ >






憧れ。[2016年07月30日(Sat)]



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『 ジョー(ジョー・ストラマー THE CLASH )

  にあこがれました。

   ジョーのようになりたいと思いました。

  ジョーのようになる それは

  彼の音楽やファッションを真似る事じゃなく

  誰の真似もしないことでした。 』


ミュージシャン  甲本ヒロト







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旅、人、笑顔。[2016年07月29日(Fri)]



愛媛県今治市に行ってきたのです、
元日本代表監督 “ 岡ちゃん ” がオーナーを務める
「 FC今治 」トップチームスタッフの “ koga君 ” に会いに。
都立石神井高校で一緒にコーチもしてくれた仲間です。




彼との出逢いは元を辿れば10年くらい前、
「 mixi 」でたまたまオレを見つけて連絡をくれ、
その後すぐ兵庫から東京まで実際に会いに来てくれ、
吉祥寺の井の頭スタバのテラス席で話しをしたのが最初でした。




それから彼は、
スペインに行き、東京に行き、
オーストラリアに行き、現在地は愛媛。




出逢った当時はまさか、
彼がそんな人生を歩むなんて思ってなかったし、
石神井で一緒に指導するとも思ってなかったし、
もちろん今治で会うなんてことも思ってなかった!






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で、そのkoga君の素晴らしきおもてなしによる今治&その周辺ツアー、
ひとりでレンタカーをぶっぱなしての高知県遠征、もう最高でした!






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FC今治も必勝祈願に行くという大山祇神社







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見た瞬間に尋常じゃない気配を放っていたご神木。樹齢2600年!!







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マイナスイオンしか漂ってないだろう今治の山の中







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石臼で挽くコーヒーが飲める「月and太陽」めっちゃ素敵な夫婦!!





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今治から松山に向かう途中、低い柵が好きですね







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愛媛から高知県へ向かう途中、山+川+橋はテンション上がります







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どうしてこんな巨大な岩が!?!?!?







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高知県土佐市、路面電車ってなぜか和む〜







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あ・・・・・







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りょうまーーーーー( 岡田以蔵 風 )







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そしていよいよ・・・・・







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桂浜!!!







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想像以上にキレイだったなぁ・・・







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「千と千尋」の舞台モデルになった愛媛の道後温泉







東京から夜行バスで今治に入り、
愛媛県と高知県をレンタカーで往復して、
飛行機で東京へと戻ってきました。




移動すること。その土地に身を置くこと。




オレはやっぱ、それが好きです。




たくさんの「 はじめまして 」に触れることで、
たくさんの「 疑問 」が「 自然 」に生まれてくるから。




で、そこから、
ざっくりとしか見られてなかった日常の風景や人、
そして自分自身のココロも、
行く前よりちょっとだけ「 繊細 」に見られるようになるから。




「 全体 」と「 部分 」を行ったり来たりできる、
フットワークの軽い旅人のようになっていきたいもんです。






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全体と部分のアート海鮮丼、美味い!!







旅のきっかけをくれたkoga君、
そしてまさかの松山からサプライズ登場した “ keisuke君ファミリー ” 、
( この男のおもてなし具合も半端なかった・・・ )
マジでありがとうでした、Muchas Gracias!!




旅を、旅を、旅を。








 『 発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。

   新しい目で見ることなのだ。 』


             作家  マルセル・ブルースト






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koga君&keisuke君ファミリー。旅、人、笑顔。






いつか。[2016年06月22日(Wed)]



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『 いつか、“ 今 ” が歴史になる。 』


「 RADWIMPS 」ボーカル  野田洋次郎






サプライズ番長。[2016年04月20日(Wed)]



40年間の人生、
あんなにも嬉しくて、
あんなにも悔しかった日は、
これまでなかったかもしれないっす。




うちら夫婦への「 サプライズ 」結婚パーティー。




事の始まりは、1か月ほど前。
従姉妹 “ ユミ ” からの一通のメールでした。






 「 トシコさんの快気祝いを

   サプライズでやろうと思ってるんだけどさ。

   まぁ、理由をつけてみんなで飲みたいだけなんだけど。

   空いてる日にちを教えてくんない? 」






トシコとは My Mother 。
今年のあたま、階段を踏みはずし膝を負傷。
その快気祝いを家族でやったりますわと見せかけて、
レストランに行ったらじつは親戚みんな大集合!的なサプライズ。






 「 オレからトシコにその話を持ちかけるのは

   普段やらないだけにあまりに不自然だから、

   ユリちゃん( ルイの奥さん )がいいんじゃない?

   たまにトシコを誘って遊びにも行ってるみたいだし。

   うん、絶対に適任っしょ。ふふふ・・・ 」






そして、前日。
ユリちゃんからLineの家族グループに案内が。






 「 集合場所は、

   渋谷のチェルシーカフェに17時でお願いします!

   そこから、私が会場までご案内します〜。

   久しぶりの家族の集まり楽しみですね〜! 」






それにすぐ反応したのはトシコ。






 「 ゆりちゃんありがとー!楽しみにしてるね。 」






オレと光葉にはそれとは別でメッセージが来ていました。






 
 「 快気祝いのケーキを豊洲に取りに行くのを

   手伝ってもらいたいのですが、時間ありますか? 」






ふたりとも大丈夫だという旨を返すと、






 「 じゃあ、15時に吉祥寺駅に待ち合わせで!

   ケーキ取りに行くのはトシコさんには内緒で!! 」






ここでオレ、人生最大のミス返事を。






 「 了解!サプライズ番長なのでお任せを〜 」






この返信がこの後すぐ、
家族と親戚一同のLineグループに転送され、
「 自分がダマされるのにアホすぎる!! 」
と大爆笑されていたと知ったのは、
もちろんパーティーが始まってからでした。




そして当日。
オレはフットサルに行くことになり、豊洲駅待ち合わせに。






 「 あとでみんなに見せたいから、

   ケーキを取りに来た証拠写真を撮りましょう〜 」






お祝いされる人たちが、
そのケーキを自ら取りに行ってしまう、
というシュールさをおさめた写真になることは
もちろん知らず、張り切ってダブルピース。






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電車を乗り継ぎ、渋谷のチェルシーカフェへ。






 「 そのケーキ、

   トシコさんにバレないようにしないとですね。 」






 「 いやぁ、大丈夫っしょ。

   もし聞かれたら宅配ピザとでも

   言っとけばいいんじゃない? 」






そんなバカなことを話しながら
チェルシーカフェに向かっていたので
まったく気にも留めてなかったのですが、
マークシティーにあるカフェなのにその中を通らず
道玄坂の方から向かっていたのは、
パーティー参加者と遭遇しないように
という理由からだったのでした。
それを知ったのも当然パーティーが始まってから。




チェルシーカフェに到着。
父・マコト君がテラス席でタバコを吸っていました。






 「 マコト君さ、大丈夫だった?

   トシコに間違えて話したりしなかった? 」






 「 ちょっと危なかったけど大丈夫!

   トシコ、まったく気づいてないよー。 」






ちょっと遅れて、トシコ登場。






 「 今日はほんとありがとうね。すごく楽しみ〜。 」






お茶をしながら近況報告なんかを。
その間ユリちゃんはちょこちょこと電話対応。
レストランに先に入ってるユミたちから
準備の進行具合の連絡がくるとのことでした。




何も知らない( はずだった )トシコ、






 「 ユリちゃん、大丈夫?

   休みの日にも仕事の電話って大変だね。 」






ちょろいもんだぜ、トシコ、
と笑いをこらえながら、生ビールをグビグビ。





しばらくして、ユリちゃんからのGOサインが出て、
会場となるレストランへいざ出発。




ユリちゃん先導のもと、
オレ&光葉、その後にマコト&トシコ、
マークシティーのなかを歩いてると、






 「 写真だけじゃなくて、映像も撮りますねー。 」






うん、それはオモシロイ…。
少し後ろを歩くトシコはまだ気づいていないみたいだし…。
オレは画面に向かって、共犯仲間の従姉妹たちに
何度も何度もピースサインを。




でもじつはその映像は
すでに会場入りしていた100人近くの人たちが、
フェイスタイムでライブで見ていたと。
で、それを知るのも、
そこでオレがバカにされまくっていたのを知るのも、
当然パーティーが始まってからでした。




マークシティーのホテルの宴会場に到着。
あれ、レストランじゃなかったんだ。
詳細を何も知らなかったので、まぁ、変更になったんだねと。




ユリちゃん、ちょっと小声で、






 「 テツさん、その扉を開けて先に入って。 」






しめしめ顔でオッケーとオレ。
いざ扉を開けると、まさかの真っ暗。
でも、膝まづいているホテルの係員の人が。
とっさに思ったのは、






 「 あ、ヤベー、部屋を間違えた!! 」






振り返ってそこから逃げようとすると、ユリちゃん、






 「 大丈夫!テツさんと光葉ちゃん、行って! 」






そしてもう一度、扉の方を向き、いざ中へ。






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すると、マイクを通して、






 「 それでは、

   有坂哲さんと光葉さんの結婚パーティーを

   始めたいと思います! 」






部屋のなかの明かりがつくと、知った顔がめっちゃいっぱい!!!
そう、ここで初めて、うちらがダマされていたことを知ったのです。






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みんなからお花を渡されつつ檀上に導かれ、






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いきなり挨拶を求められるも頭が真っ白になり過ぎていて、
まったくもって話しらしい話しはできず。






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その後に挨拶を求められた光葉は、
嬉しさと驚きからくる大号泣で
やっぱりほとんど話せなかったものの、
これだけはものすごく力強く、ハッキリと。






 「 すごく嬉しいです!でも、悔しいです!! 」






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そして、パーティーはスタート。




みんなと愉快に歓談したり、






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様々な人たちが挨拶してくれたり、






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石神井高校の後輩で
ミュージシャンの “ 白鳥マイカちゃん ” が、
沢尻エリカに楽曲を提供して大ブレイクした
「 タイヨウのうた 」をアカペラで歌ってくれたり、
( ちょーーー感動!!!!! )






いつの間にやら
両家の親から写真を集めて制されていた、
うちらの生い立ち的なスライドショーがあったり、






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もうほんとに、幸せな幸せな時間でした。
やっぱ思いました、人との出逢いはサイコーだって!
いろいろな人たちのなかで生きられてるんだ。






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来てくれたみなさん、
平日の18時なのに何してるんすかー!(笑)
すっげえ感動しちゃった!!ありがとうございましたー!!




こんな壮大なサプライズを仕掛けてくれた
兄弟&親戚&幼馴染&友人の大事な仲間たち、
マジでく○ったれーーー、ありがとうよ、ココロから。




そして、光葉のご両親とうちの両親、
笑うことがどれだけの素晴らしいものを運んできてくれるのか、
その人生の秘密をそっと教えてくれたのはあなたたちです。
あなたたちを見てきたから、うちらは人が大好きになりました。
ありがとう。ありがとう。本当にありがとう。




Pura Vida!!!








 『 人にやさしくされた時 自分の小ささを知りました 』


                MONGOL800「 あなたに 」より






 ( 昔の双子の弟ルイへのサプライズ → こちら )



 ( 9年前のオレへのサプライズ → こちら )






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間。[2016年03月16日(Wed)]



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先週 mf であった
フットゴルフ 」のトークイベントで、
日本代表でもある友人の “ コージ ” が、
こんな話しを教えてくれました。








 「 オモシロイことに、国によって、

   ゴルフ寄りなのか、サッカー寄りなのか分かれるんだよね。 」






 「 特に、カップが近くなってきてから。

   ゴルフ寄りのイングランドなんかはボールをセットした後、

   普通のゴルフでパターを打つときみたいに、

   芝目を読んで、素振りをして、とにかくゆっくり、慎重に。 」






 「 でも、サッカー寄りのアルゼンチンなんかは、

   ボールをセットしたら、あまり間を置かずにすぐに蹴るんだよね。 」








オレはフットゴルフやったことないんですが、
想像したらめっちゃ難しいんだろうなと思ったんです。




「 間 」があるから。




サッカーやフットサルだと、
味方も、相手も、ボールも、展開も、
すべてが次から次へと流れていくから間がない。




ゆっくりと「 考える 」時間はなくて、
パッと「 感じて 」、サッと「 反応していく 」しかない。




それは十分に考える時間がない「 間 」とも捉えられるし、
逆に、余計なことを考えないで済む「 間 」とも捉えられる。




自分にとっては
間がなく反応していくほうがしっくりくるので、
セットされた間のあるフットゴルフは、
いろいろと考え過ぎて、迷いも生まれちゃって、
すっげえ難しいんだろうなと思ったのです。




でもコージの話しを聞いて、例え間があったとしても、
「 間をコントロールすること 」ができればいいんだなと。
素早く蹴ることで間を埋めたアルゼンチン選手のように。




それは、なかなかに新しい発見でした。




サッカーやスポーツだけでなくて、
仕事や表現や生活のなかで何かを決断して実行するときも
同じようなことなのかなぁと思います。




身体もココロも頭も一致した違和感のない決断ができる、
自分にとってしっくりくる間を知ること、そして、
イメージする間が存在しなければ、コントロールして生み出すこと。




人間、時間、空間、世間、隙間、仲間、etc




「 間 」って、かなーり深けえっす。








 『 熱中している心は、つねにチャンスを見つけ出す。 』


                  作家  パウロ・コエーリョ






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できるに決まってる。[2016年03月13日(Sun)]




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『 ほぼ日 』の「 今日のダーリン 」( 糸井重里 )より




・無意識で、「できるに決まってる」と思うことが、

 つまり、その人の得意なことである。



 さぁ、ごはんを食べようというときに、

 「あ、おれ、ごはんを食べられるんだろうか。

 最初は食べられても、途中からむつかしくならないか。

 まてよ、いままではどうやって食べてきたんだろう」

 なんてことを、思う人はいない。

 ごはんを食べるのは、たいていの人間の得意なことだ。

 これ、病気になったりすると、できなくなる。

 「ごはんか‥‥食べられそうもないな」となったりする。

 得意だったことが、得意でなくなったのだ。



 ぼくはぜんそくで困っていた時期があったので、

 呼吸をするのが得意でない、という経験をした。

 ぜんそくの発作がでたら、無意識の呼吸ができないのだ。

 「苦しい。まず、おちついて息を吸うんだ、ゆっくり。

 吸えたら、こんどは吐く、あわてないで」

 というふうに、息を吸ったり吐いたりするのに、

 いちいち考えてやらなければならない。

 苦しいし、じれったいし、とても疲れる。

 この体験があったので無意識でできていることについて、

 ぼくは「得意だったんだ」と思うようになった。



 ある状況のなかで、アイディアが必要なことがある。

 むろん簡単なことではないのだけれど、

 「できるに決まってる」と思うことがとても大切だ。

 実際に、何度もそういう場面を経験してきた人は、

 かなり困難な場面であっても、

 「いずれは、できるに決まってる」と思っている。

 そして、「どれほどやってもできない」ことには、

 最初から手を出さないようにしているはずだ。

 この「ことばにしてない希望」があるのは、

 やっぱり得意だということなのだ。



 歩くこと、息をすること、食べること、

 だれでもが得意なことを、やりおおせて生きている。

 そこに肉付けするように、それぞれの得意が加わる。

 「できるに決まってる」ような気がすることで、

 ずいぶん、じぶんも周りも、助けられているように思う。



今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。

可能性があるのに、「できない」と思ってることも多い。






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