11/11(木)、11/12(金) 赤ちゃんふれあい体験@白石中学校
山口市からの委託をうけて、今年で
12年目を迎えるこのふれあい体験事業(詳しくは
こちら)
生徒さんのドキドキ緊張感が伝わる自己紹介に始まり、参加者のお母さんへの質問、グローブシアターやおもちゃで一緒に遊ぶことで徐々に距離を縮めていく様子、とても微笑ましいものでした。
広い体育館でお散歩、小さいボールで遊ぶ様子も見られました。
お別れの時には、お互いに名残惜しく離れがたくなります。
1人で大きくなったような顔をしているお年頃かもしれませんが、愛情をもってみんな大切に育てられて今ここにいること、そして近くには必ず助けてくれる存在・場所があること、短時間ではありましたが、感じ取ってもらえていたらいいなと思います。
この実りある癒しの時間が、受験を控えた3年生にとって心の栄養となりますように。
この日に向けてグローブシアターを作成してくれた生徒さん。
どれもクオリティーが高く、ストーリー性もあります。
家庭科の授業、またご家庭でも「赤ちゃんに渡すんだ」「喜んでくれるかな」と親御さんにお話しながら作られていた裏エピソードも耳にしました。
もちろん、親御さんに全く言わずに、何かを夜中もくもくと作ってましたー!という思春期あるあるの裏エピソードも。
■この事業についての参加者アンケートからは、取組の趣旨や意義が伝わっていることが読み取れ、地域全体で子育てをサポートしていく意識が伝わります。(一部ご紹介)
・子育て中心で生活している中で様々なサービスや支援に感謝しています。恩返しとまではいきませんが、少しでも社会に貢献できたなら嬉しく思います。また出来ることがあれば参加したいと思いました。
・中学生だけでなく、関わる全ての人に意味のある事業だなと思いました。またぜひ参加させて頂きたいです。
・小さい子どもと触れ合ったり、その保護者と話す体験はやりたいと思っても個人でできるものではないので、このような体験事業はとても良いものだと感じました。
■参加者から生徒さんへ(一部ご紹介)
・子供の目線で寄り添ってもらって、娘もとても嬉しかったようです。帰りの車中でも、まだお姉ちゃんと遊びたかったと言っていました。手作りのおもちゃは私もたまに作るのですが、既製品のものと違いとても長くボロボロになるまで遊んでくれます。作っている時の気持ちが伝わるのでしょうか。今日いただいたかわいいおもちゃも帰ってからずっと遊んでいます。楽しい時間をありがとうございました。
・今日は貴重な体験をどうもありがとうございました。まったく初対面の親子と話すことも緊張した方もいらっしゃったと思います。お土産の手遊び手ぶくろも各々工夫して作成してくださって、親はそのかけた時間を察する分感謝の気持ちがつのりました。こどもは、やはり、それまでやっていた遊びを継続するので意識がそちらにいかず申し訳ないです。白石地区に住んでおり、時折道ですれ違うと挨拶をしてくださる生徒さん、頭をぺこっと下げてくれる方がいらっしゃり、とてもあたたかい気持ちになります。今日もこどもを見守ってくださる雰囲気、目を見て言葉をかわしてくださるコミュニケーション力を素敵だなぁと感じました。子育ては時々孤独になることがあります。そんなとき、道で挨拶をしてくれたり、公園で話しかけてくれたりすると一人じゃないな、人間って良いものだなと思えて、また頑張ろうという気持ちになれます。これからもたくさんの事を経験して頭や心に栄養を蓄えていってくださいね。
・今日は一緒に遊んでくれてありがとう! みんなが小さい子を見て可愛い〜と言ってくれたように、みんなも可愛い〜と言われて育ちました。これからも家族だけでなくご近所の方、地域の方々に見守られて元気に成長してくださいね。
妊婦ジャケット体験をした生徒さんから
「おかあさん、ありがとー!」という言葉が聞けました。
直接は言えないかもしれませんが、お腹の重さと愛情を感じられたかな。笑
例年、気温が下がる時期に開催されるこのふれあい体験事業。
参加者にはお寒い思いをさせてしまったかと思いますが、皆様からの笑顔や温かいお言葉に大変感謝しています。
参加者の方、生徒さん、学校関係者の方々、ありがとうございました。
また、重いストーブなど運んでくれた白中バスケ部のみなさんありがとうございました。
事業担当:石田久美子