平成27年度
思春期子育て体験事業
6年目を迎えました、白石中学校の「思春期子育て体験事業」。
今年度も、「ほっとさろん西門前てとてと」を運営する
NPO法人あっとが
山口市の委託を受け、活動のお手伝いをさせていただきました。
11月10日・11日の2日間にわたって、のべ
105名の親子にお集まりいただき、
中学生との交流を楽しみました。
ここでは、写真と参加された方のご感想で、当日の様子をお伝えします

家庭科の授業「赤ちゃんとのふれあい」が始まろうとしています!
まずは、月齢順に並び、自己紹介☆
この日は1ヵ月から3歳の乳幼児さんです。

グループに分かれて交流スタート。
中学生は、手作りのおもちゃを用意してきてくれたよ。

最初はお互いにちょっぴり緊張気味だね。
だけど、子どもたちが、中学生を自然と笑顔にさせます。

みんなで、おむつ替えにチャレンジだ!
「赤ちゃんの服ってこんなにもボタンが付いてるの〜!」

フェルトで作られたお弁当ですね!
中学生は、子どもたちと同じ目線になって遊んでくれました。

中学生からの質問タイム。
「嬉しかったことは…?」「大変なことは…?」
「名前に込めた思いを聞かせてください」
「夫婦でどんなふうに役割分担していますか」などです。

首がまだ据わっていない赤ちゃんをドキドキ抱っこ。

眠たくなってきたみたいだね。抱っこひもで抱っこしてみよう!

お昼時の授業では、多くの方がお子さんの食事を準備してきてくださいました
★参加された方の感想★ほんの一部ご紹介♪
●中学生とふれあう機会はなかなかないので、いろいろな世代の人とふれ合わせたく参加しました。参加は2回目ですが、親子ともに刺激があり良かったです。数年後にはこんなに大きく成長し、いろいろなことが当たり前のようにできるようになるのかと、楽しみになりました。たくさんの人の愛情で育つのだと感じました。
●娘は人見知りが激しいのでなかなか生徒さん達と馴染むことが出来ませんでしたが、そういう様子も生徒さん達に見てもらえて良かったのではないかなと思いました。
●生徒さんの手作りおもちゃが素敵で愛情を感じました。工夫して作られていて、子どもが喜ぶものをよく勉強されているなと。参加できて良かったです。
●自分が中学生だった頃、こんな風に幼児と向き合う機会がなかったので、こういう時間があるのはとても良いなと感じました。ちょうど親への反発心などがある年頃かと思うので、自分がどんなに大切にされてきたかを改めて感じてもらいたいなと思いました。私自身もなかなかふれあうことのない中学生の皆さんに会い、皆さんの優しさに嬉しくなりました。
●中学生のみんなが、ぎこちなかったり、接し方に困っている姿がとても新鮮でした。
●中学生が素直でとても可愛かったです。男子生徒に「赤ちゃん抱っこしてみる?」と声をかけると、ぎこちなくしっかりと抱っこしてくれました。「意外に重い」と自然に笑顔になり、気が付けば赤ちゃんの背中を優しくトントンとたたいていたのが印象的でした。
★参加者から中学生へメッセージ★ほんのほんの一部ご紹介♪
◆みんな誰かの大事な赤ちゃんだったことを思って、自分や他人を大事にしてもらえたら嬉しいです。
◆皆さんの優しく純粋な心に癒されました。そのまま真っ直ぐ育って下さい。とても良いご両親にたくさんの愛情で育ててもらったのですね。我が子にもたくさんの愛情を注いでいきたいと思いました。ありがとうございました。
◆赤ちゃんは、無事に産まれてきてくれただけで一生分の親孝行をしてくれています。皆さんも、自分の人生を大切に生きてください。そして、ぜひ出産、子育て、経験されてみてください。新しい発見、楽しいこと、いっぱいありますよ!
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * 皆さまにご協力いただき、2日間、無事に開催することができました。
そして、中学生に1つでも2つでも多くのことを伝えたいと積極的に関わってくださったり、温かい目で見守ってくださったりしたおかげで、たいへん中身の濃い、学び合いの時間となりました。
あらためて感謝申し上げます。
報告書(かわら版)が出来上がりましたら、参加された方には年明けに送付いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山地