【報告】すてっぷあっぷ講習「子どもの発達に沿った遊び」 [2017年07月05日(Wed)]
今年度第2回目となる「子育てすてっぷあっぷ講習」を6月30日(金)に開催しました。 「子供の発達に沿った遊び」と題して、NPO法人下関子育て・子育ちネットの今村方子先生にご講義いただきました。 子ども達は、年齢ごとにどんどん遊びを広げ、複雑に発展させながら自然と、身体能力や知的能力、自立心や協調性、社会性など発達にとって必要なものを身につけていきます。 講義は、前半に子ども達を取り巻く現代の環境から、乳幼児の発達と遊びについて等の大まかな理解をしたうえで、後半、わらべ歌を中心としたリズム遊びを実際に体験しました。 「わらべ歌」の良さといえば、歌と動きを組み合わせて遊びながら、言葉や数を覚えたり、体を動かしたり、感覚を刺激したり、親子で触れ合ったり、できること… これらは理解し、納得しやすいところです。 それが、今村先生によると、さらに 向かい合って同じ動きをすること=協調性を育んだり、“じゃんけん”=(勝ち負けではなく)お互いが違う存在であることを知ること、遊びのアレンジ=期待と変化への対応…などなど。 わらべ歌に秘められているのは、“人と人との関係を構築すること”でもあるようです。 “環境(遊び)があり、そこに人との関わりがあり、そしてそれが豊かかどうか” 先生のお言葉が、とても印象的でした。 ある受講者の方のアンケートには、 「“時代はこどもにつながっている”という言葉が心にぐっときました。」とありました。 親となった今、幼い頃の自分がそうだったように、わらべ歌ではしゃぐ我が子を見ていると、改めて熱いものがこみ上げてきます。 さて、次回のすてっぷあっぷ講習は、 7月27日(木)「イヤイヤ期の健康管理と食生活」(講師:山口市管理栄養士)です。 講座・託児のお申込みは、てとてと(083-921-0428)まで。 |