国内では少なくなってきた達磨窯。燻し銀の瓦を焼く窯です。
この達磨窯が小布施にできていました。町内の若き職人たちが、職人さんに弟子入りしたり、交流をして、勉強を重ねついに完成!
そして窯への火入れ式が本日9時より行われました。
長野市、中野市には達磨窯はありました。しかし、小布施にはこれまで存在したことがなかったと言われています。
遅れてきた英雄!!のように、21世紀の今、見直される技術を復活させます。
しかし、復活だけではありません。
今だからこそ!歴史から学ぶ生き方として、生活の仕方をもう一度見直すためにも、持続可能な暮らしをするためにも、環境にも優れた燻し瓦を見直す時なのです。
小布施には、燻し瓦の家がまだまだたくさんあります。それが、このプロジェクトの支えでもあると思います。
燻し瓦は、呼吸をします。
住んでいる家が、その住民が、豊に暮らせるように呼吸をするのです。
苔むす瓦・・・それは、瓦が呼吸をしているから。汚れているのではなく、仕事をしているのです。
その地方からとれた粘土(土)で作られた瓦は、土壁と同じように家を呼吸させて、環境にあった営みの空間を作ってくれるのです。
まちとしょテラソは、小布施に大切な歴史が刻まれたこの時をアーカイブしました。
今日は、武蔵野美術大学 原研哉先生とその研究室の生徒のみなさんも参加。
デザインと暮らしなど、生きながらのものの価値観などに思いを馳せながらの火入れ式になりました。
この後、じっくりと窯を温め(焼いて)いきます。
今日は、まだまだ試しの瓦が入っています。
これだ!!という瓦ができる日までのプロセス・・・じっくりと追い求めたいと思います。
そして、歴史を刻み、未来へ届けます。