心臓の定期検診を終えて [2012年06月11日(Mon)]
今日は健康診断および、術後の定期検診でした。
結果は異常なし。 今年もまた健康でいれることに支えてくださる 応援してくださるすべての方に感謝します。 手術は2000年8月。 気づけばもうすぐ12年の年月が過ぎようとしています。 術後、毎年行っている検診では 心エコーや心電図、レントゲンを受けています。 病院に行くと小さいころからの色々なことを思い出しますが 不思議なことに嫌な思い出はひとつもありません。 看護師さんの優しい対応であったり 病室でできた友達であったり 病室からみた明治神宮の花火だったり 名前こそ思い出せないものの、 そこで出逢った方々の表情や言葉は 今でもはっきり覚えています。 その時に受けた優しさや その時に感じた感謝の気持ちが 今の僕を形成しています。 手術が終わり、 年月がたち、一人暮らしをはじめ 人種を越え、たくさんの方々との出逢いの中で そして、同年代の友人の尊い命を見つめる中で 自分の役割というものをよく考えるようになりました。 先天性心室中隔欠損を持って生まれ、 幼少期でなく、13歳で手術したことも きっと意味があること。 縁あって京都に来て 縁あって、今の団体に出逢えたことも きっと意味があること。 今はその一つが 「命」の大切さを伝えることだと思っています。 それを伝えるためにも 講演やウェブサイト、SNSを通しての発信を続けていきたいと思います。 そしてそれ以外の自分の役割を見つけるべく 自分の想いに素直になって、 さらに前進していこうと思います。 「命」あることに感謝をこめて。 |