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修学旅行生からの贈り物 [2011年06月04日(Sat)]
6月2日。

静岡から京都へ修学旅行に来ていた、静岡市立安倍川中学校の生徒さんが
一緒に使用済みインクカートリッジを持ってきてくれました。

思い起こせば、昨年10月の講演がきっかけでした。

講演後、当時2年生だった生徒の皆さんが周りに声をかけ、回収がスタートしました。
保護者、そして地域の取り組みにもつながり、
某コンビニエンスストアにも回収箱が設置されるまでになったそうです。

それから半年。
多くの使用済みインクカートリッジが集まりました。

そして、テラ・ルネッサンスの事務所がある京都への修学旅行が決まり、
せっかくだからと集まったインクカートリッジを持参してくれました。

しかも、ただ、持ってくるのではありません。
3年生全員で分担し、2つ、もしくは3つずつ
それぞれが手分けして持ってきてくれたのです。

こうして輪が広がること。こうして思いがつながること。
それはやはり、「気持ち」がこもった
本気の行動だからこそのものだと私は思います。

皆さんの頑張りに、思いに応えるべく
テラ・ルネッサンスは全力で活動を続けてきます。

つめた袋にあふれんばかりの使用済みインクカートリッジ。しっかりと預かりました。

こんな頼もしいパートナーとともに活動をしていけること、本当に嬉しく思います。
安倍川中学校の皆さん、ありがとうございます!

インクを集めたという事実。
そして、インクを集めるときに考えたこと、感じたこと、
その時の思いを忘れずにいてくださいね。


これからも、一緒に平和を築いていきましょう!

先輩の卒業 [2009年12月22日(Tue)]
ずっとお世話になった先輩インターンが
今日で卒業だというのに、明日また事務局で逢えるような気がして
気持ちがうまく表現できません。


テラ・ルネッサンスのインターンは
最低半年という契約になっています。

僕は1年半のインターンの後に職員となり
団体に関ってからは、2年と4カ月になります。

しかし、その先輩は僕よりももっと前
約3年半前からインターンを続けています。

その間、数多くのイベント、そして業務をこなし、
先輩がいなかったら今のインターンの制度も
今のテラ・ルネッサンスという存在自体もなかったかもしれない
そう言っても過言ではないくらいの存在なんです。

そんな先輩は大学院を来年の3月に卒業し、
6月から青年海外協力隊員として、アフリカの地へ飛び立ちます。

このご決断には色々な苦労もあったと思います。
それでも揺るがない『芯』があるからこその選択です。

僕はそんな『芯』がある人、
そしてそれを大切にし、考え、行動できる人を心から尊敬しています。

先輩が残してくれたことはあまりに大きいです。
築いてくれた礎をしっかりと引き継いで、さらなる発展を目指していきます。

先輩。
本当に本当にありがとうございました。
次、逢うときは先輩に負けないくらいの
成長した自分をお見せできるよう、ここ日本で頑張ります。

先輩ご本人による最後のメッセージ
宮崎に行ってきました! [2009年10月29日(Thu)]
宮崎出張に行ってきました!!

宮崎では当会のホームページ制作に
ご協力くださったアネット
Yさんのもとへ。

わざわざ、港までお迎えに来ていただき、感激です!!

その後は約5時間ほど、
レクチャーをしていただきました。

ホームページの管理に関する細かい技術や知識を
Yさんがわかりやすく、丁寧に説明してくださったので、
私でもすぐに理解することができました。

今回教えてくださったことは
直接だからこ学ぶことができ、宮崎まで来たことに
深い意義を感じました。

しかししかし、、、、

私の宮崎の旅はこれで終わりません。

Yさんが、せっかく来たのだから
と宮崎を案内して下さいました。

まずはチーズ饅頭!
有名店「わらべ」へ。
クオリティが違います。
やみつきになるおいしさ!
当会スタッフにも大好評でした。


そして、念願だった本場のチキン南蛮!
連れて行ってくださったのは、内装も斬新で
料理はボリュームたっぷりの老舗 『おぐら』
今まで食べてきたのは何だったのだろうと思うくらいのおいしさ☆
本当においしかったです!



そして、王道『宮崎県庁』



今更ながら県庁が観光名所って…
警備員の方々も親切丁寧で
一眼レフを渡しても微動だにせず
軽々と撮影をしてくださいました。

少し前まではこんな感じではなかったそう。
でも、気持ちよく迎え入れてくれたら、
心地よい時間を過ごすことができ、
いい思い出になる。

ホスピタリティの相乗効果。
体感しました。

東国原知事の偉大さ。
実感しました。

そしてYさんと東国原知事とともにハイチーズ
(当日はお逢いすることはできませでした)


そして最後は堀切峠へ。

Yさん、本当にありがとうございました。
おかげで宮崎が大好きになりました!!
また、行きたいです!!

アネットさんのブログにも当日の様子を
掲載していただいてます。
http://blog.anette.jp/


さてさて、これから事務所にて、作業に入っていきます。
学んだ知識をいかし、ホームページを充実させていきたいと思います。


追記

いや〜、船旅をなめてました。
惨敗です。

というのも予想以上の台風の揺れで
帰りはひどい船酔いとなり、一昨日はボロボロでした。。

でも2等寝台12人1部屋のところを1人で独占できました☆
これが1人のスペースです。
もうすぐ、娘が1歳になりますA [2009年08月01日(Sat)]
前回からのつづき


僕が名前をつけた「チカ」ちゃん。
実は先日、現地から最近の写真が届きました。

それがコチラ!



いやぁ〜大きくなったなぁと実感し、まるで父親気分です。。

タイトルが紛らわしくて申し訳ありません。
ちょうど今から約1年前のできごと。
一生、忘れられないできごとです。
このできごとは僕のモチベーションの原点でもあります。

今は僕の宝物として、携帯の壁紙にしており、
つまづくときも、この写真を見て、頑張ろうって思えることができています。

あと3日で1歳。
少し早いけど、誕生日おめでとう!

君が育つ世界がもう二度と戦争のない、
平和な世界になりますように。
もうすぐ、娘が1歳になります@ [2009年07月29日(Wed)]
あれは、2008年8月。

テラ・ルネッサンスの活動地域である、ウガンダへ出張中でのできごと。


僕はうちの生徒たち(元子ども兵の子たち)の生活状況を調べるため、
家庭に訪問したりして、ヒアリングを行っていました。


いつもと変わらぬようにこの日は、ヴィッキーさんの家に訪問しました。
順調に彼女の近況などを聞くことができました。

ただ、一点だけ気になることがありました。
それは、彼女の腕の中にうまれたての赤ちゃんが大切に抱えられていたのです。

        (ヴィッキーさんと生まれたての子)


気になって聞きました。
「いつ、うまれたの?」
彼女はあっさり
「昨日よ!昨日、この家で生まれたの」

僕はもうびっくりです。
そして、そんな驚く僕に追い打ちをかけるかのように
彼女は笑顔で一言。


「この子の名前をつけてください」


「え…」
嬉しすぎるハプニングに思わず言葉を失いました。

「ほんとうに?」

「はい」


彼女の意志は固い。

「男の子?女の子?」

「女の子よ」

これはもうつけるしかない!
22年、耳にしたことがある女性の名前が一気に頭を駆け巡りました。

でも、これだと思ったのは、この名前しかありませんでした。


「チカ」


ぼくの妹の名前です。
僕と9歳はなれた妹は8月うまれ。

生まれたてのその子の姿が、9歳の時に見た妹の姿と重なって僕の目に映り、
これしかないと思いました。

「チカはどう?」

「ありがとう!チカ!いいわね。どんな意味なの?」


「あ、、」

日本人の名前って、漢字の意味が強く、ローマ字にしたら、どうなるんだろう…
こうなったらもう妹のイメージで!ということで

「太陽のように明るい、元気な女の子」

と伝えました。


ヴィッキーさんは喜んでくれていました。

生まれて初めて、名付け親になった瞬間です。
僕は嬉しくて、気づいてたら、
ちびまる子ちゃんに登場するたまちゃんのパパのごとく、
写真を撮り続けていました………


つづく
嘉田由紀子滋賀県知事との出逢い [2009年07月24日(Fri)]
昨日、23日。
テラ・ルネッサンスにとっても、私、栗田にとっても、それは一生忘れもしない、
貴重で、そしてとても心のあたたまる、素敵な日となりました。

本日の当会代表、鬼丸のブログにも報告させていただきましたが、
ご縁がありまして、嘉田由紀子滋賀県知事とお食事を
ご一緒させていただいたのです。

当会からはトシャと代表の鬼丸、そして私が出席させていただきました。

率直な感想は「すごい」の一言です。
アフリカの話から、植民地の話、政治の話、文化の話、歴史の話、環境の話…
が英語やスワヒリ語や日本語で飛び交いました。

私個人としては、初めて伺う話ばかりで、
圧倒され、ただただ聞くだけでしたが、たいへん勉強になりました。

その中で私はまだまだ、勉強不足だとも実感しました。
ルーツを知る、歴史を知る、文化を知る。
その大切さを学ばせていただきました。

また、嘉田知事の「現場志向」の考え方に深く感銘を受け、
素晴らしい方だと感じ、心から尊敬の念を抱きました。




写真はトシャが選んだ、ペーパービーズネックレスを知事に贈呈しているところです。
(ウガンダの元子ども兵の生徒たちがつくったもの)



トシャも
「決してウガンダにはいない、信念を持った、素晴らしい政治家の方で
今日こうしてお逢いできたことが何よりも幸せ」
と語っていました。


あっという間の2時間半でしたが
忘れられない時間になりました。



最後に嘉田知事から教わった四字熟語を皆様と
共有させていただきたいと思います。


【飲水思源(インスイシゲン)】


水を飲むときは、その水源を忘れてはならないという昔から伝わる、中国の故事成語です。

つまり、これはすべての物事に置き換えられます。
お世話になった人への恩。
いのちを繋ぎ、育んでくださった両親への恩。。
私たちの原点を忘れてはいけないこと、改めて実感しました。

これこそ、私たちの団体名でもある【ルネッサンス=思い出す】でもあります。

飲水思源、この言葉をしっかりと胸にやきつけ、今後も生活していきたいと思います。


そして、なによりも、京都の水のルーツは滋賀県にあります。
水を飲むたびに、この日の出逢い、そして滋賀の大自然
滋賀県で、あらゆる立場から、その自然を守ろうとしている方々へ思いをはせる
そんなことができる人間になりたいと思いました。
カンボジアの弟へ [2009年05月21日(Thu)]
「くりちゃ〜ん」
今でもすぐに思い出せるあの独特な響きの声。
今日、僕の心の中で久しぶりに彼の声が聞こえた気がしました。。。



カンボジアには2008年夏に2週間滞在しました。

テラ・ルネッサンスの活動地域を回ったり、
スタディツアーに同行したり、
カンボジア駐在員の江角さんと一緒に色々と行動していました。

先週、その江角さんが日本に一時帰国をして、
今日僕にとって、すごい嬉しいお土産話をしてくれたんです!


江角さんはテラルネの日常業務の傍ら、時間があいたら
バッタンバン州郊外の孤児院で高学年を対象にして、
日本語を教えています。

そこの子どもたちはそれぞれに
つらいバックグランドを持っている子どもたちもいます。

ストリートチルドレンだった子
人身売買でタイへ売られた子
親が面倒を見切れなくなった子…

そこへはカンボジア滞在中に3回訪問しましたが、
最初は本当に自分が行ってもいいのだろうかという不安や
逢って一緒に遊びたいなという期待やら、
よくわからない感情でいっぱいでした。

でも、実際に行ってみると本当にウェルカム。

遊んでとばかりに色々と持ってきてくれます。
手をつないでくれます。

僕は一緒に鬼ごっこやかくれんぼ(のようなもの)、
現地の子どもの遊びやサッカー
あるいは指さし会話帳でのクメール語学習をしてもらいました。

彼らのパワーがさっきまで自分の中にあった不安を吹き飛ばしてくれました。



その中でも
「ボーンプオーン(クメール語でお兄ちゃんの意味)」
と僕を呼び、いつも僕になついてきてくれる
7歳くらいの男の子がいました。

僕の名前を覚えてくれたあとには
「くりちゃん、くりちゃん」
(↑海外ではこう呼んでもらってます。覚えやすく呼びやすいようで笑)
といつもそばにいてくれてました。

汗っかきの僕を見てはタオルで一生懸命に汗をふいてくれます。

彼は他の子と遊んでいると嫉妬しちゃいます。
すぐに僕の注意をひこうと何かしら、アピールしてくれます。

そうした一つ一つの仕草が可愛くて、おもしろい
すごく心の優しい男の子です。




あの出逢いから8か月。
元気にしているかな〜と思っていたところに今日、素敵な話を聞いたわけです。



実は今、その子、



江角さんのもとで、日本語の勉強をしているんです!!


それも、高学年に向けた日本語教室に
高学年に交じって、参加しているのだそうです。



理由は


「くりちゃんと日本語で話したいから」



心にぐっときました。




嬉しかったです。

おそらく彼には今まで、たくさんの外国人との交流があったはずです。
その中でも僕を選び、僕と話したいからって日本語を学ぼうと努力してくれているなんて!!

何よりも、たった3回の出逢いなのに、覚えてくれてたなんて!!



もちろん、日本語は難しく、なかなかできないままらしいのですが、
僕は彼の心意気に感激しました。

すごい嬉しい。


彼が日本語を勉強するなら
僕はクメール語を勉強します!

いつかお互いに話せる日が来る日を夢見て
彼と一緒に頑張りたいなって思いました。


カンボジアの弟へ

次に逢える日を夢見て、兄ちゃん頑張るから!



    汗をふいてくれています。本当に優しい!