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4月の海洋政策関係会議等 [2022年05月08日(Sun)]
東京の新型コロナウィルスの感染はこのところ少しずつ治まる方向に向かっているように見える。一方、新しい年度に入り人々の動きには活気が出てきているようである。社会の平常な生活が回復してくることを期待したい。

4月中に私が関係した海洋政策関係会議等は次の通り。

4月1日(金)〜8日(金)
北海道新聞夕刊長期連載中の『海と国境』(同紙編集委員の本田良一氏執筆)に海洋基本法編が4月1日から8日にかけて掲載された。これについては以前に本田さんから取材を受けていて、4月4日〜8日にかけての掲載紙面には小生の名前も登場している。
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2046 参照

4月6日(水)
参議院「国際経済・外交に関する調査会」に参考人として出席
「「海を通じて世界とともに生きる日本」のうち、今後のわが国の海洋政策の在り方について」参考人として意見を求められ、出席して意見を述べた。
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2043
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2044
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2045 参照

4月22日(金)
「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会」第11回会合(鹿島平和研究所)
議題「北太平洋の海洋生物資源の管理に関連する地域漁業管理機関等の近年の動向」
真田康弘氏(早稲田大学地域・地域間研究機構、客員主任研究員・研究員客員准教授)等
(オンライン)

第7回海中海底工学フォーラム・ZERO
(オンライン) 会合が重なったため途中から参加しようとしたができず残念ながら欠席

4月26日(火)
国際開発ジャーナル社から6月号で海洋をテーマとした特集を組むことに関連する取材受
Posted by 寺島紘士 at 15:51
コロナ禍の中での3月の海洋政策関係会議等 [2022年04月01日(Fri)]

220328川辺の桜満開IMG_2264.JPG

     <江古田の森の運動広場の川沿いの桜>
サクラの花は満開となったが、新型コロナウィルスの第6波の感染拡大は治まりそうでなかなか治まらず、逆に第7波の到来も懸念される状況で3月が終わった。その中で私が参加した海洋政策関係会議等は次の通り。相変わらずそのほとんどがオンライン(又はオンライン参加可)となっている。

3月14日(月)
第187回海洋フォーラム「トンガ復興アピール」(笹川平和財団海洋政策研究所)
第1部 トンガ火山噴火・津波災害
第2部 日本・トンガの過去現在未来
https://www.youtube.com/watch?v=qzWsGQmxkus
(オンライン)

3月16日(水)
私たちの海洋会議プレイベント「パラオでの私たちの海洋会議に向けて−期待と展望」(笹川平和財団海洋政策研究所)
(オンライン)

3月17日(木)
「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会」特別研究会(鹿島平和研究所)
(オンライン)

第4回サイバーセキュリティセミナー2021「サイバー国際法の展望と課題―タリンマニュアル3.0策定に向けて―」(笹川平和財団)
(オンライン)

3月18日(金)
第105回神戸大学経営協議会・学長選考会議
(神戸大学東京オフィスよりオンライン参加)

3月22日(火)
令和3年度第3回海洋技術フォーラムシンポジュウム「第4期海洋基本計画における科学技術・イノベーションの在り方(その3)〜海のデジタルトランスフォーメーション(DX)〜」主催:海洋技術フォーラム

基調講演「宇宙開発利用の新潮流と海洋・宇宙連携の重要性」中須賀真一氏(東京大学教授、内閣府 宇宙政策委員会基本政策部会 部会長)
第1部 講演「海のデータをとる、送る、使う技術の最前線」
第2部 パネルディスカッション「海洋データ産業を振興させるために必要なこと」
(オンライン)

3月25日(金)
「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会」第10回会合(鹿島平和研究所) 
議題「傘法の思想と基盤 – スウェーデンの自然資源管理法について」交告尚史氏(法政大学法科大学院教授 )等 
(オンライン)

3月31日(木)
(一社)マリン・エコラベル・ジャパン協議会第26回理事会
Posted by 寺島紘士 at 01:35
コロナ禍の中での海洋政策関係会議等(1-2月) [2022年03月13日(Sun)]
前回お伝えしたように、折からの新型コロナウィルスの急速な感染の拡大の中で最近の海洋関係の会議等はほとんどがオンライン(又はオンライン参加も可)で開催されている。私が1-2月に参加した海洋政策関係会議等は次の通り。

1月18日(火)
内閣府SIP課題評価WGにSIP革新的深海資源調査技術のピアレビュー結果に関する報告
(海洋研究開発機構東京事務所からオンライン参加)

1月21日(金)
「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会」(鹿島平和研究所)第8回会合 
(オンライン)

1月24日(月)
神戸大学経営協議会、神戸大学学長選考会議 
(オンライン参加)

2月5日(土)
「地球温暖化対策としてのメタン排出削減対策に関するセミナー」(フロン等温室効果ガスグローバル削減推進協議会(FGRA)・生態系総合研究所)
(オンライン)

2月9日(水)
「国連生態系回復の10年−里海再生国際シンポジウム」(笹川平和財団海洋政策研究所・国連大学サステイナビリティ高等研究所・環境省)
(オンライン)

2月14(月),15日(火)
「日本・ノルウェー持続可能な海洋政策フォーラム2022」(笹川平和財団海洋政策研究所)
テーマ:持続可能な海洋管理と海洋空間計画(2/14)、持続可能な漁業と国際連携(2/15)
(オンライン)

2月16日(水)
「MELワークショップ2022−MEL設立5年の振り返りと新たなるチャレンジ−」((一社)マリン・エコラベル・ジャパン協議会)三会堂ビル石垣記念ホール
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2039 参照

2月18日(金)第18回「ICUS懇談会」((一社)平和政策研究所)
テーマ:世界の水に何が起きているのか−何億人もの人が水不足に陥っているのはなぜか−
(オンライン)

2月26日(金)
「北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会」(鹿島平和研究所)第9回会合  
(オンライン)
Posted by 寺島紘士 at 00:51
新しい年の初めに [2022年01月13日(Thu)]
新しい年2022年が明けた。いつもであれば新年が良い年となることを願ってお正月の飾り付けをし、初詣、年始の挨拶などにいそしむところであるが、今年は亡き妻の喪中なのでその位牌、遺影とともに静かに過ごしてきた。

ブログの執筆も控えていたが、その間も多くの皆さんがいつもと変わらず海洋政策ブログを訪れてそれぞれ関心のあるページを覗いていてくれるのをみて、これまで海洋ガバナンスを目指して総合的な海洋政策の普及に取り組んできたことが無駄ではなかったと嬉しさがこみあげてきた。

昨日多くの皆さんが覗いたブログのページを拾うと次の通り。

市町村区域に海域を含める方策 [2010年11月19日(Fri)
https://blog.canpan.info/terashima/archive/426
中国の排他的経済水域・大陸棚の範囲 [2010年12月07日(Tue)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/440
「海洋空間計画(MSP)」について考える [2010年12月11日(Sat)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/443

「海洋プラスチック憲章」と「プラスチック資源循環戦略」 [2018年08月27日(Mon)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/1749
『国際海洋情報』、笹川平和財団の「海洋情報 FROM THE OCEANS 」に登場 [2021年06月13日(Sun)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2006

最初の3つは、2010年に掲載したブログであるが、海洋基本法の基本的施策である「沿岸域の総合的管理」、「排他的経済水域等の開発、利用、保全等の推進」に関するものである。

沿岸の陸域及び海域を一体的に管理し、さらにその外側の排他的経済水域等を海域の特性に応じて開発、利用、保全、管理していくことは、既に20世紀末から各国が国連海洋法条約及び持続可能な開発に関する国際的な行動計画を共有して取組を進めている政策であり、海洋空間計画はユネスコIOCがそのために作成提供した政策ツールである。。

このような海洋空間の管理はわが国にとってももちろん政治、経済、社会上重要なことである。しかし、残念ながらわが国ではこれらの海洋空間の管理は海洋基本法の規定にもかかわらず依然として国内的視野だけで論じられることが多く、国際的秩序・政策を踏まえた海洋ガバナンスの取組としては未だに十分に取組が進んでいない。
 
したがって、新年早々これらを扱ったブログに多くの皆さんが関心を持って訪れてくれるのは大変嬉しい。
本年が沿岸域の総合的管理、排他的経済水域等の開発、利用、保全、管理の政策の取組の進展する年となることを期待したい。

どうぞ皆さん、本年も私たちが共有する大切な財産=海洋に関心を持って海洋政策ブログを覗いてみてください。どうぞよろしくお願いします。

     <八重原から見た浅間山 1月2日>
220102IMG_2164.JPG
Posted by 寺島紘士 at 20:20
年末の海洋政策関係会議等 [2021年12月28日(Tue)]
今年も残りはあと4日、年末の時は速く過ぎていく。このところ海洋政策関係の会議等が多くあったが、それらを12月12日のブログ(下記参照)で紹介した後も3件の会議等に参加した。
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2028 

12月20日(月)
令和3年度第2回海洋技術フォーラムシンポジウム「第4期海洋基本計画における科学技術・イノベーションの在り方(その2) 〜我が国の海域利用の在り方〜」

このフォーラムは、海洋技術・イノベーションという視点から海洋産業、海域利用に焦点を当て、洋上風力発電や資源開発、CCSなどを取り上げて行われた。中でも各分野の有識者の講演やパネルディスカッションの中で目下脱炭素化の取組として焦点が当たっている洋上風力発電が取り上げられて、聞いていてその現状や目標、課題が頭に入ってきて大変参考になった。

12月23日(木) 
(一社)平和政策研究所主催IPP政策研究会「新時代のグローバル・ガバナンス論 〜気候変動ガバナンスとアメリカのリーダーシップ〜」
発題者 西谷真規子氏(神戸大学大学院国際協力研究科准教授)

12月24日(金) 
北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会第7回会合 オンライン

<大きな松かさをつけたダイオウショウの巨木>
211228江古田の森ダイオウショウIMG_2156.JPG

本日、江古田の森の散歩の途中、大きなダイオウショウ(大王松)の木の傍まで来てふと上を見上げると、頭上高くそびえる枝に大きな松ぼっくりがいくつもついているのを見つけた。高い木なので今まで思い切って頭上を見上げたことがなかったが、長さ20pもあるかと思うような大きな松ぼっくりをつけているのを見つけて驚いた。年末の嬉しい発見である。画面をクリックして拡大して見てください。
Posted by 寺島紘士 at 17:25
11月半ばからの海洋政策関係会議等 [2021年12月12日(Sun)]
以前に6月中旬からの一か月は例年のことながら海洋関係の会議等が多かったことを取り上げた。本ブログ「6月中旬からの海洋政策関係会議等」
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2009 参照

それと同様に11月半ばからの約1カ月も海洋政策関係の会議等が多かった。コロナ禍の時節柄、オンラインの会議が多かったが、中には対面の会議もあっ電車に乗って都心まで出かけてて久しぶりに関係の皆さんと会い、顔を見ながら言葉を交わして対面の良さを味わった。

私が関わった11月中旬からの会議等は次のとおり。

11月15日(月) 
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)革新的深海資源調査技術2021年度ピアレビュー会議第2回 オンライン

11月19日(金) 
SIP革新的深海資源調査技術2021年度報告会「持続性ある海洋資源開発と海洋環境について」 イイノホール

11月24日(水) 
神戸大学経営協議会 オンライン

11月25日(木) 
海上保安庁海洋情報部「海図150周年記念講演会」 オンライン

11月26日(金) 
北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会第6回会合 オンライン

11月29日(月) 
SIP革新的深海資源調査技術2021年度ピアレビュー会議第3回 オンライン

11月30日(火) 
一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会第25回理事会 赤坂三会堂ビル大日本水産会大会議室

12月2日(木)−3日(金) 
日本海洋政策学会第13回年次大会「海洋政策と科学−脱炭素への取組」オンライン

12月9日 
東京大学生産技術研究所海中観測実装工学研究センター ワークショップ「海底ケーブルの科学利用と関連技術に関する将来展望」第4回 オンライン

この中で11月に2回も開催されたSIP革新的深海資源調査技術ピアレビュー会議は私が主査として議事進行を担う立場なので、対面の会議のように委員の皆さんの顔がよく見えないオンラインの会議に若干緊張したが、無事終了してほっとした。

このSIP革新的深海資源調査技術は、内閣府が推進している戦略的イノベーション創造プログラム第2期(SIP2)のプログラムのひとつである。

SIP第2期の革新的深海資源調査技術は、わが国のEEZの94%を占める水深6,000ⅿ以浅の海域でのSociety5.0に不可欠なレアアース等の深海の鉱物資源の調査技術、生産技術を世界に先駆けて確立・実証するとともに社会実装の明確な見通しを得ることを目指して海洋研究開発機構(JAMSTEC)が管理法人となって2018年から取り組んでいる。

今年で4年目となり、いろいろ良い成果が出てきているので、いずれ適当なタイミングでそれについても取り上げてみたい。

なお、「革新的深海資源調査技術」については以前に次のブログも掲載しているので関心のある方は覗いてみてください。
SIP第2期「革新的深海資源調査技術」(2019年2月7日)
https://blog.canpan.info/terashima/archive/1839
SIP2「革新的深海資源調査技術」第2回ピアレビュー会議 (2020年11月16日)
https://blog.canpan.info/terashima/archive/1979 等
Posted by 寺島紘士 at 00:14
6月中旬からの海洋関係会議等 [2021年07月12日(Mon)]
2019年前半で毎日の勤務から退き、さらにコロナ禍が発生して外出を極力控える生活を余儀なくされているが、幸い海の世界との関わりは続いている。特に、6月中旬からの一か月は例年のことながら海洋関係の会議等が多かった。その中にはオンラインの会議だけでなく都心での会議もいくつかあったので久しぶりに対面で行う会議の良さを味わった。

私が関わった6月中旬からの会議等は次のとおり。

6月16日(水)
笹川平和財団海洋政策研究所第182回海洋フォーラム「太平洋島嶼国の課題と日本との連携強化に向けた展望」 YouTube

6月17日(木)
公益財団法人日本海事科学振興財団第1回評議員選任委員会 オンライン

6月19日(土)
新型コロナウィルスワクチン接種2回目 於 豊玉東小学校

6月21日(月)
公開フォーラムSPF China Observer「米新政権に対抗する中国の世界観」 オンライン

6月22日(火)
一般社団法人 マリン・エコラベル・ジャパン協議会第6回通常総会・第24回理事会出席 於 港区赤坂の三会堂ビル「石垣記念ホール」

6月23日(水)
一般財団法人 水路協会第12回評議員会、終了後に水路業務功績者表彰式 於 千代田区大手町のKKRホテル東京「孔雀の間」

6月25日(金)
神戸大学経営協議会第97回 オンライン
なお、ほぼ同時刻に「北太平洋海洋生態系研究会」第12回会合が開催されたが、上記会議と重なり残念ながら欠席

6月28日(月)
公益財団法人 日本海事科学振興財団第52回評議員会 オンライン

7月5日(月)
一般社団法人 マリン・エコラベル・ジャパン協議会 第3回「MELアドバイザリーボード」出席 於 港区赤坂の三会堂ビル会議室

7月7日(水)
「気候変動の交渉プロセスにおいて海洋の問題がどのように主流化されたか」について海洋政策研究所のインタビュー オンライン

7月8日(木)
SIP「革新的深海資源調査技術」2021年度第1回ピアレビュー会議 於 千代田区内幸町のTKP新橋カンファレンスセンター
Posted by 寺島紘士 at 01:28
『侮ってはならない中国』、読売新聞の「2020年の3冊」で取り上げられる [2020年12月31日(Thu)]
年末でバタバタしていて気が付くのが遅かったが、27日(日)の読売新聞「文化」欄でいい記事を見つけた。

11面「本 よみうり堂」が、年末なので「読書委員が選ぶ「2020年の3冊」」を掲載していて、その中で篠田英朗委員(国際政治学者・東京外国語大学教授)が坂元茂樹同志社大学教授の著書『侮ってはならない中国』(信山社新書 880円)を取り上げていたのである。

篠田さんは、短評で次の様に本書を紹介していた。

国際政治では中国の超大国としての台頭が著しい。冷静かつ戦略的視野に立った中国との付き合い方への模索は続く。先ずは信頼できる国際法学者の本で知識を備えることが必要だ。”

ポイントついた中々いい短評である。

坂元さんの『侮ってはならない中国』については、わたしも10月18日の海洋政策ブログ「新刊『侮ってはならない中国』に注目」で取り上げて紹介した。
https://blog.canpan.info/terashima/archive/1974 参照

近年一方的な海洋進出を強めている中国の戦略的行動に対しては、私たち国民一人一人もきちんとした知識を身につけて毅然とした対応をしていく必要がある。

坂元教授が、いわゆる専門書ではなくて、多くの人々に私たちにとって大切な日本の海で今何が起きているかを知ってもらい、東シナ海、そしてそれと大いに関係のある南シナ海の現状に関心を持ってきちんとした知識を身につけてもらいたいと考えて、新書本として出版した『侮ってはならない中国』はそのようなニーズにこたえる良書である。

この機会にあらためて多くの人々に『侮ってはならない中国』を手に取っていただくようお奨めしたい。
Posted by 寺島紘士 at 01:21
日本海洋政策学会の新体制がスタート [2020年12月26日(Sat)]
日本海洋政策学会の新役員が12月23日に理事会で選任されたというお知らせいただいたので、海洋ガバナンスに関心のある皆さんとも共有したい。

学会の会則では、会長、副会長及び監事は、通算6年を越えてはならないと規定されており、現会長、副会長、監事は、私を含めて、この12月で退任した。

そして、10月に行われた全会員による理事選挙結果を受けて、コロナ禍のため書面審議で行われた第12回定例総会で得票数20位までの方々が理事として承認されていた。

これを受けて12月23日に開催された第25回理事会で新執行部が次のように選出された。

 会長 坂元茂樹
 副会長 道田豊 兼/総務委員長
 副会長 兼原敦子 兼/編集委員長
 財務委員長 大塚夏彦
 学術委員長 牧野光琢
 広報委員長 窪川かおる
事務局長  升本順夫
(新理事及び監事については、http://oceanpolicy.jp/jsop/gakkai25.html 参照)

新会長に就任した坂元茂樹さん(国際法)は、日本海洋政策学会発足時からこの新たな分野横断的な学会活動に積極的に取組み、この6年間は学術委員長として学会の実質的な活動をリードしてきたので、学会トップの会長に最適任な方である。
坂元先生おめでとうございます。日本海洋政策学会の発展をどうぞよろしくお願いします。

これから坂元会長を中心として新役員の方々が互いに連携協力・協働して、日本海洋政策学会をますます発展させていくことを期待したい。

なお、私は、日本海洋政策学会の設立に取り組み、発足時から理事となり、事務局長、総務委員長、副会長を務めて、この12年間学会活動の発展のために取り組んできたが、今回で学会の理事・副会長を退任した。今後は、日本海洋政策学会の顧問として学会活動の円滑な進展を見守っていくので皆さん引き続きよろしくお願いします。
Posted by 寺島紘士 at 00:49
オンラインの日本海洋政策学会第12回年次大会に参加して思う [2020年12月06日(Sun)]
コロナ禍の中でオンラインで行われた日本海洋政策学会の第12回年次大会が無事終了した。
(年次大会プログラムはhttps://blog.canpan.info/terashima/archive/1983 参照)

私は、12月3日は自宅からオンラインで参加した。最初に奥脇会長の基調講演『新たな海洋法の科学的基礎』があり、続いて、中原裕幸(横浜国立大学等)、酒井伸行(東京大学)、渡辺忠一(笹川平和財団海洋政策研究所)の三氏の研究発表を聞いた。そして、学制小論文の表彰があって第一日は終了した

会議はおおむね順調に進んだが、研究発表では、中田達也座長の声が聞こえなかったりした時もあり、オンライン会議の運営の難しさも感じた。

4日は、私も閉会挨拶を述べる役割があるので虎ノ門の笹川平和財団ビルまで出かけて行って国際会議場で大会に参加した。

最初に、内閣府総合海洋政策推進事務局の一見勝之局長が「我が国の海洋政策 〜 海洋 大いなるフロンティア 〜」というタイトルで基調講演を行った。一見さんは、海に対して知識経験と情熱をお持ちで、事務局長に就任して積極的に海洋政策の推進に取り組んでいる。

今回の講演では、冒頭に、海洋の環境変化による生活への影響、日本の静かなる脅威と海洋のチャレンジ、そして日本の海洋をめぐる状況について簡潔に述べ、続いて、海洋基本法、海洋政策の推進体制、海洋基本計画について紹介した。その後、政策の主な課題として、(1)安全保障、(2)海洋資源開発、(3)科学的知見の充実、(4)北極海、(5)洋上風力発電、(6)海事産業、(7)海洋における新型コロナウィルスに関する対応、を取り上げて施策を具体的に説明した。

「大いなるフロンティア」である海洋で展開している取り組みを30分ほどの限られた時間でポイントついてプレゼンしたなかなかいい講演だったので聞いていて大変参考になった。

その後休憩をはさんでパネルディスカッション『ポストコロナにおける海洋の未来』が行われた。

上智大学の兼原敦子教授がモデレータを務め、窪川かおる(帝京大学)、佐藤徹(東京大学)、柴崎隆一(東京大学)、中田薫(水産研究・教育機構)の4氏がパネリストとなって活発な議論を展開したが、なかなか面白いパネルディスカッションだった。

ディスカッションの中で、現在が「ポストコロナ」なのか、「ウィズコロナ」なのか、が議論されていたのが心に残った。新型コロナのウィルスの感染が始まってから1年になろうとしているが、この世界的な大流行(パンデミック)は未だ収束する気配はなく、私たちの生活・経済はそれに苦しめられ、その中でできるだけの対応をしつつ今日に至っていることを痛感した。

そしてふと思った。

このコロナ・パンデミックの中では、これまでの日常の常識とは異なる考え方を持ってどう行動するかを考えていくことが求められている。自然科学、社会科学を問わず総合的な知識と経験を活かして、グローバルな視野を持って、コロナ・パンデミックに取り組んでいく必要がある。

一方、日本海洋政策学会は、グローバルな広がりを持つ海洋の諸問題に総合的に取組んでいくためには自然科学、社会科学双方の科学的知見を総合的に活用してそれらに取り組む必要があるため、各界の研究者・有識者に呼び掛け、その賛同を得て2008年に設立された分野横断的な学会である。

したがって、『パンデミックが変える海の世界』での海洋政策・産業・科学技術のあり方を総合的に考えていくのには日本海洋政策学会は案外適しているのではないか…、と。

そこで、閉会挨拶では、次のような趣旨を交えて挨拶を行った。

新型コロナウィルスの感染拡大により、世界では6,500万人が感染し、死者が150万人に上っている。私たちは長期にわたって外出自粛、リモートワーク、そして本日のようなオンライン会議など、これまで当たり前だった生活とは大きく変わった活動や生活を余儀なくされている。

このコロナ・パンデミックへの対応は、海洋の問題に総合的に取組む日本海洋政策学会にとって新しい課題であるが、グローバルな広がりを持つ分野横断的な学会である私たちはそれに取り組む適性を有していると思うので、これから「ウィズコロナ」、そして「ポストコロナ」の海洋の課題に積極的に取組んでいきましょう。“

最後に、オンラインでの学会の年次大会の開催はなかなか大変だったと思うが、これまでなかった課題に取り組んでそれをやり遂げた事務局の皆さんにあらためて感謝したい。
Posted by 寺島紘士 at 20:23
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