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「福徳岡ノ場」の新島のその後 [2021年08月28日(Sat)]
8月18日の本ブログでお伝えした小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火により出現した新島がその後どうなったか知りたくて、海上保安庁海洋情報部のホームページを昨日(8月27日)覗いてみた。

すると、丁度お知らせのトップに同日発表された「福徳岡ノ場の火山活動について(8月26日観測)」が載っているのを見つけた。

それによると、航空機により観測を実施したところ、観測中に噴火は認められず、新島は、形状が一部変化していた、として次のような観測結果が発表されていた。

・新島:西側はほぼ変化なし。東側は一部を残して海没していた。(下図参照)
fuku210826-2.jpg

「海上保安庁海洋情報部海域火山データベース福徳岡ノ場」掲載写真より
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo24-2.htm

・活動:観測中の噴火は認められなかった。一方で2つの島に挟まれた火口では、海面上に灰色の物質が間欠的に湧出していた。
・変色水:茶褐色の変色水の分布が広く認められ、西方に延びていた。

今回も航空機観測に同乗した東京工業大学の野上健治教授は、次のようにコメントしている。
・西側の新島は大きく変化しておらず、まだしばらくの間は陸地として残るだろうと考えられる。
・火口の中心部からは、火山灰と思われる灰色の物質が湧出し、茶褐色の変色水域も大規模に分布しており、活発な火山活動は現在も継続している。

福徳岡ノ場では過去3回にわたって噴火により新島が出現したが、残念ながらいずれもしばらくして海没している。野上教授も、新島の大部分は、軽石や火山灰が堆積したものであると考えられ、波浪で縮小する可能性が高いと前回コメントしており、新島が存続できるかどうか楽観は許されないが、新島が波浪で削られて縮小はしてもその一部が海面上に存続することを願っている。
Posted by 寺島紘士 at 16:07
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https://blog.canpan.info/terashima/archive/2017
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