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新年ご挨拶と昨年12月の海洋政策関係会議等 [2026年01月31日(Sat)]
昨年末は持病の循環器内科の診療や頼りにしてるパソコンの故障などで慌ただしい日々を過ごして年越しをした。年越しにはこれまでいつも郷里信州に行ってそこで新年を迎えていたが、今年は体調を考慮して寒い信州に行くのをあきらめて練馬で新年を迎え、元旦には近くの豊玉氷川神社に初詣をし2026年が有意義な年となるように祈った。
2026年の干支は丙午(ひのえうま)、「うまどし」は情熱や変化を象徴する年のようだが、私も寄る年波に負けないで極力健やかに過ごしていきたいと願っています。遅くなりましたが、皆さん今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、昨年12月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り。(敬称略)

12月4日(木)
〇「海洋安全保障プラットホームの構築」2025報告会
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「海洋開発への挑戦と社会実装への加速化」
プログラムディレクター 石井正一
場所 飯野ビルディング4階 イイノホール

報告会
 オープニングセッション
 第一部 2025年度進捗状況および今後の事業計画
 第二部 社会実装に向けた取組への加速化
 第三部 パネルディスカッション
     〜世界初の6000mからの機器接続揚泥試験に向けて〜

意見交換会

12月5日(金)
〇「第8回海底ケーブルの科学利用と関連技術に関する将来展望WS」
 東京大学生産技術研究所
 (体調不良により残念ながら不参加)

12月6日(土)
〇「日本海洋政策学会第17回年次大会」
 統一テーマ『海洋科学と政策の対話ー国連海洋科学の10年(UNDOS)の現在地』

 主催:日本海洋政策学会
 会場:東京大学小柴ホール、オンライン(ウェブナー)併用
 司会:大会実行委員長 牧野光琢

 開会挨拶
  日本海洋政策学会 会長 坂元茂樹
 基調講演
 「我が国の海洋政策について」
  舟本 浩 内閣府総合海洋政策推進事務局長
 「国連海洋科学の10年ー我々が望む海の実現のために」
  齊藤宏明 東京大学大気海洋研究所教授

 研究発表(その1) 座長:脇田和美(東海大学教授)
 (1)量と質のはざまでー30 by 30 目標達成に向けた日本型MPAの可能性
  加々美康彦(中部大学)
 (2)海藻藻場における外的な環境要因の影響と海洋保護区の有効性の検証
  天野翔次郎(東京大学)
 (3)既存企業の洋上風力発電技術への多角化:ノルウェーとベトナムにおけるプッシュ・プル要因の違い 渡部 煕(東京大学)
 (4)日韓大陸棚南部協定の成果と今後の展望 竹内明里(崇城大学)
 
 第17回定例総会(書面審議報告)
 第35回定例理事会

 ポスターセッション(小柴ホールロビー)
 [1] 第7期科学技術・イノベーション基本計画への提言
   ー我が国の安全保障に資する海洋科学技術基盤の拡充ー
   牧 武志(海洋研究開発機構)
 [2」浮きドックの軍事インフラ的特性とアメリカの戦略的運用〜冷戦期の浮きドックの運用が現代戦略に与える影響への一考察〜
   森中聖喜(三重大学)
 [3]ステークホルダーとの協働による洋上風力発電事業実施の解決策の提示
   梶脇俊彦(農林水産政策研究所)

 研究発表(その2) 座長:加々美康彦(中部大学教授)
 (5)JAMSTECが取り組む海洋STEAM教育事業 市原盛雄(海洋研究開発機構)
 (6)鯨類飼育をめぐる法政策の国際比較 伊達尋菜(東海大学)
 (7)水産資源に向けられた関心の動態分析・モデル化とその駆動要因の解析:持続可能な漁業の社会実装に向けたフラッグシップ種の提案 太田 瞬(東京大学)
 (8)国連海洋科学の10年認定アクションのもとでの国際パートナーシップに関するネットワー 
ク分析 田中広太郎(笹川平和財団潰瘍政策研究所)

 <休憩>

 パネルディスカッション
 テーマ:『我が国が望む海洋・政策・科学ー学際知で挑む2030』
  モデレータ:道田 豊 (IOC-UNESCO議長/東京大学総長特使)
  パネリスト:鈴木 崇之(横浜国立大学大学院教授)
        原田 尚美(東京大学大気海洋研究所教授)
        瀬田 真 (早稲田大学大学院准教授)
        盛岡 優志(JAMSTEC主任研究員)
        小熊 幸子(笹川平和財団海洋政策研究所主任)

 学生小論文 表彰式(講評、表彰)

 閉会挨拶
  日本海洋政策学会 副会長 道田 豊

 交流・懇親会 小柴ホールロビー

12月19日(金)
〇「天然循環水とNBS研究会第9回会合」
 講演
 「サンフランシスコ湾とNBS」SERC」のアンディ・チャン研究員
 (体調不良により残念ながら不参加)

12月23日(火)
〇「第31回ICUS懇談会」
 テーマ:「現代における世界の食糧需給ー食糧危機は来るのか?」
 主催:ICUS日本委員会、一般社団法人 平和政策研究所(IPP)
 司会:雨宮慶幸 東京大学名誉教授

 開会の辞 司会

 発題
 講師 伊東正一 九州大学名誉教授

 ディスカッション

 閉会の辞
 林 正寿 平和政策研究所代表理事、早稲田大学名誉教授
Posted by 寺島紘士 at 01:10
11月の海洋政策関係会議等 [2025年12月24日(Wed)]

12月に入ってパソコンの不調等により海洋政策ブログの新規掲載ができないでいるうちに時が経ってしまいました。まだ完全には復旧していませんが、とり急ぎ「11月の海洋政策関係会議等」を掲載します。海洋政策ブログを愛読していただいている皆さんにブログ掲載が遅れたことをお詫びします。


さて、11月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。


11月15日(土)

 〇「運輸省(MOT40)同期会」


11月19日(水)

 〇「天然循環水とNBS研究会」第8回会合

 発表「政策デザイン(EBPM/Evidence Based Policy Making)と NBS/Nature Based Solutions」

  PHP総研主席研究員 立教大学大学院社会デザイン研究科特任教授

  亀井善太郎氏


11月25日(火)

 〇「一般社団法人MEL協議会」第43回理事会

 於 日土地内幸町ビル」3F 大日本水産会 大会議室


 令和7年度上半期事業報告及び財務状況について

 認証を行う機関に対する要求事項の改訂 

 その他


 〇「公益財団法人 日本海事科学振興財団」第60回評議員会

 於 汐留エッジ5階 会議室及びオンライン


 「議長の選定」の議決に関する件

 「基本財産(船の科学館 土地)の売買価格変更申し入れ」の議決に関する件 

  その他


11月27日(木)

 〇領土・主権展示館 リニューアル・拡張オープン記念 / 世界自然遺産「知床」登録20周年記念

 「シンポジウム 北方四島・知床半島の自然ーオホーツク海流氷南限域の豊かな海ー」


 領土・主権展示館

 内閣官房 領土・主権対策企画調整室

 NPO法人 北の海の動物センター


 会場:領土・主権展示館 ゲートウェイホール


 <開会挨拶>

  内閣官房 領土・主権対策企画調整室長


 「海洋環境と水産資源」

  北海道大学 水産科学研究院 山村織生准教授

 「ヒグマ」

  一般財団法人自然環境研究センター 第一研究部 小林喬子上席研究員

 「陸の中小哺乳類 特にコウモリ類」

  東海大学 生物学部生物学科 河合久仁子教授

 <休憩>

 「鯨類、アザラシ類」

  東京農業大学 生物産業学部 海洋水産学科 小林万里教授

 「トド、ラッコ」

  水産研究・教育機構 水産資源研究所 広域性資源部 服部薫副部長

 「オオワシ、オジロワシ」

  東京農業大学 生物産業学部 北方圏農学科 白木彩子准教授

 「流氷南限域生態系の保全」

  毎日新聞 社会部北海道グループ根室 本間浩昭記者


 <総合討論>

  モデレーター

   大泰司紀之 北海道大学名誉教授

   小林万里 東京農業大学教授


 <閉会挨拶>

  大泰司紀之 北海道大学名誉教授 

Posted by 寺島紘士 at 18:51
10月の海洋政策関係会議等 [2025年11月24日(Mon)]
11月に入ると江古田の森は本格的な秋の彩りとなり、日課の散歩の楽しみが一層膨らんできている。

まず、11月に入ると、ハナミズキの丘の道を登っていくと右側にあるレモンの木の実が黄色に稔ってきた。(11月5日撮影)
251105レモンの実IMG_3366.jpg

そして、驚いたのはその手前の道の左側に並ぶ桜の木の葉が綺麗に紅葉したのである。桜の葉がこんなに綺麗に紅く染まったのを見たのは初めてである。(11月12日撮影)
251112桜の紅葉IMG_3374.jpg

今年は、これらの秋の自然の変化を眺めながらほぼ毎日江古田の森を散歩してきたので、この続きについては回を改めてまた紹介したいと思っている。どうぞ楽しみにしていてください。

さて、10月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。

10月6日(月)
〇「インド洋及び太平洋のマグロ漁業における協力と持続的な開発」
 主催:笹川平和財団海洋政策研究所
 会場:笹川平和財団ビル11階国際会議場又はオンライン(YouTube)配信

世界のマグロのほとんどはインド洋又は太平洋で漁獲され、世界市場や、沿岸で漁業を行う多くの発展途上国の食料安全保障、生活、収入、経済発展に重要な貢献をしている。これらの漁業の長期的な持続可能性は、多数の沿岸国及び遠洋漁業国の効果的な協力と、西部・中部太平洋漁業委員会(WCPFC)とインド洋まぐろ類委員会(IOTC)を通じた包括的なガバナンスにかかっている。インド太平洋地域が、幅広い参加と遵守を可能にし、持続可能な開発目標を達成し、これらの漁業の長期的で持続可能な発展を確保するためには、開発と管理に関する複雑な課題を解決することが極めて重要である。
本セミナーでは、このような課題に取り組み、公平で持続可能な漁業への道筋を模索した。

<プログラム>
・開会
・セッション1:太平洋漁業の未来:持続可能な開発と包括的ガバナンスのための道筋
 トランスフォーム・アコラウ教授(ソロモン諸島大学副学長)が、太平洋の漁業を持続可能に発展させるための戦略について講演した。包摂的なガバナンス、地域協力、レジリエンス強化を中心に、太平洋の小島嶼開発途上国(SIDS)がマグロ資源から長期的な利益を得るための方法に焦点を当てた。

・セッション2:海の共同利用と共に歩む未来:マグロ資源の利用における産業的漁業と小規模漁業のニーズの調和
 フセイン・シナン博士(モルディブ漁業海洋資源省漁業海洋資源管理局長)が、インド洋における開発途上の沿岸国がマグロ漁業を成長させるための公平で包摂的な道筋について講演した。政治的な現実、気候変動の影響、そして20年以上停滞している漁獲枠の配分交渉をいかに協力して乗り越えるかを議論し、小規模漁業の生計、産業的利益、そして世界的な需要のバランスを持続可能な形で実現する必要性を強調した。

・セッション3:国際漁業における配分の進化
 クエンティン・ハニック教授(オーストラリア国立海洋資源安全保障センター(ANCORS)漁業ガバナンス・プログラムリーダー)が、国際漁業における「配分」の役割がどのように進化しているかについて講演した。かつては抽象的な経済概念であった権利ベースの管理が、現在では公平性と持続可能性の両立を図るための不可欠な枠組みへと変化していることを解説した。

・インド太平洋マグロ漁業における協力及び持続可能開発の将来についての一般討論と質疑
・閉会

10月14日(火)
〇「「我々の望む海」にむけた科学・政策・社会の連携〜全ての人に持続可能な海洋経済を」
共催:笹川平和財団海洋政策研究所/一般社団法人セイラ―フォーザシー日本支局/東京大学大気海洋研究所
会場:笹川平和財団ビル11階国際会議場またはオンライン(YouTube)配信
 
変化する海洋への適応とそれを支える海洋科学の重要性がこれまで以上に高まっている一方で、昨今の国際情勢は科学ー政策ー社会の連携に深刻な影響を与えている。このような情勢を踏まえ、本セミナーでは、オレゴン州立大学のジェーン・ルブチェンコ特別教授を講演者として迎え、同教授の米国海洋大気庁(NOAA)元長官としてのご経験や、「持続可能な海洋経済の構築に向けたハイレベル・パネル」の理念、IUU問題を含む海洋の持続可能な利用に向けた政策課題と日本の役割などについて講演いただいた。
 また、本セミナーでは、ルブチェンコ特別教授の講演を踏まえ、セイラーズフォーザシー日本支局理事長兼CEO井植美奈子氏、エコノミスト・インパクトの編集責任者のチャールズ・ゴッダード氏を始めとする有識者によるパネルディスカッションも開催した。

<プログラム>
<開会>
<開会挨拶及び講演者の紹介>
 笹川平和財団海洋政策研究所所長 牧野光琢
 セイラーズフォーザシー日本支局理事長兼CEO 井植美奈子
<基調講演>
「「我々の望む海」にむけた科学・政策・社会の連携 〜全ての人に持続可能な海洋経済を」
 オレゴン州立大学教授ジェーン・ルブチェンコ (NOAA(米国海洋大気庁)元長官)
<パネル討論>
IUU漁業対策とその先における日本の役割と期待
 セイラーズフォーザシー日本支局理事長兼CEO 井植美奈子
気候と海洋、そして持続可能な海洋経済への移行
 エコノミスト・インパクト編集責任者 チャールズ・ゴッダード
国連海洋科学の10年と日本の取組み
 笹川平和財団海洋政策研究所海洋政策実現部研究員 田中広太郎
<閉会>

10月21日(火)
〇「黒潮会秋の例会」
中日ビル シーボニアメンズクラブ

10月24日(金)
〇「天然循環水とNBS研究会」第7回会合
発表「森林環境税及び森林環境譲与税について」
 林野庁国有林野部長 長ア屋 圭太
Posted by 寺島紘士 at 17:43
高市新内閣で赤間大臣が海洋政策を担当 [2025年10月22日(Wed)]
10月21日、自民党の高市早苗総裁(64歳)が臨時国会の衆参両院院本会議で第104代首相に選出された。憲政史上初の女性首相である。自民と維新の連立政権。

発表された閣僚名簿によると海洋政策を担当するのは、国家公安委員長、領土問題担当、内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)となった赤間二郎衆議院議員。初入閣。57歳で神奈川14選挙区選出。

略歴をみると、立教大学卒業、マンチェスター大学大学院を修了し、衆議院国土交通委員長なども務めている。ホームページを拝見すると、冒頭に『「挑戦する日本」へ。共に歩みだそう あなたも私も』と掲げている。海洋ガバナンスの取り組みが国際的に着実に進行している中で海洋国日本の海洋政策の着実な推進にリーダーシップを発揮していただくことを期待したい。

赤間大臣、わが国の海洋政策の着実な推進の舵取りをどうぞよろしくお願いします。
Posted by 寺島紘士 at 13:34
9月の海洋政策関係会議等 [2025年10月16日(Thu)]
今年は異様な暑さが9月になっても続き、10月半ばになってようやく気温が下がってきて秋らしい気候になってほっとしている。日課にしている江古田の森の散歩もあまり汗をかかずにできるようになってありがたい。

ビオトープの傍らではことしも9月下旬に入ると彼岸花の赤い綺麗な曼殊沙華が咲きだして、10月の初めまで咲いていた。(10月1日撮影)
251001彼岸花IMG_3356.jpg

ハナミズキの丘の道を登っていくと右側にあるレモンの木の実が次第大きくなってきている。(10月13日撮影)
251013レモンの実IMG_3361.jpg

さらにそのそばでは早咲きの桜(河津桜か?)が先日早くも今季最初の花を咲かせた。(10月13日撮影)
251013河津桜の花IMG_3360.jpg

これらの自然の変化を眺めながらほぼ毎日江古田の森を軽く散歩をするのが楽しみの一つである。

9月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。

9月3日(水)
〇「海洋科学の10年 第5回 Foundations Dialogue プレナリーセッション」
<開催目的>
国連が主導する「持続可能な開発のための海洋科学の10年(Ocean Decade)」は、2021年から2030年までの10年間にわたり、海洋科学を通じて持続可能な海洋の未来を築くことを目指す国際的な取り組みです。2025年はその折り返し地点にあたり、同年に開催される国連海洋会議とともに、世界的な海洋アクションの加速に向けた重要な節目となります。
また、アジア太平洋地域においては、約20億人が沿岸に暮らす海洋依存度の高い地域であり、海は単なる経済資源にとどまらず、「命の母」として文化的・精神的・生態的に深く根付いています。日本はこの地域において、海洋ガバナンス、生態系保全、能力強化などの分野で先進的な取り組みを展開してきております。
こうした背景のもと、公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所は、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOCーUNESCO)との共催で2025年9月3日から5日にかけて、東京で「第5回 Foundations Dialogue」を開催します。本会議は、海洋分野におけるフィランソロピー(慈善財団)の役割を再定義し、より戦略的かつ協働的な資金提供の枠組みを構築することを目的としています。

<会場>
 笹川平和財団ビル11階国際会議場、及びオンライン(YouTube)配信
<主催>
 笹川平和財団海洋政策研究所、IOC-UNESCO(ユネスコ政府間海洋学委員会)

開会挨拶
 角南 篤(笹川平和財団 理事長)
 ヴィダール・ヘルゲセン(ユネスコ政府間海洋学委員会事務局長、ユネスコ事務局次長)
基調講演
 ジュリアン・ピエール・バルビエール(ユネスコ 海洋科学政策責任者)
 「海洋科学の10年(2021-2030)の目標達成に向けて」
来賓挨拶
 笹川 陽平(笹川平和財団 名誉会長、日本財団 名誉会長)

ハイレベル・ラウンドテーブル(大使・専門家・実務者)
 テーマ:「海洋リーダーシップとイノベーションの推進:ガバナンス、ブルーエコノミー、海洋科学による30×30達成」
 モデレーター:
  角南 篤(笹川平和財団 理事長)
 パネリスト:
  クリスティン・イグルム(駐日ノルウェー大使)
  道田 豊(ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)議長、東京大学大気海洋研究所 教授)
  マハフーズ・アラム(バングラデシュ情報通信大臣アドバイザー)

ハイレベル・ラウンドテーブル(財団代表者)
 テーマ:「分野横断的な連携の促進:ネイチャーポジティブと気候強靭化に向けた10年の行動」
 モデレーター:
  アリソン・クラウゼン(プログラムスペシャリスト, ユネスコ政府間海洋学委員会)
 パネリスト:
  マル・ヌネス(エグゼクティブディレクター、ボチカリオグループ財団
  ジョティカ・ヴィルマニ(エグゼクティブディレクター、シュミット海洋研究所)

ソリューション事例紹介
 「アジアの海洋科学ビジョン:『海は命の母』を讃える地域行動の推進」
 海洋政策研究所(OPRI)によるOcean Decade目標達成に向けた活動紹介
 モデレーター:
  田中広太郎(笹川平和財団海洋政策研究所研究員)
 パネリスト:
  牧野 光琢(笹川平和財団海洋政策研究所 所長)
  アーナブ・ダス(理事、海洋研究センター、インド)

海洋リテラシーと能力構築
 テーマ:「海の知識を行動へと変える:望ましい海の実現に向けた基盤としての海洋リテラシーと能力構築」
 モデレーター:
  ファブリチオ・ボッツァート(笹川平和財団海洋政策研究所上席研究員)
 パネリスト:
  アントネッラ・ヴァッサーロ(事務局長、国際海洋研究所(IOI))
  ジャナイア・バンビア(プロジェクトマネージャー、ボチカリオグループ財団)
  笹川平和財団海洋政策研究所 海洋教育担当(調整中)

閉会にあたって
 渡邉 敦(笹川平和財団海洋政策研究所海洋政策実現部 部長)

9月26日(金)
〇「天然循環水とNBS研究会」第6回会合
 オンライン

「東京湾NBS国際シンポジウム日米豪科学者事前調査(その2)」
 松政委員、横山委員、板川委員の東京湾・荒川流域の観察結果とNBS
Posted by 寺島紘士 at 23:08
第4回「世界海上保安機関長官級会合」に注目 [2025年10月12日(Sun)]
少し取り上げるのが遅くなったが、先日送られてきた「海上保安新聞」10月5日号が、9月に世界から99の国・地域と115の海上保安機関等の代表が集結して第4回「世界海上保安機関長官級会合」が過去最大規模でイタリア・ローマで開催されたと報じているのを見つけた。

「世界海上保安機関長官級会合」については、その意義と海上保安庁の積極的な取組に注目し、前にも本ブログで取り上げてきた。(下記参照)

海洋安全保障概念の拡大について考える [2017年10月04日(Wed)]https://blog.canpan.info/terashima/archive/1517

世界海上保安機関長官級会合、今日から開催 [2019年11月20日(Wed)]  https://blog.canpan.info/terashima/archive/1915

今回その取り組みがさらに進展しているので海に関心を持つ多くの皆さんにそのことをお知らせしたい。

「世界海上保安機関長官級会合(Coast Guard Global Summit)」は、海上保安庁と日本財団が共催してきた国際会議で、各国の海上保安機関が集まって、地球規模の環境変化や海洋秩序の維持に関する課題を議論している。各国の海上保安業務の取り組み支援や海上保安機関相互の国際連携にも熱心に取り組んできたわが国の海上保安庁は、世界各国の海上保安機関が、地球規模の環境変化とそれに起因する課題に対し、地域の枠組みを超え、法の支配に基づく海洋秩序の維持等基本的な価値観を共有し力を結集して取り組むため、「世界海上保安機関長官級会合」の開催を呼びかけ、2017年9月に第1回会合を東京で開催し、これに34か国1地域と国際海事機関(IMO)など海事3機関の長官級、局長級幹部が出席して海上安全と環境保全、海上セキュリティ、人材育成などについて議論した。そして順次その規模を拡大しつつ第2回を2019年11月に、第3回を2023年10月に東京で開催した。

そして今回、第4回「世界海上保安機関長官級会合」が9月にイタリアのローマで開催され、世界から99の国・地域と115の海上保安機関等の代表が集結し、過去最大規模で行われた。この会合が日本国外で開催されたのは初めてである。わが国海上保安庁の瀬口良夫長官とイタリア沿岸警備隊のニコラ・カルローネ長官が共同議長を務め、会合で取りまとめられた議長総括には、⓵世界の海上保安機関間の連携強化や対話拡大、A海上保安国際人材育成オンラインプログラムの促進・強化を支持、B海洋状況把握(MDA)に関して各国における活用事例についての理解を深め、各国が連携して海をめぐる課題に取り組む必要性を確認―などが盛り込まれたとのこと。そして、次回会合は2027年にインドで開始することが決定された。

海上保安庁がこのように地球規模の環境変化や海洋秩序の維持等にも関心を持ち、各国の海上保安機関に呼びかけてリーダーシップを発揮して熱心に取り組んでいることは海洋国日本にとっても大変重要ことである。その取り組みに改めて敬意を表するとともに、このことを海に関心を持つ多くの皆さんにもお知らせしたい。
Posted by 寺島紘士 at 00:34
8月の海洋政策関係会議等 [2025年09月22日(Mon)]
今年の8月は猛暑が続いてなかなか大変だったが、中旬には今年も娘、孫たちと信州八重原に行ってお盆を過ごすことができて良かった。
お盆については下記ブログ参照

信州八重原でお盆を過ごす [2024年08月29日(Thu)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/2127

8月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。

8月2日(土)
〇日本学術会議in石川 学術講演会
 「大災害からの復興と持続的社会のモデルを目指して〜半島地域からの問題提起」
 金沢市アートホール(石川県金沢市本町2丁目15番1号 ポルテ金沢6F)及びオンライン(ハイブリッド開催)
【主催】日本学術会議
【共催】金沢大学
【後援】石川県、北陸先端科学技術大学院大学

【開催趣旨】
 令和6年1月に発生した能登半島地震は、“半島”という地域社会に甚大な被害をもたらしました。この大災害を通して、地域の脆弱性や課題が浮き彫りとなり、今後の復興と持続可能な社会の構築に向けた新たな視点が求められています。本会議は、災害からの復興過程で明らかになった課題を共有した上でこれまでの取り組みを検証し、今後必要なことを探ることを目的としています。

総合司会:松井 三枝(金沢大学国際基幹教育院教授)

開会挨拶
 光石 衛(日本学術会議会長)
和田 骼u(金沢大学長)
馳 浩(石川県知事)

 趣旨説明
福森 義宏(金沢大学名誉教授)

学術講演
司会:中村 慎一(金沢大学理事(研究・社会共創・大学院支援担当)/副学長)
 @ 石川県における創造的復興に向けた取り組みについて
  新田町 弘幸(石川県能登半島地震復旧・復興推進部長)
 A 能登里山里海未来創造センターが見据える能登の復興と日本の未来
 谷内江 昭宏(金沢大学理事(附属病院・同窓会・大学基金担当)/副学長、能登里山里海未来創造センター長)
 B 北陸先端大の産学連携活動と能登半島震災復興支援への取り組み
 寺野 稔(北陸先端科学技術大学院大学長)
 C 能登半島地震・豪雨災害からの復興の空間計画的課題
  姥浦 道生(東北大学災害科学国際研究所教授) 
 D 日本学術会議における活動報告と提言
   ―激甚化する複合災害と自助・共助・公助による備え―
 久田 嘉章(日本学術会議連携会員・防災減災学術連携委員会委員、工学院大学建築学部まちづくり学科教授)

 総合討論

 休憩

パネルディスカッション
 能登未来を担う若手による能登復興への提言
モデレータ:佐無田 光(日本学術会議連携会員、金沢大学融合研究域教授)
パネリスト:北澤 晋太郎(NPO法人ガクソー理事長) 
 小山 基(能登DMC合同会社CMO)
 新谷 健太(海浜あみだ湯運営管理)
 馬場 千遥(珠洲市特定地域づくり事業協同組合事務局)
 山口 敦子(有限会社山口水産里山担当)
 山下 祐介(のと栄能ファーム代表)

閉会挨拶
高田 広章(日本学術会議第三部会員・中部地区会議代表幹事、名古屋大学未来社会創造機構教授)

8月7日(木)
〇海の学び、日本文化の発展・推進勉強会
 汐留エッジ5階日本海事科学振興財団会議室
 
 テーマ「海洋基本法について」
 ・海洋基本法の成立までの経緯(国内での推進組織と役割)
 ・国連海洋法条約
 ・今後の展望と課題

 50年に亘るお台場での船の科学館の活動を終え、目下これからの新たな海洋博物館のあり方、海洋教育の方向やその未来について検討している海事科学振興財団の皆さんに、私がこの20年余にわたってその制定・施行・拡充に取り組んできた海洋基本法の取り組みについて日本海事科学振興財団の今後の取組に参考になりそうな分野を中心に話をし、その後皆さんからの質問に答えた。 

8月29日(金)
〇「天然循環水とNBS研究会」第5回会合 
 「東京湾NBS国際シンポジウム日米豪科学者事前調査(その1)
 オンライン
Posted by 寺島紘士 at 23:56
7月の海洋政策関係会議等 [2025年09月02日(Tue)]

今年の夏は記録的な暑さで9月に入っても猛暑日が続いている。外出の際は日傘を活用しているが早く涼しい秋風が吹いてくれるのを願っているこの頃である。

7月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。

7月1日(火)
〇『日中交流 人と人とが紡いできた半世紀』出版記念講演会「日中関係・日中交流のこれまでとこれから」
 公益財団法人笹川平和財団
 笹川平和財団ビル11階国際会議場又はオンライン

 開会挨拶
  安達 一(笹川平和財団 常務理事)

 『日中交流』出版概要報告
  園田 茂人(東京大学東洋文化研究所 教授)

 対談「日中関係・日中交流のこれまでとこれから」
 ー『日中関係2001-2022』と『日中交流』の対話ー
  園田 茂人 教授 × 高原 明生 (笹川平和財団理事/東京女子大学特別客員教授)

 質疑応答  
 閉会

7月2日(水)
〇運輸懇談会(元運輸省職員OB会)
 (一社)運輸振興協会
 海運クラブ

 開会挨拶
  春田 謙 運輸振興協会会長
 来賓挨拶
  赤澤亮正 経済再生担当大臣挨拶
  水嶋 智 国土交通事務次官
 乾杯
  安富正文 運輸振興会顧問
 自由スピーチ
  繁本 護 運輸振興協会会員
 懇談等

 締め
 宿利正史 運輸振興協会副会長

7月8日(火)
〇海事科学振興財団の幹部の皆さんと懇談
 6月20日に続いて50年に亘る船の科学館の歩みを振り返り、新たな海洋博物館のあり方やこれからの海洋教育の方向性などその未来について懇談

7月12日(土)
〇学術フォーラム「急激に変わりゆく地球環境と国際情勢:地球惑星科学の国際連携・国際協調」
 日本学術会議主催
 日本学術会議講堂、オンライン配信あり

 総合司会
  原田 尚美(日本学術会議連携会員、東京大学大気海洋研究所附属国際・地域連携研究センター教授)
 開会挨拶
  日比谷 潤子(日本学術会議第一部会員、日本学術会議副会長、国際基督教大学名誉教授)
 開会の挨拶及び趣旨説明
  中村 卓司(日本学術会議第三部会員、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所教授)

 セッション1 急激に変化する自然や環境に対応する科学と活動
 司会・コーディネータ:堀 利栄(日本学術会議第三部会員、愛媛大学大学院理工学研究科教授)
 気候変動を明らかにする−WCRP(世界気候研究計画)の現況と挑戦−
春日 文子(日本学術会議連携会員、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科/プラネタリーヘルス学環教授)
北極の急速な環境変化と新しい社会−IASC(国際北極科学委員会)の現況と挑戦−
榎本 浩之(日本学術会議連携会員(特任)、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所副所長、特任教授)
 太陽活動変動が地球環境を変えるか?−SCOSTEP(太陽地球系物理学・科学委員会)の現況と挑戦−
  塩川 和夫(日本学術会議連携会員、名古屋大学宇宙地球環境研究所所長/教授)

<質疑応答・パネルディスカッション>

 セッション2 激動する国際情勢に対応する科学活動とルールづくり
 司会・コーディネータ:三枝 信子(日本学術会議第三部会員、日本学術会議副会長、国立研究開発法人国立環境研究所理事)

地政学的問題と地質データ活用の最前線:IUGS(国際地質科学連合)を取り巻く国際問題
掛川 武(日本学術会議連携会員、東北大学大学院理学研究科教授)
南極大陸をめぐる今後の国際協力と地球環境-SCAR(南極研究科学委員会)の現況と挑戦-
中村 卓司(日本学術会議第三部会員、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所教授)
海洋と気候の変動を知る−SCOR(海洋研究科学委員会)の現況と挑戦−
張 勁(日本学術会議連携会員、富山大学副学長/学術研究部理学系教授)
宇宙開発の新展開と国際ルール−COSPAR(宇宙空間研究委員会)の現況と挑戦−
藤本 正樹(日本学術会議連携会員(特任)、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、所長)
データ取扱の国際ルール・実践の最新状況-WDS(世界データシステム)の挑戦と国際動向
村山 泰啓(日本学術会議連携会員、国立研究開発法人情報通信研究機構NICTナレッジハブ上席研究員

<質疑応答・パネルディスカッション> 

 セッション3 持続可能な社会を維持するための基礎的科学と活動
 司会・コーディネータ:西 弘嗣(日本学術会議第三部会員、福井県立大学恐竜学部学部長/教授)

地球環境変動と人類の歴史を明らかにしてきた−INQUA(国際第四紀学連合)の現況と挑戦−
齋藤 文紀(日本学術会議連携会員、島根大学エスチュアリー研究センター特任教授)
地球内外の構造と変動を明らかにする−IUGG(国際測地学及び 地球物理学連合)の現況と挑戦−
佐竹 健治(日本学術会議第三部会員、国立中央大学(台湾)教授)
鉱物が語る−IMA(国際鉱物学連合)の現況と挑戦−
土屋 旬(日本学術会議連携会員、大阪大学理学研究科教授)
持続可能な社会づくりへの挑戦−IGU(国際地理学連合)の取り組み−
鈴木 康弘(日本学術会議連携会員、名古屋大学減災連携研究センター教授)
地図・地理情報が地球の現実と人をつなぐ−ICA(国際地図学協会)の現況と挑戦−
伊藤 香織(日本学術会議連携会員、東京理科大学創域理工学部建築学科教授)

<質疑応答・パネルディスカッション>

 総括コメント (三重大学名誉教授)
 氷見山 幸夫(北海道教育大学名誉教授)

 閉会挨拶
 佐竹 健治(日本学術会議第三部会員、東京大学名誉教授)
 閉会

7月18日(金)
〇一般向け講演会「海を知る、海を考える」
 主催:日本海洋政策学会
 東京大学理学部 小柴ホール

 開会挨拶
  道田豊(日本海洋政策学会副会長)

 講演
  海を測る ーアルゴフロートによる全球海洋観測ー
   佐藤佳奈子(海洋研究開発機構・技術副主幹)
  海の地図プロジェクト
   海野光行(日本財団常務理事)
  「海しる」について
   片桐康孝(内閣府総合海洋政策推進事務局・参事官)
  海洋における水産資源の変化
   西田 宏(水産研究・教育機構水産資源研究所・所長)
  <休憩>

  プラスチックによる有害化学物質の長距離輸送と生態系の汚染
   高田秀重(東京農工大学農学部・客員教授)
  鉄鋼副産物を用いた沿岸の再生、ブルーカーボン
   小杉知佳(日本製鉄(株)技術開発本部先端技術研究所・課長)
  洋上風力発電の検討をきっかけに海を知り、海の未来について考える
   山東晃大(公益財団法人自然エネルギー財団・上級研究員)
  海洋リテラシーを育てる〜子どもから大人まで広がる海の学びー
   今宮則子(特定非営利活動法人海の自然史研究所・代表理事)

 パネルディスカッション「海洋科学の10年への貢献」
   モデレータ:牧野光琢(日本海洋政策学会副会長/東京大学大気海洋研究所)
 閉会挨拶
  坂元茂樹(日本海洋政策学会会長/神戸大学名誉教授)

7月25日(金)
〇「天然循環水とNBS研究会」第4回会合

 ・「生態系サービス力とNBS:四万十川NBS国際シンポジウムを終えて」
  キース・ビンステッド、アンダーウッド&アソシエーツ、パートナー
 ・質疑応答と総合討論 等

〇特別国際シンポジウム「アフリカと日本の連携の進化に向けて」
 食料安全保障と持続可能なブルーエコノミーの推進を目指して
 主催:笹川平和財団海洋政策研究所

 開会挨拶 角南 篤 笹川平和財団理事長
 来賓挨拶 藤井比早之 外務副大臣
 歓迎挨拶 笹川陽平 日本財団名誉会長/笹川平和財団名誉会長

 パネル討論
  登壇者 
  イブラヒム・ハッサン・マヤキ ニジェール共和国元首相、アフリカ連合食糧システム特使
  ジャカヤ・ムリショ・キクウェテ タンザニア連合共和国元大統領、大統領特使
  オルシェグン・オバサンジョ ナイジェリア連邦共和国元大統領、国連アフリカ大湖沼地域特                                             
別代表、アフリカ連合ホーン・オブ・アフリカ地域高等代表
  ジョルジェ・カルロス・フォンセカ カーボベルデ共和国前大統領、JCF Freedom and Democracy Initiative創始者
  ドナルド・カベルカ アフリカ開発銀行前総裁、アフリカ連合資金調達・平和基金・COVID-
19に対応する高等代表、ルワンダ共和国元財務・経済開発大臣
 
 質疑応答
 閉会挨拶
Posted by 寺島紘士 at 22:26
脇田和美さん、PEMSEAのTechnical SessionのCo-Chairに就任 [2025年08月30日(Sat)]
先日旧知の脇田和美さん(東海大学教授)から嬉しいお便りをいただいた。
7月下旬にフィリピン・マニラで開催されたPEMSEA(東アジア海域環境管理パートナーシップ)のPartnership Councilにおいて、East Asian Seas Partnership Council Technical Session Co-Chairに就任することとなった、とのこと。

PEMSEAは、東・東南アジアの沿岸海域における環境管理と持続可能な開発を促進するため、地域の各国政府、国際機関、非政府組織(NGO)、研究機関等が参加して取り組んできている地域協力メカニズムである。
遡ればPEMSEAは、1994年にGEF/UNDP/IMOプロジェクトとしてスタートした。
そして2007年からは、PEMSEAは、地域が主体となって取り組む新しい地域協力メカニズムに発展した。その政策実施に関する協議と意思決定を行う中核的機関としてEast Asian Seas Partnership Councilが設置され、その下にすべてのパートナーが参加するTechnical Session(「技術会合」)と加盟国政府のみが参加して意思決定を行うGovernmental Session(「政府会合」)が設置された。そして、パートナーシップ会議及びその各会合には任期3年のChair(議長職)が設けられ、2007年7月の第1回Partnership Councilの冒頭に各Chairの選出が行われて、Partnership Council Chairにチュア・ティア・エン氏、Technical Session Chairに私、Governmental Session Chairにリー・ハイチン氏(中国国家海洋局局長・当時)が初代Chairとして選出されて、この新しい地域協力メカニズムが動き出したのである。

これは今から18年前のことであるが、今回脇田さんがEast Asian Seas Partnership Councilの Technical Session Co-Chairに就任し、これを3年間務めた後には続けて正議長であるTechnical Session Chairをさらに3年間務めることとなる。今回の脇田さんの Technical Session Co-Chair就任を聞いて、私の結局5年間に及んだTechnical Session Chair当時のことを懐かしく思い出いだすとともに、その当時から既にPEMSEAとご縁のあった脇田さんが私も務めたTechnical Session Chairへの道を歩み始めたことを知り、大変嬉しい。

というのは、PEMSEAが地域主体の協力メカニズムとしてきちんと活動していくためにはそれを支える事務局が必要となり、2007年年9月に新たに事務局が整備されたとき、そのPEMSEA事務局に、なんと脇田和美さんが多くの応募者の中から選ばれて勤務し、フィリピンのマニラのPEMSEA事務局で新しい地域協力メカニズムの活動を支えてもらったからである。即ち、脇田さんは、PEMSEAが地域が主体となって取り組む新しい地域協力メカニズムに発展した2007年当時からPEMSEAの活動に参加していたのである。
その脇田さんが、今度はEast Asian Seas Partnership Council Technical Session Co-Chairとして3年間、そしてその後の3年間をChairとしてつとめることとなった。私がかつて務めたPEMSEAのTechnical Sessionの Chairの任務をおよそ20年後に当時ともにPEMSEAで協働した脇田さんが務めることなったのは大変嬉しい。
脇田さん、PEMSEAでのリーダーシップを期待しています。どうぞお元気でご活躍ください。

なお、PEMSEA(東アジア海域環境管理パートナーシップ)ついては、本ブログのhttps://blog.canpan.info/terashima/category_7/でも取り上げてきており、その中で脇田さんについて言及しているものもあるのでどうぞ覗いてみてください。

PEMSEAの会議でマニラ訪問 [2007年10月26日(Fri)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/7

脇田さん来訪 [2009年12月26日(Sat)]
https://blog.canpan.info/terashima/archive/164
等を参照
Posted by 寺島紘士 at 23:36
6月の海洋政策関係会議等 [2025年07月24日(Thu)]
6月は季節が夏に向かって進む中で近くの江古田の森を散歩して、鮮やかさと深みをを増す森の木々の緑、毎年同じ場所で綺麗に咲く花々、そしてひらひらと舞う蝶々などを見て楽しんだ。
250623ハナミズキの丘の傍の若木の花IMG_3333.jpg
<6月23日撮影>

250615アジサイの花AIMG_3332.jpg
<6月15日撮影>

250701ルリタテハAIMG_3338.jpg
<6月30日撮影>

6月に私が関わった海洋政策関係会議等は次の通り(敬称略)。

6月8日(日)
〇「世界海の日 World Oceans Day」
「世界海の日」は1992年のリオ地球サミットで提唱され、2008年に国連で公式に定められた海洋の保護と持続可能な開発を目指す国際的な記念日である。今年はフランスのニースで、6月8日に「国連世界海の日」が祝われ、続いて9日―13日に「2025国連海洋会議 The 2025 UN Ocean Conference」が開催された。国連からご案内をいただいたが残念ながら参加はできなかった、が重要な記念日なので皆さんに紹介しておきたい。

6月20日(金)
〇「日本海事科学振興財団第59回評議員会」
 於 汐留の日本海事科学振興財団会議室
・令和6年度決算の承認について
・次期役員(理事及び監事)の選任について
・定款の一部変更について  等

終了後、財団の吉田理事長他の皆さんと、1974年7月開館以来、約2,000万人が来館し、50年にわたり日本の海事科学と海洋政策の歩みとともに発展してきた船の科学館を振り返り、新たな海洋博物館のあり方やこれからの海洋教育の方向性などその未来について懇談した。

6月24日(火)
〇「(一社)MEL協議会第11回通常総会」
 於 大日本水産会大会議室
・令和6年度事業報告並びに収支決算について
・MEL漁業認証規格Ver.3.0の発効について
・役員の選任について  等

〇「(一社)MEL協議会第42回理事会」
 於 大日本水産会大会議室
・新規会員について
・規格関連文書の改訂について  等

6月25日(水)
〇「日本水路協会評議員会」
 於 KKR ホテル東京
・令和6年度事業報告及び決算報告について
・評議員の選出について
・理事の改選及び監事の選任について  等

終了後令和6年度水路業務功績者表彰式及び懇親会があり、出席して大勢の皆さんと懇談した。
Posted by 寺島紘士 at 00:00
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