2月の海洋政策関係会議等 [2023年03月16日(Thu)]
2月もいろいろ有意義な海洋政策関係の会議等に出席した。
2月に私がかかわった海洋政策関係の会議等は次の通り。(敬称略) 2月1日(水) 内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期最終課題評価WG」 ハイブリッド形式(対面/オンライン) 2018年から始まったSIP第2期「革新的深海資源調査技術」は今年度が最終年度である。私はピアレビュー会議座長としてこの内閣府のSIP第2期最終課題評価WG会議に出席し、石井PDの課題説明に続いて、ピアレビューの結果を報告した。 2月10日(金) SIP革新的深海資源調査技術 最終年度(2022)報告会「第2期プログラムの成果と次期SIPへの期待 〜海洋鉱物資源開発と海洋環境について〜」 共催:内閣府/国立研究開発法人海洋研究開発機構 会場イイノホール/オンライン 開会挨拶 新藤義孝 衆議院議員(元総務大臣、自民党政務調査会長代行、党宇宙・海洋開発特別委員会委員長 須藤亮 統括/内閣府政策統括官付 政策参与 SIPプログラム統括 村田茂樹 内閣府 総合海洋政策推進事務局長 大和裕幸 国立研究開発法人海洋研究開発機構理事長 第1部 プログラム成果報告と次期SIPについて 石井正一 プログラムディレクター 荒井晃作/大澤弘敬/河村善久/松川良夫 テーマリーダー 第2部 パネルディスカッション 「第2期プログラムの成果と次期SIPへの期待」〜海洋鉱物資源開発と海洋環境について〜 モデレーター:角南篤 笹川平和財団 理事長 パネリスト: 前田裕子 九州大学 理事 堀上勝 環境省 自然環境計画課長 窪川かおる 帝京大学 客員教授 五十嵐吉昭 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構 理事 東垣 SIPサブプログラムディレクター 閉会挨拶 東垣 SIPサブプログラムディレクター この報告会について関心のある方は下の海洋政策ブログを覘いてみてください。 「SIP 2022年度革新的深海資源調査技術報告会」に参加 [2023年02月21日(Tue)] https://blog.canpan.info/terashima/archive/2077 2月14日(火) 一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会「第5回MELアドバイザリーボード」 この会議には私を含むアドバイザリーボードの委員5人、垣添会長を筆頭とするMEL協議会の役員・事務局が出席し、さらに大日本水産会の内海専務理事もオブザーバー参加して、「水産エコラベル新時代に向けてMELは如何に対応するか?」について議論をした。 最初に事務局と垣添会長からのMELの近況報告、大日本水産会の内海専務理事の発言があり、その後で意見交換が行われた。 MELは、日本発の水産エコラベルとして着々と活動を拡充して発足から7年目を迎えているが、近年水産エコラベルを取り巻く環境は大きく変化してきている。水産エコラベルは、20世紀末に海洋生態系保全と水産資源保護からスタートしたが、今や社会がSDGs、エシカル消費などの新たな目標を掲げる中でエコラベル認証にもそれらを踏まえた社会的責任への貢献の期待が高まっている。会議ではそれらを踏まえてMELの更なる普及促進、海外展開、地域おこし・海業との連携などについて活発な意見交換が行われた。 2月24日(金) 「食、生態系と土地利用研究会第10回会合」 オンライン ・「韓国の水産業・政策の動向と韓中日の漁業関係の動き」Korea Maritime Institute(韓国海洋水産開発院)金大永先生 ・意見交換と総合討論等 |
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Posted by
寺島紘士
at 00:42