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昨日、今日と掲載された「不況下の増益企業スペシャル第1回〜ワタミ(前編)」には感動しました。

ワタミ代表取締役社長・CEOの渡邉美樹(わたなべ・みき)さん理念を社員に浸透させることが、いかに大切かがよくわかりました。
ワタミ代表取締役社長・CEOの渡邉美樹(わたなべ・みき)さんは、何のために仕事をしているかについて、以下のように語られています。
・・・いいお店じゃなければ、
お客様が笑顔じゃなかったら生理的に嫌だ、と。僕はこの会社におまえらが入ったら、おまえらが絶対に幸せじゃなきゃ、俺は生理的に嫌なんだ、と。つまりやりたいことをやって、そのやりたいことがお客様の喜びだったり、そこに原点があるから、我々はこれからも伸び続けることができるんだよ・・・
この理念を社員に伝えるために、渡邊さんは生で触れ合う機会を徹底して作っています。
・・・理念研修会といって、
全社員が3カ月に1回、僕の話を聞くために集まります。このコストは莫大ですが、4,000人の社員が必ず3カ月に1回の頻度で、僕は月に3回か4回か500人ずつ話をしているわけですよ。・・・
さらに、不況下における社員切りについては、言下に否定されています。
・・・
人というのは会社そのもの。経営資源じゃないんです。だから人を切るということは、自分の体の指を切るのと同じなんです。そんなの最後でしょう。通常ならご飯を食べるのを我慢します。それを最後に、もうどうしようもなくて生き残れないから、最後に命の次に大切な、指も1本ずつ切っていく感覚なんですよ。・・・
社員は会社を経営する上での資源という言葉は、たびたび耳にしますが、経営資源ではなく、会社そのものだと聞いて、眼が覚める思いです。
・・・それで3割社員を切らなきゃいけないとしたら、その時おまえら、30%給料をカットしてくれ、と。・・・だったら自分の分が3割減って、こいつらを残してくれっておまえらは言うだろう、俺も言うと。だから、それがワタミという会社だと。仮にそれで最後に切らなきゃ、誰かを辞めさせなきゃいけなくなった時は、俺が先に辞めるからと。その時は、もう会社がつぶれた時と一緒だと。つまり
誰かを切るという時は、もう会社じゃなくなった時だという話をしました。・・・
まさに、そのとおりなのですね。多数を救うために、少数が犠牲になることは、仕方がないなどと考えていましたが、この点でも目が覚めました。
筋とは、このように一貫していることを言うのだと痛感いたしました。
また、年功序列についても明確な考えをお持ちでした。
・・・年功序列はダメでしょうね。
同一作業、同一賃金というところは守らなきゃいかんでしょうね。そうしないと労働意欲がわかないです。・・・
人の喜びを自分の喜びとして働き、皆で喜びを味わえる労働環境を守る。しかし、労働に見合う賃金であることを理解し、年齢ではなく、頑張りで評価される職場、というイメージが湧いてきました。
理念を全社員に説き続けて過去最高益(2009.3.19)不況下の増益企業スペシャル第1回〜ワタミ(前編)
本当に現場が好きでなければリーダーにはなれない(2009.3.18)不況下の増益企業スペシャル第1回〜ワタミ(後編)
■てら