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スピリチュアル・ライフ [2005年10月13日(Thu)]
最近、本を読むのが遅くなっています。
今日、やっと2週間かけて2冊を読み終えました。

1.ダイアー博士のスピリチュアル・ライフ(ウエイン・W・ダイアー著、渡部昇一訳)
 −"運命を操る力"を手にする「7つの特別プログラム」 三笠書房

上智大学名誉教授の渡部昇一先生には、日本財団の理事をしていただいています。
渡部先生が訳し、薦められている本。なんと息子が妻に薦め、私が家では3番目に読みました。

不思議な感覚になる言葉がありました。
「自分の邪悪な側面にスピリチャアルなエネルギーを送り込むのは、暗い部屋に光を入れるのと同じだ。光が入るだけで闇は消える。」

戦うのではなく、限りない無限の力を感じることが闇をなくすということです。

そして、手帳に書き写した言葉があります。
「こんな状態ではなく、平和を選ぶことができる」、「私は無限の力に委ねます」
つらいときに、思い出してみよう。


2.なぜ中韓になめられるのか(屋山太郎)扶桑社

屋山太郎先生には、日本財団の評議員をしていただいています。

本書は、「歴史的に、日本は大陸に深入りしたときに失敗し、海洋国家と連携したときに成功してきた。その教訓から、日本は外交の舵を海洋国家連合へと切るべきだ。」の思いが書き記されています。

11月、中国に出張する予定です。
中国に関する本を4冊買いました。
なんとかして読むぞー。

■てら
『新聞がなくなる日』歌川令三(著)草思社 [2005年10月27日(Thu)]
素晴らしい本をご紹介します。


『新聞がなくなる日』歌川令三(著)草思社、です。

歌川さんは、現在の東京財団特別研究員に就任される前は、日本財団の国際担当常務理事で、世界を舞台とする公益事業を指揮されていらっしゃいました。

情報システムを担当している私は、歌川さんからのパソコンに関するご質問にお答えしたり、インターネットの仕組みなどをご紹介させていただいていました。歌川さんは、いつも紙とペンを離さず、アフリカ出張にご一緒したときも常にメモを取っていらっしゃいました。原稿執筆もペンと紙をご愛用。

その歌川さんが、インターネットに関連することをご自身の研究テーマにされてからは、パソコンの使い方を勉強され、そしてインターネットに関する書籍を読破され、あっと言う間にネット世界の最先端の知識と感性を身につけられていたのには、大変驚きました。
また、原稿をパソコンでワードを使って書かれている姿を拝見したときは「!?」。
私に同じようなことができるでしょうか。
自問するにつれ、歌川さんの知的好奇心の豊かさとそのご努力に、ただただ感嘆するばかりです。

昨年(2004年)10月、韓国のインターネット新聞の現状を調査するため、歌川さんと私達とで韓国へ合同調査出張をいたしました。9社ほどのインターネット新聞社を訪問させていただくことが適い、韓国における現状を把握することができました。歌川さんの広くて深い韓国の人脈があって初めて成り立った調査でした。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

調査結果は、歌川さんは研究レポートそして今回の本の資料としてお使いになり、私達は公益コミュニティサイト・Canpan(カンパン)の開発に反映することができました。

そのような経緯もあり、ご紹介する本は思い入れのある心で読ませていただきました。

印象的な部分を引用して、ご紹介させていただきます。

============================================================================
『新聞がなくなる日』 歌川令三(著) 草思社

 第七章 ジャーナリズムは滅亡するか?
  ― 「メディア」が変わると「文化」も変わる

 問答「然は、然りながら」― 新聞ジャーナリズムの宿命的変貌を論ず


・・・以下は、メディアの技法の各論にまで踏み込んだ“新聞プロ同士”の「然(さ)は然(さ)りながら」問答だ。

 彼らが言う。「知識を提供する役割を果たす良質の新聞がなくなったらどうなると思うか。インターネットなんて便所の落書きみたいなものだ。新聞など既存のメディアのもとでは発信者は誰か、はっきりしていた。反面、受け手は匿名性が確保されていた。インターネットは無署名の無責任メディアだ。だいたい、あんなもので筋道立てた真面目な話ができるわけがない。趣味の話ならまだしも、出まかせのいい加減な媒体がニューメディアとはおこがましい」

 私は言う。「お説の通り。たしかにインターネットによる世論形成の広場は、無秩序だ。文章はおおむね下手くそ、論旨不明の独りよがりの発言も多い。でもそんなに欠陥だらけのニューメディアが出現しただけで、どうして激しい新聞離れが起こったのだろう。インターネット上のブログの質が向上し、あるいは電子新聞がもっと充実したら新聞はどういうことになるのか、それを考えたことがあるのか?」

 彼らは言う。「いや、その話は後回しだ。くどいようだが、ネット上に落書きみたいなものを書きまくっているド素人たちが、新ジャーナリズムを形成していけると思うのか? プロがいなければ、どれがいい原稿なのか、ジャッジできないじゃないか。新聞が社会の公器といわれるゆえんは情報をしっかりと取捨選択するプロのゲート・キーパーがいるからだ。娯楽と速報とセンセーショナリズムが売り物のテレビや、無数に飛び交う無編集のインターネット・ガセネタ(いんちき情報)の過ちを断ち切る唯一の媒体が新聞じゃないか」

 私は言う。「そんな“あるべき論”で、新聞ジャーナリズムの将来が決まっているのなら楽なものだ。
 問題の所在は、ラジオ・テレビ報道、そしてインターネットのブログの登場によってもたらされた新聞の情報供給の独占体制の崩壊にある。旧い新聞人の感覚に浸っている人は、新聞社がメディアの王者であり得たのは、情報伝達のスピードの遅い紙メディアしかなかった時代の特権であったことをよく理解していない。情報の発生から情報の受信までの時差を利用して、情報伝達の独占代理人の地位を得ていた。
 新聞はさまざまな情報を取捨選択し、一枚の紙面に手際よく並べ、読者が共有すべき共通の価値基準で照らした“社会の鏡”と銘打って、ニュースを独占販売していた。あの時代のニュースとは、新聞に載った情報のことであり、新聞のプロが選択しなかった情報はニュースではなかったのだ。新聞の持っていたニュースの独占販売権は、インターネットの登場でとどめを刺されたとは思わないか?」・・・

============================================================================


歌川さんは各種データを真正面から見据えて分析され、ご自身のお考えをまとめられています。
「新聞はなくなってほしくない」とお考えの歌川さんが述べられた、日本の大新聞は201X年には崩壊し、2030には死滅するだろうという予測には、ドキリとさせられます。

以前ご紹介した、EPIC2014では、「2014年の現在、ニューヨーク・タイムズ紙は、グーグルゾンの支配に対する精一杯の抵抗として、オフラインとなった。タイムズ紙は、エリート層と高齢者向けに紙媒体のみを提供するようになる」と予測しています。日米で同じような予測が出ていますね。

現在、そして近未来のジャーナリズムを勉強するにはとても良い本だと思いました。
お薦めの一冊です。

10年前に、今の姿を想像することができなかったように、10年後がどうなっているのか、全くわかりません。なんだか、ワクワクしてきます。

■てら
『私のウォルマート商法 −すべて小さく考えよ』サム・ウォルトン [2006年02月06日(Mon)]
ブログを書こう、書こうと思ってカレンダーを見ると、何と2月!

昨年12月に入ってから、会議、忘年会、新年会、ただひたすら充電(!)の毎日でした。
充電も完了。オーバーチャージ気味。早起きもできるようになりました。

それにしても、毎日ブログを書く方の生き方の素晴らしさがよくわかります。
ネットの向こう側で読んでいただいている人を思い描き、感動した日々の出来事をつづる。
それを毎日つづけてこそ見えてくるもの・・・。
私も、1年、2年続けてこそ見えてくるものを見てみたい、そんな気持ちです。

今朝の電車の中で、『私のウォルマート商法 −すべて小さく考えよ』
サム・ウォルトン(講談社)を読み終わりました。

サム・ウォルトンは、1962年に開業し、年商約28兆円(2002年決算)を誇る、地球上のあらゆる株式会社の中でダントツ会社の創業者です。その創業者が書いた壮大な伝記です。

第十七章に、「サム流『成功のための一〇カ条」があります。
全てが大切なことに思えます。中でも、その第一条と第一〇条が心に残りました。引用します。

┌----------------------------
│◆法則 一
│  「あなたの事業に夢中になりなさい」

│ 自分の事業の意義を誰よりも信じること。私はどんな
│ 性格上の欠点も仕事に対する執念で克服してきた。
│ あなたがこうした情熱を生まれつきもっているかどうか、
│ または、習得できるかどうかはわからないが、それを
│ 必要としていることだけは確かだ。
│ 自分の仕事を愛しているなら、日々、最善を尽くす
│ だろう。
│ すると間もなく、周囲の誰もが、まるで熱病のように、
│ あなたの情熱に感染していくのだ。
└----------------------------

カンパン運用メンバーの一人として、最善を尽くしているのだろうか? できることをしているのだろうか?

反省すべきところが多々あります。まずは、ブログを毎日書くこと。
これも最善を尽くすことのひとつ。

┌----------------------------
│◆法則 一〇
│  「逆流に向かって進みなさい」

│ 人とは違う道を行き、旧来の考え方を無視する
│ こと。
│ もしすべての人が同じ方向に進んでいるなら、全く
│ 逆の方向へ行き、自分独自の市場を見つける
│ チャンスだ。
│ だが、誰もが、それは間違っているといって、
│ 足を引っ張ろうとするだろう。それを、覚悟すること。
│ 私自身、人口五万人以下の町でディスカンウント
│ ストアをやっても長続きしない、と何度聞かされた
│ ことだろう。
└----------------------------

さあ、早起きから!

■てら
連休も終わり、さあ! [2006年05月07日(Sun)]
いよいよ、連休も最終日。
本を読み、運動した連休。なかなか充実していました。

連休で読んだ本。今まで縁の無かったジャンルです。
興味津々で読めたのですが、いかんせんベースとなる知識が
無いので、頭の中の骨格作りからスタートという状態。
勉強あるのみです。

『この国を支配/管理する者たち』 中丸薫(著) 菅沼 光弘 (著)

『日本壊死−新しき人目覚めよ』 船井幸雄(著) 副島隆彦著(著)

『属国日本史 幕末編』 副島 隆彦 (著)

『石の扉−フリーメーソンで読み解く世界』 加治将一(著) 

『史上最大の秘密結社−フリーメーソン』 鬼塚五十一(著)

『「みろくの世」出口王仁三郎の世界』 土田正昭監修

『エドガー・ケイシーの人生を変える健康法』 福田高規(著)

『速読−らくらくエクササイズ』 松田真澄(著)

『CHILD POWER 実践 波動速読法』 飛谷ユミ子


さあ、今朝(!)から仕事!
「できそう!」「できる!」「できた!」のイメージでガンバです。
とりあえず、これから寝るときに、「良かった!」「ありがとう!」
そして「良く眠れそうだ!」と想って寝てみましょう。

■てら
 
曽野綾子著『沖縄戦・渡嘉敷島 集団自決の真実』がWAC文庫から復刻 [2006年05月21日(Sun)]
産経新聞(2006/05/21)の社会欄に、曽野前会長の著作が復刻されることが載っていました。

『沖縄戦・渡嘉敷島 集団自決の真実』曽野綾子・WAC文庫が5月22日(月)に出版されます。
新聞に掲載されている本の写真に写っている帯には、「大江健三郎氏の『沖縄ノートのウソ!』」とあります。
集団自決は、旧日本軍が命令されてきたとされていますが、昨年ご遺族が大江健三郎さんらを相手どって、名誉回復を求める訴訟を大阪地裁に起こしているとのことです。

ご在任中曽野前会長から、沖縄県渡嘉敷島の集団自決について、現地で取材したときの模様を伺ったことを思い出しました。
読みたいと思い、『ある神話の背景』を探しましたが、残念なことに絶版でした。
今回、読めると知って嬉しく思います。

絶版で思い出しましたが、曽野前会長の絶版本でこれは是非復刻をと願う本があります。
『砂漠・この神の土地―サハラ縦断記』です。
曽野前会長が、中年探検隊とサハラ砂漠8,000キロを四駆2台で縦断したときの旅の記録なのです。
私が、2003年曽野会長を団長とするアフリカ3週間の出張の事務頭を拝命したとき、最初に読んで日本財団メンバーに是非!と紹介した本でした。本は、安全を確保するために用意周到な準備が必要なこと、そしてアフリカが、生きるということを肌で感じることのできる大地だということを教えてくれました。

復刻の記事を読み、しばし思い出に浸りました。

■てら
 
土井英司さま・『成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方』 [2006年07月18日(Tue)]
私が熱心にビジネス書を読むようになったのは2003年ごろからでしょうか。
いつも胸ポケットに入れている手帳には、読みたいと思った本の題名が書き連ねてあります。メルマガや雑誌で紹介されて気になった本が対象です。

目についた本を乱読していた昨年5月ごろ、土井英司さんの『成功読書術ビジネスに生かす名著の読み方』に出会いました。

ご本人も書いていらっしゃいますが、この本は1万冊、いえ10万冊に1冊の割合にあたる名著30冊をとりまとめた本です。私はすぐに一覧表を作って、Amazonに発注。お陰で、名著と言われるものを読む機会に出会えました。

自分の備忘録のつもりで30冊のタイトルを転記します。ご参考になれば幸いです。
ちなみに、タイトルが緑色は読んだ本です。


★第1部 人間探求の書 

1.人は自分を重要なものと思いたがっている
  『人を動かす』 デール・カーネギー
 
2.人の欲求を述べることは、人生の本質を語ること
  『人間性の心理学』 A・H・マズロー
 
3.人を動かすには、心の引き金を引きさえすればいい
  『影響力の武器』 ロバート・B・チャルディーニ
 
4.人間の思考や行動は、言語によって支配されている
  『思考と行動における言語』 S・I・ハヤカワ
 
5.人間は「遊ぶ」存在である
  『ホモ・ルーデンス』 ホイジンガ
 
6.産業の進化は、生命の自己実現の過程である
  『情報の文明学』 梅棹忠夫
 
7.人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること
  『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル

★第2部 勝負師たちに学ぶ極意
 
8.販売は、情熱をともなった人間科学である
  『私はどうして販売外交に成功したか』 フランク・ベトガー
 
9.秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず
  『風姿花伝』 世阿弥
 
10.君主は、野獣の気性を、適切に学ぶ必要がある
  『君主論』 マキャヴェリ
 
11.「人」と「価値」に注目することが投資の極意
  『ビジネスは人なり投資は価値なり』 ロジャー・ローウェンスタイン
 
12.学ぶことで洞察力を磨き、行うことで勝負勘を養う
  『相場師一代』 是川銀蔵
 
13.理屈ではなくて、実際。計画でなくて、努力
  『人生と財産』 本多静六
 
14.勝つための大原則は、悪手を指さないこと
  『人間における勝負の研究』 米長邦雄
 
15.勝負は、立った時点で決まっている
  『もっと深く、もっと楽しく』 中部銀次郎
 
16.人を破滅に陥らせるのはいつも「心」である
  『世紀の相場師ジェシー・リバモア』 リチャード・スミッテン

★第3部 教えを実践した経営者たち
 
17.種をまき続ける情熱が飛躍と持続のカギ
  『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』 ジェームズ・C・コリンズ

18.経営とは、情緒的な自己投入と情念の力から生まれる実行力
  『プロフェッショナルマネジャー』 ハロルド・ジェニーン
 
19.「無知の知」こそが真の顧客志向にいたる道
  『ブーメランの法則』 ファーガル・クイン
 
20.謙虚に学び、信念を持って決断する
  『小倉昌男 経営学』 小倉昌男
 
21.一隅を照らす、ナンバー2の美学
  『経営に終わりはない』 藤沢武夫
 
22.経営者の仕事は、社員が仕事を成し遂げるのを助けること
  『真実が人を動かす』 ケン・アイバーソン

★第4部 自らを高め、人生に成功する

23.常識が実業界の戦いに携えていく最良の武器
  『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』 キングスレイ・ウォード
 
24.物事をゼロベースで考えることの大切さ
  『学問のすゝめ』 福澤諭吉
 
25.自身の内的法則に従って自己の浮彫りを深めること
  『アラン 人生論集』 串田孫一編
 
26.素直に生きれば、道はきっとひらける
  『道をひらく』 松下幸之助
 
27.成果をあげることは、ひとつの習慣である
  『経営者の条件』 P・F・ドラッカー
 
28.しなくてはならないことよりもすべきことを優先せよ
  『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー
 
29.ゴールがわからなければ、問題の本質は見えてこない
  『ザ・ゴール』 エリヤフ・ゴールドラット
 
30.夢をあきらめない情熱と信念
  『古代への情熱』 シュリーマン

まだ読んでいない本を早く読まなくては!

■てら
 
『ブルックスの知能ロボット論』 [2006年07月22日(Sat)]


ブルックスの知能ロボット論』Roney A.Brooks(著) 五味隆志(訳)、オーム社(2006年1月刊行)を読みました。

ブルックス教授は、1986年、MITの助教授に就任。2003年にMITコンピュータ・サイエンス研究所とMIT人工知能研究所を統合したMITコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL、825名)の所長に就任しています。

訳者後書きによると、「米国といえども異例の出世を遂げた」とのことです。また、訳者は、「・・・私も多く参加した研究会や学会などで、彼が左右から猛烈に攻撃される場面を米国で、そして欧州で目撃した」と書いています。

そして、「・・・欧州の中心的な研究機関では、その後も彼が提起した諸問題に対する議論が盛んに続けられ、現在では著者のロボット観がひとつがひとつの常識であり、・・・」

さらに、「振り返ると、訳者もそのテーマを二十年近く追い続けてきたのだが、異なって方向に巨額の研究開発費を投入している日本のロボット研究界は、聞く耳を持たない」

この本は、ロボットの開発史が主ではなく、「人間であることの意味は何か?」「意識とは何か?」を問いている本だと思います。理論的には、ロボットも意識を持ち得ること、さらに、「人間とロボットの境界が消滅する」とあります。

興味深かったことを列記します。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

・全体を認識した上で現在を意識するという戦略的思考ではなく、現在において近視眼的にもっとも適切な行動を選択するという戦術的思考の連続が、ロボットが高度な行動を取ることを可能にする。私なりの「SA(Subsumption Archetcture)理論」解釈です。

・チェスの世界チャンピオンを打ち負かしたIBMのディープ・ブルーに負けたゲリー・カスパロフは「あたかも計画を持ち、打つ手のそれぞれの意味の本質を理解しながら対戦していたことに驚かされた」と語っていた。しかし、ディー・ブルーのプログラムは、戦術レベルで検索方法を選択するに過ぎないが、毎秒2億ステップ先まで読むことができた。単純にはるかに膨大な計算をこなしたことが質的な違いと感じられたからにすぎない。

・聴覚を取り戻すために内耳に、人工の蝸牛殻(かぎゅうかく)を埋め込んだ人達がいる。補聴器より、高い能力で音を聞き分けることができるようになる。この人工機器を患者の内耳に挿入することにより、電子回路と人の神経回路との間に直接的電気的回路を形成している。つまり、肉体の一部と電子回路が共同作業をして、聴覚を取り戻している。

・今後20年以内に、手術は現在よりはるかに手軽に行われるようになり、人間の失われた機能を補完するために、電子回路や金属を人体内に埋め込む作業が次々に出現するだろう。

・最新のデジタルカメラで、すでに人間の暗視能力より数倍優れたセンサが使われつつある。一方の目を失明して単眼で生活してきた人の中には、その目で日中の生活にはほとんど不自由しないように適応できても、夜間は通常の人以上の視野を希望する人がいたとしても不思議ではない。

・もしこれらの機能がすべて体内にあったらどうだろうか。ちょうど人間が内部に聴覚や視覚を持つように、この高効率の通信機能が、私達の意識の一部であったらどうだろう。

・体の一部を動かせない人は、その部分を動かすように頭の中で想像する。

・将来そのような外部メモリーを 脳内に組み込むようになったとき、この視覚化のステップを省略して、情報が直接供給されるような方法を実現するに違いない。

・今世紀の前半にロボット技術と生物工学の融合が起こることは間違いなさそうだ。

・そしてやがては、人間とロボットの境界が消滅する。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

私の印象に残っているのは、ブルックス教授が、戦術的行動の連続が人の考え方を再現すると示しながら、理論だけでは人を説明できないとして、「たった一種類のジュースがあって、これさえ見つければ生物系を説明する数学の全貌が明らかになり・・・」と書いていることです。

ブルックス教授は、何か理論では説明のできない、人間にはサムシング・グレイトが存在しているのではないか、と考えているのではないでしょうか。

人って、何だろう。

■てら
 
大和賢一郎さまメルマガ『幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力』〜 サラリーマンを元気にして、日本を豊かにする 〜 「幸せの定義」 [2006年08月15日(Tue)]



毎日読んでいるメルマガは、IT系、ビジネス系などですが、大和賢一郎さんのメルマガ『幸せなサラリーマンになる方法』(8/11)には、ガツンときました。サラリーマンとして地に足のついた心構えを教えていただき、ありがとうございます! ご紹介します。

ガツンときたのは、「自信」についてです。

「自信を持て!」とは耳にする言葉ですが、自信が無いときにどうやって持つことができるのでしょう? 実は、不思議に思っていた文章のひとつです。

でも、それに対するわかり易い、大和さんの回答が今回のメルマガにありました。
大和さんは私より20歳以上若い方のようです。メルマガを読むたび、いつも前向きに頑張っていらっしゃることを知り、元気をいただいています。

サラリーマンとして、机上ではなく、仕事の現場での様々な問題に立ち向かい、どのように考えて仕事をしているか、同じ年代の30歳前後の若手職員にも読んで欲しいと思います。
文章の底に流れている、大和さんの熱いメッセージを感じて欲しいと思います。


メルマガを引用させていただきます。


 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・


(今日の問いかけ)自信はありますか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 幸せなサラリーマンになる方法 < 11,773 部 >
http://www.1mouke.com/mlmg/shiawase/

■ 〜 サラリーマンを元気にして、日本を豊かにする 〜

━━━━━━━━━━━ 2006/08/11(第349号)

・幸せの定義

・編集後記 〜 一ヶ月ほど休刊します 〜

──────────────────────
大和賢一郎のロングセラー

(著書)会社とことん活用術  
 http://www.1mouke.com/mlmg/shiawase/book2/
(著書)辞めるなんてもったいない!
 http://www.1mouke.com/mlmg/shiawase/book/
(CD)超・会社活用術
 http://www.1mouke.com/mlmg/shiawase/cd/
(CD)幸サラ・ザ・ベスト
 http://www.1mouke.com/mlmg/shiawase/best/

──────────────────────

■ 幸せの定義

──────────────────────
(前号のあらすじ)活動の範囲を決めることが「ドメインの決定」である。範囲をあまり広げすぎると失敗する。「自分のコアスキル」を知り、軸がブレないエリア内で高速回転したほうが成功しやすい。
──────────────────────

●こんにちは。大和賢一郎です。今日は「幸せの定義」について考えてみましょう。この号を配信後、しばらくお休みをいただきます。ですので、今回は確信的な内容でまとめます。

●幸せとは何か? もっとも簡単で、もっとも難しいこの質問。
創刊当時から、ずっと考えていました。そして、やっと答えが見えつつある状況に近づいてきました。

●もちろん「幸せ」の解釈は人それぞれ違います。しかし、私の中で確実に言えることが1つだけあります。それは、つぎのような解釈。



幸せとは「自信のある状態」のこと。


              *


●「自信のある状態」とは、具体的に、つぎのような状態です。

1.『自分はいつ辞めても生きていける』
  という自信がある状態

2.『職場でどんな業務を任されても、やり遂げられる』
という自信がある状態

3.『相手が誰であろうと、良好な人間関係を築ける』
という自信がある状態


              *


●この3点を押さえておけば「お金」「仕事」「人間関係」のすべてにおいて、悩みは一切なくなります。『今、何を所有しているか?』ではなく『今、どんな状態にあるか?』で、幸せの度合いが決まるのです。


              *


──────────────────────
自信を手に入れるための、3つの条件
──────────────────────

●「自信」があれば幸せになれる。では「自信を手に入れる」ためには、具体的にどうすればよいのでしょうか? その答えを以下に挙げます。

(1)自分でやってみる

(2)知識を身につける

(3)他人を信用しない


              *


●まず(1)について。私は「出世すれば悩みは減る」と思い込んでいました。でも、現実は逆です。役職が上がると「部下に仕事を任せる」ようになります。そこで「部下への依存」が始まります。

●「自分で作業をやらなくていい」という意味では「楽をできる」かもしれません。しかし『業務の内容がどんどん分からなくなる』のです。つまり「部下がいないと何もできない」という状態になる。

●それが「自信の喪失」につながります。ですので、出世をしても「自信に満ち溢れた状態」を保ちたければ『自分でやってみる』しかないのです。


              *


●もちろん「部下に任せる」ことは必要です。しかし、まずは一度、自分でやってみて、一通り理解しておかなければ、単なる「丸投げ」になってしまいます。「丸投げ上司」は、もっとも幸せから遠いのです。

●これは「起業して経営者になる場合」でも同じです。社員に依存したり、下請け会社に丸投げするような社長は、いつも『社員や下請け会社に裏切られたらどうしよう…』という不安を抱えているのです。


              *


──────────────────────
「穏やかな心」を維持するために
──────────────────────

●つぎに「(2)知識を身につける」について。これは「実際にやったことがなくても、やり方は知っている」という状態を維持するために必要なことです。

●たとえば、あなたは『葬儀の進め方』を知っていますか? 身内に不幸がなければ、覚える機会はなかなかありません。かと言って、「じゃあ明日やってみよう」と思っても、できるものではありません。

●このように「実際にやってみるのが困難」な出来事はたくさんあります。それでも『知識を身につけること』はできます。本を読んだり、人に聞いたり、ネットで調べたり。その行動が「自信」を生むのです。


              *


●そして「(3)他人を信用しない」について。私たちは、自分の行動や発言を問い詰められたとき、よく、次のように言い訳します。


『だって、○○さんが言ってましたよ…』


●他人を信じるのはすばらしいことです。でも「信じすぎる」のは「依存」です。ですから、どんなアドバイスも「話半分」に聞き流すぐらいが、ちょうど良いのです。

●あなたが、誰に、どんな指摘をされたとしても、それを信じることなく『まあ、そういう意見もあるよね…』と、気楽に考えればいいのです。他人の意見など信用せず、自分の生き方を信用するのです。


              *


●「他人を信用しない」ということは「傲慢になること」とは違います。あくまでも謙虚に、自らの身を低いポジションに置く。そうすれば、たくさんの情報が入ってきます。水が流れ込むように。

●そして、入ってきた情報を「信用」せずに、軽く聞き流せばいいのです。多少なりとも参考になれば、それで十分。最後に信じられるのは「自分の判断と行動」だけなのですから。

●自信があるから余裕がある。余裕があるから謙虚になれる。内面からあふれ出す「強気な姿勢」を外には出さず、ただ、自分の中で実感していればいい。そうすれば常に「穏やかな心」を維持できます。

(次号につづく…)


──────────────────────

■ 編集後記 〜 一ヶ月ほど休刊します 〜

──────────────────────

●しばらくの間(一ヶ月ほど)お休みをいただきます。再開は9月初旬を予定しています。いろいろと考えたいことがあるので、ゆっくり時間をとって、今後の方針を整理したいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最後まで読んでくれて、ありがとう。
あなた様からの励ましのメッセージをお待ちしています→ yamato@1mouke.com
メッセージ送信専用フォーム→ http://www.1mouke.com/form/voice01.html
──────────────────────
バックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000127191
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──────────────────────
発行元:ひと儲けドットコム http://www.1mouke.com/
発行者:WEBシステムエンジニア 大和 賢一郎 yamato@1mouke.com
ミッション:サラリーマンを元気にして、日本を豊かにする
──────────────────────
『まぐまぐ』さんの配信システムを利用しています。
━━━ (C) Copyright 2006 ひと儲けドットコム ━━

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■てら
 
『ある広告人の告白』デイビィッド・オグルヴィ [2006年08月16日(Wed)]

『ある広告人の告白』デイヴィッド・オグルヴィ(著)、山内あゆみ(訳)(有)海と月社を読みました。

土井英司さまが、強くお薦めしていた本。土井英司さん、磯一明さんのお話に、宝石のごとくちりばめられていたエッセンスが、この本にありました。ご紹介します。

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■ Amazonの出版社/著者からの内容紹介は以下の通りです。

世界14ヶ国で翻訳出版、100万部超の世界的名著!「現代広告の父」デイヴィッド・オグルヴィによる、広告人のための教科書。世界中の広告人のみならず、あらゆる産業界のビジネスパーソンに読み継がれてきたビジネス書の古典。

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商品を売るための広告を作るには、相手の心に伝わる書き方が重要。そのためには、まず伝えたい対象のマーケティングが必要。さらに、広告を作るために、文章を構成し、言葉を選び、写真を使ったときでもストーリーを持たせることの有効さなどについて、実例に基づき書かれています。

ネットにおける文の書き方はいかに?という思いでじっくり読みました。
また、広告に限ったことではなく、仕事に対する心構えとしても読むことができました。

それにしても、旅行の広告で写真を使う場合、飛行機が良いのか、観光地が良いのか、事前にモニターに調査をした上で正式に採用するなど、事前調査を重要視していることを知りました。小さな文章表現やテクニックについても、大学における社会心理学の博士などによる調査研究に基づいて、構築されているとは驚きです。

オグルヴィ氏は、仮説を検証して、より売れる広告を実践してきた方です。その先人の智恵の固まりが『ある広告人の告白』だとすると、一言一句をおろそかにできません。

印象に残っているところの一部を引用します。共鳴したこと、そして私も実践したいことです。


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★ 犬を飼っているのに自分で吠える奴がいるか?(つまり、余計な口出しはせず専門家にまかせろ)

★ 教会に人が来なければ、魂を救うことはできない。

★ 私は、他人を一個の人間として扱う優しい人を尊敬する。他人に文章でケンカを吹っかける人間を憎む・・・ 上司にへつらうご機嫌とりを軽蔑する。そういう輩こそ、たいてい部下には辛くあたるものだ。


★ 強烈なコピー 効果的なヘッドラインの書き方

1.読んでもらいたい人、不便を感じているひとの目を引く。

2.読者の利益に訴えるべし

3.常に新しい情報を入れる(新、無料)

4.魔法のように効く言葉
「〜になる方法」 「突然」 「今」 「発表」 「紹介」 「これこそ」 「とれたて」 「大きな進歩」 「向上」 「驚くべき」 「センセーショナル」 「輝かしい」 「革命的」 「衝撃の」 「奇跡」 「マジック」 「提供」 「あっというま」 「簡単」 「求む」 「挑戦」 「〜へのアドバイス」 「〜の真実」 「〜に比べて」 「バーゲン」 「急いで」 「ラストチャンス」

使いふるされた言葉だと思ってバカにすることなかれ。手あかのついた言いまわしかもしれないが、効果は抜群だ。

5.ボディコピーを読む5倍の人がヘッドラインを読む。商品名もヘッドラインに入れるべきだ。

6.購読者への約束(効果・効能)を織り込むこと。

7.ヘッドラインが好奇心をそそるものなら、ボディ・コピーが読まれる可能性が高い。

8.ヘッドラインは、わかりやすい言葉で、電光石火に言いたいことがわかるようでなければならない。

9.ヘッドラインに否定形を使うのは危険。ほとんどの読者は否定を見落としてしまう。

10.何を言っているかわからないヘッドラインを書かないこと。


★ 読ませるための細やかなテクニック

1.ヘッドラインとボディ・コピーの間に、1、2行のサブヘッドを入れること、これから読むことに対する期待感が高まる。

2.ボディ・コピーの書き出しを大きな文字にすると、読む人の数は13%増える。

3.最初のパラグラフを11語以下に抑えること。パラグラフはすべてできるだけ短くする。

4.コピーの行が5〜8センチ幅ほど続いたところで小見出しを入れ、その後、適宜小見出しを散りばめる。小見出しを太字にして、うまくつないでいくと、文章全部を読むのは疲れるのでチラッと斜め読みするだけでという読者にも、全体として何を言っているのかを伝えられる。

5.コピーは1行40字以内にすること。

6.文字の大きさが9ポイント以下だと、ほとんどの人にとって読みにくい。本書の活字は10ポイントだ(邦訳の本書もこれに倣っている)。

7.本書で使っているような明朝体のフォントは、ゴシック体より読みやすい。

8.今は、パラグラフごとに行数を変える、つまり適宜改行して独立した行を作った方が読者数が増えることがわかってきた。

 --- 9.以降略 ---

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「今は本当のことを、知ろうと思えば知ることができる」と船井幸雄さんはおっしゃいます。
この本を読むことができて良かった! そう思います。

■てら
 
『日本の富裕層』臼井宥文(著) [2006年08月29日(Tue)]


『日本の富裕層』臼井宥文(著)・宝島社を読みました。

本のタイトルを目にして、ふと感じたことが、公益活動と富裕層の関係。

何故そう思ったかといいますと、行政改革が小さな政府を目指していることに遡ります。つまり、今まで国が提供してきたサービスが見直されて、自己責任で処理しなければならないことが増えていき、経済的格差を含めて、サービスを受けることができる層と、受けることのできない層の格差が大きくなるのではないか、と考えるからです。

その格差を埋めるにはどうしたら良いのでしょう。利潤を追求しない非営利団体が、その担い手になるのではないでしょうか。

その非営利団体の活動資金はどこから供給されるのでしょう。小さな政府は、供給することが難しくなると思います。

そこで考えられるのは、善意による寄付。非営利活動にとって重要な資金源でしょう。また、企業による社会貢献活動、寄付や物による支援も、増えて欲しいと思います。

今後のカンパンは、非営利団体の資金源の流通も視野に入れています。寄付についても、勉強を深めたいと思います。

本の中で、興味深かったところを記します。 

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・日本は世界第二位の「富裕層大国」
 日本の個人金融資産は1,400兆円。163兆円は、全世帯の2%の78万世帯が保有(野村総研調査)。78万世帯の平均金融資産は1世帯あたり2億円以上。

・日本の2003年度末の金融資産100万ドル以上の富裕層は131万2000人。世界の富裕層の17%が日本人(メリルリンチ証券レポート)

・2002年の申告所得
 2,000万円以上3.5%、3,000万円以上1.7%、
 同年、納税データ
 被相続人35万544人にうち、12.3%が1億円以上相続。5億円以上は1.02%。20億円以上は201人。つまり、100人に一人が富裕層。


★ ボベェ・ジャパン
1822年に設立されたスイスの高級時計メーカー。文字盤に漢字を用いたり、購入者には非売品のスーツ、バッグ、ベルト、名刺入れなどの受注を受ける。

・佐竹洋也氏「富裕層にモノを売るには文化がないと売れない」


★ ピクテ・ファイナンシャル・マネジメント・コンサルタント株式会社
スイスを代表するプライベートバンクピクテの日本法人。2000年に進出。金融資産10億円以上で、かつそのうちの資産5億円以上をピクテに預ける顧客のみが対象。

・湯河元恭氏は、日本で5億円以上の預貯金を持つ富裕層を20万人と試算。


★ 日動画廊
1928年創業。日本最古の洋画ギャラリーであり日本を代表する画廊。

・長谷川暁子さん、「欧米では一流のコレクターはビジネスでも一目置かれます。プライベートジェットを持っているかどうかより、どんなコレクションを持っているかなんです」


★ デビアスLVジャパン
ダイヤモンド市場のトップ企業、デビアスグループと富裕層マーケティングの最高峰、LVMHグループとの共同出資会社。

・大島有美子さん、「ダイヤモンドそのものの魅力が大切なことはもちろんのこと、宝飾品のとしてダイヤモンドを購入する人には、それを身につける場を提供している」。


★ エル・ビー・エル日本証券
企業側の「販売代理」ではなく顧客の立場に立った「購買代理」による金融サービス実現のため独立・中立の金融サービス機関として1999年に設立される。

・米田隆氏、「信頼されるアドバイザーになるには、高度な職業倫理観、富裕層の価値観を理解できるような家庭環境や人生経験、そして安定した給与体系だ」と指摘。「もし富裕層でない人が、富裕層ビジネスを目指すなら、正しい方向で仕事していることを説得力をもって語れなければならない」。


★ 壹番館洋服店
日本を代表する創業75年の銀座の老舗テーラー。既存客からの紹介が中心。

・渡辺新氏、「現代人は忘れがちですが、和の文化を持っているということは、ものすごい幸せなことなのです。銀座は高級ブランドが店舗を構えるような通りに、和菓子屋さんが並んでいます。費用がかかっても、何とか歯を食いしばってモナカを売り続けている。世界中を探しても、日本以外にそんな場所はありません。それがいつか切り札になってくると、私は思うのです」


★ ハナオカダンスギャラリー
政界人やその伴侶など多くの富裕層を顧客に持つダンススタジオ。

花岡浩司氏の人脈を見ればボールルームダンスがいかに人脈を広げるのに役立つのか、富裕層にとっていかにダンスが必須の教養なのかが、わかります。


・スイスがなぜ中立国を保っていられるのか。世界中の富裕層が集まるボーディングスクールがあることも理由の一つ。我が子の学ぶ国に爆弾を落とそうとはしないはず。スイスは権力者のこどもを「人質」にとっている。

・富裕層は日本経済復活の切り札。

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■てら
 
ニコラス・ケイジ「ロード・オブ・ウォー」ビデオ鑑賞 [2006年09月02日(Sat)]
ビデオを見ました。


ロードオブウォー
 史上最強の武器商人と呼ばれた男・実在の武器商人
 監督:アンドリューニコル
 ニコラスケイジ

武器商人・・・。
ビデオ屋で何気なくビデオタイトルを眺めていたら目に飛び込んできました。

今世界各地で、紛争がおきていますが、武器はどのように流通しているのか。
会長・笹川が、昨年南京大学で講演したときのフレーズがよみがえりました。
日本財団会長・笹川陽平のブログ、南京大学でのショート・スピーチ [2005年11月09日(水)] から引用します。

「私達日本人は、ここ十年ほど死ぬような苦しみをしてきました、経済が悪くて。しかし私達は、とにかく一番儲かる商売があるんだけど、絶対やっちゃいけない。私達はなんとしても我慢してこの経済不況を乗り切ろう。儲かる商売があるんですがやらなかったんです。何だと思います?
答えられる人、手を上げてください。(誰もなし)

これはね、日本は本当に戦後60年、国民の一人一人が平和を願って身をもってやってきたんです。兵器、武器を作って外国に輸出することを一切していない。今もしていない。これやったら儲かるんですよ。日本はもっと早く良くなる。それでも私達日本人は平和の重要さということを知っているので、先進国で日本だけです。武器や弾のひとつも売ったことがありません。

皆さん方は、日本の首相が靖国神社に参拝したのはけしからんとか、軍国主義が復活してるんだとか思われるかもしれませんが、実績として、戦後60年間、日本の自衛隊はカンボジアにも行きました。今、イラクにも行っておりますが、これは平和を構築するために行っているんです。カンボジアでもイラクでも一発の弾も撃っておりません。戦後、日本の自衛隊は、海外に向かっても国内に向かっても一発の銃弾も発射したことがない、歴史的な出来事ですね。」

武器の製造会社、武器を必要とする者、そこを取り持つ商人。その陰には、戦争を起こすことで利益を得る仕組みがあるのでしょう。
『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』〈上〉(下)ヴィクター ソーン(著)・副島隆彦(訳)には、誰が世の中を動かしているのか、戦争は仕組まれ起こされていることが書かれています。

ニコラスケイジが扮する世界的武器商人ユーリー・オルロフが、「何故武器商売をするのか」という問いに対して「才能があるから」と答えていました。私は、武器商売がビジネスであり、商売の才能がある人間がいなくならないように、世の中から無くならないビジネスであることを感じました。

最後のテロップが印象的でしたのでご紹介します。

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 本作は実際の出来事に基づく。(武器商売の)個人経営も繁盛しているが、最大の武器供給者は米、英、露、仏、中である。この5か国は国連安保理の常任理事国でもある。最大のお得意さまは君のボス、米合衆国大統領だ。

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■てら
 
『ヤバいぜっ!、デジタル日本 −ハイブリッド・スタイルのススメ−』高城剛(著) [2006年09月12日(Tue)]
ヤバいっ!本に出会えました。
『ヤバいぜっ!、デジタル日本 −ハイブリッド・スタイルのススメ−』高城剛(著)集英社新書

『ヤバいぜっ!、デジタル日本』の映像もあります。キーワードが凝縮しています。





デジタルやITは終わった・・・。その次は何か?それを探った本です。
新鮮な驚きの数々。そうだろう!、と頷く私がいました。

会長笹川は、他の分野でよいといわれている手法を、違う分野に適用することができないか、頭を柔らかくして考えること、と言います。

新規事業とは既にある手法を適用してみたり、組み合わせてみたりすることによって、生まれてくるものなのでしょう。クリエイティブとは、ノーベル賞のように全く新しいことを作りだすというより、既存の手法を活用することだと思えました。

著者は、「時代は、まったく新しいものではなく、また、古いものの完全否定でもなく、ハイブリッドな新しいスタイルを求めているのだ。技術でいうなら『あわせる技術』がもっとも重要ということになる。」と言っています。

ヤバいっ。この言葉は、危ない意味と感じがち。でも、著者は、ヤバいは、英語でいうCOOLに最も近い日本語といっています。なんだか、最初からワクワクするフレーズに出会う本です。すっかり、高城剛さんの大ファンになってしまいました。

私がその通り!と感じたことを、本から書き抜いてみます。



これからは携帯トリプルXの時代

・インターネットの本質とは技術的約束事なのである。
・技術的約束事を持った携帯電話、携帯トリプルXがこれからもっと世界を席巻する。
・携帯トリプルXとは、携帯電話のことだが、メールやブラウジングができ、ラジオを聞けテレビも見られて、カメラも付いている。GPS付きや財布になっているものもある。
・情報デブになるな。情報ダイエットだ。

配信権を買い上げるNGO

・インターネットでコンテンツを流すことは危険が多く、お金もかからないのでやらない、と頭ごなしの姿勢がほとんどである。
・NGOが、ひとり1円以上の寄付金を集め、既存のヒット曲のインターネットでの配信権を買い上げ、それをパブリックドメインにしてはどうか?

先に始めた方が強い

・ヤフーとライブドアーのアクセス数の開きは100倍以上ある。時代はデザインでも機能でもない。同じようなものはふたつもいらず、ひとつだけでいい。ほとんどの場合は先に始めた方が強い。

動画処理を制するものが勝つ

・「e−Japan戦略」により全国に引かれたガラガラな光ファイバーに、映像情報を増やす。
・個人コンテンツの映像化が、次のインターネットにおいて重要。
・いよいよ、オンライン・ビデオプレイヤーの時代へと突入する。
・コンテンツも、アプリケーションもテレビも、動画像処理を制したものが勝つ。

マッシュ・アップのすすめ

・日本は、お金ではなく、知恵やアイディアで、国際競争力を上げる。ライフスタイルを変えるしかない。
・ポップとは、「ワイヤード」によれば、「カット&ペースト」。すでにどこかにあるものを切り抜き、貼り込んでいって、新しいものを作るということ。
・「カット&ペースト」のもととなる「ネタ」の発掘・発見と、どう「カット&ペースト」するか、のスタイルこそが、もっとも重要。そのスタイルを「マッシュ・アップ」という。

著作権は、著作者の自由にすべき

・一部の著作権者のために、残り全員が自由を奪われるのはおかしい。著作権とは、著作者がその著作に対して保有している権利なのだから、守ろうが開放しようが著作権者の自由にすべき。
・日本人はコピー能力がずば抜けて高い。その突出した能力を、なぜ法律で規制するのか。
・世界的な著作権トレンドは、開放やオープン・ソースへと向かっている。
・キチンと未来を見据えている識者は、P2P市場を試聴ととらえ、iTuneやポッドキャスティングをかつてのFMラジオでのプロモーションの代わりととらえている。

コンテンツビジネスの終了

・コンテンツそのものを売って商売する方法と、コンテンツを究極的には無料でもいいからより多くの人に見てもらうか使ってもらうかして、その周辺ビジネスで儲ける方法があるが、時代は後者。
・インターネットブラウザーやサーチエンジンは無料、パソコンでも本体ではなく周辺機器の利益のほうが圧倒的に高い。プリンターより専用プリンターインクのほうが圧倒的に利益が上がる。

人々は新しいスタイルを求めている

・iPodは「CDはハードディスクに移して聞きましょう」、iTuneは「楽曲はオンラインで、欲しい曲だけ買いましょう」という新しい環境の提案をした。iPodの音質は、MDに比べて悪い。
・人々は質を求めているのではなく新しい環境=スタイルの提案を求めている。

日本はスタイルビジネスを輸出すべき

・韓国はITではなく、CT=カルチャーテクノロジー(文化技術)
 アメリカは芸能産業(Entertainment industry)、英国は創造産業(Creative industry)
・日本はハードとソフトをつなげて新しい提案をするスタイルビジネスを輸出すべき。

地域ブランディングの時代

・地方は中央に対する言葉、地域と言えば、東京も一地域にすぎない。
・地域ブランディングとは、その地域の良い場所を再発見し、もしくはその場所やモノの新しい活用のスタイルを提案すること。そのためには、プロジェクト・リーダーが、地元の力関係に引っ張られない、よそ者であること。

・インターネットで、世界中フラットな情報共有が可能な時代になると、「良い地域」と「悪い地域」が明確に分かれる時代に突入する。
・地域としてのアイデンティティを新たに見つけ出し、悲観的で古めかしいその地域のイメージを明るく進歩的なものに変え、その地域やその地域の人々に自信を取り戻させるようにすること。

現代はマルチスペシャリストの時代

・日本人は、はみ出したり飛び出ることをNGと教育されてきた。広く浅く理解しているジェネラリストを育ててきた。
・時代は、一芸に秀でた者から、百芸に秀でた者へ。マルチスペシャリストの時代。
・日本人はおよそ20人に1人、全体の6%が副業を持っているという。
・会社などの特定の場所で仕事をする時代は終わり、時間をどのように使うか、どこで使うか、が現代のライフスタイルの方向。

クリエイティブ力を上げるには聞きまくる、見まくる

・クリエイティブ力を上げるには、とくかく、他人の作品を聞きまくる、見まくる。入力を上げれば、出力も上がる。出してばっかりでは枯れてしまう。入れてばかりだと、太ってしまう。

コミュニケーションを上げるには英語とコンピュータ

・コミュニケーションを「思いやり」と訳す。相手に伝えることではなく、相手に伝わったかどうか考えること。相手が取りやすいボールを投げること。
・英語とコンピュータを学ぶことがとても重要。

ハイブリッドこそ日本のスタイル

・日本はスタイルを内包したコンテンツを世界に売るべき。
・携帯電話を2台同時に使うといったハイブリッド。
・ガソリンとエンジンを組み合わせるハイブリッドカー。
・スタイルとは、知恵。組み合わせのセンス。文化で言えば、多様性。

“国民総文化力(クール)”GNCがナンバーワンの日本

・GNC(Gross National Cool)はアメリカのジャーナリスト、ダグラス・マッグレイが「フォーリン・ポリシー」誌で、21世紀の国力の新たな指標として提唱した。
・これからは経済ではなく文化が国家を牽引する時代。
・次の日本のスタイルは「ハイブリッド」。

ハイブリッド日本人のススメ

・ひとつのことにこだわりすぎず、可能であるふたつのことを並行して進めるやわらかい発想をもつこと。
・組み合わせ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の人を評価し、観察しまねてみること。
・実際に、何と何を組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを、自分なりに試してみること。
・マルチスペシャリストを目指し、ふたつ以上の分野でスペシャリストになるためにどうしたらいいか徹底的に挑戦すること。
・生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、職業を見直し、自分なりのバランスポイントを早急に探し出すこと。

未来を創造する

・歳を重ねることはすばらしい。何よりもすばらしい叡智を得ることができる。明日はどんな出会いがあるだろう。明日は、どんな発想が生まれるだろう。我々に必要なのはナイスな未来だ。
・メールがそうであるように、クリエイティビティやコミュニケーションの基本が、自分の愛する人に思いを伝えるということだとすれば、それはプロもアマも関係ない。
・本物の小さい愛を、皆で大きくしたい。いいものを見たら、それを撮って人に伝えよう。それが、クリエイティブとコミュニケーション。

時代に遅れず、ハイブリッド化を目指す

・今後の大変化は、ネットではなく、あらゆるリアルな場で起きる。
・未来を切り開く力は、想像や創造。
・本当に大切なものは、インターネットに流れたりしない。
・ヤフーやグーグルなど、過渡的なもの。
・何をハイブリッド化するかが、もっとも重要。

・任天堂がノキアと一緒に携帯電話をつくったらどうなるか。
・ゲームに特化したPDA=任天堂と、音楽に特化したPDA=iPodのハイブリッド電話はどうだろう。

・オープンとは、すべてのものをさらけ出すことではなく、自分の持っているもののいくつかを社会に開く、パブリック化するということ。時代に即した共有知財を増やすこと。

■てら
 
『影響力の武器−なぜ、人は動かされるのか−』ロバート・B・チャルディーニ(著) [2006年09月19日(Tue)]

土井英司さんがお勧めしていた本、『『影響力の武器−なぜ、人は動かされるのか−』ロバート・B・チャルディーニ(著)を読みました。1991年第1刷、2006年第25刷。単行本で356P、読み応えがありました。
土井さん曰く、最近のビジネス書で話し方に関する本は、多かれ少なかれ本書の影響を受けているといいます。

この本では、「人間の相互作用の自然な場面で、どのような心理学の原理が最も強力にかつ頻繁に『イエス』を引き出すのかを」述べています。

今まで何気に聞いていた「小さい承認をすると、その後の承認が得やすくなる」ということは、この本が導き出していたと知って驚きました。
また、人間文化の規範の中でも最も基本的なひとつに、返報性のルールがあり、このルールによって他者の要請を受け入れるかどうか影響を受けることが書かれています。

高価な羽毛布団やなべ類の販売で、最初にプレゼントを与えてから高額な商品を勧めるといった承諾誘導の手法が、返報性のルールに基づいていることを知り、背筋がぞくぞくっときました。
自分で正しいと思っている規範を利用され、他人に巧みに誘導されて、あかたも自分が決断したかのように要請を受け入れてしまうのです。

興味深かったところをまとめてみようとしましたが、多すぎてとてもまとめきれませんでした。自分の備忘録として、目次を記します。また、読みたい本です。

1.影響力の武器

 ・カチッ・サー
 ・てっとり早い方法に賭ける
 ・利益を得るのは誰?
 ・柔道

2.返報性
 −昔からある「ギブ・アンド・テーク」だが・・・・

 ・返報性のルールはどのように働くか
   返報性のルールの威力/返報性のルールのために、
   知らぬ間に恩義を感じてしまう/返報性のルールは、
   不公平な交換を引き起こす
 ・譲り合い
 ・拒否させた後に譲歩する
   情報のお返し、知覚のコントラスト、そしてウォーター
   ゲート事件の怪/承諾するも地獄、断るも地獄/わ
   たしの血をどうぞ。また必要でしたら、お電話ください
   /うま味のある、秘密の効果
 ・防衛法
   ルールを退ける/敵をいぶり出す

3.コミットメントと一貫性
 −心に住む小鬼−

 ・一貫性のテープが回る
   一貫性を保つことの便利さ/一貫性にしがみつく
   ことの愚かさ/探す人と隠す人
 ・コミットメントが鍵
   頭で考えることと心で感じること/行動のもつ魔術
   的な力/自分で決めたこと/支えとなる脚をつくる
   /公共の利益のために
 ・防衛法
   胃から送られるサイン/心の奥底からのサイン
 
4.社会的証明
 −真実は私たちに−

 ・社会的証明の原理
   他者がもたらす力/大洪水の後に
 ・死因は・・・不明(確なこと)
   科学的研究/あなた自身が犠牲者にならないた
   めに/たくさん人がいても、その中から一人だけ
   人を選ぶこと
 ・私のマネをしなさい・・・サルのように
   死に至るサルのまね/サルが住む島
 ・防衛法
   自動的な行動に気をつける/よく見渡すこと

5.好意
 −優しい泥棒−

 ・友だちになるのは、影響を及ぼすため
 ・あなたを好きになるのはなぜ?その理由を考えてみよう
   外見の魅力/類似性/お世辞/接触と協同/
   学校へ戻って
 ・条件づけと連合
   パブロフの名前はベルを鳴らすか?/ニュース・
   天気予報からスポーツの世界へ
 ・防衛法

6.権威
 −導かれる服従−

 ・権威のもつ影響力の強さ
 ・盲目的な服従のもつ魅力と危険性
 ・内容よりも姿形が重要
   肩書き/服装/装飾品
 ・防衛法
   本当に権威のある権威/ウラのある誠実さ

7.希少性
 −わずかなものについての法則−

 ・少ないものがベスト
   数少ないものの価値/数量を限定することの効果
   /時間の制限
 ・心理的リアクタンス
   大人が示すリアクタンス:愛、銃、そして洗剤
   /検閲
 ・最適の条件
   新たに生じる希少性:貴重になったクッキーと市民
   の争い/希少なものを求める愚かな競争
 ・防衛法

8.手っとり早い影響力
 −自動化された時代の原始的な承諾−

 ・原始的な自動性
 ・現代の自動性
 ・近道は神聖なもの

■てら
 
堀越登志喜さま『動機発見−成功するために!その前にすべき事とは、あなたの「動機」が、あなたを「成功」に導く!』 [2006年10月13日(Fri)]


堀越登志喜さんが書かれた『動機発見−成功するために!その前にすべき事とは、あなたの「動機」が、あなたを「成功」に導く!』を読みました。

堀越さんとは、はすかさん(蓮香尚文氏)が主催する広報達人会「本を出して一躍有名になる!−本は個人や会社の広報ツールだ− [2006年09月16日(土)]」 でご一緒しました。

お話をさせていただいたときは、申し訳ありませんが、厳しい広告業界で広告代理店を経営されていらっしゃる方、としか思いませんでした。成功されていらっしゃる方としか思えませんでした。

その堀越さんと名刺交換をさせていただいたご縁で、堀越さんが自著を送ってくださったのです。

驚きました。今、まさに私が悩んでいることが書かれているのです。

人は何故生を受けたのか
人は何故生きるのか

私は、何をして人生を生きるのか、80歳で死ぬとして、あと30年の人生をどう生きるのか?!


堀越さんが苦悩された結果、堀越さんが見つけた堀越さんの考えがほとばしっているのです。感動しました。堀越さんもそうなんだ、そう思いました。

印象深かったところを記します。

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このままだと・・・こうなってしまう・・・会社への不満

会社の悪口や不平、不満、愚痴をこぼし、上司や同僚をこき下ろして憂さをはらすサラリーマン・・・

愚痴を言うサラリーマンには、またそういった愚痴や不満を多く抱えている人が集まります。
そうなると、気付かない間に、口ぐせや、思考がマイナス感情に支配され、どんどん不満や不遇が増えてくるものです。
そうやって、マイナスな感情は加速的に成長し、いつしか抜け出せないマイナス感情のアリ地獄へとずっぽりはまってしまうのです。

情熱を持ち続け仕事をしていくうえで、いちばん大事なもの・・・

それは「動機」なのです。

出発点を探す為に

裸の自分

本音の自分

裸の心

本音の心

向かい合ってください。

10年後、3,650日後のあなたは、どの地点に達しているのでしょうか。
30年後、10,950日後には?

それは、昨日、今日、明日と言う日常の積み重ねでしかないのです。


30年の紆余曲折、荒波を越えてくる月日を過ごし、大きな悔いを残すことなく(小さな悔いは山ほどある)、これたのは、そこに

「音楽」

と言う、私(堀越登志喜さん)にとってゆるぎない

「動機」

「思い」

があったからです。

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結局、自分は何をしたいのか?
命が半年しかないとしたら、1か月だとしたら、明日だとしたら、私は何が一番したいのか?それを考えることをです。

船井幸雄さんがおっしゃっている、
・世の中はどのような構造で動いているのか?
・人の正しいあり方とはどのようなものか?
も大きなヒントです。

では、私はどう? 
「CANPANを日本を明るく元気にする情報プラットフォームにする」そういつも思って仕事をしています。とはいえ、役職定年(55歳)後、そして定年(60歳)後、何をして残りの人生を生きたらいいのでしょう、なかなか答えが見つかりません。

■てら
 
『検索キーワード』一億稼ぐ検索キーワードの見つけ方・滝井秀則(著) [2006年10月14日(Sat)]


『検索キーワード』一億稼ぐ検索キーワードの見つけ方・滝井秀則(著)PHP研究所を読みました。一言、まさにこれからのネット上での情報発信のエッセンスが詰まっていると思いました。

検索エンジンで上位に表示されるためには、パワーのあるキーワードを、記事のタイトルに使うこと!

そのためには、自分が書いた記事が読んでもらえるためには、読者がどのようなキーワードを使って検索するかを想定する、そして、そのキーワードを記事のタイトルに使う。それにつきます。

さらに、もっと上位の策としては、ブログのタイトルそのものに、ブログのテーマであるキーワードを使うことが挙げられます。

興味深かったことを記します。

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・知識はインターネットの検索エンジンで探す
・ヤフーでは、日本において検索されるキーワードは1日に1,876万種類ある
・つまり約2,000万ページの「広告掲載スペース」を検索エンジンは持っている
・検索結果で1位をとること!
・検索結果の1位をクリックする頻度を100とすると、2位は70、3位は50
・検索エンジンで検索される言葉は需要そのものである
・訪問者のうちクリックする人は10%(クリック率)、そのうちカタログを希望したり契約したりするという、アクションを起こすのはさらに1%(コンバージョン率)という法則がある
・キーワードマーティングとは、キーワード需要を調べること
・キーワード検索数(検索される回数)が10万件未満で、広告がでていないキーワードを見つけること
・キーワード広告で、1クリックあたり100円が限界

★ざっくりシミュレーション
 ・予測月間成約数=キーワード検索数×
   0.1%(クリック率×コンバージョン率=1/1000)
 ・予測月間広告費=キー
   ワード検索数×クリック率(10%)×
    入札単価一位価格
 ・予測月間粗利=成約数×(商品単価−原価)
 ・予測月間収益=月間粗利−月間広告費

★キーワードアドバイスツール

月間検索数(1か月間に検索された回数)を調べることができる日本で唯一のツール。これは、きっと使えます。

★オーバーチュア 入札価格チェックツール

キーワード広告の「キーワードごとの入札単価」を調べることができるツールです。ちょっと使ってみました。閲覧者がクリックするたびに、支払う単価です。これも凄い。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

 本では「家計図」を例に収益シミュレーションを説明しています。
今日時点でGoogleで検索したところ、キーワードアドバイスツールで 17,000件の検索数がありました。そこで、本に基づいてシミュレーションしてみます。

「家系図」検索数: 約17,000件
・商品: 家計図作成サービス (仮想)
・商品単価: 50,000円 (仮想)
一位入札に必要なクリック単価: 15円

 ・予測月間成約数=キーワード検索数×
   0.1%(クリック率×コンバージョン率=1/1000)
   =17,000×(1/1000)=17

 ・予測月間広告費=
   キーワード検索数×クリック率(10%)×
    入札単価一位価格
   =17,000×(1/10)×15=25,500円

 ・予測月間粗利=成約数×(商品単価−原価※)
   =17×(50,000−10,000)
   =680,000円
    (※ 家系図作成をするための費用を10,000と仮定)

 ・予測月間収益=月間粗利−月間広告費
   =680,000−25,5000
   =654,500円

凄いことになります。本では、「家系図」の検索数は1万件として計算しています。私が調べた今日時点では、1万7千件になっていました。そこで、このようなシミュレーション結果になりました。

クリック率10%、さらにコンバージョン率1%は、土井英司さん磯一明さんもおっしゃっていたことです。つまり、「家系図」に関するサービスは、今儲けどき?ということでしょうか。

CANPANがこれから自主独立で生きていくためには、この考えはとても重要だと思います。
パワーのあるキーワードを使って検索エンジンの検索結果の上位、それも1位に位置づけること。そのためには、同じテーマで記事を書きつづけること。そして、価値あるキーワードのネット広告をすること。キーワードを見つけることはプロの業だと思えてきました。

良いことをするだけではダメ。そのことを人に伝えて初めて仕事といえる。会長・笹川陽平の口癖です。

テレビ広告、新聞広告、雑誌広告、いろいろあります。これからは、人は調べ物をするには、インターネットの検索エンジンを使います。

インターネットで日本財団、そして日本財団が支援している事業をより多くの人の理解してもらうためには、その事業にたどりつくキーワードを想定して、そのキーワードに広告をしてもいいのではないでしょうか。

ネットで公益的な活動をしらべようと思ったら、CANPANという情報広場の情報が、いつも検索結果の1位にきている。素晴らしい!このような状態になれれば、CANPANは公益活動のお役に立っていると言えるでしょう!


この本に出会えて本当に良かった。ご紹介くださった土井英司さんの「毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン」のお陰です。感謝!ありがとうございました。

■てら
 
菊原智明さま(著)『訪問しないで売れる営業に変わる本−4年連続No.1が明かす』大和出版 [2006年10月22日(Sun)]


菊原智明さんが書かれた『訪問しないで売れる営業に変わる本−4年連続No.1が明かす』大和出版を読みました。

菊原さんとは、吉野真由美さんの出版記念パーティでご一緒させていただきました。お話をさせていただき名刺交換させていただいたところ、なんとお書きになったご本を贈ってくださったのです。

記念会でご挨拶されていたとき、壇上ではとても恥ずかしそうに、そしてトツトツとコメントされていました。吉野さんとは対照的なお話ぶりが、とても印象的でした。

その菊原さんが書かれた本です。
印象は一言、「菊原さんは、凄いプロ!」。

自分がトップセールになった手順の全てを公開している!
そして、ハッピーなセールスを広めようとされている!

トヨタホームの営業マンだった菊原さんがご自分を「ダメ社員」だったと振り返り、その菊原さんがトップセールマンになるまでの、全ての道程、詳細な手紙内容を、全て(私には全てと思えてしまいます)を公開されているのです。読んでいて感激してしまいました。

その「いさぎ良さ」、そして、それ以上に自分は頑張るという「意思の強さ」を感じました。
世の中には本当に素晴らしい方が、頑張っていらっしゃると思います。

「業界の常識は世間の非常識」と書かれていらっしゃいます。お客さまの知りたいことを、親戚、友人にインタビューによって掴み、「お役立ち情報」としてお配りする。

ふと、私たちの業界はどうだろう?と考えさせられました。
助成金による支援で、「運営費や人件費は対象外」という考えは当たり前なのか?
ふと、考えてしまいました。

最後の方に書かれていた言葉が印象的でした。

あなたも、ちょっとしたきっかけで、人生が180度変わってしまうことだってあるのだ。
今まさに、そのチャンスが目の前に訪れているのだ。


わかっていてもやらないことは、わからないと同じこと・・・。
そんなこと、わかっているのに・・・。いえいえ、やらない限りはわかっていない・・・。

菊原さんの、これからのますますのご活躍をお祈りしています。

■てら
 
映画『明日の記憶』を見て [2006年10月23日(Mon)]


昨日、DVDで『明日の記憶』を見ました。

主人公の広告代理店に勤める佐伯雅行は50歳。私と同い年です。また、私の立場は広報、広告、WEB、情報システムをまとめる立場。自然と、主人公を自分と関係付けて見入ってしまいました。渡辺謙さんも、樋口可南子さんも、ドキュメンタリーを見ているかのような自然な演技で、凄かったです。

ところが、驚くことに、今までの私の見方と、今の私の見方の2つの見方をしている自分がいたのです。

今までの私としては、自分がわからなくなる・生きていると言えなくなるという恐ろしさ、最愛の妻に迷惑をかけてしまう悲しさ、家族の生活を守ることができない不甲斐なさ、会社に迷惑をかけてしまう申し訳なさ、認知症になってしまったという運命に対する恨み、そんなことを感じたのです。
さらに、妻、佐伯枝実子の「私がいる」の言葉に集約されている献身的な愛の素晴らしさに感動していました。

その一方で、今の私が映像を見て感じていました。
主人公の佐伯雅行の、大いなる自己とでもいう魂の奥にある霊が、別の仕事のために現世から、Something Greatの世界へ戻るということを。そして、「今までお疲れさま」という慰労の念が沸いたのです。
また、妻、枝実子には、そんなご主人を見守るという、現世におけるすべきことを通して自らを磨いている、ということを感じて、尊敬という暖かい想いに包まれたのです。

今までの私が感動しながら、冷静な別の自分がそんなことを感じていました。

見終わったとき、妻から思いもよらぬ言葉を聞きました。「お父さん、長男が映画館でこの映画を見て『涙が止まらなかった』と言っていたよ」。実は、この言葉に一番感動して、涙が出そうになりました。

■てら
 
『ヤバい経済学』スティーブン・D・レヴィット&スティーブン・J・ダブナー [2006年10月26日(Thu)]


『ヤバい経済学』スティーブン・D・レヴィット&スティーブン・J・ダブナー(著)、望月衛(訳)、東洋経済新報社、を読みました。

一言で感想を言うと、なんといいましょうか。

えっ、そこまで自由に考えていいの?

が最初の印象です。だからでしょうか、何だかとても、気持ちが明るくなったのです。

自分を解き放ち、「何故?」「どうして?」を素直に追求して、データを集め、分析して答えを導き出しているのです。しっかり学問を勉強してフィールドワークやその分析手法を身に付けながらも、既存の考えに縛られず、疑問にぶつかっていく。その姿勢に、共鳴したり、清々しさを感じたりしました。

印象深かったことを記そうと思ったら、Amazonの商品説明欄にズバリと書かれていましたので、引用してご紹介します。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

1990年代、米国では若者による凶悪犯罪が激増するとの予測が広がった。だが、実際には米国内のどこでも、あらゆる種類の犯罪が減った。好景気、銃規制、取り締まり強化などの理由が指摘されたが、著者は73年の「ロー対ウェイド裁判」によって、中絶が合法化されたことこそ真の理由と主張する。家庭環境の悪い子供はそうでない子供に比べて罪を犯す可能性がずっと高い。裁判の結果を受け、貧しい未成年の女性が中絶に走ったことで、犯罪予備軍が劇的に縮小したと解説する。

不動産屋の営業担当者が自分の家を売った時とお客の家を売った時を比べると、自分の家の場合は最高の買い手が現れるまで待つ結果、平均して10日長く市場に出し、3%強高く売っている。一方、お客の家の場合は、そこそこの買い手が現れればすぐ売り払うよう追い立てる。営業担当者が欲しいのは取引で、早く決めたいからだ。

ほかにも、「銃とプールと危ないのはどちらか」「麻薬の売人はなぜいつまでも母親と住んでいるのか」など興味深い問題を提起。豊富なデータを基に分析し、経済学の基礎となるインセンティブの概念を明らかにする。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

人は、いつの時代でも、新しいことに気が付き、それをベースに新しい世界を作っていくもの。だからこそ、世界はより良い世界に向上していく、と思いました。

■てら
 
角田織之さま刊行メルマガ『成功のビタミン・一日一語』−性分ー [2006年11月13日(Mon)]
いつも読んでいるメルマガのひとつに角田織之さんの『成功のビタミン・一日一語』があります。角田さんとは、角田さんが主催されたカシータでのセミナーを受けさせていただいて以来、お食事をご一緒させていただいたりご縁をいただいています。

そんな角田さんが毎日書かれているメルマガは、読むと元気にる言霊が溢れています。今日はいつも以上に共鳴しました。

吉田松陰さんは、「長所は人の使命」とおっしゃいます。
船井幸雄さんは、「長所伸展法(長所は伸ばす。欠点は触らないためにある)」こそ人や企業を成長させるとおっしゃいます。
高橋信義さんは、「良いところを褒めたおせ」とおっしゃいます。
会長笹川陽平は、「部下は信じて使え」といいます。

ありのままを受けいれること、そして、長所を伸ばすことをお手伝いすること、相手が成長することを自分のこととして喜び受け入れ、感謝する、そんなことができれば素晴らしい。

いろいろなことを考えさせられました。メルマガを抜粋してご紹介します。

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2006/11/13【成功のビタミン・一日一語】 NO.1237
☆魅力的なリーダーに贈る、本日の「ビタミンG(臥龍語録)」は・・・

【上司に仕えるコツも「性分」にあり】
『「性分」は、生涯変わらないから「性分」です。部下や上司の「性分」を変えようとするのではなく、「性分」を活かすことが、あなたの「人儲け力」の向上につながる。詳細は、以下の本文で・・・。』

・発行者: 経営思想家&感動経営コンサルタント&APRA議長
臥龍(がりゅう)WOLONG(ウォロン)こと角田識之(すみだのりゆき)
・感想やお問い合わせは⇒ garyu@e-garyu.com

■本メルマガは、メルマガ配信サービスの「まぐまぐ」さんを通じてお届けして います。合わせて、検索機能付きのバックナンバーも公開中!覗いてみてね!
⇒ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000120805

●「部下」を使うコツ、「上司」に仕えるコツ

それと大事なことは、あなたの部下の「性分」、あなたの上司の「性分」をよく理解しておくことです。

「性分を変えるのではなく活かすことが大事。性分は生涯変わらないから性分。変わるものは習慣である」(臥龍)

秀吉は、信長の「性分」を変えようとはしませんでした。「性分」を理解して仕えました。

自分の「性分」を理解してくれる人は、上下の区別なくありがたいものです。だから信長は、秀吉を取り立てました。

しかし、光秀は違いました。信長の「性分」を諫めようとしました。だから信長に疎まれることとなります。

TOPと自分の「性分」は合わないなと思えば、悲劇になる前に去るほうがお互いのためでしょう。「本能寺の変」の教訓です。

あなたは部下の「性分」を理解し、活かしていますか?

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

■てら
 
松林光男さま『週2、3日働いて1000万円稼ぐコンサル起業術』ダイヤモンド社 [2006年11月18日(Sat)]


松林光男さま(著)『週2、3日働いて1000万円稼ぐコンサル起業術』ダイヤモンド社を読みました。

松林さんとは、7月30日の土井英司さんのセミナーでご一緒したのが最初でした。その後、松林さんの会社の方がブログ道場にいらっしゃたり、メールを何度か交換させていただいています。

7月のときは、シニア世代を応援する本を執筆中とおっしゃっていました。その本が、ついに11月3日に出版されました。

おめでとうございます!

土井英司さんが毎日出されているメルマガ『ビジネス・ブック・マラソン』を読んでいましたら、松林さんが出版された記事がありました。嬉しくなってお祝いのメールを松林さんにお送りしたところ、サイン入りの著書を贈ってくださったのです。とても、嬉しく思います。味わって読ませていただきました。

読んだ感想を一言でいいますと、「私も松林さんのように、自分の人生を楽しく生きるように、自分で創りたい」です。

題名からは、ベンチャービジネスを成功させるノウハウが書かれているような印象を受けましたが、実際は違いました。

前半は、どのように人生を生きるか、30歳代のころから、松林さんが実践されてきたことが綴られているのです。そして後半は、シニアコンサルタントとして、社会のお役に立つためのエッセンスが散りばめられています。

微力ながら日本財団の情報システム導入に全力を尽くした私としては、目の覚めるようなノウハウが詰まっていると感じました。

「たら・れば」を話しても仕方が無いのはわかっていますが、当時(1998年〜2001年ごろ)、この本に出会っていたら、手探りで進めていた業務改革や情報システム導入がどれほどスムースになったことか・・・そんなことを考えました。

それにしても、現場の経験に裏付けられた智恵が詰まっているこの本は、組織をさらにバージョンアップされようとしている30代の若手から、50代になって人生をさらに楽しく活き活きと生きたいと思われている方に、是非読んで欲しい本です。

松林さんの人生が詰まっている素晴らしいご本をありがとうございました!

印象深かったことを記します。



・長い間、サラリーマンを続けていると、知らず知らずのうちに「働くこと」=「組織に所属すること」と思い込み、条件の悪い再雇用や転職の誘いを当たり前のように受け入れてしまう。けれども、「脱サラリーマン」の道もあることを忘れてはいけない

・経営コンサルタントになるのに、若さや資格が必要だとは思わない。むしろシニア世代のほうが向いている職業ではないかと思う

・コンサルティング業界の人月単価の相場は、20代から30代の若手で300万円〜400万円、40代のチームリーダークラスで500万を超えることもある

・自分の人生の棚卸をして、日本一の得意技を見つけること。自社のテレビの品質管理なら日本一など、どんなにニッチな分野でもかまわない

・コンサルタントに向いていない人
 (1)体が丈夫でない人
 (2)地道な努力ができない人
 (3)得意技を持っていない人
 (4)人と会ったり、話をしたりするのが嫌いな人
 (5)自分に自信がない人

・Give & Take の基本は「自分から与えること」
 Give & Give & Give and Take

・信頼関係で結ばれた人脈は、100人か200人だが、その友人に100人、200人の信頼できる人脈があるとつながっていく

・顧客指向の本質を教える故伊丹十三監督の「スーパーの女」(1996年)を見るべし

・新しいことを始めようとするときは、古いものを一度壊す必要がある。「ありたい姿」を現実のものにするには、抵抗勢力に屈してはいけない。「ありたい姿」に向かってまい進するための旗振り役が必要

・提案書で必ず押さえておくべき7つの項目
 (1)プロジェクトの目的と当活動の目的
    最終目的と期間を区切った目的
 (2)活動の範囲
    業務(問題の限定)、事業(全体か特定か)、地域
 (3)活動の成果物
    業務診断書、プロジェクト企画書
 (4)活動の基本的な考え方
    ・仮説立案
    ・外部からみた診断を通して課題を提示
    ・解決策提案を提示
    ・プロジェクト目標を設定
    ・業務改革、情報システム改革コンセプトを企画
 (5)活動の進め方とスケジュール
    手をつける順番とスケジュール
 (6)活動体勢(案)と役割
 (7)プロジェクトの成功要因
    提案書と見積もり書は別々につくる

・コンサルティングを行う会社が上場企業の場合、個人(松林さん)として1万株以上を買うことにしている

・コンサルタントに限らず、企業がシニア世代に求めるのは、自らが若い人たちと一緒に動き、彼らの状況を把握し、足りない部分を補い、彼らが迷った場合には方向性を指摘してあげることが求められる



松林さんが創立された会社名は、「ワクコンサルティング株式会社」です。ワクは、「ワクワク」して楽しく仕事をしようという思いを込めて命名されたそうです。なんと素晴らしい心意気でしょう。

中村天風先生の「人生というものは、苦しみを忍ぶとか、辛さを忍ぶとか、そのような忍苦忍耐よりも、現在の自分の生きている命にできるだけ喜びを多く味あわせて生きることだ」という言葉を、松林さんの本を読んでいて思い出しました。

■てら
 
『無二的人間・空外書道の世界』空外上人の記録映画DVDを見る [2007年01月08日(Mon)]
空外(くうがい)上人のドキュメンタリー映画・DVD『無二的人間・空外書道の世界』を見ました。



以前より、尊敬する人生の先輩から空外上人のお名前を聞いていました。昨年の暮れに京都旅行が決まったとき、ネットで空外上人のことを調べてみました。すると、尊敬する久米さんが空外上人のことをブログで書かれていらっしゃたのです。不思議なご縁を感じました。

経営者会報ブログ・久米繊維工業株式会社 『空外記念館で今岡昭雄さんに山本空外上人の素顔を教わる縁起』

私もすぐに、DVDと本をネットで注文しました。ネットに在庫数が出ていました。本は834冊、DVDは83冊(2007年1月8日)です。

・『空外の生涯と思想 KUGAI,THE GREAT BUDDHIST,PHILOSOPHER,AND ARTIST』 龍飛水著(A4 602頁 2003年8月刊行)
・空外上人の記録映画DVD 『無二的人間・空外書道の世界』



空外上人は、京都知恩寺で永眠されています。京都旅行の前に是非ともDVDを見たかったのですが、かないませんでした。

今日、ゆっくりDVDを見ました。DVDは、2時間くらいでしょうか。まるで今そこに生きていらっしゃるかのように、空外上人が語ってくださいます。

山本空外上人の略暦を簡単にまとめてみます。

 明治35年(1902年)広島県生まれ。旧制松山高校から東京帝国大学へ。ギリシャ哲学を専攻。卒業後は、広島文理科大学で教鞭をとる。昭和4年から、ヨーロッパに留学し、ハイデッカー、ヤスパース、フッサール、サルトル、ピカソなどと昵懇。
 原爆投下のとき広島で被爆し「生き地獄」を目前にする。教え子を亡くす。昭和二十年の秋に京都の智恩院で「得度(とくど)式」をする。その後、出雲の隆法寺(りゅうほうじ)の住職となる。その後請われて、愛媛大学教授、広島大学教授に復職し、合間を縫って、各地で念仏の指導をした。
 湯川秀樹博士も私淑し、現在は空外上人の隣で永眠されている。
 英語、ドイツ語、フランス語、古代ギリシャ語、ヘブライ語、中国語、梵語(サンスクリット)、パーリー語、などにも精通した語学の天才。
 書家としても著名。レーガン大統領が来日の際、空外上人の書を希望したという。
平成13年(2001年)保寿100歳にて遷化(永眠)。

空外上人の「無二的人間」については、『空外の生涯と思想』に語りとして記されていますので、抜粋して引用します。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

■無二的

無二的の二というのは仏教用語で「能取」と「所取」のことで、簡単に言えば自分と相手。この双方が対立せず、自分も楽しいし相手を喜ぶという状態が、「無二的」です。自分勝手をせず相手を生かす。そうすれば自分にも満足のいく仕事ができるのです。

「弘法筆を選ばず」という言葉は、どんな悪い筆でも弘法大師は上手に書くと解釈されているが、それは誤り。筆と紙、紙と墨、墨とすずりにはすべて相性があり、それぞれを生かし合ってこそ真価が発揮される。「筆を選ばず」は逆に「生かす」という意味です。

法然上人の『選択(せんちゃく)集』には、ちゃんと「筆を選ぶ」となっている。選ぶ、は自由ということでもある。自由はもちろん自分勝手ではないし、選ぶには知恵も必要。つまり広い考えで相手のためを思い、そして自分を喜ぶ境地が説かれている。

人間は、自分なりの自分にしかできない仕事をすべきで、だれもがそうすれば、世の中の文化は目覚しいものになるに違いない。光としてその人の心を照らすものがあれば、その人の人生も開けてくるのではないでしょうか。

相手は、人間のときもあれば、国の場合もあり、物、道具、機械のときもあるが、その相手を生かしきっていくのは、自分の心の深さによるほかはない。そうして相手を生かし、自分の働きも実るのを「無二的」というのです

■言葉は心の声

「南無阿弥陀仏、ナムアミダブツ」と称えるのはなんだか口先だけのようですが、そうではない。人間で大事なのは心であり、言葉は心の生の声なのです。

■「おかげ」は阿弥陀さん

私たちは寝ていても自分の吸う空気を心配することはないし、心臓を自分の力で動かしているわけでもありません。みな「おかげ」によって空気も吸えるし、心臓も動くのですが、その「おかげ」のことを「阿弥陀」さんというのです。

その中身を、別の言葉で「自然」といってもいいし、あるいは「大自然」と言ってもいい。私たちは大自然とのつながりのなかで生かされているのです

私たちにしても生まれてくるまでに何十億年もかかっているのです。お父さんお母さんがおられないと、あなたは生まれてこない。そして、おじいさん、おばあさんがおられなければ、お父さんもお母さんも生まれてこられなかった。そういうふうに考えますと、何十億年もたっている。地球が回りだしてからでも四十六億年ですが、命のつながりはそれ以前までさかのぼれるのです。

しかも、途中で何か一つ欠けても、今の私たちは生きてはいなかった。いま生きられる「おかげ」にみんなつながっているのです。それを縁起というのですね。お釈迦さまがお悟りになったのは縁起です。

人のあるべき生き方を簡単に言えば「自分を大事にする」ということです。お金や地位のために自分をごまかしたりするのは社会のためにも感心しませんが、何よりも本人にとって意味がない。せっかく生まれてきて才能もあるのに、それを無駄にして人さまにも迷惑をかける。

本来、だれもが自分勝手なことをしないで相手を尊重し、損だ得だと腹を立てたり喧嘩などをせず、みんな助け合って楽しく日々を過ごす。

きょうはきょう、明日は明日で自分の力いっぱいの仕事ができる。つまり満点の生活が南無阿弥陀仏と命の杖をついていればできるのです。

まさに人生の秘訣は念仏にあり、と言えるでしょう。

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空外上人は、自らの思想を集大成した空外記念館を、島根県雲南市加茂町に1989年に建築されています。運営は、財団法人空外記念館。空外上人の思想と教えを永遠に伝えたいという、帰依者の皆さんの熱望で実現しました。

この記念館は素晴らしい建物です。千年もつように、鉄釘を1本も使わっていない木組みの木造。壁は土や漆喰で、屋根は世界で初めてチタン合金を使っているとのことです。

「心の荒廃が進んで、人間の主体性がますます失われがちな世相の中で、人々が自分なりの人生を全うする生き方を考えてもらうよすがとなれば幸いです」と空外上人は語っています。

機会を作って、空外記念館に是非行きたいと思います。そこで、自分を見つめなおしてみたい、そう思います。そのときは何を思っているのか、今から楽しみです。

素晴らしい空外上人に出会えることができた偉大なるご縁に、心から感謝いたします。ありがとうございます。南無阿弥陀仏。

■てら
 
「地球交響曲第四番」に感激。 [2007年01月28日(Sun)]
今日は、妻と一緒に「地球交響曲第四番」を渋谷の東京ウィメンズプラザで観てきました。こんな映画があったとは!もう感激の一言です。

上映に先立って、KNOB(ノブ)氏によるディジュリドゥの演奏がありました。
照明をすっかり落とした会場のステージに、笛の音と共に着物姿で現れたKNOB氏。ステージにはシロアリによって空洞となった2mほどの木筒。この木筒・ディジュリドゥに息を吹き込みながら奏でる音は、生まれて初めて聞く、風のうなりのような音色。そして肌で感じるのは、大地のうねりのような振動。

音が途切れません。説明によるとディジュリドゥの独特な奏法、循環呼吸(サーキュラーブリージング)によるようです。鼻から息を吸うときにも常に口から息を出す循環呼吸によって、音を途切らせずに続けることができるとのこと。そんなことできるのでしょうか、と思いつつ気分はすっかり自然、虚空、宇宙へといざなわれました。

映画は、地球そのものは生きていて、そこに熱いさまざまな命が活き活きと生きていることが胸に染み渡る感動ものでした。登場人物は4名。
生物物理学者のジェームズ・ラブロック氏、版画家の名嘉 睦稔(なか ぼくねん)氏、野生チンパンジー研究家のジェーン・グドール氏、プロサーファーのジェリー・ロペス氏。登場人物は、心から愛さずにはいられぬほど素敵な人でした。

今こうして生きていることに心から感謝する思いが満ちてくると共に、この地球をしっかり後世に残していかなければ、と思えてきました。

ところで、この映画はどのようにして制作されたのでしょう。疑問に思いましたのでネットで「地球交響曲」を調べてみました。公式ガイドに、このドキュメンタリー映画が伝えようとする魂が書いてありました。



かつて人が、花や樹や鳥たちと
本当に話ができた時代がありました。

その頃、人は、自分たちの命が
宇宙の大きな命の一部であることを誰もが知っていました。

太陽を敬い月を崇め風に問ね(たずね)火に祈り水に癒され
土と共に笑うことが本当にいきいきとできたのです。

ところが最近の科学技術のめまぐるしい進歩と共に
人は、いつの間にか「自分が地球の主人であり、自然は
自分たちのために利用するもの」と考えるようになってきました。

その頃から人は花や樹や鳥たちと話す言葉を
急速に忘れ始めたのです。

人はこのまま自然と語り合う言葉を
永遠に忘れてしまうのでしょうか。

それとも科学の進歩と調和しながら
もう一度、その言葉を思い出すことができるのでしょうか。


経緯を調べると以下の通りでした。

 ・1940年宝塚市生まれの龍村仁監督によるドキュメンタリー映画

  第一番:1992年に完成、公開
  第二番:1995年に完成、公開
  第三番:1997年に完成、公開
  第四番:2001年に完成、公開
  第五番:2004年に完成、公開
  第六番:2006年に完成、2007年4月公開予定

 ・今まで多い年は170万人もの観客が観ている。
 ・制作費は、個人は1万円、企業は一口50万円による寄付。
 ・寄付をされた方々は「共に奏でる仲間たち」として
  全員が記名でネットで紹介されている。四番五番六番
 ・上映は、自主上映によって全国で開催されている。

今回の上映は、TokyoPros.主宰の青樹洋文さんによって自主上映されました。開催に際して、青樹さんは、「地球交響曲を風力エネルギーで上映していきます」と熱く語られていました。

今、こうした動きが日本中で動いていることを肌で感じたひとときでした。

最後に今後の「地球交響曲(ガイア・シンフォニー)上映予定をまとめてみます。是非ご覧になってはいかがでしょうか。お勧めです。

 第一番 1992年 
 第二番 1995年 第一番から第二番へ
 第三番 1997年 故星野道夫に捧ぐ
 第四番 2001年 21世紀に生まれ育つ子どもたちのために
 第五番 2004年 全ての存在は時空を超えて繋がっている
 第六番 2006年 全ての存在は響き合っている

■てら
 
不都合な真実(An Incovenient Truth)に感動 [2007年02月11日(Sun)]
今日は、妻と映画『不都合な真実(An Incovenient Truth)』を観ました。



尊敬する久米信行さんが発行されているメルマガ『縁尋奇妙=異人種交歓「縁」メール』の2月8日号で、久米さんが涙したと書かれていらっしゃったのがとても印象的だったからです。

どこで上映しているのか公式サイトで調べたところ、思ったより映画館が少ないことに驚きました。運よく、1時間もかからないで行くことのできる、府中のトーホーシネマズで夕刻から上映していることを知り、早速出かけました。

観てみて、「今、地球の温暖化がこれほど進んでいることが、何故人々に伝わらないのか?」と単純に感じました。それとも、十分な情報があるにもかかわらず、人が目を背けているだけなのでしょうか。

私は、地球の温暖化の現実にただひたすら驚きました。

以前、ネットワーク『地球村』の高木義之さんの講演を聴いたときも、地球が汚染されていることに驚きました。そして、映画 『The Day After Tomorrow』を観て、描かれている未来に驚愕し、さらに、先日、『地球交響曲第四番』を観て、地球の愛おしさに気がついた私としては、今日観た映画が伝える現実は凄すぎると感じました。

このままいくと、事実が伝えるように地球の温暖化は、さまざまな天変地異をもたらすのでしょう。しかし、温暖化と因果関係が深い、CO2の排出を防ぐことによって、温暖化傾向を大幅に低めることができるというシミュレーションも提示されました。

可能なのです。

つい悲観的になってしまってもおかしくない内容でしたが、私は大いに元気付けられました。
アル・ゴア元アメリカ副大統領は、息子が交通事故で九死に一生を得たとき、守るべき命の大切さを痛感し、その命に素晴らしい地球を次世代に残すことが自分の使命だと語っていました。

彼は、一人の上院議員として1000回以上の講演を重ね、映画をプロデュースし、ひとりひとりの意識を変えようと、動いています。彼の必死な行動こそが、温暖化を防ぐ勇気となり元気を与える源だと思いました。こうすれば防げるという手法ではなく、防げるというメッセージを伝え続けるという行為が、温暖化を防ぐ行動を起こす大きな勇気になるのだろうと感じました。




『不都合な真実』ランダムハウス講談社の大型本の帯には次のように書いてあります。

  私たちが直面している気候の危機は、ときにはゆっく
  り起こっているに思えるかもしれない。
  しかし、実際にはものすごい速さで起っている。
  これほど明らかな警告が私たちの指導者たちの耳に
  届いていないように見受けられるのは、なぜなの
  だろうか?
  それを認めた瞬間に、道義的に行動をおこねばなら
  なくなるのを知っているがために、警告を無視する
  ほうが都合がよいから、というだけなのだろうか?
  そうなのかもしれない。
  しかし、だからといって不都合な真実が消え去るわけ
  ではない。
  放っておけば、ますます重大になるのである。
                     ───── アル・ゴア


■てら
 
太田空真さま新著『夫婦でありがとうといえる 幸せマネージメント』 [2007年04月27日(Fri)]
尊敬する太田空真さんの新著『夫婦でありがとうといえる 幸せマネージメント』が4月25日に配本されました。おめでとうございます!心よりお祝い申し上げます。
ありがたいことに、空真さんは、私たち夫婦を取材して本に掲載してくださいました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました!心より感謝いたします。



空真さんは、(株)生活デザイン研究所の代表取締役社長、総合プロデューサー、8冊の本を出版された作家と、マルチな活躍をされていらっしゃいます。そして、僧侶でもいらっしゃいます。

私が空真さんと初めてお会いしたのは、今は解散してしまった(社)ソフト化経済センターが主催されたソフトノミクス・フォーラム2002(2002年12月6日)でした。
セミナー終了後の新橋での懇親会で、初めてお話したことを思い出します。

その後、何度となくお会いする機会がありました。そして、尊敬する久米さんのお薦めにより、2005年冬、空真さんがブログをCANPANで作ってくださいました。空真さんは、隣接著作権がご本人に帰属するところを評価してくださったのです。当時は、CANPANブログが開設して3か月ほど。空真さんから戴いた嬉しい評価に、おおいに勇気付けられました。

そして、2006年6月ごろでしょうか、空真さんから、「定年後のプランついて夫婦で語りあうための『チャート』を書いてみませんか?」と封筒に入った資料一式を戴きました。

一式には、空白の多い表が書かれたA4用紙が、15枚ぐらいあったでしょうか。なかなかの分量でした。

申し訳ないことに、戴いてからしばらく忘れていたころ、「空真さんが待っているようですよ」との声を耳にしました。「これはいかん」と妻と取り組んだのが7月ごろ。

当時のことを思い出してみます。

確か、チャートから書き始めたと思います。自分の過去ですから、記憶をたどって順番に書いていきました。すると、当時のことが頭によみがえってきたことを覚えています。
そして、「自分が変わるべきところ」 チャートなどに取り組みました。

「夫(妻)のここが好き」「夫(妻)のここがあまり好きでない」をお互いに見せ合っては、「え〜!」とムッとしたり、「だよね」と笑ったり。

難しかったのが、これから1年間、10年間の目標、予定表です。書き始めてから、時間も経っているので疲れもピーク。考えるというより、手が勝手に動いて思っていることを字にしたような感じでした。本音そのもののような気がします。

全てを書き終えるまで、気がつくと5〜6時間たっていました。夜の9時ころから始めて終わったら2時を回っていました。何回かに分けて書いてもよさそうなものなのに、どうも私たちは、集中するほうが合っているようです。夫婦二人で、一緒に考えながら昔を振返り、そして未来を語り合った貴重な時間でした。

これからの目標について書いていたときは、「こんなことできるの?」とおぼろげだったことも、字になって読み返すと、なんだか可能に思えてくるのが不思議でした。

後日、空真さんから数時間にわたるインタビューを受けました。


今こうして、私たちの思いが活字となり、立派な本に掲載されていて、「本当にいいの?」と恥ずかしいやら、嬉しいやら、複雑な気持ちです。

一方で、一冊の本が出版されるまでの道程の一部を体験させていただき、そして端で垣間見させていただき、出版にいたるまでの関係者皆さんの情熱の凄さを知ることができました。

この本は、空真さんの3年にわたる取材によって抽出された、夫婦の皆さんのお互いへの思いと未来への夢が詰まっています。

登場された皆さんは、今でも日本のどこかで、今までと変わらず、生活されていらっしゃることでしょう。でも、ひとつだけ違うところがありそうです。

私たち夫婦にとっては、これからしたいことを、文字にしたことです。何がしたい?と思っていることを、共有して意識したのです。

「ふたりで書きこむ幸せチャート」を書き終わってみると、夫婦がお互いをどう思っているのかが分かります。そして、これからの二人がどうやって生きていくと楽しいかを二人で共有することができました。

チャートを作る作業は大変でした。今思うと、当然かもしれません。これから数十年を生きるための道しるべを初めて考えたのですから。

空真さん、貴重な機会をありがとうございました。心より感謝いたします。

こんな私たち夫婦ですが、本をお読みいただき皆さんのご参考になればこれほど嬉しいことはありません。そして、本をきっかけに、ご縁が広がることを願っています。ありがとうございました。


P.S.

チャートを実際に作るワークショップが開催されます。私たち夫婦も参加します。ご興味のある方は是非ご参加ください。


夫婦でありがとういえる 幸せマネージメント  
「ふたりで書きこむ人生チャート」のワークショップ


主催 生活デザイン研究所
協賛 日本財団CANPAN運営事務局  

日時 2007年6月17日(日)
会場 日本財団・2F会議室
時間 10時半から15時まで

定員 夫婦35組+他30名  
参加費 1500円(昼食・資料代含む) 

お申し込みはメールで mail[@]sdl.ne.jp
([@]を半角の@に変えてお送りください)

夫婦でもおひとりでも参加できます。

ワークショップでは、
「ふたりで書きこむ人生チャート」に、ご夫婦で書きこみをします。  
多くの夫婦と一緒に書きこみをすることで、
また、アドバイスを受けながら、この作業をすることで
家庭で書くよりも効率的に、チャートが完成します。
午前中は、座学、午後は、チャートに挑戦する
時間割になっています。

なお、当日はお弁当が出ます。
昼食時間は他の夫婦との語らいの時間となっています。



夫婦でありがとういえる 幸せマネージメント「懇親会」

主催 地球探検隊
会場 未定
時間 16時から
定員 100名  
参加費 未定(4000〜5000円予定) 

「夫婦でありがとういえる 幸せマネージメント」の
出版に関連して、全国から集まった人たちと
懇親会を開きたいと思います。

それぞれの方のプレゼンテーションから
なつかしのツイストパーティまで
自由に楽しく、皆様と交流をしたいと
思っています。

会場・会費などは決定していませんが、
仮エントリーを受け付けています。

お申し込みはメールで mail[@]sdl.ne.jp
([@]を半角の@に変えてお送りください)

■てら
塩沼亮潤さま&村上和雄さまの対談記事「極限の中に生きて」(『致知・六月号』)を読んで号泣 [2007年05月04日(Fri)]
昨年12月から購読しはじめた月刊『致知(ちち)』6月号を読んで2回大泣きしてしまいました。今日は1回目について書きます。



一つ目は、特集記事「塩沼亮潤(しおぬま りょうじゅん)さま&村上和雄さまの対談記事『極限の中に生きて』」です。

塩沼亮潤さん  村上和雄先生

塩沼亮潤さん  村上和雄先生


人はここまで真剣に一心になれるのか!と感激しました。人間性を高めようとする凄まじいまでの崇高さに心が打たれ、感動が魂中に鳴り響いて止まらなかったのです。
頬を伝わる涙にかまわず一気に読みました。

自分で、「私は何をやっているのか、必死か!?」とおおいに反省しました。

塩沼さんは、現在仙台市・慈眼寺の住職さん。1968年生まれですから、今年39歳の若い方です。共著に『大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)』(春秋社刊)があります。

塩沼さんは、修行道の中でも最も過酷な行の一つであるといわれる吉野の千日回峰行に臨み、1988年から11年目に見事満行されたのです。吉野の1300年の歴史の中で、満行されたのは二人目といいます。

塩沼さんと対談された方は、筑波大学名誉教授で、遺伝子工学で世界をリードする研究者のひとりの村上和雄先生。塩沼さんの心を、インタビューで引き出されていらっいます。村上先生は、遺伝子のあまりの凄さに「サムシング・グレートが創ったとしか考えられない」とおっしゃった世界的な科学者です。著書に『心の力』(致知出版社刊)があります。早速、『大峯千日回峰行』と併せてAmazonに注文しました。

では、千日回峰行とはどんな修行なのでしょう。

この荒行は、吉野の大峯山のふもとから、1日48キロメートルの山道を16時間で、登ってその日のうちに帰ってくることを千日行うのです。吉野では、登る期間は5月から9月の4か月間で120日と決められています。ですから、11年目に満行されました。

一日は、23時に起床。滝で体を清め、行者の参籠所(さんろうじょ)へ行き、小さなにぎりを2個。0時半から山へ。大峯山頂の行者がいる宿坊に着くのが8時半ごろ、おにぎりを食べ帰ってくるのが15時半ごろ。帰ってきて、泥だらけの装束を洗い、掃除をして日記をつけ就寝は19時ごろ。4時間半ほどの睡眠。

なんということでしょう。

毎年、行を始めて1か月ほどで爪がぼろぼろになるといいます。梅雨時には血尿が出たそうです。この極限を超えると、逆に体が軽くなったといいます。

その間、「後悔だけはしたくない」との思いで、一瞬一瞬を真剣にやりぬいたのです。

また、何か足をにつかまれ、ふと気がつく崖っぷちだったとか、イノシシが襲ってきたり、餓鬼に行く手を阻まれたりしたことがあったようですが、幻覚だったそうです。それが、4、500日頃から、如来さまや天女さまの幻覚が見えるようになったとおっしゃっています。

村上さんは、人間の遺伝子は95%は眠っているとおっしゃいます。その眠っている部分のスイッチが入るのは、楽しいこと、嬉しいことだけでなく、厳しいことでもスイッチが入るとおっしゃっています。

そして、塩沼さんは、極限の状態で嘆きの涙ではなく幸せの涙がでたお話をされました。

土砂降りの雨のなかで、疲労困憊のとき、おにぎりを食べていたら、雨で米粒が手から流れてしまう。一粒一粒をすするように食べていたとき涙がでてきた。「なんて自分は幸せなんだろう。この瞬間にも地球上では食べられなくて亡くなっていく人がいる。自分の心を磨くという尊い仕事をさせてもらって、なんて幸せなだろう」と思われたのです。

その後塩沼さんは、千日回峰行とセットになっている「四無行(しむぎょう)」を行っています。これは、9日間の断食・断水・不眠・不臥(ふが)。まわりの人は、死臭がしたと言っていたようです。この四無行も達成されました。この後も八千枚の大護摩供に挑戦し見事にやり遂げられています。

塩沼さんは、荒行を通じて得たメッセージをこのようにお話されています。


人間は雨を降らすこともできなければ、風を吹かせることもできない。与えられた環境の中で辛いこと、苦しいこと、寂しいこと、いろいろありますが、それに共感しながら生きていくことが大切。

タンポポの種が山に落ちたり、アスファルトや水溜りに落ちる。人間もタンポポと同じで、自分の生まれたところがどんな場所であっても、いまいる場所がどんな環境であっても、そこで精いっぱい花を咲かせることが人生。

与えられた環境の中で精いっぱい生かせていただく。そして朝「きょうもよろしくお願いします」と手を合わせ、一日何事もなかったら「ありがとうございました」と」感謝して生きることが大切だと感じました。


ありがとうございました。
書いていて、また感動してしまいました。塩沼さん、村上先生を知ることができて幸せです。『致知』に感謝いたします。ありがとうございました。

■てら
 
「ハンコック」のウィル・スミスと、シャーリーズ・セロンの相性の秘密とは?!「告発のとき」の映画をDVDで観て感動。 [2009年01月18日(Sun)]
「告白のとき」のDVDを観ました。2007年のアメリカ映画です。
子供を思う親の気持ち、そして、戦争に隠された暗部とそれに心を壊す若者たちが描かれていて胸がつまりました。子供はいくつになっても、イラクで戦う戦士になっても、親にとっては子供。自分の親の気持ちに思いを馳せてせつなくなり、そして子を持つ親としての自分を思い、恥ずかしくなりました。

告発のとき


主なキャストは、主演のトミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドンの3人。皆、情念を感じさせる演技をしていました。
とくに、トミー・リー・ジョーンズは良かったです。「メン・イン・ブラック2(2002」「追跡者(1998)」「ボルケーノ(1997)」「メン・イン・ブラック(1997)」を覚えています。

彼は、1946年生まれの63歳。Yahoo!映画によると、

トミー・リー・ジョーンズ
トミー・リー・ジョーンズ

トミー・リー・ジョーンズ 大学はハーバードの英文学を専攻(ルーム・メイトはゴア元副大統領)。フットボールではアイビー・リーグの最優秀選手賞を受賞するという才能の持ち主。その一方では高校時代から演技に目覚めて、大学でも4年間演劇部に所属。卒業後はニューヨークに渡りブロードウェイの舞台に立つ。・・・


凄い人です。天は二物を与えないといいますが、彼にとっての才能は演じて人を感動させることだったのでしょうか。迷いもあったかもしれません。しかし、今まで演じ続けている人生は、やはり凄いと思いました。

そういえば、「告発のとき」のトミー・リー・ジョーンズの相方とでもいう地元警察の刑事は、シャーリーズ・セロン。「メン・イン・ブラック」のトミー・リー・ジョーンズの相方はウィル・スミス。
先週から全国で上映が始まった「ハンコック」は、主演ウィル・スミス、相方は、シャーリーズ・セロンです。
ハンコックの映画上映キャンペーンのTV放送をみたとき、ウィル・スミス、シャーリーズ・セロンの相性が良いように感じたのは、トミー・リー・ジョーンズのご縁だったか?などと妄想をふくらませました。

■てら
『クラウドの衝撃』城田真琴(野村総合研究所)著に感動 [2009年02月13日(Fri)]
『クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった』城田真琴(野村総合研究所)著を読みました。



いやー、凄いです。まるで、SF小説のようでした。でも、ここに書かれていることは、現実なのです。今、世界で動いている事実なのです。

コンピュータシステムはより使いやすくなって、人を幸せにする道具として進化していくことでしょう。その過程で、クラウドという形態をとることがよくわかりました。

興味深かった点を引用します。

・世界にコンピュータは5つあれば足りる。1つはグーグル、2つ目はマイクロソフト、そしてヤフー、アマゾン、イーベイ、セールスフォース・ドットコムだ。(サン・マイクロシステムズ CTO(最高技術責任者)グレッグ・パパドポラス氏が2006年11月に自身のブログに綴った言葉)

・インターネット上に雲のように浮かぶ巨大なコンピュータ群を必要に応じて利用できるコンピュータの形態が、クラウド・コンピューティングとなる。

・電力や水道などが、それぞれ、コンセントにプラグを差すだけ、蛇口をひねるだけで利用できるのと同じくらい容易にコンピュータ・リソースを利用できる。料金も電力、水道と同じように実際に利用した分だけを支払う。

・グーグルが保有するサーバが仮に100万台とした場合、・・・グーグルが保有するサーバの1日あたりの故障率を0.55%とすると、全世界で1日に故障するサーバ台数は5,500台にもなる・・・グーグルはシステム管理、ネットワーク、そして負荷分散に関する技術を、おそらくは検索アルゴリズムそのものよりも厳重に管理している。

・いち早くクラウドコンピューティングを開始したのはアマゾン。・・・ウォールストリートでは、アマゾンのクラウド・コンピューティング関連事業の売り上げは1億ドルに満たないと想定されている。・・・年間150億ドルの売上を誇るアマゾンであるが、年間で黒字化に成功したのはサービス開始から8年後の2003年である。

・オラクルデータベースなどをアマゾンEC2上でライセンスを提供できるサービスを提供する。
 (てらうち注:オラクルのDBを、クラウド・コンピューティングで使えようになると、CANPANも移行可能になるかも)

・端末には高速なプロセッサーも大容量のハードディスクも不要となり、これまで主役だった高性能なPCは主役から引きずり下ろされる。代わって主役の座につきそうなのは、「ULCPC(Ultra Low-Cost PC)あるいは「ネットブック」と呼ばれる超低価格PCだ。


クラウド・コンピューティングの技術は、決して特定の大企業だけが使う最先端技術ではないと思います。ベンチャーなど小さい企業こそ、スピーディに導入して事業に専念することが可能な仕組みだと思います。ツールを準備する力を、事業に傾注することができるからです。財団でも、2009年4月から 次期グループウェアとしてGoogle Apps Premier Editionを採用することが決定しました。

いよいよ、天野敦之さんがおっしゃる「会社とは人を幸せにする価値を創造し、その対価として利益を得ること。仕事とは、人を幸せにする価値を創造すること」が実現しやすくなっていきます。そして問われるのは、福島正伸先生がおっしゃる「夢しか実現しない」の「夢」だと思います。

CANPANは、世のため人のためにお役に立ちたい人と活動を応援します。

■てら
「クライマーズ・ハイ」のDVDを観ました。 [2009年02月14日(Sat)]
久しぶりにDVDでも観ようとTSUTAYAへ行きました。ぶらぶらしながら棚を見ていると、目に飛び込んできたのが「クライマーズ・ハイ」

横田秀夫さんが上毛新聞記者時代に遭遇した日本航空123便墜落事故(1985年8月12日)をもとに、事故時の群馬県の架空の地元新聞社を舞台にした小説『クライマーズ・ハイ』を映画化したものです。監督は、原田眞人さん


クライマーズ・ハイ
命を追った、あの夏。クライマーズ・ハイ


日本航空123便墜落事故は鮮明に覚えています。1985年は長男が3月に生まれた年で、私は29歳でした。

1985年8月12日(月)、テレビの報道番組に釘付けとなっていました。何故、日航機に乗っている人と、ここでテレビを見ている人がいるのか、その運命の違いを感じながら、刻々と推移する悲惨な事故を追っていました。

翌日13日(火)、朝刊を読んでいて驚きました。当時所属していた三光汽船が負債総額1兆円という戦後最大規模で倒産したことが書かれていたのです。まさか、自分が所属している会社が倒産するとは思ってもいませんでした。

単独では世界最大の航空機事故と、戦後最大の倒産が重なった日でした。自分の中では、事故と倒産がオーバーラップして刻み込まれました。

「クライマーズ・ハイ」のDVDを手にして説明を読んだ瞬間、当時のことが蘇り思わず借りました。


DVDを観て、当時のことを違う面から再現しているかのように感じました。今でも親しくお付き合いさせていただいている友人が、当時会社の命令で遺体を収容していた体育館に詰めていたことが思い出され、内容がリアルに感じられました。

DVDでは、人間の熱意、いえ、熱意というか人生における使命そのものが伝わってきました。誰もが、自分に課せられてポジション、つまりお役を全うしようとしている一所懸命に胸が打たれました。

また、登場人物誰もが、自分の考えを持っていて、どれが正しいということも無いようにも感じました。
日航事故全権デスク・悠木和雄(俳優・堤真一)は、自分の役目を全うするにあたり悩みます。そして決断します。その決断は、周囲の思惑に惑わされるわけではなく「真実を社会に伝える」という、己の人生の使命に基づいていたのです。

正しいか間違っているかではなく、己の人生における使命を意識し、それにぶれることなく生きることができるかどうか、それが重要だと教えてくれたように感じました。

Wikipediaによると「クライマーズ・ハイとは、登山家の興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態」とのことです。主人公悠木和雄は、極限の状態になっても、我を忘れることなく、己の人生における使命を果たしたのです。

「私にそれができるか?」、考えさせられました。

■てら
『奇跡のリンゴ−「絶対負不可能」を覆した農家 木村秋則の記録−』(幻冬舎)に感動 [2009年06月22日(Mon)]
『奇跡のリンゴ』
『奇跡のリンゴ』

『奇跡のリンゴ−「絶対負不可能」を覆した農家 木村秋則の記録−』(幻冬舎)を読みました。
私は、電車での移動中は読書することが多いのですが、この本も、電車で読んでいて涙がこぼれてしまいました。

無農薬でリンゴを育てて収獲するまでの8年間

が、書かれています。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班の監修、石川拓治さんの著です。

自分を信じ、リンゴに語り、無農薬でリンゴを実らせた木村さん。必死なのは木村さんだけではありませんでした。家族も全身全霊で木村さんを、支えました。

本の帯には、こう書いてあります。「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」「ニュートンよりもライト兄弟よりも偉大な奇跡を成し遂げた男の物語」。その通りだと合点です。

本の表紙には、主人公である木村秋則さんの満面の笑顔が載っています。が、しかし、何故か前歯がありません。この理由は、本を読むとわかります。皆さん、お楽しみに。

軌跡のりんごを生んだ夫婦
軌跡のりんごを生んだ夫婦
木村 秋則・美千子さん(青森県 弘前市)


Chez Iguchi(シェ・イグチ)さんHPよりリンク

■てら