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第1回出版戦略セミナー「あなたのアイディアを出版企画にする技術」 [2006年10月31日(Tue)]


本夕、(有)エリエス・ブック・コンサルティング(代表取締役社長・土井英司)主催の「出版戦略セミナーシリーズ第1回−あなたのアイディアを出版企画にする技術−」に参加しました。

全10回シリーズの第1回。19:00〜21:30という時間にも関わらず会場は満員。参加者は30名限定で、その内訳は驚くことに、出版経験のある方が4割、出版直前の方が3割、これからの方が3割とのことでした。さすが、元amazonのカリスマバイヤーとして数々のベストセラーを出された土井さんのセミナーだけあって、真剣に考えられている方々が集っていました。

私としては、CANPANに関する本を出版して、さらに多くの方々にCANPANを使っていただきたい、そんな思いでセミナーに参加することを決意。妻には私が飲み代を減らすことで納得してもらいました。

今回のセミナーで最も印象深かったことを記します。

★著者のプロフィールこそ全て
 3か月かけてやっとできるほど、自分を見つめることが必要。なぜなら;

 (1)プロフィールは一人歩きする

   引用され、ニュースの種になる。何万部発行され
   ると、何万のプロフィールが世界に広がる。間違っ
   た箇所は間違ったまま広がる。

 (2)客観的な言葉を使う

   第三者の視点で語る。他社評価。自己PRではダメ。

 (3)コアコンピタンスとコアエッセンスが重要

   コアコンピタンスとは、今までやってきたこと。

   コアエッセンスとは、自分らしさであり、己の敵
   をはっきりさせることとも言える。

   つまり、欠点を明らかにする、こととも言える。
   これが最も難しく、人が感動するところでもある。
   プロフィールに欠点が明らかになっていれば、読者
   は最初から納得をする。あとで、欠点がわかって
   くると、著者の一貫性が疑われ信用を失う。


うーん、これを聞いて、プロフィール作りとは、自分を飾らずありのままを言葉にする、きつい作業だと思いました。「いい格好しい」は、通用しないということです。

セミナー終了後は、土井英司さん、都合がつく参加者と近くの居酒屋で懇親会。セミナーでは、聞けなかったことも、どんどん聞くことができます。さらに、参加者どうしも距離がぐっと縮まりました。このセミナーが終わるころに、ベストセラーが何人登場するのでしょうか。とても楽しみです。


<本日のトピックス>

1.出版できる人とできない人の違い
  新人かどうかは関係ない! 著者に必要なポイントとは?

2.なぜアイデアだけでは出版できないのか?
  これまでに見てきたボツ企画書から共通点をあぶり出すと…。

3.知らないと話にならない! 企画書に必要な5つの要素
  出版社全20社の企画書フォームからわかったポイントとは?

4.実践! 編集者が思わず飛びつく企画書の作り方
  それぞれの項目の書き方を徹底指南

5.企画書作りよりもっと大切なこと
  プロフィール作りのポイントを極めるだけですべてが変わる!

6.売れるマーケットをどう見極めるか
  半年先のトレンドを見極めるためのテクニック

7.著者としてのポジション取りの戦略
  10年読者の脳裏に焼きつくブランド化の極意とは?

8.今、出版社が求めている企画とは?
  最新出版トレンド

9.出版社と交渉する際の作法
  相手の事情を理解することなしに、出版の成功はない

10.最後は優秀なスタッフと仕事した人が勝つ! エース編集者を見極めるポイント
  いい仕事は、やはり一流の人材によって実現されている

■てら
第2回出版戦略セミナー「今この企画なら通る!出版社への営業戦略と交渉テクニック」 [2006年11月29日(Wed)]
本夕、(有)エリエス・ブック・コンサルティング(代表取締役社長・土井英司)主催の出版戦略セミナーシリーズ第2回「今この企画なら通る!出版社への営業戦略と交渉テクニック」に参加しました。

今回は、3名の著名な編集者がお見えでした。土井英司さんとのパネルディスカッションでは、土井さんが編集者の思いを見事に引き出されて、本音に満ちた素晴らしいトークセッションでした。出版とは、凄いシナリオがあることに驚きです。

興味深かったことを記します。

1.本を書くということは、影響力を手に入れること

 出版は、その業界の約5%ほどの方によって書かれている。出版するということは、こうした方々とのお付き合いの機会が増えるということ。

2.今後は2足のわらじ作家がどんどん登場する

 専門家は自分しかない情報を持っていて、タレント性のある人を出版社は探している。

3.編集者はこんなところを見ている

 ・世の中のお役に立ちたいという気持ちがあること
 ・出版社を出世の道具としてみている人はNG
 ・ポジティブに物事を捉えている人
 ・誰に向けて何を書きたいかが明確
 ・自分が使っている単語を使っていること

以下、プログラムから抜粋します。

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・


■広部潤 氏 (講談社 ビジネス出版部 副部長)

1966年神奈川県生まれ。広告代理店勤務を経て、91年講談社入社。ヴューズ編集部、週刊現代編集部、現代新書出版部を経て、現在、ビジネス出版部に所属。2006年にスタートした書籍シリーズ「講談社BIZ」の編集に携わる。

■千葉正幸 氏 (ディスカヴァー・トゥエンティワン) 

慶應義塾大学文学部卒。日本実業出版社を経て、2002年ディスカヴァー・トゥエンティワン入社。03年より手がけている『夢をかなえる人の手帳』シリーズは、業界に「コンテンツのある手帳」という新しい領域を切り開いた。現在、編集次長。

■齋藤宏軌 氏 (かんき出版 編集部)

1972年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。1998年、株式会社かんき出版に入社。編集部に所属。

<トピックス>

・企画書のどこを見ているのか?

・著者と面会した時、何に注目するのか?

・面会時、絶対にする質問は?

・新人が出版にこぎつけるのはやはり難しいのか?

・新人を売り出すためのテクニック

・ベストセラーの条件(過去の経験・作品を振り返って)

・ベストセラー作家になる人の共通点

・文章力は大事なのか?

・著者は、できる編集者をどうやって見極めればいいのか

・カテゴリーごとの要諦(ビジネス、自己啓発、実用)

・各カテゴリーにおいて、これからも売れていくと思われるテーマ

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

皆さま、素晴らしい勉強をさせていただき、ありがとうございました。


■てら
 
第3回出版戦略セミナー「単行本・ムック・新書・文庫、 書籍形態別マーケティング!」 [2006年12月21日(Thu)]
本夕、(有)エリエス・ブック・コンサルティング(代表取締役社長・土井英司)主催の出版戦略セミナーシリーズ第3回「単行本・ムック・新書・文庫、 書籍形態別マーケティング!」に参加しました。

今回で3回目です。毎回懇親会があるので、楽しくお酒をご一緒にさせていただいた方も大勢いらっしゃいます。セミナーが10回終わったときには、何人が本を出版されていらっしゃるのででょう。といっても、もともと出版を経験された方が参加者の3割以上いらっしゃるようなので、もうすでに何人もの著者の方とお知り合いになっていることになります・・・。

今回も、お二人の著名編集者がお見えでした。毎回、本を作られる側の方の生きたお話を聞くことができて、大変勉強になります。また、セミナーが終わってからの懇親会では、編集者の方ともお話をすることができて、ご本人が身近に感じられます。

私は運よく、ゴマブックスの遠藤励起さんから、自分のキャッチコピーのヒントをいただきました。「人生の荒波を幸福に変える男、寺内昇」、ありがとうございました。

今回の興味深かったことを記します。

1.レバレッジ(梃子)をかけること

 一つのストーリーを複数の媒体で使うことを当初から想定することが大切。レバレッジ(梃子)が小さな力で大きな働きをするように、一つのことで複数の展開を意識すること。

2.配本から1週間が勝負

 語学の例だと初版の印刷部数は、単行本 5,000冊、新書 15,000冊、文庫 20,000冊。売れないと倉庫行きとなる。

3.人の人生を豊かにしたい本を出版したいという帆を張るとご縁という風が吹く

 豊かに生きることができるような本を作りたい。そんな本をつくりたいという帆を張ると、ご縁という風が吹いてきて、出版が進む。

4.運命の編集者との出会いは必ずある

 編集者と感性が合わなかったら止めること。1時間話せばわかる。

プログラムから引用します。

 
 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

・遠藤励起氏 (ゴマブックス 取締役編集長)
・笠原仁子氏(ポプラコミュニケーションズ文庫編集部 部長)

<トピックス>

・ 単行本・ムック・新書・文庫といった書籍形態による出版基礎知識

・ 形態別、求められるコンテンツの特徴とその違い

・出版社は企画のどこ何を見ているか?書籍形態による企画の採用状況

・単行本からムックになる本の特徴

・シングルソースからマルチユースを狙うには?実例と戦略

・これから狙う書籍形態はどれ? 他

 ・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・・〜・

皆さま、素晴らしい勉強をさせていただき、ありがとうございました。

■てら
 
第4回出版戦略セミナー「自己啓発書で目指せ100万部!」 [2007年01月26日(Fri)]
本夕、(有)エリエス・ブック・コンサルティング(代表取締役社長・土井英司)主催の出版戦略セミナーシリーズ第4回「自己啓発書で目指せ100万部!」に参加しました。

今回で4回目。いつも素晴らしい編集者の皆さんの話を直接聞くことができて刺激を受けるセミナーです。終了後の懇談会でも、すっかり話が盛り上がりました。

セミナーには、日本を元気にするために活動されている越山雅代さんも参加。懇親会では、なんと同じテーブルでお話をさせていただきました。お陰さまで、セミナーそして懇親会を通じて、元気をたっぷりいただきました。感謝です。


今回のセミナーに登場された編集者は、

・サンマーク出版 第1編集部編集長 高橋朋宏さん
 128万部ベストセラー『病気にならない生き方』の担当編集

・総合法令出版 第2編集部 金子尚美さん
 2006年ビジネス書No.1ベストセラー『鏡の法則』(80万部)の担当編集
 現在大ブレイク中、そうじ本ブームの仕掛け人

というお二人でした。

印象に残っていることを記します。

・出版は1日、約210冊が出版されている(年間約7万冊)
・編集者は最初の読者
・情報はネットで、本は情緒をディープに
・現状に満足していてももっと前に行きたいと思っている層を読者に
・悩みに応えることができる本になっているかどうか
・本を出す目的がビジネスがうまくいくためだけだと幻滅する
・読者が読んだのちにどうなって欲しいのかを明確に
・著者は、自分の仕事をどれだけ掘り下げて、オリジナリティを追求しているか

本当に勉強になります。素晴らしいセミナーをありがとうございます。

<本日のトピックス>

1.自己啓発書のメインターゲットである女性の心をつかむ企画の作り方
2.ミリオンセラーを生む、マーケティングの手法
3.2007年の自己啓発書マーケットの動向と、有望な企画

■てら