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小西浩文さん(登山家)の講演会に感動。 [2009年02月16日(Mon)]
昨日のブログでご紹介した登山家、小西浩文さんの講演会に行ってきました。

新宿区立新宿文化センターの210名の会場は、お客さんで満席でした。今回の講演会を企画された小林良正さんは、2週間に企画をスタートされたと言っていましたが、凄い動員です。主催者である小林良正さんが、心から応援している小西さんだからこそ、知人の方々、そして知人の知人が駆けつけたのだと思います。

私も先輩にも声をかけさせていただきましたが「寺が誘うんだから間違いないと思ってきた。でも本当に来て良かった」と言ってくださいました。

登山家、小西浩文さん
登山家、小西浩文さん


超真剣な講演会でした。24時間精進している小西さんの生き方が、びんびん伝わってきた2時間でした。DVD、スライドを交えた講演が1時間。質疑応答が1時間。質疑応答が1時間というのは、初体験です。尊敬の念で質問する人も、誠実に真剣に答える小西さんも真摯そのもので、中身の濃い活きた時間でした。

質疑応答で、小西さんがおっしゃった中で印象深かった内容を記します。

・6,000m以上の高度では、1日1Kgやせるほど体力を消耗する。
楽しいことはない。でも、登山をするのは、ワクワクドキドキすることを目指した自分がいるから。ワクワクドキドキすることが自分が目指した人生だから、あきらめない。

・頂上に到着しても、それは全行程の半分。無事に山を降りて自宅に帰って全ての行程が終わる。

・昨年から、人間が生きていくことのできない環境の頂上には、何物にも代えがたい宝があることに気がついた。それは、自分の登山を支えてくれている様々な人々の「思い」という宝である。その思いは、元気、愛、勇気、優しさ、何物にも代えがたい素晴らしい宝。
自分の役目は、山の頂上にある宝を、人間社会に持ち帰って、必要としている人に届けることだと思っている。

・登山のための訓練では、心をコントロールすることができるようになることが一番大切。1日24時間、心を鍛えている。自分が苦しいときに人を思いやることができる人が一番強い人。



本日は、真剣に心が触れ合えるご縁をありがとうございました。小西さんと会場に集まられた人たちの魂が一体となった場でした。
3月からマナスル(8,163m)無酸素登頂に出発される小西さん、どうぞ御無事でお帰りになり、そして宝ものを私たちに届けてくださることを心待ちにしています。
小林良正さん、ご紹介をありがとうございました。

■てら