RIFCR研修 [2014年07月06日(Sun)]
先日NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワークによるリフカー研修を受けてきました。
9:30〜19:00と言う長丁場!! 果たしてそんな長時間耐えられるのだろうか、、、と一抹の不安はよぎりましたが 本当にあっと言う間に終わってしまい、もっともっといろんな話を聞き、参加者で意見交換たくさんしたかった!と心の底から思いました。 リフカーとは…「性虐待を受けたかもしれない」と疑われるお子さんから、性虐待を疑うべき情報を聴き取る技法です。 聞きすぎてはいけない。余計なことは聞かない。 自分の役割を逸脱しない。 これって簡単なようですが、本当に難しかったです。 この手の仕事をしていると「たくさん丁寧に話を聞くことが大切」と思っている方がたくさんいると思います。 でもたくさん余計な情報を聞いたせいで、司法面接の邪魔をすることもあるんだそうです。 「沢山の丁寧な聞き取り」は司法面接の仕事であって 私達は最低限の情報だけを聞きとり、通告することが何よりも大切だと学びました。 最低限の認識がさまざまだと思います。 「最低限」は本当に「最低限」。「誰に何をされた」だけ。 日にちも聞いちゃダメ。 ただ「誰に何をされた」のか聞き取りすりゃーいいわけじゃない。 その聞き取り方が重要!! 子どもを守りたい!と思ってる方々みんな絶対受講してください!! 今回の参加者の皆さん、本当に虐待現場の第一線で働かれてる方ばかりでした。 だからこそ余計、この「最低限」にみんな悪戦苦闘! ロールプレイやった時にはもうパニックでした(笑) てんぽにたどり着く子でも司法面接を受ける子はいます。 もちろんてんぽに連絡が来た時点で被害の有無はわかっているので てんぽの中でリフカーをやるかと聞かれればやりませんが、 司法面接を受けると予想される子に、 入所前の面接でどこまでの範囲の話を聞くべきなのかいつも悩んでいました。 大切なのは「司法面接の邪魔にならないために自分の役割をきちんと認識する。でしゃばらない。」 このことを学べたことは非常に大きかったです。 これは子どもたちと直接接する機会の多い学校の先生たち全員に受けて貰いたい講座だと思いました。 受講終了すると受講証明証がもらえます。 こんな素敵な物もらうなんて何十年ぶりかしら! 日本虐待ネグレクト防止ネットワークHP:http://cmpn.childfirst.or.jp/ どん |
Posted by
てんぽ
at 13:07