• もっと見る
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
はる
どうしてるかな? (07/03) はる
どうしてるかな? (07/01) はる
どうしてるかな? (06/24) ゆうき
何故…?!?!??? (11/09) てんぽファン
当たり前のこと (09/13) はる
久しぶりのブログ更新★ (07/20) はる
お茶でも一杯 (06/28) スタッフD
お茶でも一杯 (06/16) はる
お茶でも一杯 (06/07) スタッフD
最後の砦 (06/04)
最新トラックバック
RIFCR研修 [2014年07月06日(Sun)]
先日NPO法人子ども虐待ネグレクト防止ネットワークによるリフカー研修を受けてきました。
9:30〜19:00と言う長丁場!!
果たしてそんな長時間耐えられるのだろうか、、、と一抹の不安はよぎりましたが
本当にあっと言う間に終わってしまい、もっともっといろんな話を聞き、参加者で意見交換たくさんしたかった!と心の底から思いました。

リフカーとは…「性虐待を受けたかもしれない」と疑われるお子さんから、性虐待を疑うべき情報を聴き取る技法です。


聞きすぎてはいけない。余計なことは聞かない。
自分の役割を逸脱しない。

これって簡単なようですが、本当に難しかったです。
この手の仕事をしていると「たくさん丁寧に話を聞くことが大切」と思っている方がたくさんいると思います。
でもたくさん余計な情報を聞いたせいで、司法面接の邪魔をすることもあるんだそうです。
「沢山の丁寧な聞き取り」は司法面接の仕事であって
私達は最低限の情報だけを聞きとり、通告することが何よりも大切だと学びました。
最低限の認識がさまざまだと思います。
「最低限」は本当に「最低限」。「誰に何をされた」だけ。
日にちも聞いちゃダメ。

ただ「誰に何をされた」のか聞き取りすりゃーいいわけじゃない。
その聞き取り方が重要!!
子どもを守りたい!と思ってる方々みんな絶対受講してください!!

今回の参加者の皆さん、本当に虐待現場の第一線で働かれてる方ばかりでした。
だからこそ余計、この「最低限」にみんな悪戦苦闘!
ロールプレイやった時にはもうパニックでした(笑)

てんぽにたどり着く子でも司法面接を受ける子はいます。
もちろんてんぽに連絡が来た時点で被害の有無はわかっているので
てんぽの中でリフカーをやるかと聞かれればやりませんが、
司法面接を受けると予想される子に、
入所前の面接でどこまでの範囲の話を聞くべきなのかいつも悩んでいました。

大切なのは「司法面接の邪魔にならないために自分の役割をきちんと認識する。でしゃばらない。」
このことを学べたことは非常に大きかったです。


これは子どもたちと直接接する機会の多い学校の先生たち全員に受けて貰いたい講座だと思いました。


受講終了すると受講証明証がもらえます。
こんな素敵な物もらうなんて何十年ぶりかしら!
10492223_651493014942336_3821059629482533700_n.jpg

日本虐待ネグレクト防止ネットワークHP:http://cmpn.childfirst.or.jp/


どん
Posted by てんぽ at 13:07
第一回養子の日記念 養子縁組団体フォーラム [2014年05月02日(Fri)]
2014年4月26日に
第一回養子の日記念 養子縁組団体フォーラム
〜家族はいろいろあっていい、すべての子どもに幸せな家庭を〜
に参加してきました。

yousi.jpg

【対象】養子を迎えることを検討している方、養子縁組に関心がある方

【内容】養子縁組団体・支援団体からのお話、団体紹介、養親子の日常写真紹介、取り組み紹介、交流会タイムなど。


こうのとりのゆりかごの取り組みをされている慈恵病院から民間団体と言った幅広い支援している側と、実際に養子縁組をされたご家族がたくさんいらっしゃいました。

前回勉強会で出会ったご夫婦に招待されて今日は参加してきたのですが
迎え入れた息子さんに初めてお会いしました。
これが不思議なもんで顔が似てるんですよ。

縁組みをされたご夫婦達の話に涙してしまいました。
それぞれ養子縁組を決断した理由は違います。
皆様本当にご夫婦で話し合いを重ね、勉強をして、決断に至ったのが伝わってきました。
涙ながらに「どんなに泣いてもかまいません。」と子どもが泣くことが本当にうれしくて仕方ないと表現されていた方がいらっしゃいました。
普通ならイラっとして手を挙げかねない状況です。
でもずっと子どもが欲しくて欲しくて努力してきたご夫婦にとって
その泣き声は待ち望んでいた状況なんですね。

そしておもしろかったのですが、奥様が「何月にこの子を迎え入れました」というと
旦那さんが以下のイラストのように子どもを「じゃじゃじゃじゃーん」的に持ちあげるのです。
可愛くて可愛くて仕方ないというのが伝わってきました(笑)
image.jpeg


てんぽで妊婦さんを受け入れることがたまにあります。
自分で育てることができる子。それが叶わない子。それぞれです。

赤ちゃんが迎え入れてもらえる家族の現状を知れたことは
今後生んだ後に手を離すことをよぎなくされるかもしれない子どもにいろんな話をしてやれるかもしれない、と本当に考えさせれました。

まだまだ養子縁組は日本では「特別なこと」という色が濃いと思っています。
海外では出産と同様「おめでとう!」とみんな祝ってくれる当たり前のことなんだそうです。
でも日本で「養子縁組したんだ」というと「なんで?」「大変だね」と言われるのが現状。
子どもたちの為にも、血縁関係のない家族だって立派な家族なんだ!と言う風潮が強まって欲しいです。
そもそも夫婦自体血縁関係ないんだから、子どもに血縁関係ないことが何がおかしいの!?と私は思います。
夫婦が人生と言う時間を共にして「家族になる」ように、子どもとだって時間を共にして「家族になる」ことが当たり前でいい。
それこそ「血縁関係あるんだから!だから家族でしょ!!」と言う親の思い上がりがどれだけ子どもを苦しめているのか。
個としての尊厳を認め合うことが家族にも必要であり
尊厳を認め合うならそこに血縁関係はなくていい。


多様性のある社会に!!!


私は強くそう思います。

もしFacebookやられている方は以下のページのぞいてみてくださいね!
特別養子縁組促進キャンペーン 


…全然関係ないんですけどね、ボスDという表現やめようかなと。
小学生のころのあだ名「どん」という表現に変えますww
よろしくです。

どん(もとボスD)
Posted by てんぽ at 19:06
フェアスタートキックオフイベント [2014年04月28日(Mon)]
2014年4月25日₍金₎に
株式会社フェアスタート、NPO法人フェアスタートサポートの
「社会的擁護の子ども達・若者への就労支援議場 2014年度活動キックオフイベント」
に参加してきました。

フェアスタートは施設の入所者、退所者を専門に就労支援、フォローアップを行っている会社、法人です。

代表の永岡さんには本当にお世話になりまくってます。
でも永岡さんのおかげで、てんぽを利用した子が企業につながり、仕事に就いたことで
安定した自立生活をスタートすることができています。

「ご飯食べる為に、どんな仕事も我慢しなさいよ」なんて絶対言いません。
永岡さんはその子の個性をきちんと見極め、マッチングした企業につなげてくれます。
自分に見合った仕事だからこそ、継続することができます。

2014年度のフェアスタートは
「日本の若年層において起こっている貧困の連鎖の解決に貢献」すること、だそうです。

ここ最近貧困の特集がたくさん組まれており、
みなさんも「これが日本の問題なんだろか」とびっくりしたのではないでしょうか。
でもこれは現実です。

永岡さんは「貧困は本人たちの問題じゃない!構造的な問題が大きい!」とおっしゃっています。
その構造ををきちんと見極め、施設入所中、退所時支援、退所後支援それぞれに合った支援をしてくれます。


そしてな、な、なーんと!!2017年を目標として「フェアスタート就労支援センター」を設立することが今の夢なんだそうです。
モデルは「ビッドウェルトレーニングセンター」なんだそうです。
地元の企業と提携して、料理、薬剤技術、園芸などの教室を提供し、大人向けの職業訓練も行っている。
対象者:貧困者、ホームレス、非行少年、犯罪者
だそうです。
ここで訓練を受けた子たちは就職後に活躍しているんだそうです。

永岡さんはそれを日本で作りたい!!!という大きな夢を語ってくれました。
常に前を見据えている永岡さん、やっぱりかっこよくて尊敬します。



最終的に子どもたちが根を張るのは「社会」です。
社会の一人一人が問題意識を持ち、社会が子どもを支え、育てることがすべてです。
その架け橋を担ってくれているのがフェアスタートなんだ!と強く感動しました。
Posted by てんぽ at 15:17
横浜いずみ学園見学 [2014年04月17日(Thu)]
昨日、ボランティアの皆さんと一緒に、
横浜いずみ学園を見学してきました。

園長さんに施設の紹介をしていただきました。
情緒が不安定な子どもたちに寄り添う、理念やそれを支える職員の体制は
園長さんの意気込みを感じ、素直に「すごいな!」って思いました。

建物の中の部屋の配置も、
いつでも、どこでも、子どもを見守っている!
声をかけられる!・・・など、職員がかかわりやすいように
考えられていました。

子どもにとって、横浜いずみ学園は
安心して居てもよい場所!
自分の話をい聞いてくれる人がいる!
相談にのってくれる人がいる!
安心して関われる大人がいる!
いつでも、訪ねてきても良い場所!
だと私は感じました。

一朝一夕でできる雰囲気ではなかったので
長い取り組みの中で、完成されたものだと思います。

毎日の積み重ねって大事ですよね!
私もがんばらなきゃ!!

スタッフYでした。

Posted by てんぽ at 15:04
上村先生講演会「メール相談から見た若者の性の現状と寄り添い方」 [2014年04月08日(Tue)]
先日NPO法人ピルコンさんが開く勉強会に参加させて頂きました。
テーマは「メール相談から見た若者の性の現状と寄り添い方」
講師は岡山県で女性総合診療クリニックを開業する傍ら、年間100校での性教育、デートDV予防教育についても全国で活発に活動。中高生から毎日100通以上のメール相談をうけて返事を書いていらっしゃいます。

まず「女性総合診療」と言う言葉を初めて私は耳にしました。
「婦人科」ではないんですね。

●女性の為の総合診療クリニック
●患者さんの症状が治るまで必ず責任を持つ
●身体と心の両面からの診療を行う
●どんな相談にも親身になって聞いてくれるクリニック
●診察内容、検査、金額、診療方法は患者さんと
  相談しながら、 患者さんが 納得できる内容で
  決定をする
●専門病院への紹介はクリニックが行い、
  治療完了までクリニックが責任を持つ
●DV にも対応する医療機関
             ※HPより抜粋※

これが上村先生のクリニックだそうです。
「女性総合診療」でググってみましたが「DVにも対応する」と言う言葉をきちんと明記しているのは上村先生の病院だけです。

今回は最近の10代の恋愛事情や、デートDVの発生の仕組み、相談への対応方法などを中心にお話いただきました。


先生は実際に10代の子達とLINEで日々やりとりされているので
先生から聞く話は「生きている」話で、本当に胸にひびくものばかりでした。
その中でも一番響いたのは「相談への対応方法」です。
てんぽでも日々利用者さんの相談に乗っていますが、
なんて答えればいいんだろうと悩むことがたくさんあります。
彼女達の抱えている人生の問題に、あまりに私の持ち合わせている言葉が力なく情けなくなることばかりです。

でも先生から教わった言葉は、さすが「命」といつも面しているお仕事をされてるだけあり
夢でも理想でもない、現実に即したよりそいの言葉ばかりでした。


多分、世間で言うところの「命」は
「尊い」とか「望まれて生まれて来た」等々の言葉で表現されることがあると思います。
でも私はその言葉が大嫌いです。
なんて乱暴なんだろうと思います。
「自分は望まれていない」と言う苦しみを長年抱えた子がてんぽを利用する子の中にはいます。
なのに「命は尊い。大切にしなければいけない。」と私は言えません。
私の「命」のイメージはただただもうものすごいたんたんと過ぎゆくものでした。
たんたんと過ぎて行ってしまうんだから、せめて楽しくハッピーに過ぎて行って欲しい。

私の長年の疑問「命」って何なんだ…上村先生の言葉がすぽっとはまりました。
知りたい人は是非上村先生を講師に招いて学んで下さいるんるん


そして勉強会に参加している人達で活発な意見交換がまたものすごい良かったです。
自己肯定感って人をそもそも追い詰めるよね、とか
どうやったら若者がAVでの性交渉は作りものだと理解してくれるのか、とかとか
学生の子達もいたので、それはそれはナイスアイデアまで!!

興味が湧いた方は是非定期的に開かれるピルコンさんの勉強会に参加してください!

皆さん、本当にありがとうございました!

ボスD

以下性のことについて取り組まれている団体のFBページですぴかぴか(新しい)
若者世代にリプロヘルスサービスを届ける会
Jfpa若者委員会「u-com(ユーコム)」
Jash(日本性の健康協会)
Posted by てんぽ at 17:26
「アフターケアの保障を実現させるために」 [2014年03月18日(Tue)]
3月15日(土)14:00-17:00に神奈川県社会福祉会館で
児童養護に関わる人々が集まってシンポジウムが開催されました。

テーマは
「アフターケアの保障を実現させるために-児童養護施設の取組と求められるアフターケア-」

神奈川新聞にも載りました。シンポジウムの詳細はこちらで。

このシンポジウムの中心は勿論児童養護施設関係者、里親、ファミリーホーム等を利用する子供たちですが、てんぽにも色濃く関係の深い話だと思っています。

実際てんぽに辿り着く子の中には児童養護施設退所後、家庭復帰したけれど上手く行かず居場所を失った子もいます。
施設を利用している間だけが支援ではありません。

私が一番心に響いたのは、ドイツではアフターケアの概念がないと言うことです。
その理由はきちんと成人支援への橋渡しがされているからなんだそうです。
日本では子どもの支援と大人の支援がまだまだ連携できていません。

てんぽはその狭間での支援をしているので、子どもの支援者の研修会にも参加させて頂き、
成人女性の支援者の研修会にも参加させて頂いております。
この両者が手を組めば「狭間」がなくなり、途切れない支援が実現出来るのに!と感じました。

先日ゆずりは代表の高橋亜美さんのお話をブログで書きましたが
今回のシンポジウムでも高橋亜美さんのお話が出ました。
シンポジストの児童養護施設 子供の家 副施設長(東京都清瀬市)
東京都社協児童部会リービングケア委員会 早川悟司 氏
が亜美さんに強く共感したのが

「ゆずりはの現状の取り組みは
  ホームレスにさせない
  犯罪者にさせない
  自殺させない   こと」


私も同じ思いです。
てんぽでのボランティア養成講座でいつも伝えるのは
「子供たちに社会の常識等をおしつけないで欲しい。私はとにかく生きててくれればいいんです」と伝えています。
「子供の幸福実現こそが支援だろう!」とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
勿論最終ゴールはそこです。
でも現状は、現実は「命」の話だと思っています。

そこを私達が繋ぎ続ける。
そうすれば子供たちが自分の手で幸福を手に入れることができるのです。

ボスD

Posted by てんぽ at 14:46
「暴力のある家庭に育つ子供たちからのメッセージ」 [2014年03月13日(Thu)]
昨日スタッフ3名で女性の家サ―ラーさんが開催したセミナーに参加してきました。
テーマは「暴力のある家庭に育つ子供たちからのメッセージ」
講師は「ゆずりは」の代表である高橋亜美さん。


高橋亜美さんが最初に「自分は講師ではなく子供たちの代弁者と言う立ち位置です」とおっしゃられ
日頃相談者の皆さんに真摯に向き合っている亜美さんの人柄が伝わってきました。



亜美さんからのお話…(私なりにまとめてしまっていますのでご了承下さい)


児童養護施設、養育家庭、自立援助ホーム等を利用している社会的養護の子供たちの人数は4700人。目の前にいる子供に対応しているだけで精いっぱいでアフターケアにまで力を割けないのが現実。
 ※社会的養護:家庭で養育されない子供たちの養育の場、機会を社会が保障する。

児童養護施設には後天的な発達障害(に症状が似ている)の子供たちが増えているが
ひとくくりに「発達障害支援」での支援になっているので
家庭環境で後天的に起きた症状への支援としてもっと細分化された丁寧な支援が必要になってきている。

児童養護施設の子供たちの高校卒業率は一般家庭に並ぶようになってきているが、
反対に自立援助ホームは中学卒業、高校中退の学歴の子が多く、苦労を強いられている。
また昔とは違い直接家庭から繋がるケースが増えて来ている。
今まで虐待されていたが誰にも発見されず、ずっと家の中で耐え、家出できる年齢になり家出をして、警察に保護され入所に繋がる。
てんぽに辿り着く子の多くがこのケースです。

そんな子供たちが辿り着く自立援助ホームで大切にしていることは
「出会えてよかった」「この人だったら信用してもいい」と子供たちに少しでも感じて貰えること。そして支援者としての立場を明らかにすることが大切。
「あなたたちが生きて行くことを応援することが私たちのすべきこと」

自立援助ホームは生活を共にする場なので一挙手一投足が全て支援。
そして健全な生活の繰り返しが非常に大切。それは朝になればカーテンがあいていること、帰ってきたら「お帰り」と声をかけること、その日常の繰り返しが心の安定を作り上げています。

施設としてルール、約束事を理解してもらうには、そのルール、約束事ができた「理由」をきちんと伝えることが何よりも大切。

自立援助ホームとして最も大切なことは
 ・安心して失敗が出来る場所であること
 ・いつでも何度でも必要な時に安心して「助けて」を発せられること

そして支援者として必要なのは
 ・想像力と柔軟性と瞬発力  
 ・知識と経験
 ・真ん中に愛


自分の口からあまり「愛」なんて言葉出て来ませんが、
こうやって改めて「愛」と聞くと、そうだよね、どんなことよりも愛だよね、
愛が全てを突き動かすんだよね、と感じました。

最後に現在亜美さんが代表をされているゆずりはでの取り組みが紹介されました。
私が何より驚いたのは相談者の年齢層です。
てっきり10代後半〜20代前半かと思っていたのですが20代〜30代が主な年齢層なんだそうです。
これを聞き、自分が今まで支援をしてきた子供たちが30代になり
相談者を失う環境になってしまう可能性もあるのだと危機感を感じました。
孤立して悩む人々と繋がり、しかるべき支援に繋げるのがゆずりはさんの取組。
今社会が一番必要としている問題に取り組まれてるんですね。本当にすごいです。


亜美さんの話を聞けて良かったです。
今まで自分がしてきたこと、これからすべきことが脳味噌の中をがーーーーーーーーーーと駆け巡りました。

てんぽは孤立した時に「誰かに相談しよう」と思って貰えるきっかけを彼等の心に残すことが支援の軸になければならない。
その為にも少しはまともな大人が世の中にちらほらいるんだと感じて貰えなければならないんですね。

そして何より嬉しかったことは大人の支援をしているサ―ラーさんで「子供」にスポットを当てたセミナーが行われたことです。
母子の支援をする時に母親だけではなく、その横にいる子供にも丁寧な支援が必要だと感じながら支援されているのが伝わって来ました。

てんぽは子供の側面からのみの支援ですが、いつもその子達の親こそ支援が必要だと思うことが多々あります。
大人の支援をしている立場の者は子供にも支援を。
子供の支援をしている立場の者は大人にも支援を。
その両者が繋がることで、セーフティーネットが作られていく。

改めてがんばらなくちゃ!!と昨日は本当に自分の心が奮い立つセミナーとなりました。

高橋亜美さん!サ―ラーさん!本当にありがとうございました。

※※高橋亜美さんが関わっている書籍の紹介です。※※
「愛されなかった私たちが愛を知るまで」


ボスD

Posted by てんぽ at 11:15
チューリップ元気の会 [2013年06月05日(Wed)]
顎から男並のひげが1本生えるスタッフDです。

先日スタッフDは友人に誘われ発達障害支援をしているLeafが主催する勉強会に参加しました。
そこで「チューリップ元気の会」の代表溝井さんに初めて会いました。
なんとも不思議なパワーを持ってらっしゃる方でした。
是非もっとお話をしたい!と思い、昨日チューリップ元気の会にお邪魔してきました。

場所は川越市職業センターの中にあります。
センターの名前からハローワークみたいなところかと思っていたのですが
障害福祉サービス施設で各部屋が作業所のようになっていました。
その2階にチューリップ元気の会はあります。

てんぽで保護する子の中には発達障害の子やボーダーの子がいることがあります。
私達は障害者支援のプロではありません。いつも悩むことが多いです。
溝井さんはご自身の2人の息子さんが発達障害だと言うことでこの会を立ち上げています。
約2時間。本当にためになるアドバイスを頂きました。
2時間話しつくしたあたりで、発達障害の支援も、私達てんぽの支援も
抱えてる根っこは同じであることがわかりました。
「良好な家庭環境」と「子ども達の自立をどう支えるか」


目指すのは「子ども達が生き生きと生きていける世界を作ること」


色んな方々と出会い、色んなお話が出来ると、私自身本当にパワーを貰います。

Posted by てんぽ at 12:43
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークのHP [2010年08月18日(Wed)]
 こんばんは。今日も酷暑でした。こんな文面で始まるブログばかり書いていて、嫌になりますね。自宅の周辺は夕立があったようで、帰宅した時には道路が濡れていました。でも、湿度が上がっただけのような。でも、蝉の鳴き声は今日はしないから、やはり少しは涼しいのでしょうか。

 さて、ずっと前に連絡がきていましたが、お知らせする機会を逸しておりました。
 私も参加している、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークのHPが7月3日に始まっていす。
 下記のサイトのネットワーク規約をご覧頂ければ分かりますが、個人で参加できる、会費もいらない緩やかなネットワークです。
 しかし、たくさんの方々が参加して情報共有などすることにより、様々な分野で活動されている専門家の知識やスキル学ことや、イベント開催などを通して、繋がりを広げていくことが可能になります。社会全体が、意識をもって個々人がそれぞれできることを行動して、その活動を広げることが大事なんだと思います。

http://end-childpoverty.jp

 また、日弁連でも今年は、人権擁護大会の分科会に「子どもの貧困」を取り上げ、そのプレシンポが各地の弁護士会でも行われています。
 皆さんお住まいの弁護士会に問い合わせてみてください。

 東京では、今週末、
2010年8月28日(土)13時〜16時(開場12時30分)
【場所】
弁護士会館2階 講堂クレオ
東京都千代田区霞が関1-1-3
「貧困で子どもたちの可能性を奪わないで〜就学の保障を切り口に〜」

 佐賀県では、8月28日午後1時30分から、佐賀市民会館大会議室において開催されます。佐賀でのプレンシポのテーマは、
「子どもの貧困」を考える 〜貧困の世代間連鎖を防ぐために〜

大阪では、「子どもの貧困」プレシンポジウム

「子どもの貧困と虐待〜負の連鎖を防ぐ子どもと家族への支援を考える〜」

【日時】2010年8月21日(土)13:30〜17:00(13:00開場)
【場所】大阪弁護士会館2階会議室
【参加費等】参加費無料・事前申込み不要

 横浜では、9月18日の午后に同じく子どもの貧困をテーマにしたプレシンポが予定されています。(地元なのに、詳細把握していなくて、理事長に注意されそうですが・・・)
 
 自分の事ではない、という他人事の意識をなくして、私たちの将来を担う子どもたちが現在どのような状況におかれていて、私たち個々人は何が出来るのかを考えてみませんか。
Posted by てんぽ at 23:20
子どもの貧困のない社会をめざして [2010年05月01日(Sat)]
今晩は。
 4月も今日で終わり。もう、2010年の1/3が終ってしまいました!!!!
 さて、「なくそう!子どもの貧困ネットワーク」は25日に全国ネットワーク設立のシンポジウムを行いました。たくさんの方々が参加されました。
 『「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク設立宣言』を皆さんにも知って頂きたいと思いました。

***********************

 前略
 『「人類は、子どもに対し、最善のものを与える義務を負う」――20世紀のはじめ、国際連盟の総会で採択された「児童の権利に関するジュネーブ宣言は、まさに「子どもの世紀」の幕開けとなるものでした。そして、「子どもの最善の利益」を共通の目標として、成長・発達する存在である子どもの幸福追求権を保障するために、国際的な取り組みが進められてきました。
 しかし、その後の社会経済の進展は、平和で平等な社会の進展には結びつかないばかりか、多くの子どもから夢を奪うような現実となって、子どもの暮らしをおびやかしています。2007年の国連総会では、「子どもが経験する貧困は、子どもの権利条約に明記されているすべての権利の否定と考えられる」として、貧困にさらされる子どもを生み出す現代社会に警鐘を鳴らしています。
中略
 私たちは、政府が子どもの貧困率の削減目標をつくり、子どもの貧困をなくすための具体的な計画を立てることを求めていきたいと思います。そして、相対的貧困率という一つの指標・数値だけでは見えてこない子どもの貧困の実相を、領域横断的な視座やひとりの人間の一生といった時間的継続的な視座からも明らかにする努力を重ねていきます。
 きょうここに、「子ども・若者『学びの平等宣言』」を作成し、若者たちが参加しているように、子ども・若者たちを主人公に、声をあげにくい子どもたちの声に耳を傾け、取り組みをすすめていきましょう。
 私たちは、子どもの貧困のない社会、子どもの貧困を放置しない社会をつくることをめざします。行政と市民、国と自治体、NPO・団体と個人などそれぞれの領域・持ち場から、子どもたちの暮らすそれぞれの地域から、手を取り合って、取り組みをすすめていきましょう。
 私たちは、このネットワークが、その要となり、つながりをつくり広げる場、発信していく場になることを願っています。
 2010年4月25日、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークの設立を宣言します。』
Posted by てんぽ at 00:18
プロフィール

子どもセンター てんぽさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/tempo/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/tempo/index2_0.xml