うーん [2013年10月31日(Thu)]
のどが渇き、冷蔵庫に「飲み物」を取りに行きま
した。 リビングの扉を開けると、一人の子が、テレビを 見ています。テレビは、コメディ系のものが、画 面にぎやかに流れています。・・・でも、それを 見ているはずの子どもには、楽しんでいるかのよ うな笑顔がありません。 その姿、「苦しいんだろうな」と感じさせるもの です。 「てんぽ」には、まさに「自分の人生」の大きな 部分をここで決めなければならない子どもたちが 入所してきます。 入所して、「2週間」くらいすると、「これから どうする?」という問いかけがはじまります。 「こうしたい!」と、はっきり言える子、言えな い子、涙が出てくる子、むっつりとだまりこくっ てしまう子等、今までの生活が走馬灯のごとく思 い出されて来ています。 「あわてなくていいよ、相談してね」と子どもた んとう弁護士、スタッフ、その他関係機関の職員 が見守りを続けます。そして、考え抜いたと思わ れる子どもから出される「希望」に沿って、その 方向性を決めていきます。 その過程を見ている私、「本当に苦しいだろうな」 と思います。 テレビを見ている子には、結局声をかけず、しば らく近くにいて、黙ってその場を離れました。 ホーム長 N |
Posted by
てんぽ
at 15:18